okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いた方は
という方ではないでしょうか。
この記事ではそんなあなたの悩みを網羅的に解決します。
この記事では
ということについて解説していきます。
バイクに乗って疲れる原因一覧と対策
時間がない人用、あとで見直しが簡単にできるように先に疲れの原因と対策の一覧を書いておきます。
疲れの原因 | 対策 |
車間距離が短い | 適切な車間距離を保つ |
荷物の積載方法 | 体ではなくバイクに積む |
走行風 | 大型のウインドスクリーンをつける ウインドスクリーンを追加する ウエアのサイズ、生地、形状を見直す |
ヘルメット | 筋トレをする 軽いものを選ぶ スポイラーのついたものを選ぶ |
振動 | 手は添えるだけにする スロットルアシスト エンジンを回す ゲルザブ レザーパンツ 振動吸収グリップ バイク用グローブ バーエンドウエイト サスセッティング |
乗車姿勢 | 正しい乗車姿勢で ニーグリップパッド 乗車姿勢を崩す ポジションを自分仕様にする |
ツーリングプラン | 楽しい道を選んで計画する |
気温 | 夏は水を被る 冬はホッカイロなどを使う インナーで上手に調整する |
休憩の入れ方 | 1時間に1回、15分程度の休憩を入れる |
休憩の過ごし方 | 「体力を回復させる」ということに集中する |
音 | ノーマルマフラーに戻す 音楽を聴く |
マスツーリング | 危険な運転をやめてもらう |
体力不足 | 筋トレ |
交通状況 | 道を譲る 追い越ししない 渋滞中はすり抜けする |
運転方法 | 両足をツンツンつかない 半クラッチを多用しない 停止の仕上げはリアブレーキのみにする |
紫外線 | UVカットのシールドを使用する 休憩中はサングラスをつける |
靴下 | 着圧や五本指靴下で血流をよくする |
それぞれ解説します。
車間距離が短い
車間距離が短いということは、前を走る車にあわせて走らなければならず、ブレーキやスロットル操作が増えてしまいます。
過度な車間距離は割り込みや追い越しを誘発してしまいますので適切な車間距離をあけて走るようにしましょう。
荷物の積載方法によるバイクの疲れ
積載量 | 積載安定性 | 街乗り | 日帰りツーリング | 宿泊ツーリング | ライディングへの悪影響 | 疲労 | 防水性性能 | 防犯性能 | |
キャリングコード | ★★☆☆☆ | ★☆☆☆☆ | ★☆☆☆☆ | ★☆☆☆☆ | ★★★★☆ | ★☆☆☆☆ | ★☆☆☆☆ | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆☆☆ |
ツーリングネット | ★★★☆☆ | ★☆☆☆☆ | ★☆☆☆☆ | ★☆☆☆☆ | ★★★★★ | ★☆☆☆☆ | ★☆☆☆☆ | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆☆☆ |
ストレッチ生地 | ★☆☆☆☆ | ★★☆☆☆ | ★☆☆☆☆ | ★☆☆☆☆ | ★★★☆☆ | ★☆☆☆☆ | ★☆☆☆☆ | ★☆☆☆☆ | ☆☆☆☆☆ |
リュック | ★★★☆☆ | ★☆☆☆☆ | ★★★★★ | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆☆☆ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
ウエストバッグ | ★★☆☆☆ | ★☆☆☆☆ | ★★★☆☆ | ★☆☆☆☆ | ☆☆☆☆☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ | ★★★★★ |
レッグバッグ | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ | ★★★★★ |
サイドバッグ | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★☆☆☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★☆☆☆☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
タンクバッグ | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ | ★☆☆☆☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ |
シートバッグ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★☆☆☆☆ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★☆☆☆☆ | ★☆☆☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
リアボックス | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★☆☆☆☆ | ★☆☆☆☆ | ★★★★★ | ★★★★★ |
などの体に荷物をくくりつける系の積載方法を採用しているのであれば今すぐにシートバッグなどのバイクにくくりつける系の積載方法に変更して下さい。
体の重心もずれるし、重量物を支えなければならないので百害あって一理なしです。
特にリュックはツーリングに使うには最悪なのでリュックを使っている方はシートバッグに変更することで疲れのほとんどの問題が解決します。
ウエストバッグなんかは荷物をパッと出せるからいいのよ!!
疲れたくないなら「バイクに乗っていないとき、動いていない時」ではなく「乗っている、動いている時」にフォーカスしてください。(めんどくせーから)先行きますよ。
日帰りツーリング用のシートバッグ
僕が使っているものです。バイクのシルエットを大きく崩しませんし、お土産を買わない日帰りツーリングには十分です。
宿泊ツーリング用のシートバッグ
僕が使っているものです。荷物をガシガシ入れることができます。
詳しくは下の記事を読んでみて下さい。
バイクの走行風による疲れ
バイク走行中は強い強風に抗っている、台風の中にいるのと同じ状況になります。
バイクの疲れのほとんどは走行風に寄るものだと思っていまう。対策としては
という対策があります。
ウインドスクリーン
大型のウインドスクリーンに変更できればもっとも効果が高いですが、バイクのスタイルを著しく崩してしまう場合はロングツーリング時(特に高速道路を多用する場合)のみ追加のウインドスクリーンを足すのもおすすめです。
タンクに伏せる
高速道路を走っているときはコーナリングの必要もないですし、走っていて楽しくない「移動の時間」なのでスクリーンに隠れるようにタンクに伏せてやり過ごしましょう。
高速道路なんかで疲れていたらもったいない!
走行風による疲れは知らず知らずにうちに溜まっていくので自分で「これくらいの風なら平気」と思わずに100km/hを超えたらタンクべた伏せしてます。
バイクウエアによる疲れ
バイクの走行に適したバイクウエアはバイクに乗っているときの安全性や快適性とても高いです。
しかし、「自分に適したもの」を選ばないとその効果は最大限になりません。特に薄くて軽く、風を通しにくいポリエステル生地の薄いジャケットのサイズが大きいと風でバタついてとてもストレスになります。
バイクウエアは自分のサイズにあったもの、特に高速道路など高速域で着用するものは厚みがあり、ある程度重さがあるものを選ぶようにしたほうが疲れは減ります。
また、フードがついているパーカータイプのものは「風をはらんで膨らみ、パラシュートブレーキの役割」を果たしてしまうのでおすすめしません。
ワックス、撥水剤で走行風を流す
この内容は匿名さんから情報提供いただきました!有意義な情報ありがとうございます!
ヘルメットにワックス、バイクにワックス、シールドに撥水材、可能な記事であればウェアに撥水材を塗布することで走行風の流れがスムーズになってスーッと走れます。ワックスや撥水剤が切れるとゴワゴワして来る感じがします。
バイクやウエアをきれいに保つことが疲れの軽減に役立つなんて素晴らしすぎる・・・
上品に乗るベテランさんのバイクがいつもピカピカなのはこのことを知っているのかもね!
バイクヘルメットによる疲れ
ヘルメットの重量と形状もツーリングの疲れに関係します。
乗車姿勢によるヘルメット重量の負担の違い
ネイキッドなど、上半身が起きた乗車姿勢のバイクでは体を支える下半身の上に頭が置かれるのでそこまで疲れることはないです。
一方でスーパースポーツなど前傾姿勢になるバイクは体を支えている下半身から離れた位置に頭が置かれます。この場合、頭の重量を下半身に預けるまでに首や腕、背筋など他の筋肉を経由する必要があるので疲れやすくなる傾向が強いです。
根本的には全身の筋肉量を増やすことで解決できます。
筋トレ以外でおなしゃす・・・
軽いヘルメットを選ぶ
筋トレをすることもかなり有効ですが、ヘルメットをカーボン製の軽いものにすることも有効な手段です。
ちょっと高いですけどね・・・>>>こちらの記事を読むと高いヘルメットを買う気になるかも
カーボンではなくても最近のヘルメットは軽いものが多いです。下の記事で国内メーカーの重量を比較しているので参考にしてみて下さい。
スポイラーのついたヘルメットを選ぶ
高速走行時はヘルメットの重量に加えて、走行風に煽られるヘルメットを支える必要があります。
このときにスポイラーがついているなど空力性能に優れた形状のヘルメットをかぶっていることで疲れを減らすことができます。
バイクの振動による疲れ
振動による疲れの対策は
というものがあります。それぞれ簡単に解説します。
グリップを握らず、添えるだけにする
最初に試すべき方法です。振動で手が痺れる場合は単に「グリップを握りすぎ」です。
グリップは
本当はグリップなんて握りたくないんだけど、スロットルとかスイッチを操作しなきゃいけないから嫌々手を添えている。
くらいの考えでいた方がライディング的にもうまくいきます。
スロットルアシストをつける
うまくグリップから力を抜けない場合はスロットルアシストを使ってみましょう。グリップに手を添えるだけでスロットルを回すことができます。
ただし、操作性は悪くなるのでスロットルアシストを使って力を抜く癖がついたら卒業することをおすすめします。
高速道路だけつけるっていうのもいいと思うよ。
もう少しエンジンを回して走る
エンジンは回転数を上げた方が振動はおさまります。特に2気筒以上のバイクは互いのピストンが振動を打ち消し合ってくれるくれるので高回転で回したエンジンがどんどん1つの点に収束していくイメージになります。
僕は大型のVツインエンジンのバイクに乗っていますが、回転数を上げると電動バイクみたいに振動がなくなります。まぁ電動バイク乗ったことないんですけどね!HAHAHA!
次のツーリングからは少し意識して高回転でエンジンを回してみましょう。
シートの上にクッション(ゲルザブなど)を設置する
シートの上にクッションを敷いて振動を吸収します。スポーツ走行時の操作感は悪くなるので
今日はまったりツーリングの日!高速道路メイン!
という日に使用するようにのみ使用するのがおすすめです。
レザーパンツを履く
ジーパンを履いてお尻がしびれる方はバイク用のパンツ、できればレザーパンツを履いてください。
厚みがあるので振動が伝わりにくくなります。
僕は普段レザーパンツを愛用していますが、以前バイク用のジーパンに浮気をしてお尻の疲れに絶望してすぐ捨てた経験があります。
振動を吸収するグリップをつける
振動を吸収するグリップを取り付けます。手の振動が緩和されます。
スポンジタイプだと湿気を吸って数ヶ月で異様な臭いを発するのでゲルタイプのものを選びましょう。
生乾きの雑巾みたいな臭いがしてくるよ。グローブに臭いが移るよ・・・
バイク用のグローブを使用する
素手や軍手で運転している方はバイク用のグローブを使うようにしましょう。
バイク用のものは厚手でしかっり作られているので振動が伝わりにくいです。また、グリップが良いのグリップを握る手から力を抜きやすくなります。
バーエンドウエイトをつける
グリップエンドに重りをつけるとハンドルの振動を抑えることができます。
硬すぎるサスペンションによる疲れ
サスセッティングが柔らかすぎるとふわふわした乗り心地になり、硬すぎるとゴツゴツした乗り心地になります。
あまりものふわふわしていてもの乗りづらいものですが、振動で疲れるような方は思い切ってサスペンションを柔らかくするものいいと思います。
セッティングでいじれる範囲は車種によって変わってきますが、下の記事を参考にサスセッティングを始めていただければと思います。
基本的に調整機構を反時計回しにすると柔らかくなるよ。
ここまでの内容で振動による疲れはほとんど解消できるかと思います。
乗車姿勢による疲れ
ただしい乗車姿勢でバイクに乗ればほとんどの疲れは解消します。バイクに乗って疲れやすい人はニーグリップができていなかったり、腕に力が入っていることがほとんどです。
セパハンバッグステップのバイクでもただしく乗車姿勢を作れば何百キロ走ることができます。
というステップを踏めば自然と正しい乗車姿勢で座ることができます。
詳しくは下の詳細記事を読んでみてください
ニーグリップが苦手な方はニーグリップパッド(トラクションパッド)がおすすめです。小さな力でしっかりニーグリップできるようになります。
同じ乗車姿勢を続ける疲れ
ただしい乗車姿勢をとっても「長時間同じ姿勢をとりつづける」ということは体に大きな負担になります。
バイクに乗るときは正しい乗車姿勢が基本になりますが、たまに
という動きを取り入れることで血流を良くすることができます。
手放しとかあぶねーだろ
そのあたりは自己責任で選んでください。僕は安全な車間距離を空けてすべてやっていますよ。
ポジションが自分仕様になっていない疲れ
レバー類やペダル類が自分の体にあっていないと、手や足をすっと伸ばしたときに
という無駄な動作が増えます。
小さなことに感じるかもしれませんが、一回のツーリングで何度も触る部分なので塵も積もれば山となる・・・です。
またこうした小さいことはコツコツ積み重なった精神的なストレスにもなります。下の記事を参考に、一度自分のバイクのレバー、ペダルの位置関係を見直してみてください。
ツーリングプランによる疲れ
景色の変わらない、速度も変わらない、コーナーもない高速道路やバイパスは運転しているととても疲れます。
また信号によるストップ&ゴーが多い、交差点やお店が多く他の車両や歩行者などに特に注意を払わなければならない市街地はとても疲れやすいです。
高速道路の使用は最低限にし、市街地やバイパスを避け「楽しい道だけ通るツーリングプラン」を建てるようにしましょう。
プランニングは下の記事を参考にしてみてください。
東北道をひたすら走って5時間で東北に向かうより、下道で14時間かけて東北に向かった方が疲れは圧倒的に少なかったです。時間の許す範囲で下道を利用しましょう!
さすがに都内は首都高使ったでしょ??
3時起きで下で行きましたよ。空いている都内楽しかったです。日中は絶対に走りたくないですが。
(オコモトは本当高速道路嫌いなんだよなぁ・・・)
気温による疲れ
暑いとどんどん体力を奪われます。寒いと体に力が入って疲れます。
一部のバイクを除いてバイクにはエアコンがついていないので体温調節は身につけるもので行う必要があります。
季節ごとにベストな服装をまとめているので下の記事を参考にしてみてください。
身につけるもの以外で僕が行っている温度管理を簡単にまとめると
というものがあります。
ツーリングでは基本的にインナーの調整で温度管理をするよ。
間違った休憩の入れ方による疲れ
ツーリングの疲れはある一点(画像では臨界点)を超えると一気に疲れ、また回復が困難になります。
この臨界点に達する前にこまめに回復していくことでツーリングの疲れをコントロールし、帰宅時に心地よい疲れとともに帰ってくることができます。
具体的には1時間に1回、15分程度の休憩を入れるようにしましょう。
詳しくは下の詳細記事を読んでみてください
間違った休憩の過ごし方による疲れ
ツーリング中の休憩は「体力を回復させる」ということに集中するべきです。
ツーリング先ではそれができていない方を多く見ますが、
などちょっとしたことで体力の回復度合いは大きく変わってきます。このあたりを心がけるようにしましょう。
立ちっぱなしでジェットヘルメット被ったまんまひたすらおしゃべりしてるマスツーの人とか多いよね。カフェでも行けばいいのに・・・
もっとくつろげる環境でおしゃべりすればいいと思うの
音による疲れ
特に長距離ツーリングをすると「音」による疲れを感じることがあります。
自分が付けたくて付けた社外マフラーも最初は
アクラいい音~♪
となりますが、少し時間が経つと
なんかうるせーな・・・
と感じるのはあるあるだと思います。
いい音のマフラーは他人のバイクで楽しむのが一番良かったりするものです。
なるべく考えないようにしていたけれど、実は
なんかうるせーな・・・
と思っていた方はこれをきっかけにノーマルマフラーに戻してみてください。もしかしたら疲れが減るかもしれません。もしも効果がなければまたアクラポビッチに戻せばOKです。
他にも「ヘルメットの風きり音」「エンジンからのメカノイズ」など疲れを感じさせる音があるので、音楽を聴いたりして少しでもノイズを遠ざけると音による疲れは軽減されます。
マスツーリング時の疲れ
うっとうしい排気量マウントおじさんがマスツーリングにいても、それはあなたが選んだグループなので我慢するしかありません。受け入れるしかありません。
しかし、
ということが繰り返される場合は幹事の方に
ねーあれうっとうしいからやめさせて。
と言ってもいいと思います。
こういった行為をされるといつも以上に周りに強いアンテナを立てないと接触の可能性があるのでとても疲れやすくなりますし、落下物の緊急回避ができなくなります。
ただでさえ気疲れすることが多いマスツーなので危険が伴う行為はやめてもらった方が良いです。
体力不足による疲れ
僕は元々
バイクに必要な筋力はバイクに乗っていればついていくでしょ。筋トレなんて必要ないでしょ。
という考えでした。
しかし、コロナの報道がでて割とすぐの2020年2月から約一年間続けた「勝手に自主自粛期間」(最初の緊急事態宣言は2020年4月7日~)が明けて約1年ぶりにツーリングに行ったところ、約3時間で腰痛を発症し、
と悲しくなり、筋トレを始めたことで
という良い事だらけだでした。
やり方は簡単!YouTube動画に合わせて動くのと、懸垂をするだけさ!具体的な方法は下の記事を呼んでくれよな!セロトニン(脳内ホルモン)をドバドバ出して成功者になろう!
努力が嫌いな方は下の記事へどうぞ。
交通状況による疲れ
自分のペースで走れないとツーリングは疲れます。
譲った方が疲れない
周りのペースが速すぎるのであれば後続車に積極的に道を譲るようにしましょう。このとき気をつけたいのが「キープレフトをして自分専用車線をゆっくる走る」という走り方をしないことです。
この走り方は初心者の方にありがちなのですが、周りの迷惑になるだけでなく、スレスレを抜かれることが多くなるので絶対にやめましょう。
正しい道の譲り方は下の記事を読んでみてください。
追い越ししない方が疲れない
自分のペースが大事だといっても
自分のペースが大事!ガンガン抜いていくでー!
という走り方では周りに不快感と危険の可能性を感じさせるので絶対にやってはいけません。
少なくとも制限速度目一杯で流れている道は大人しく走りましょう。前へ前へという気持ちもわかりますが、それを続けていると結局神経がすり減って疲れます。
という余裕のある、スマートなライディングをしましょう。
渋滞中のすり抜けはした方が疲れない
先述の内容と矛盾するかもしれませんが、「疲れ」という角度から考えるとすり抜けはした方が絶対にいいです。
バイクは低速走行が苦手なので速度が遅ければ遅いほどライダーの入力が大きくなりますし、ずっと半クラッチをしていると体力的にもバイク的にもよくありません。
違反にならないすり抜けを積極的に行って疲れにくいようにしましょう。
渋滞中の走り方は別記事を用意しているので一度読んでみてください。
運転の仕方による疲れ
特に極低速域ではちょっとしたバイク操作が疲労蓄積の原因になります。
こんなことを意識すると小さな疲労蓄積を予防できると同時に立ちゴケのリスクも遠ざけることができます。
紫外線による疲れ
目から紫外線を吸収すると、脳から活性酸素が分泌され、脳がストレスを感じることで疲労につながります。
単純に目から入る紫外線を減らせばこの疲労は減らすことができるのでUVカットのシールドを使用するようにしましょう。
アライ、ショウエイのクリアシールドはカット機能がついています。
色付きの方がカット性能は高いけど、安全性を考えるとクリアでいいと思うよ。
有色人種である我々日本人は眼の中の虹彩内部のメラニン量が多いので光に対して青い目の白人の方ほど敏感ではありませんが、どうしても疲れる方は休憩中にサングラスを付けるのもいいと思います。
ツーリングではサングラスをラフに扱う局面の方が多くなるのでファション性やブランドを重視するよりもスポーツユースのものを選ぶのが良いかと思います。
とはいえ、普段からサングラスをしている方であればサングラスは必携品になるでしょうが、「ツーリングだからサングラスが必要!」というのはかなり外していると思います。
夜でもサングラスしている人って何考えているんですかね!
バカモン!日本人でも夜にサングラスが必要な人がいるんじゃ!
視覚過敏の人ですか?
ポン中は瞳孔が開きっぱなしになるから夜でもサングラスが必要なのじゃ!!
(ヒロポン世代かぁ・・・)
靴下による対策
同じ姿勢を続けるツーリングは全身の血流が悪くなり、疲れたり足がむくんだりしやすくなります。
バイク専用の靴下や、着圧靴下、五本指靴下を使用することで疲れを減らすことができます。
ツーリングの疲れから早く回復する方法
ツーリングの疲れから早く回復するには
という方法がおすすめです。どれも僕が実践している方法なので気になる方は下の記事を読んでみて下さい。
疲れにくいバイクの特徴
という特徴をもつバイクがもっとも疲れにくいです。具体的な車種を挙げるとGSX-S1000Fのような車種になります。
1ヶ月ぶりのバイクだ!
— OSAP@GSX-S1000F (@osap0311) January 9, 2022
ぶらっと和歌山まで~ pic.twitter.com/ud8KB77jUU
GSX-R1000をベースにしているので性能はとても高いです。
GSX-R1000をツーリングユースに調整したような仕様なのでツーリンガーには超絶おすすめ。
「SSをネイキッド化しました!」という車種は「風圧に耐えきれないだろ・・・」と思いますが、カウルがついていて、ポジションはネイキッドに近いGSX-S1000Fのようなバイクはツーリング趣味バイクとしては最上位に位置するくらいおすすめです。性能が高くて軽く、防風性能(=高速道路走行性能)がとても高いという意味で。
価格 | 1207800円 |
エンジン | 水冷直列4気筒 |
排気量 | 998cc |
車両重量 | 214kg |
最大出力 | 148PS |
最大トルク | 10.9kgf・m |
変速機形式 | 6速 |
ホイールベース | 1460mm |
キャスター角 | 25°00’ |
全長×全幅×全高(mm) | 2115×795×1180 |
シート高 | 810mm |
燃料タンク容量 | 17L |
燃料の種類 | ハイオク |
カタログスペック燃費 | 23.8km/L |
実燃費 | 19km/L |
実燃費での航続可能距離 | 323km |
最高速 | 230km/h |
パワーウエイトレシオ | 1.44kg/ps |
トルクウエイトレシオ | 19.6kg/kgf・m |
パワー円レシオ | 8,160円/PS |
ちなみに最も疲れやすいバイクはスズキのGOOSEとかです。僕が大好きなバイクです。バイクは「疲れにくさ」より「自分が気に入ったもの」に乗るのがもっとも疲れにくかったりします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
疲れの原因 | 対策 |
荷物の積載方法 | 体ではなくバイクに積む |
走行風 | 大型のウインドスクリーンをつける ウインドスクリーンを追加する ウエアのサイズ、生地、形状を見直す |
ヘルメット | 筋トレをする 軽いものを選ぶ スポイラーのついたものを選ぶ |
振動 | 手は添えるだけにする スロットルアシスト エンジンを回す ゲルザブ レザーパンツ 振動吸収グリップ バイク用グローブ バーエンドウエイト サスセッティング |
乗車姿勢 | 正しい乗車姿勢で ニーグリップパッド 乗車姿勢を崩す ポジションを自分仕様にする |
ツーリングプラン | 楽しい道を選んで計画する |
気温 | 夏は水を被る 冬はホッカイロなどを使う インナーで上手に調整する |
休憩の入れ方 | 1時間に1回、15分程度の休憩を入れる |
休憩の過ごし方 | 「体力を回復させる」ということに集中する |
音 | ノーマルマフラーに戻す 音楽を聴く |
マスツーリング | 危険な運転をやめてもらう |
体力不足 | 筋トレ |
交通状況 | 道を譲る 追い越ししない 渋滞中はすり抜けする |
運転方法 | 両足をツンツンつかない 半クラッチを多用しない 停止の仕上げはリアブレーキのみにする |
紫外線 | UVカットのシールドを使用する 休憩中はサングラスをつける |
という記事でした。
ツーリングは「行きはよいよい、帰りは怖い」の典型です。行きは期待と楽しさで疲れを感じませんが、「帰るぞ」となった瞬間に尋常ではない疲れが襲ってきます。
この記事の方法であなたを襲う疲れが少しでも減ったのであれば嬉しく思います。疲れの少ない運転は安全運転の基本です。
今日も明日も明後日もバイクライフをより長く楽しむためにちょっとした工夫を重ねていきましょう。
痛みが出る方は下の記事を読んでね。
コメント
ヘルメットにワックス、シールドに撥水材、バイクにワックス、ウェアに撥水材(可能な生地であれば)も効果がありますよ。空気の流れがスムーズになってスーッと走れます。切れるとゴワゴワしてきますね。 お試しあれ
匿名様
コメントありがとうございます。
それは知りませんでした・・・有益な情報ありがとうございます!記事に追加しておきます!