okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いたあなたは、
という方ではないでしょうか。
重い大型バイクやハンドルの切れ角の狭いセパハン、坂道でのUターンをきれいに決められればとてもかっこいいとは思います。しかしバイクの極低速走行はとても不安定で、ブレーキ、クラッチ操作を少し間違えただけで転倒に至ってしまう恐ろしいものです。
Uターンはバイクテクニックの中でもかなり難しい部類のものなのじゃ・・・
この記事にたどり着いた方は2つのタイプに分けることができると思います。
この記事では一応どちらのタイプにも役に立つけれど、特に「Uターンは手段タイプ」の方に超絶役に立つUターンの方法について解説していきます。
この記事は「上手にUターンできるようになる」という内容ではありません。「安全、確実にUターンが必要な局面をクリアできるようになる」という内容です。テクニックを学びたい方は別サイトを参考にして下さい。
テクニックや練習が必要なバイクUターン方法
まずは「Uターンが目的タイプ」の方のために美しいUターンの段取りとコツを簡単に解説します。
この方法できれいに曲がるには技術が必要。技術を身につけるためには練習をするしかないのですが、バイク初心者の方がいきなりこの練習を始めると転倒する可能性が非常に高いです。
この練習を始める前に、バイクというものに慣れる必要があります。それにはたくさんバイクに乗るしかありません。交差点での低速右左折に慣れ、渋滞に付き合って極低速時のバイクの挙動を体で覚え、諸々のスキルを身に着けてからUターンの練習を始めるべき。
それくらいUターンは難しいんじゃよ・・・
特に、
セパハンでのUターンは難しい!
上で説明した方法をセパハンのバイクで行った場合、最初の「フルロックさせる」でグリップとタンクに手が挟まれてつまづきます。
大型バイクのUターンは怖い!
大型バイクだと重量が増えるのでバイクを傾けるのが怖くなりますし、少しバランスを崩せば足で支えることはとても困難です。
坂道でのUターンは転びやすい!
坂道では足つきが悪くなるので、「(平地での)いつもの感覚」でUターンをすると足を着くことができずにそのまま倒れてしまうことも…。
僕がバイク歴15年目で初めて立ちゴケしたのもUターンの時でした。
二か月ぶりに退院したSSに乗ってUターンしたんだよね。砂利の狭い坂道で・・・
二か月みっちりモタードを楽しんでいたぞ
モタード感覚でいったら全然ハンドル切れませんでした・・・行けると思っちゃいました・・・
セパハン・SS・坂道問題なし!練習・テクニック・コツ不要なバイクUターンの6つもの裏技
…と散々脅かしましたが大丈夫。ここからは「Uターンは手段タイプ」の方におすすめのUターン方法を解説します。
バイクのスキルを向上させることは楽しいバイクライフに不可欠なことですが、僕のようなハッピーツーリンガーレベルのライダーがUターンにこだわりだすとまず間違いなく練習の過程で転倒します。
転倒してでもうまくなりたいんだ!
という気持ちも大事ですが、少なくとも僕は、
Uターンなんてそうそうするものでもないし、転倒のリスク抱えてまで練習するのはコスパ悪いかな~
と思うわけです。
そんな方におすすめなのが、
という裏技。恥を忍んでそれぞれ解説します。
バイクから降りて押す
これ最強です。Uターンし放題。せっかくバイクから降りたので「U」と言わずに3周半くらいしましょう。
人並みにバイクの取り回しができれば、バイクを降りてしまえば大型・セパハン・SS・坂道でも関係ありません。取り回しのコツは下の記事を読んでみてください。
コンビニまで行く
とりまわしが少々苦手なライダーにはこれが最強です。Uターンをただの「コンビニ休憩」に変えてしまえます。ひろーい駐車場で余裕をもってUターンすれば大型・セパハン・SS・坂道でも関係ありません。余裕過ぎてUターンの途中にコンビニ休憩を入れてしまえるくらいです。
駐車場に入ってすぐに出るのではコンビニに失礼なので帰宅後に食べる甘いお菓子を購入しましょう。
バイクを降りるのは面倒だし、コンビニが都合よくあるかわからないわ!
では他にUターンで使える場所を探していきましょう!(前向き)
脇道があるところまで行って大きくUターンする
スペースさえあればUターンに不安がない方におすすめの方法。
畑道などの脇道や、待避所のようなちょっとしたスペースがあるとろまでいき、そのスペースを使うことで大きくUターンすることができます。
ほんの少し使うだけでUターンが描く軌跡を大きくすることができます。
待避所でUターンすることはあったけど、脇道、ましてや畑道って発想はなかったわ!確かにほんの少しだけスペースがあればいいのよねー!
脇道にバックで入ってUターンする
足つきに問題がないライダーにおすすめの方法。
脇道を素通りして止まり、バックで脇道に入ってその後は「右折」する感じでUターンを完了させる方法です。
平地か登り坂で有効な方法です。登坂だとバックするのも楽で、左足が山側にくることになるので足つきも良いです。
登り坂での安全なUターン
登り坂でUターンをする場合、上の画像のバイクの位置では高低差があるので右足の方が足つきが悪くなります。
両足ちょんちょん着く癖がある初心者の方は注意してください。
注意点を踏まえた上でおすすめなのが、
という方法。
登り坂では先述の「脇道にバックで入ってUターンする」と同じ発想で簡単にUターンすることができます。
道路の右端までいってバックで斜めに下がり、右に発進すればUターン完了。
Uターンに不利になる坂道を逆に利用してバックしやすくしているんだね!
下り坂での安全なUターン
下り坂も傾斜を利用できるように大回りでUターンの途中まで行い、下り坂を利用してまっすぐ下がって発進すればUターン完了。
これも切り返しの時に坂道を利用しているね!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
登り坂、下り坂でのUターンが不安であれば坂が終わってからUターンしたり、傾斜地ではない場所を探してバイクを降りて取り回しをしたほうが良いです。
バイクに乗ったままUターンする場合はどちらの足が足つきが悪いのか、傾斜を利用して最小の力で安全にUターンするにはどういう動きをするのがベストなのかを知った上でツーリングに行きましょう.
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