okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いたあなたは、
という方ではないでしょうか。初心者の方は速度域が高い高速道路のことを危険な道路と考えている方も多いですが、信号や交差点がなく、免許所持者しかいない高速道路は一般道よりもよっぽど安全。
確かに飛び出してくる歩行者とか、信号無視をする自転車はいないものね!
「高速道路は一般道よりもよっぽど安全」ということをマインドセットしただけではあなのた不安は完全に解消していないと思うので、この記事では、
ということについて解説していきます。最後まで読めばあなたの不安は自信に変わります。変わるといいな!
初心者は要確認!高速道路にいつから乗れる?
最近は150ccなど中途半端(いい意味で)な排気量のバイクがあるので、自信を持って高速道路を走られるようにまずは条件などを確認していきましょう。高速道路を走ることができるバイクは、
125cc超過、以下がわかりにくいかもしれないので免許とナンバーの色も足しておきました。
この記事を読んでいる方には必要ないかもしれませんが、ちなみに二人乗りの条件は、
という感じ。1人でバイクに乗る場合は免許取得直後から高速道路を走ることができます。
詳しくは高速道路を走る条件、注意点をまとめたこっちの記事を読んでみてね。
あなたのバイクが合法的に高速道路を走れるバイクということが確認できたのでシーン別にコツを解説していきます。
怖い気持ちを減らすための【準備】
現場で慌てなくて済むようにしっかり準備をしていきましょう。
ということをそれぞれ簡単に解説します。
支払い方法に応じた準備をする
ETC車載器を搭載しているか否かで準備は変わります。
ETCレーンを通れる方の準備はこれだけ。シンプルですね。
一般レーンを通る方はクレジットカード/ETCカード/現金(高速料金に対してお釣りが来る金額でお札のみ)を用意します。財布の中に入れたままだとあとでモタツキます。
降りる直前のSAで準備してもいいけど、うっかり忘れることもあるし、予期しないところで料金所があったりするからね。準備しておくのが安心安全!
ちなみに首都高ではクレジットカードは使えませんがETCカードであれば手渡しで支払いを済ませることができます。
首都高をよく利用する方はこのためだけにETCカードを発行してもいいと思うよ。車とかレンタカーでも使えるしね!
ナビをセットし、料金所を通過したあとに曲がる方向を確認する
ベテランの方は「高速道路は目的の出口まで行くだけだからナビはしない」という方もいますが、ナビをつけっぱなしにしたほうがいいです。安心感が全然違いますよ。
高速道路には多くの分岐点があり、分岐を間違うとリカバリーするのに大変な時間がかかってしまいます。分岐の案内看板がでてきて「あれ?次の分岐は直進?左に行く?」と思ってもバイク乗車中にそれを調べる術はありません。
車なら助手席の人に調べてもらったり相談したりできるけどバイクは無理ね・・・
少しでも不安材料を取り除いてあげるのが心の余裕、安全運転に繋がります!
ナビをまだ設置していない方はこちらの記事で簡単な設置方法を解説しているので参考にシてみて下さい。
また、最初の分岐である「料金所を過ぎたら左右どちらの分岐か」ということはあらかじめ頭に入れておいたほうが安心です。
複数のレーンがある入口は周囲の安全確認を丁寧にやらなければならないのでナビをみなくても分岐をクリアできるように左右どちらに行くかだけは覚えておきましょう!
準備が整ったら高速道路の入り口に目指して出発です。
現金ライダーは【発券機】も油断しない
ここでもETCレーンと一般レーン(現金やクレジットカード)の方では対応が異なります。
一般レーンにはない「バー開かなかったらどうしよう症候群」になりながら慎重に通過しましょう。
ETCは車と同じじゃの。先行車、自分のバーが開かないことを想像しながら通過するのじゃ!
1速に入れたまま停車するか、ニュートラルに入れるかは正直好みですが僕はニュートラルに入れます。僕がそれを選んでいる理由やスムーズにニュートラルに入れてスムーズに発進する方法は信号のストップ&ゴーの記事を参考にして頂ければ幸いです。ニュートラルに入れるのが苦手な方はスコスコ入るニュートラルの入れ方の記事を読んでみて下さい。
発券機はバイクに対して右側にあるので右手で通行券を獲ります。折り曲げないように右のポケットに入れてしっかりチャックを閉めましょう。
右利きの方はクレジットカードなどが入っているポケットに通行券を入れることになるので念のためジャケットの上から触って「通行券を入れる時にカードを落としていないか」「カードはポケットにはいっているか」を触覚で感じて下さい。
通行券を入れるだけだからクレカは落ちないんだけど念のため!僕心配性!
タンクバッグとかがあればきっと楽よね!?
一般レーンの方はETCレーンを通る車両との速度差に十分な注意が必要です。
ETCレーンは20km/h以下で走行しなければならないものですが、実際の車両はそれ以上の速度で通過していくことがほとんど。
一般レーンの方は完全に停止した状態から走り始めるのでETCレーンの間には大きな速度差があります。
幸いバイクは加速力がとてもいい乗り物なのでしっかりスロットルをひねりましょう。
最難関は怖すぎ?本線に【合流】するコツ
初心者の方が高速道路走行でもっとも怖いと感じるのが加速車線から本線に合流するのときではないでしょうか。そういう方は恐らく、
本線を走っている車があたしを入れてくれるかしら・・・
と思っているはずです。「車に入れてもらおう」と受け身で考えてはいけません。我々の乗るバイクは車と比べて圧倒的に加速力がいいです。
本線を走る車は80キロからせいぜい100キロ程度で走っています。バイクが加速車線を使って100キロまで加速することは難しいことではありません。どんなに加速が悪い250ccのバイクでも100キロに達するまで数秒あれば十分。
大切なのはバイクの加速力を信じて活かしてしっかり加速し、本線との速度差をなくして自分から能動的に本線に入るということです。
しっかり加速をすれば「たまたま空いているスペース」ではなく、「自分が入りたいスペース」まで加速して入ることが可能です。
「命の舵を赤の他人に任せない」というこのマインドは安全運転をする上でもとても重要ですよ。
80キロ・100キロでも250ccでも怖くない!【走行】のコツ
合流してしまえばあとはナビの指示に従って目的の出口まで向かうだけですが、初心者の方のためにちょっとしたコツを書いておきます。
それぞれ簡単に解説します。
広めかつ、一定の車間距離で走行車線を走る車を追うのが安全
車間距離を広く取るのは安全運転の基本です。「一定の車間距離」というのは「周りの流れに合わせて走る」ということです。一定の車間距離を保って入れれば周りの流れに合わせられているということになります。
高速道路はゆっくり走っていても逆に危険なのでこの方法が安全です。
また、SAの近くやインターの近くでは合流してくる車がいますが、車間距離を長めにとっていれば勝手に合流してくれるので楽です。
車間距離が空いていれば合流車が速度を調整して勝手に合流してくるよ。あなたが速度調整をして入れてあげたりしなくても大丈夫になるよ。
SAやインターの近くだけ追い越し車線に入るのもアリ
合流されるのがどうしても怖い場合はそのときだけ追い越し車線に移動するのも1つの方法です。その際も追い越し車線が流れている速度で走るようにしましょう。
僕はこっち派です。合流してくる車にとって、バイクや車が走行車線にいない方が合流はしやすいのは間違いないですからね。
250ccで80キロ・100キロで走るのが怖い?
よく、
250ccで80キロ・100キロで走るのは怖いよ。高速道路はきついよ。
という方をお見かけします。僕から言わせればこういった方は全然バイクを趣味として確立できていない初心者の方か、ベテランだったとしても歴だけベテランの大排気量信者か小排気量コンプレックスの方クソッタレです。
確かに大型バイクは0キロから100キロまで到達するのに2~3秒など、一瞬の加速力がものすごいので、追い越しをかける局面では楽にそれを行うことができます。しかし250ccのバイクであっても100キロまでは8秒程度で達することができます。
高速道路が怖いとかつらいというのは主に風の影響によるものなのでカウルの有無や車重にに依存します。軽量でカウルがなく、上半身が起きて風の影響を受けやすいオフロードバイクであっても80キロで巡航することはまったく苦ではありません。少し伏せれば100キロも余裕。
80キロ~100キロは高速道路の走行車線の一般的な速度なので250ccでも前の車に続いて怖くなく走ることができますよ。
知ったかぶりのクソッタレは無視してOK!!
人がいて怖い?PAがおすすめ!【休憩】のコツ
高速道路に慣れていない方は休憩も気が抜けないと思うので、
ということについて解説します。
1時間に1度15分程度の休憩をとる
高速道路は走っていて楽しい道ではないので長時間運転していると集中力が欠けてしまいます。1時間に1度、15分程度の休憩をとることをおすすめします。1時間に1度15分程度の休憩の根拠などは別記事で解説しているので確認してみてください。
駐輪スペースは守る
SAやPAでは「二輪」の案内に従って進んできちんと駐輪場にバイクを停めるようにしましょう。四輪スペースにバイクを停めることは違法ではありませんが「二輪は駐輪場に停めて下さい」というアナウンスを無視することは「バススペースに乗用車を停める」「障害者専用の駐車スペースに健常者がプリウスを停める」のと同じ行為だと思います。白線の上は言わずもがな。
駐輪場が空いていないときに初めて四輪スペースに停めるべきだと思います。そうすることで無用なトラブルを防いげたりライダーの社会的地位向上・・・にはならないか。当たり前のこと過ぎますもんね。
そんな当たり前のことができないライダーがとても多いのじゃ。ルールやマナーを守ろうという単純な話じゃぞい
詳しくはバイクの駐車場について解説したこちらの記事で確認してください。
SAよりもPAがおすすめ
人気のSAで買い物やグルメを楽しむのもいいですが、単に休憩をする場合は車両が少ないPAの方がおすすめ。
さっと入って休憩し、さっと出るのであればPAで休憩を取るようにしましょう。駐輪場も空いていることがほとんどです。
バイクの取り回しや安全な乗り降りの方法などは初心者のための取り回しの記事や上手なバイクへのまたがり方の記事を参考にして下さい。。
出口を降りたあとに曲がる方向を確認しておく
高速道路に乗ったときと同じ理屈で料金所を出たあとの最初の分岐はどちらに曲がるのかを確認しておきましょう。
特に降りる車が多いインターだと複数の車が入り乱れる局面があるので注意が必要です。「右か左か」ではなく「○○方面に行く」ということが確認できれば尚安心です。
慌てないことがなにより大事。
気を抜かない!高速道路から【降りる】コツ
いよいよ目的の出口が近づいてきました。つまらない高速道路を降りたらいよいよ楽しいツーリングの始まりです。最後まで気を抜かずに高速道路の折り方について解説していきます。
それぞれ簡単に解説します。
「○○まで3km」の案内が出たら走行車線を走る
追い越し車線を走っている場合はあらかじめ走行車線に移るようにしましょう。「(次の出口)まで3㎞」という案内看板を通過したら走行車線に移動しましょう。
減速車線にはすぐに入る
減速車線が現れたらすぐに入った方が良いです。途中で入ると後ろからまくられる可能性があります。可能性はとても低いですが公道はいろんな人が走っています。
余談ですが僕は以前、減速車線にすぐ入ったにもかかわらず、走行が禁止されているエリアを爆走してきた車にひかれそうになったことがあります。この経験のあとは「車が来るわけがない方向」も目視するようになりました。
ここからは安全な速度で料金所に向かいます。高速道路走行後はスピードに慣れてしまっているので特に減速車線の先にあるクロソイド曲線のカーブは注意して曲がりましょう。
料金所の動きはETCレーンと一般レーンを分けて解説します。
ETCレーンの場合は乗るときと同じですね。前の車や自分のバイクの前のバーは開かないものだと思って安全に通過しましょう。
それぞれ解説します。
聴いている音楽は一時停止する
係の方の案内を聞き取るために聞いている音楽は一時停止しておきます。
「今日はいい天気だね」「どこまでいくの」「かっこいいバイクだね」「あっちの道は工事してるから気をつけてね」「あそこは今日あたりネズミ捕りやってるかも」など、有益な情報があったりします。
ニュートラルに入れて支払いをする
発券機の時とは違って停車している時間が少々長いのでニュートラルに入れるのがおすすめです。冬用のグローブでなければブローブをつけたままポケットから通行券と現金やクレジットカードを出せます。
利き手側のポケットに入っているもの全てを係の方に渡すのでガサッと掴んでガサッと渡しましょう。通行券を折り曲げると係の人が嫌がるのでなるべく折り目がつかないようにします。
ETCレーンとの速度差に気をつけて発進する
入り口とは違って出口にはそれほど車は多くありませんが、ETCレーンとの速度差に気を付けて発信しましょう。あとは事前に確認しておいた方向へ行き、ナビに従って走りましょう。
バイク高速道路のコツまとめ
いかがでしたでしょうか。
高速道路を初めて走るような方、苦手意識がある方に向けての記事を書いてみました。この記事の中に1つでもなにかのヒントになる内容が書いてあったのであれば嬉しく思います。
というような記事でした。
コメント
いつも楽しく拝見しております。
ピンクナンバーは確か高速道路通行不可だった気がします。
フォルセア様
確認時にゾッとするような
な ぜ そ こ 間 違 え た
というレベルの間違いでした。本当に申し訳ないです。頭では理解していて、単に打ちミスなので他の記事は大丈夫かと思いますが・・・(多分 笑)
こういったご指摘を頂けるととても助かります。今後ともオコモトをよろしくお願いします。