okoんにちは！okomoto店長のオコモトです！
この記事にたどり着いたあなたは、
という方ではないでしょうか。
教習所を卒業したばかりの方は極低速運転を行う教習所用の乗車姿勢で公道を走行してしまいがちです。また、バイク歴が長い方でもバイク操作に慣れていないと体が強張って不自然な乗車姿勢のまま走っている方も多くいます。
二輪車の正しい乗車姿勢では知らないと、
など様々なデメリットがあります。何よりガラスに映った姿を見てテンションが下がりますし、せっかくのかっこいいバイクがもったいないです。
ということでも効果はありますが、せっかくなのでこの記事では
という順番で二輪車の正しい乗車姿勢の作り方を解説していきます。
この記事の内容は「公道での二輪車の正しいかっこいい乗車姿勢」です。白バイ隊員さんや教習所さんが教える内容とは違う部分があります！
①つま先をバイクのステップに置く【二輪車の正しいかっこいい乗車姿勢】
バイクをセンタースタンドで停めてください。センタースタンドがない場合は１速に入れた状態でサイドスタンドで停めます。
バイクに跨り、親指の付け根がステップの付け根のなるべく近くに来るように両足を乗せます。ブレーキペダルの上には足を持ってきません。
立ったままだとわかりやすい！ニーグリップを体感してみよう！
ちなみに、このとき「親指とステップの接点を軸にして、親指を外側に、踵側を内側に」という力を入れると「車体を絞り上げるようなニーグリップ」を体感することができます。
つま先が外を向いているとニーグリップできていないからね。あくまでも「バイクを絞り上げるために外側の力を意識する」ということだよ。
なぜ教習所のように土踏まずをステップに乗せないのかは下の「バイクのステップの足を置く位置」の記事を読んでみてください。
②シートに座る場所を決める【二輪車の正しいかっこいい乗車姿勢】
正しい位置に足を乗せられたら、そのまま上体を起こしてスッと立ち上がります。
そのままなにも考えずにシートにまっすぐ座った位置があなたにとって基本となるシートの乗車位置です。
恐らく、タンクから握りこぶし１つ分くらい離れていると思います。
速度によって乗車位置は変わるよ！
最初から「タンクから拳１つ空けて座る」でいいんじゃないの？
はいー！スッと立ってー！トンと座ってー！！！ハイ♪ハイ♪ハイ♪
渋滞など極低速走行をするときは前に座ったり、コーナリングを楽しむときは後ろに座ったりするよ。
③肩を下げて【二輪車の正しいかっこいい乗車姿勢】
「ヨガやってんのか」っていうくらい肩から力を抜いて肩を下げます。
意識して下げてもいいくらいです。
④腰を曲げて【二輪車の正しいかっこいい乗車姿勢】
ハンドルを迎えに行くように腰を曲げます。「手ではなく、腰だけでハンドルを迎えに行く」ようなイメージです。
腰と背骨を曲げる方もいますが、僕は腰だけ派です。正直どちらでもいいです。
ちなみに「バイクに乗るときは猫背が良い」というのは、「下半身で体を支えて、腕から力を抜いて低い位置にあるグリップを握ると必然的に猫背になる」という結果であって目的ではありません。
セパハンのバイクで正しい乗車姿勢をとれば猫背気味になるんだけど、最初から「猫背で乗る」というのは間違いってこと。
ただし、腰を反るのだけはNGです。腰を反ると腕を突っ張る感じになるので注意しましょう。腰を反るのは女性に多いので女性の方は特に注意してください。
どうして女性に多いの？
邪魔なものがないからじゃない？
？？
あー今日も邪魔だなぁ！！！？HAHAHA!!!
（単に背筋の筋肉量が少ないせいじゃないかの・・・？）
⑤両腕を伸ばし【二輪車の正しいかっこいい乗車姿勢】
力を抜いたまま、「ハンドルと腕で大きな円を描くように」手を伸ばしてグリップを握ります。
このとき、ハンドルが遠くても着座位置を前に移動せず、腰を曲げてハンドルに近づくようにしましょう。
腕を突っ張るとハンドルの動きを押さえつけてしまうので肘と手首を曲げて、外側からブリップを握るようにしてください。
タンクの上の球体を優しく包むように！
⑥グリップを握り【二輪車の正しいかっこいい乗車姿勢】
グリップに対して腕が外からあたっているので、必然的に
という状態になっているはず。
誤ったグリップの握り方
という状態になっていたらもっと腰を曲げて、手を回して、外側からグリップを握るようにしてください。
グリップを強くおさえてしまうとハンドルの動きを押さえつけて、バイクに乗る上でもっとも大切なセルフステアの邪魔をしてしまうので…
本当はグリップなんて持ちたくないんだけど、スロットル回さないといけないし、ウインカーとかスイッチ類がついているからグリップの上に乗せるだけ乗せておくかー
くらいの気持ちでグリップを握りましょう。
ちなみに握るのはグリップだけで、走行中はレバーには指をかけておきません。
バイクは下半身で乗るものじゃぞ
⑦アゴを引く【二輪車の正しいかっこいい乗車姿勢】
アゴを出していると背中が反ってハンドルに力が入ってしまうのでアゴは引きましょう。
前傾姿勢で乗車するバイクは上目使いで前方を見ることになります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
基本となる乗車姿勢を解説しました。
という手順でかっこよくて運転しやすい乗車姿勢を作ってみてください。
シート位置も関節も可動域を広めにとってフレキシブルに体を使えるように意識して乗ってみましょう。
ショーウインドーに映るあなたの姿が少しかっこよくなったなと思います。この記事で少しでもスムーズにバイクの操作ができるようになったのであれば、なにかのヒントになったのであれば幸いです。
乗ってるときに肩とアゴ、外からグリップを握れているかを気にするとだいぶ良くなるよ。
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