okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いた方は
という疑問を持った方ではないでしょうか。
バイクの情報を探して情報の海に飛び込むと
バイクは大勢で走るのが楽しいんだよ
バイクは1人で楽しめてこそだよ
バイクは自由な乗り物だから好きな格好で乗ればいいんだよ
バイクは危ないからプロテクターつけなきゃいけないんだよ
バイク乗りなら整備くらいできないといけないんだよ
興味のある人以外は整備はお店にお願いすればいいんだよ
ライテクなんて必要ないんだよ
バイクを楽しむためにはライテク勉強したほうがいいよ
ツーリングは自由気ままがいいんだよ
ガッチガチにスケジュールを組んだ方がいいよ
など、結構言ってることがバラバラですよね。
この記事では
ということについて解説していきます。
この記事はオコモトの主観と偏見でできているのじゃ。考えがまとまらないままキーボードを叩き始め、叩き終わってもなんとなくまとまらなかった記事じゃからなにも考えず読んでみるのじゃ!
ふわっと雰囲気だけ感じて頂ければ幸いです。結局言いたいことは「バイクの楽しみ方はそれぞれだよねー」ってだけです。
ライダーの考え方が大きく異るのは「バイクの楽しみ方」が異なるせい
バイク乗りの間で安全意識や装備、ライテクなどについての見解の相違が大きいのはバイクに求めているもの、バイクの楽しみ方が違うせいです。
この記事ではそれらの楽しみ方を
という種類に分けて解説します。
この記事は「楽しみ方はそれぞれだから周りに迷惑をかけない程度にそれぞれ楽しめばいいよね」という平和っぽい結論に向かいます。
バイクに乗ることを楽しむ楽しむ方【走り屋型】
特徴 | バイクも好きだがバイクを操作することが大好き。タイヤパターンで銘柄を言い当てる特技を持つ。 |
車種 | スーパースポーツ レーサーレプリカ スポーツタイプ |
排気量 | こだわりなし。大排気量は最高速と加速が良いし、小排気量は倒し込みが軽いと思っている。 |
モデルの新旧 | こだわりなし。新しいバイクは電子制御がいいよね、古いレーレプとは規制が緩いからいいよねという感じ。 |
装備 | フルフェイス、革ツナギ、ニースライダー、レーシンググローブやブーツなど |
安全意識 | 装備に対しては非常に高いが走りに関しては比較的低くなりがち。 |
カスタム | 操作性、性能アップ重視である一方でうるさいマフラーや派手なステッカーチューンを好むことも多い。 |
出没エリア | サーキット 峠 |
ツーリングスタイル | 基本日帰りで特定の峠へ行く。ペースを合わせることを嫌うため基本ソロツー。 |
ツーリングスキル | ソロツースキルは高いが強調するつもりがハナからないのでマスツースキルは極端に低い。マスツーから帰るとだいたい「バイクは1人に限るわ・・・」と思う。 |
ライディングスキル | 探究心、向上心があるのでライディングスキルは高い |
親和性の高い他の楽しみ方 | バイクに乗ること自体が好きなのでツーリンガー型、必要に迫られて整備を行うので整備型 |
別名 | ・走り屋・峠の(元)小僧・グル珍・ローリング族 |
バイク歴 | 代替えできるものが他にないためバイクを降りるタイミングがなく、バイク歴は長くなる。 |
非バイク乗りへのアピール | 1人で完結できる趣味としてバイクに乗っているのでバイク乗りであることをべらべら話さない。 相手がバイク乗りだとわかってもべらべら話さない。 |
マナー | 「サーキット以外では飛ばさない」「特定の峠で周りに車両がいないときだけ飛ばす」というライダーが多い一方で「とりあえずどんな局面でも飛ばす」「前を走る車両はすべて追い越す」というマナーの悪いライダーも多い。 |
ガンガン膝スリしろとは言わないけど、バイクに乗ったらバイクに乗ること自体を楽しめたほうがいいような気はするね。
本当に走ること自体を楽しむ人ってサーキットに行ったり、特定の峠の特定の区間だけを十分な安全マージンをとって走るよね。
ガンガン追い越ししたり、車を煽ったり、ギリギリの走りをする人は迷惑だしかっこ悪いよね。
そんなのバイク乗りの詭弁よ。速度違反している時点で最低だわ。こんなライダー滅んでほしいわ。
移動手段としてバイクを楽しむ楽しみ方【ツーリンガー型】
特徴 | 観光地への移動手段としてバイクに乗るバイク乗り。バイクは好きだが、バイクに乗ることはそれほど好きではないライダーも多い。ご当地マニアック情報に詳しい。 |
車種 | スポーツタイプ、ネイキッド、アドベンチャー、アメリカン |
排気量 | こだわりなし。一部には排気量が大きい方が良いという考えのライダーも。 |
モデルの新旧 | こだわりなし。 |
装備 | フルフェイス、システムヘルメット、バイク用のジャケットやグローブ、シューズなど |
安全意識 | 装備に対しても走りに対しても安全意識は高い |
カスタム | 快適性重視。ゲルザブやスロットルアシストなどの小物に敏感。 |
出没エリア | 街以外はどこでも |
ツーリングスタイル | 日帰り、宿泊、キャンツー、コーヒーツーをソロでもマスでもこなす。 |
ツーリングスキル | あらゆるツーリングスキルが高い。 |
ライディングスキル | バイク歴に応じて高くなっていくことが多い。 |
親和性の高い他の楽しみ方 | ツーリング先の峠を走るうちに走り屋型になることも。 必要に迫られて整備型になることも。 マスツーが好きなのでおしゃべり型や集団型とも親和性が高い。 |
別名 | ツーリンガー |
バイク歴 | 「性分に合った移動手段」と考えているので車の購入とともにバイクライフに幕を下ろすライダー多数。しかし突然リターンしたりする。バイク歴が長いツーリンガー型は走り屋型に片足を突っ込んでいる(バイクの操作が楽しいと感じている)可能性が高い。 バイク趣味としてもっとも始めやすいツーリングなのでバイク歴が浅い人も多い。 |
非バイク乗りへのアピール | 1人で完結できる趣味としてバイクに乗っているのでバイク乗りであることをべらべら話さない。 相手がバイク乗りだとわかると堰を切ったように話始める。 |
マナー | マナーは良いがマスツーになるとはしゃいでしまい、自分の走りやキャラを維持できなくなる側面もある。高速道路で飛ばしがち。 |
バイク趣味と言ったらまずはツーリングだよね。
すでにキャンプ、カメラ、登山とか別の趣味がある人は移動をバイクにするとその趣味がもっと楽しくなったりするよ
ツーリングをしながら走る楽しさも感じられるといいよね。多くのライダーは「走る楽しみも感じている演出」に躍起になっている感じがするけどね。
トコトコツーリング最高!
ファッションの一部としてバイクを楽しむ楽しみ方【ファッションライダー型】
特徴 | バイクを時計やスニーカーと同じ、ファッションの一部として捉えている。正直バイクが好きなわけではなく、バイクに乗っている自分が好き。バイクの知識は少ない。バイクに乗ればモテると思っている。 |
車種 | クラシックタイプ アメリカン ストリート系 |
排気量 | こだわりなし。維持費のかからない中型を好む傾向が強い。 |
モデルの新旧 | こだわりなし。 |
装備 | 私服 Tシャツ |
安全意識 | 低い |
カスタム | 見た目重視。派手なカラーリングを好む者と黒を好むものの二極化が激しい |
出没エリア | 街 |
ツーリングスタイル | ツーリングにはほとんど行かない。行っても誰かに誘われて気乗りしないまま行く自宅から200km圏内の観光地ショートツーリング。でも行ったら行ったで楽しい。 |
ツーリングスキル | 低い |
ライディングスキル | 非常に低い |
親和性の高い他の楽しみ方 | おしゃべり型 集団型 下駄型 |
別名 | ファッションライダー |
バイク歴 | 短い。歴が長くても年に数回乗る程度の「歴だけ長いベテラン」になりがち。たまーにエンジンをかけることを「エンジンに火を入れる」と言いがち。 |
非バイク乗りへのアピール | 非バイク乗りに対しては饒舌だが、知識がないためベテランバイク乗りの前では寡黙になりがち。 |
マナー | 自己顕示欲が高いので比較的悪い |
ファッションライダーって割り切ってるライダーは好感が持てるよね
安全性は度外視していることが多いよね。Tシャツで乗るとかね。
チュートリアル福田以外の芸能人ライダーはファッションライダーだと思ってる。
矢作さんは本物のバイク乗りよ!だってハーレーに乗っているのよ!
コミュニケーションツールとしてバイクを楽しむ楽しみ方【おしゃべり型】
特徴 | バイクを趣味や移動手段としてではなくコミュニケーションツールとして認識している(本人は認識していない)。バイク仲間のことを二文字のニックネーム(カズとか)か「○○っち(カズっちとか)」と呼ぶが本名を知らないことが多い。SNSとインカムが大好き。「バイク楽しんでます自己演出」をすることが多い。 |
車種 | 旧車 ハーレー 大型バイク |
排気量 | 大きければ大きいほど良いと思っている。「大型はいいぞおじさん」になりがち。「大型バイクこそ本物のバイク」「ハーレー以外バイクじゃない」とか本気で言ってしまう。 |
モデルの新旧 | 懐古主義 |
装備 | 新品の革ジャン、揃いのユニフォーム。写真撮影のためにツーリングクラブ名の入った大漁旗を所有している。ピンクや派手な刺繍を好む女性ライダーが多い。レザージャケットの上にチーム名が入ったデニムのベストを着ることも多い。 |
安全意識 | バイクは走らせるものではなく、集まるためのものなので安全意識は低い。 集団内での車間距離が短く、動画撮影のために並走したりなど危険な運転を行うことがある。 |
カスタム | 定番のものをチョイスしがち。 |
出没エリア | 高速道路のSA、道の駅、観光地。 |
ツーリングスタイル | 高速道路主体の日帰りマスツーリング。バスツアーの用に片時も離れないツーリングを好む。走っている時間よりも休憩しておしゃべりしている時間や観光地滞在時間のほうが長い。まれに宿泊ツーリングも行うがやたら酒を飲む。大声で話がち。シートの上に立ったり、全員同時にジャンプした写真取りがち。 |
ツーリングスキル | 誰かがなんとかしてくれるので個人のツーリングスキルは低いが、集団でどんな困難にも立ち向かう傾向が強い。立ちゴケしたも1人で起こそうとしない。鬼の「助け待ち」をするが初心者への面倒見が良いという一面もある。 |
ライディングスキル | 走ることは好きではないので低い。 |
親和性の高い他の楽しみ方 | ツーリンガー型。集団型。 |
別名 | ハレ珍 珍走団 ツーリングクラブの集団 |
バイク歴 | コミュニティに所属し続けるために長くなりがち。親子2代に渡ってバイク乗りになることも多い。 |
非バイク乗りへのアピール | バイクに乗ることを強くすすめてくる。バイクの良さを語りがち。 |
マナー | 集団心理から「おれの方が速いもん!」となりがち。1台が非常識な運転を始めると全員が非常識な運転になるという鳥の群れ的な統率を見せる。良識のあるバイク乗りで構成させた集団はとてもマナーが良いが多くの場合、集団心理に支配されて気が大きくなるのでマナーは悪い。コンビニから出るだけでケツモチをしたり、延々追い越し車線を連なって走るのもこの方々。 |
人の趣味はそれぞれってことがよくわかるよね
カフェや居酒屋に集まればいいと思うんだけど、やっぱりバイクで集まるのがいいのかね
走らなくても、バイクの操作が下手でもバイクを楽しめるっていうことだね。
こいつらバイクも話し声もうるさいから嫌い!
自己顕示欲を満たすツールとしてバイクを楽しむ楽しみ方【集団型】
特徴 | 自分を見てほしくて仕方がない集団。幼少期の母親からの愛情不足が原因。 |
車種 | 旧車 ハーレー |
排気量 | 400cc以上を好む |
モデルの新旧 | 古ければ古いほど良い |
装備 | 半ヘル 私服 揃いのユニフォーム |
安全意識 | 極端に低い |
カスタム | うるさい 派手 我道を行くと見せかけてかなりのステレオタイプ |
出没エリア | 街 観光地 |
ツーリングスタイル | マスツー大好き。ソロツーには基本的に行かない。好奇の目を羨望の眼差しだと変換する。 |
ツーリングスキル | 低い |
ライディングスキル | 基本的に低いが、ウイリーやステップを擦るほどの蛇行運転など、稀に一点集中のスキルを持つものもいる。 |
親和性の高い他の楽しみ方 | おしゃべり型 整備型 |
別名 | ハレ珍 珍走団 旧車會 |
バイク歴 | コミュニティに所属し続けるために長くなりがち。親子2代に渡って変な髪型でバイク乗りになることも多い。 |
非バイク乗りへのアピール | バイクに乗っているときは尋常ではないアピールをするが、バイクを降りるとバイクのことは仲間内でしか話さない。 |
マナー | 非常に悪い。 |
10代のころに卒業する自己顕示欲を大人になっても持ち続けている人たちだね
ここまでくるとアイデンティティーになっているから仕方ないよね
サーキット貸し切ってブンブンやってる大人たちは迷惑かけずに好きなことやっててかっこいいと思うよ。
サーキットまでは自走じゃなきゃそう言えるわね!
バイクをプラモデルとして楽しむ楽しみ方【整備型】
特徴 | 整備を楽しいと感じる才能を持っている方。 |
車種 | 全車種 |
排気量 | 問わず |
モデルの新旧 | 古い方を好む。 |
装備 | スナップオン |
安全意識 | 高い |
カスタム | 派手なカスタムはしないことが多い。質実剛健。 |
出没エリア | ガレージ 晴れた日の駐輪場前 |
ツーリングスタイル | たいていのトラブルは自分で解決できる。 |
ツーリングスキル | トラブル回避、解決能力が非常に高い |
ライディングスキル | バイク歴が長いので高いことが多い |
親和性の高い他の楽しみ方 | 走り屋型 ツーリンガー型 おしゃべり型 集団型 |
別名 | ベテラン ほとんどバイク屋だよねあの人 |
バイク歴 | 長い |
非バイク乗りへのアピール | バイク乗りアピールはほとんどしない |
マナー | バイク歴が長いので良いことが多い |
バイクの整備を楽しめる才能を持っていないとできないことだよね
乗ることと乗るものの両方ができてすごいよね
趣味でエンジンバラしたりする人は普通に尊敬するよ。
オーバーホールなんて「時計を分解してまた組み立てる少年」の究極系だと思うわ!
単に移動手段としてバイクに乗っているだけ【下駄型】
特徴 | バイクを趣味の道具ではなく移動手段と割り切って乗っているライダー |
車種 | スクーター ネイキッド |
排気量 | 中型以下(原付含む) |
モデルの新旧 | こだわりなし |
装備 | 私服 |
安全意識 | 勝手知ったる道を走るのですり抜けガンガンなど、安全意識は低いことが多い。 |
カスタム | ほとんどしない。ハンドルカバーなど町中快仕様 |
出没エリア | 街 |
ツーリングスタイル | ツーリングしない |
ツーリングスキル | 低い |
ライディングスキル | 町中最速スキル |
親和性の高い他の楽しみ方 | ファッションライダー |
別名 | バイク通勤 バイク通学 |
バイク歴 | 短い。車を買うとバイクを降りる |
非バイク乗りへのアピール | ただの移動手段なので特にアピールすることはない |
マナー | 悪い |
すり抜けができるバイクは都市部の移動に便利だよね
雨の日以外の通勤通学にはいいよね
中途半端に自己演出しているツーリンガーと違って割り切ってるのがいいよね。
125スクーターのすり抜けがマジうざいんだわ!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
バイクの楽しみ方や求めているものが違うのでライダー同士でも考えの違いがたくさんあります。「楽しみ方はそれぞれだから周りに迷惑をかけない程度にそれぞれ楽しめばいいよね」ということを伝えたい記事でした。
あなたはどんなスタイルでバイクに乗っているのでしょうか。これから乗る人はどんなスタイルでバイクに乗りたいでしょうか。
他人に迷惑をかけないのであればどんなスタイルでもいいと思いますが、せっかくバイクに乗るのですから
というのがバランスが取れているような気がします。
どんな楽しみ方であれ、バイクを楽しいと感じるか感じないかは人によります。自分に合わなければさっさとバイクを降りてしまいましょう。
多くのモトブロガーのように自己演出、自己催眠をかけてまで乗っててもいいことはないよ。
コメント