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バイク三郎
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キープレフトとは?キープレフトの原則の誤解がバイクに超危険な意味

キープレフトとは?キープレフトの原則の誤解が超危険な意味公道の走り方
オコモト
オコモト

okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!

この記事にたどり着いた方は

こんな方向けの記事です。
  • キープレフトは「バイクや原付は道路の左側を走る」というルールだと思っている
  • 強引に追い越されることが多いライダー

という方ではないでしょうか。

キープレフトの認識が誤ったままだと・・・というかキープレフトをすると知らず知らずの内に周りに迷惑をかけていたり、自分に危険が及んだりします。


この記事では

この記事でわかること
  • キープレフトの一般的なイメージ
  • キープレフトの原理、道路交通法の記載
  • 原付が車線上のキープレフトをする理由
  • キープレフトしているバイクがいる理由
  • 「バイクはキープレフトだろ!」と言われたときの返し


ということについて解説していきます。

この記事は

この記事の結論
  • 「原付やバイクは車線の左端を走りなさい」という法律はない
  • 左端を走るとむしろ危険
  • 車線の真ん中か右寄りを流れに乗って走ろう
  • 譲りたいときは譲る意思を明確に後続車に伝えよう


という4つの結論に向かって進んでいきます。

キープレフトの一般的なイメージ

キープレフトの一般的なイメージ


キープレフトとは「左側を保つ」と言う意味なので、一般的なキープレフトの認識として多いと思われるのが上の図のような「バイクや原付は左側を道路の左側を走る」というものではないでしょうか?
これは実際の道路で日常的に見ることができる光景の1つだと思います。

人によっては

バイク乗り
バイク乗り

原付やバイクだけじゃなく、車もキープレフトが基本だよね!本来は車も左側を走らなきゃいけないんだよね!


という方もいると思います。

ドライバーokoko
ドライバーokoko

原付はキープレフトをしているけど、バイクはたまにキープレフトしていないのが多いわよね!キープレフトを守りなさいよ!


と思っているドライバーの方も少なくないと思います。

では道路交通法ではキープレフトをどのように定義しているのでしょうか?

キープレフトの原理、道路交通法の記載

キープレフトの原理、道路交通法の記載


実は道路交通法には「キープレフト」という言葉の記載は全くありません。

「道路の左側を走行する」というニュアンスが出てくる部分は

道路交通法のキープレフトの記載
  • 道路交通法第十七条
  • 道路交通法第十八条
  • 道路交通法第二十条

です。これらの条文からキープレフトを考えていきます。

条文をイラストに起こながら解説していきます。

道路交通法第十七条【道路交通法のキープレフトの意味】

車両は、道路(歩道等と車道の区別のある道路においては、車道。以下第九節の二までにおいて同じ。)の中央(軌道が道路の側端に寄つて設けられている場合においては当該道路の軌道敷を除いた部分の中央とし、道路標識等による中央線が設けられているときはその中央線の設けられた道路の部分を中央とする。以下同じ。)から左の部分(以下「左側部分」という。)を通行しなければならない。

引用元:https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=335AC0000000105#116
道路交通法第十七条【道路交通法のキープレフトの意味】
片側二車線の場合
片側一車線のときの道路交通法第十七条【道路交通法のキープレフトの意味】
片側一車線の場合
両側一車線のときの道路交通法第十七条【道路交通法のキープレフトの意味】
両側一車線の場合


これは単に「日本は左側通行です」ということを記載しているだけです。

道路交通法第十七条意訳

日本は左側通行です。

道路交通法第十八条【道路交通法のキープレフトの意味】

車両(トロリーバスを除く。)は、車両通行帯の設けられた道路を通行する場合を除き、自動車及び原動機付自転車にあつては道路の左側に寄つて、軽車両にあつては道路の左側端に寄つて、それぞれ当該道路を通行しなければならない。

引用元:https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=335AC0000000105#116


車両通行帯とは、センターラインや車線を区切る線など「車両の進行方向ごとに引かれている線で区切られている通行帯」という解釈でいいかと思います。

車両通行帯とは



この条文は両側一車線の狭い道で車がすれ違えるように、見通しの悪いカーブで正面衝突をしないようにするためのものです。

オココ
オココ

確かに片方に寄っていないと出会いがしらの事故がたくさん起きるわね・・・

道路交通法第十八条【道路交通法のキープレフトの意味】
両側一車線の狭い道
道路交通法第十八条意訳

狭い道ではちゃんとすれ違えるように、正面衝突しないように左側を走りなさい。

道路交通法第二十条【道路交通法のキープレフトの意味】

車両は、車両通行帯の設けられた道路においては、道路の左側端から数えて一番目の車両通行帯を通行しなければならない。ただし、自動車(小型特殊自動車及び道路標識等によつて指定された自動車を除く。)は、当該道路の左側部分(当該道路が一方通行となつているときは、当該道路)に三以上の車両通行帯が設けられているときは、政令で定めるところにより、その速度に応じ、その最も右側の車両通行帯以外の車両通行帯を通行することができる。

引用元:https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=335AC0000000105#116
道路交通法第二十条【道路交通法のキープレフトの意味】


これは高速道路の走行車線と追い越し車線がもっともわかりやすいです。

少し詳しく書くと、

道路交通法第二十条の詳細図


こんな感じになります。

右車線は右折のために使います。

道路交通法第二十条意訳

基本は一番左の車線を走りなさい。

道路交通法のキープレフトまとめ

道路交通法のキープレフトまとめ


以上のように道路交通法では

道路交通法のアナウンス
  • 日本は左側通行です。
  • 狭い道ではちゃんとすれ違えるように、正面衝突しないように左側を走りなさい。
  • 基本は一番左の車線を走りなさい。


ということしか規定されていません。

誤解されたキープレフト



最初に出した「キープレフトの一般的なイメージ(上の図の状態)」を実現するためには

二輪以下の自動車及び原動機付自転車にあつては車両通行帯の有無に関わらず、最も左寄りの車線の左側に寄つて、軽車両にあつては道路の左側端に寄つて、それぞれ当該道路を通行しなければならない。


と言うような条文が必要ですが、現行の道路交通法には「原付や二輪が車線の左側を走りなさい」ということは書いていません。

つまり、「キープレフトとは原付や二輪車(あるいは四輪も)が車線の左側を走らなければならないこと」というのは間違いということになります。

「バイクはキープレフトだろ!」と言われたときの返し

「バイクはキープレフトだろ!」と言われたときの返し


ですので道路の真ん中を走行しているときに

ドライバー
ドライバー

バイクは左を走れ!!!



と言われたら

オコモト
オコモト

道路交通法にはそのような記載はないです。もしも道路交通法十七、十八、二十条を根拠にそのようにおっしゃっていて、仮にあなたの法解釈が正しとするならば、四輪車もキープレフトをしなければならないということになります。僕が左に寄ったらあなたも左に寄って後ろを走ってくださいね。


と言えば問題ありません。

バイク太郎
バイク太郎

(逆に揉めそう・・・)

原付が車線上のキープレフトをする理由

原付が車線上のキープレフトをする理由


しかし公道を走るほとんど全ての原付はキープレフト(車線の左側を走る)をしていますよね。

オココ
オココ

確かに道の真ん中を走る原付はあまりみないわね



道路交通法で考えると、原付は一番左側の車線しか走ってはいけませんが(十八条の自動車に原付は含まれないため)その車線内の左に寄る必要はないのですがこれは何故なのでしょうか。

それは「左に寄った方が安全だから」「周りへの配慮」「道路交通法第27条第2項」です。

道路交通法第27条第2項

車両(乗合自動車及びトロリーバスを除く。)は、車両通行帯の設けられた道路を通行する場合を除き、最高速度が高い車両に追いつかれ、かつ、道路の中央(当該道路が一方通行となつているときは、当該道路の右側端。以下この項において同じ。)との間にその追いついた車両が通行するのに十分な余地がない場合においては、第十八条第一項の規定にかかわらず、できる限り道路の左側端に寄つてこれに進路を譲らなければならない。

引用元:道路交通法


原付の制限速度は30km/hに定められているので、単純に周りの自動車の流れにのって運転することができません。

道の真ん中を制限速度で走っていては周りの迷惑になりますし、車間を詰められたり無理に追い越させて危険な思いをします。

左に寄って走ればそれらを回避することができます。

バイク三郎
バイク三郎

30km/hで走っている原付はあまりいないんだけどね。

オコモト
オコモト

それはそうなんですが、車の流れに乗って走ることは難しいですからね。

バイクのキープレフトは超危険

バイクのキープレフトは超危険


50cc以上のバイクでも誤ったキープレフトの解釈をしているのか、左側を走行する方がいます。この運転はかなり危険でトラブルの元になる場合が多いです。

バイクのキープレフトが危険な理由
  • 道を譲っていると勘違いされる
  • 「バイク絶対抜くマン」に抜かれる
  • 思考停止ドライバーが抜いてくる
  • パンクしやすい

それぞれ解説します。

キープレフトは道を譲っていると勘違いされる、幅寄せされる

キープレフトは道を譲っていると勘違いされる、幅寄せされる

左に寄って走っている状況は後続車から見ると「道を譲るために左に寄っている」と勘違いしやすいです。特にバイクの前にスペースがあるときは尚更です。

ライダーはまったく譲るつもりがないのに急に抜かれるとびっくりします。中には文句の1つでも言いたくなる方もいるでしょう。

また、「譲ってくれている」ということは「抜いたら減速してくれる」「加速はしないだろう」と思わせてしまうので、抜いた直後に幅寄せ気味にされることも多いです。

「また幅寄せされた!」と言う方はこういう運転をしていることがほとんどです。僕は幅寄せをされたとこは1度もありません。

典型的なトラブルの例  0:44~
バイク三郎
バイク三郎

この動画のライダーがフラフラせずに車線の真ん中を走っていれば起きなかったトラブルだよ。バイクで走るときは「後ろからみてどう見えているか」ということを考えた方がいいよ。

キープレフトをしていると「バイク絶対抜くマン」に抜かれるので危険


世の中には「バイクを絶対に抜く!(使命感)」と自らに縛りを設けているようなドライバーがいます。こういった方は少しでもバイクの右側が空いているとわざと幅寄せをしてでも抜きにかかってきます。

バイク次郎
バイク次郎

こういう車には近づかない方がいいよ。君子危うきに近寄らずだよ。

キープレフトをしていると思考停止ドライバーが抜いてくるので危険

キープレフトをしていると思考停止ドライバーが抜いてくるので危険


バイク絶対抜くマンではなくても、なにも考えていないドライバーはスペースが空いていれば思考停止で横づけしたり追い抜いたりしていきます。

バイク三郎
バイク三郎

キープレフトをしていると急に抜いてくるドライバーのほとんどがこれだよ。ピーピーだから仕方がないんだけど正直ピーしたくなるよね。

キープレフトをしているとパンクしやすいので危険


道路上に落ちた異物はタイヤによって弾かれたり、走行風で押されたりして道路の端の方に移動していきます。通常車が走行しない場所に異物が蓄積されていくので、道路の端を走れば走るほどパンクする可能性は高くなっていきます。

初心者の身勝手なキープレフトは超迷惑

初心者の身勝手なキープレフトは超迷惑


初心者の方で

オココ
オココ

流れに乗らないから!スピード出すの怖いから!制限速度だから!

という理由で原付並みの速度でキープレフトをして、自分専用車線を作る方がいます。

原付であれば右に車線変更をすることもないので周りの状況とタイミングを見て抜くことは難しいことではありません。

しかし、バイクは「自動車」なので右に車線変更をする可能性があります。原付とは違って交通の流れに乗れるものなのにゆっくり走っていると逆に危険です。

とくに思考停止で運転していないドライバーからすると

可能性を考えられるドライバー
可能性を考えられるドライバー

急に右に寄るかも?譲ってくれてるの?道に迷ってる周り見えてる?こっちに気付いてる?抜くに抜けないよ!後ろ詰まっちゃったどうしよう!

と、とても不安になります。

バイクに乗るのであればきちんと周りの速度に合わせて走行しましょう。譲るのであれば車に追いつかれたときに左ウインカーを出して左に寄ればいいです。明確に「お先にどうぞ」と意思表示を出すのが大事です。

バイク太郎
バイク太郎

制限速度60km/hの道を乗用車が「怖い」という理由で30km/hで走っているのと同じなんだよ。「怖いからゆっくり」は勝手過ぎる。

オコモト
オコモト

上手な道の譲り方は下の詳細記事を読んでみてください

バイクは車線の中央が右寄りを流れに乗って走るのが良い


このような事情から、バイクは車線の真ん中か若干右寄りを走行するのが安全です。

オコモト
オコモト

右に寄ったら寄ったで左から抜いてくる思考停止なバイクがいるんですけどね。

昔乗ってたの
昔乗ってたの

車よりもバイクの方が走っている台数が少ないからひやっとする機会で言えば左に寄っていない方が良いのじゃ。

バイクは車線の中央が右寄りを流れに乗って走るのが良い
バイク三郎
バイク三郎

「公道は頭がピーピーばっかりだ。それから身を守るのは自分の力だ」という気持ちで運転しようという事。

まとめ


いかがでしたでしょうか。

この記事の結論
  • 「原付やバイクは車線の左端を走りなさい」という法律はない
  • 左端を走るとむしろ危険
  • 車線の真ん中か右寄りを流れに乗って走ろう
  • 譲りたいときは譲る意思を明確に後続車に伝えよう

という記事でした。

仮にこの記事の法解釈が間違っていても「左寄りを走ることは危険」ということに変わりはありません。左寄りを走らないと違反で捕まるという世界になれば左を走りますが、「法解釈が間違っているかもしれない」程度であれば左側を走った方が安全かと思います。

コメント

  1. 匿名 より:

    原付も別に端に寄らんで堂々と走ったら良いと思ってる人がほとんどだと思う!
    しかし考えてみろ、原付一種の最高速度は30km。普通の幹線道路の制限速度や法定速度は50kmや60kmがほどんどだ。
    という事は必然的に後続の車両が追いついてしまう。
    そうなると『道路交通法第27条』が絡んでくるので必然的に追いつかれた車両の責任が生じてくるのだよ。
    となるとだ、最高速度30kmしか出せない原付は後続の自動車がいる限り道路の左端を走るしか無いんだよね・・・

    • okomotookomoto より:

      確かに「周りへの配慮」「むしろ危険だから」という理由以外に道路交通法第27条がありますね!記事に追加しておきます!ありがとうございます!

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