okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いた方は
という方ではないでしょうか。
コーヒーは水分補給として飲むものではなく嗜好品です。心の栄養補給というものです。バイクツーリング自体が心の栄養補給なので、そこのコーヒーを組み合わせるとみるみる心が潤ってきます。
この記事では
と、レベル別に必要なものを解説していきます。
この記事であなたにあったバイクコーヒーツーリングのスタイルを見つけて頂ければ嬉しく思います。
- バイクコーヒーツーリングとは
- バイクコーヒーツーリングレベル1の持ち物、必要な道具~自動販売機~
- バイクコーヒーツーリングレベル2の持ち物、必要な道具~カフェ~
- バイクコーヒーツーリングレベル3の持ち物、必要な道具~自宅で作る~
- バイクコーヒーツーリングレベル4の持ち物、必要な道具~ドリップパック~
- バイクコーヒーツーリングレベル5の持ち物、必要な道具~ドリッパー~
- バイクコーヒーツーリングレベル6の持ち物、必要な道具~コーヒーミル~
- バイクコーヒーツーリングレベル7の持ち物、必要な道具~現地で湯沸かし~
- バイクコーヒーツーリングレベル8の持ち物、必要な道具~パーコレーター~
- コーヒータイムをもっと贅沢にするアイテムたち
- まとめ
バイクコーヒーツーリングとは
ツーリング先でコーヒーを飲むことを主な目的にしたツーリングのこと。
出発前に「コーヒーツーリング」と題することもあれば、後付けで「今日はコーヒーツーリングだったもん!」ということもあります。
今日のツーリング、車多くてイマイチだったっすねー。
今日はコーヒーツーリングだったんだもん!途中で缶コーヒー飲んだからツーリングは大成功なんだもん!
(便利な言葉だぜ!HAHAHA!!)
という使い方をしますので、後付けの場合はネガティブなときに都合よく使われる言葉になります。
ツーリング先でコーヒーを飲めばコーヒーツーになるのね!バイク乗りって単純!
コーヒーを飲む以外に大きな目的があったりした場合はコーヒーツーとはいいません。
コーヒーツーリングの楽しみ方は「良い景色を見ながらコーヒーを飲む」というのが基本になりますが、上級者になれば「お湯を沸かしたり、豆を挽く不自由さを楽しむ」という楽しみ方もできるようになります。
バイクツーリング自体が「(ヘルメットをかぶったり積載制限や暑さ、寒さなど)不自由を工夫して楽しむ」という趣味なので、バイク趣味を楽しめる方ほどコーヒーにもハマる傾向が強いです。
「バイクは自由な乗り物」などと言っている間はまだまだなのじゃ。ヘルメットかぶらなきゃならない乗り物が自由なわけあるかい!
コーヒーツーリングについて解説する多くの記事はかなり本格的な方法のみについて焦点をあてているものがほとんどですので、この記事ではレベル別に解説していきます。
最初はレベル1から始めてみて、あなたにピッタリのレベル、スタイルで落ち着いて頂ければ嬉しく思います。
バイクコーヒーツーリングレベル1の持ち物、必要な道具~自動販売機~
コーヒーツーリングの入り口は缶コーヒーです。ツーリング先で飲む缶コーヒーは夏はより冷たく、冬はより温かく、そしていつでも美味しく感じられます。
(オコモトのシートバッグには常にいろはすとタリーズ缶入ってるんだよなぁ・・・)
コンビニのドリップコーヒーでもいいですが、「きれいな景色を見ながら」ということをしづらいです。山頂や岬の自動販売機を目指しましょう。
ボクサーツインのBMWに乗っている場合はエンジンの上にホットコーヒーをおいて保温するんじゃぞ。BMWならではの楽しみ方なんじゃ。
バイクコーヒーツーリングレベル2の持ち物、必要な道具~カフェ~
洒落たカフェなど、お店でコーヒーを飲むコーヒーツーリングです。カフェツーともいいます。
きれいな景色をきれいなお店に置き換えて非日常を楽しみます。スタバやなどのチェーン店では日常になってしまうのでダメです。「株式配当や家賃収入で生活しているご隠居夫婦の趣味のお店、週2くらいでしか開かないカフェ」などを見つけられれば最高です。
コーヒーの香りと味を楽しむことはもちろん、本当は何も考えてないのに難しい顔をしてコーヒーをゆっくり飲むとなんとなく渋い雰囲気がでます。特にマスツーリングのときはみっともなく大声でおしゃべりしたりしないようにしましょう。
(・・・)
(こいつまた寝やがった・・・)
読書が趣味の方は1時間くらいコーヒーと読書を楽しむとアカデミックな雰囲気を出すことができます。
甘いものを食べてエネルギーを補給することもできるわ!あらかじめ行きたいカフェを探してルートに組み込もう!
バイクコーヒーツーリングレベル3の持ち物、必要な道具~自宅で作る~
自宅で気軽に美味しいコーヒーを入れてマグボトルでツーリングに持っていきます。真空断熱ボトルは ホットコーヒーは最後まで熱々・・・とはいきませんが、アイスコーヒーは氷が溶けきることなく最後までヒエヒエで飲むことができます。
ホットコーヒーは中身が少なくなってくると熱々ではなくなりますが、どんな水筒でも同じかともいます。アイスコーヒーは最高に良いです。
現地でコーヒーを入れると、その場ですべて飲みきらなければなりませんが、マグボトルに入れて持っていけばコーヒーを小出しにすることができるというメリットがあります。
一箇所にとどまってコーヒーを楽しむというよりも、それぞれの場所でライトにコーヒーツーリングを楽しみたい方におすすめ。
インスタントコーヒーをマグボトルに入れていっても良いですが、コーヒーを干からびさせてお湯で溶くものを持っていくのであれば現地で缶コーヒーを飲んだほうがずっと良いと個人的に思います。
簡単に美味しいコーヒーを自宅で入れる方法は下の詳細記事を読んでみてください
バイクコーヒーツーリングレベル4の持ち物、必要な道具~ドリップパック~
ここからは現地でコーヒーを入れるスタイルになります。ここから不自由を楽しむ領域に入っていきます。
現地でお湯を沸かすと全然違う話になるのでお湯は自宅からもって行きます。現地でドリップパックにお湯を注いで手軽にドリップコーヒーを作ります。
ダブルウォールマグカップ
かなりお手軽なコーヒーツーリングですがアウトドア用のマグカップを使うことでアウトドア感が爆上がりします。積載のことを考えると取っ手がたためるものが良いでしょう。
取っ手がたためるとアウトドア感も上がるしね
チタンを二重にして間に空気の層を作るダブルウォールは保温性に優れているのでおすすめ・・・というよりもアツアツのコーヒーを飲むときにシングルだと口をつけるのが辛いくらい熱くなるのでダブルウォールがおすすめです。
もちろん自宅で使っているお気に入りのマグカップを持っていくのもアリです。
バイクコーヒーツーリングレベル5の持ち物、必要な道具~ドリッパー~
ドリップパックではなく、挽いたコーヒー豆を持っていって現地でドリップする方法です。
ドリッパー
マグの勢いでスノーピークをおすすめしていますが折り畳めるものであればなんでもいいかと思います。
下のような形状のドリッパーもツーリングには持っていきやすそうです。
コーヒーフィルター
コーヒーフィルターに特にこだわりはないので適当に選んでみてください。ジャケットが洒落ているものを張っておきます。
バイクコーヒーツーリングレベル6の持ち物、必要な道具~コーヒーミル~
現地で豆を挽きます。
コーヒー豆
コーヒーは豆を挽いた瞬間から酸化がすすみ、劣化していくので現地で挽きたてを入れるということはそれだけでとっても美味しいコーヒーを飲めるということです。
勝ち確定です。
お好みの豆を用意してください。僕が好きなコーヒー豆を張っておきます。酸味が苦手で苦味が大好きな方にはおすすめです。
コーヒーミル
またまた雰囲気でスノーピークのミルをおすすめしますが、取っ手が外れてコンパクトになるものであればなんでもいいと思います。形から入りたい方にはスノーピークをおすすめします。
バイクコーヒーツーリングレベル7の持ち物、必要な道具~現地で湯沸かし~
ここでほとんどコーヒーツーリングの最終形態になります。ついに現地でお湯を沸かします。すでに挽いたコーヒー豆を持っていく方法もありますが、ここまできたら豆も現地で挽きましょう。
ケトル
ケトルはクッカーで代用することもできますが、少しずつお湯を注ぐことに向いていないので注ぎ口が着いているものを使ったほうがいいでしょう。
スノーピークのフィールドバリスタケトルはバラしてコンパクトに収納することができます。コーヒーを美味しく入れるためのケトルなので間違いないですが、少々高価ですし、取っ手が熱くなるので、ぶっちゃけやかんの形をしていれば何でもいいです。
ガスコンロ
お湯を沸かす手段はいくつかありますが、なんだかんだ風に負けないガスコンロが1番良いです。ここも雰囲気でスノーピークを紹介していますが正直なんでもいいです。
ガスボンベも忘れずに用意しましょう。
ガストーチ(ターボライター可)
コンロの着火装置がうまく動かないときのために予備としてガストーチを持っていったほうが良いです。ガストーチは強風の中でも使えるのでおすすめですが、ターボライターでも良いです。
名水を入れる何かしら
先述のマグボトルでも空のペットボトルでもなんでもいいので水を運ぶための入れ物を用意しましょう。
水はコンビニや自動販売機でも調達することができますが、ここまで装備を揃えたらツーリング先の湧き水、名水と呼ばれるものでコーヒーを入れたいところです。
このレベルになると「コーヒーツーリング」というか「名水巡りツーリング」の様相を呈してきます。
現地でお湯を沸かすことで、一気に不自由を楽しむ感じになったよね。
かなりのアウトドアツーリングだよね
バイクコーヒーツーリングレベル8の持ち物、必要な道具~パーコレーター~
荷物を少なくできることからアウトドアではパーコレーターという道具を使ってコーヒーを入れることが一般的です。よりアウトドア感を出したいときはパーコレーターを使いましょう。
パーコレーター
パーコレータはケトルの中にストレーナーという「運動会の玉入れのカゴ」のようなパーツを収める道具です。
カゴを自立させている棒の中は空洞になっていて、下から熱湯を汲み上げます。上まで達した熱湯はカゴの中のコーヒー豆に降り注いでコーヒーを抽出していくしくみです。
パーコレーターの蓋には透明な部分があり、コーヒーの色をリアルタイムで確認することができます。
ドリップ式と違ってフィルターで濾過しないのでコーヒーの油分も一緒に抽出されます。普段飲んでいるコーヒーよりもまろみがありつつも力強い味わいになりますが、直接火にかけるので雑味が出やすかったり、仕上がりが安定しないなどのデメリットもあります。
寒いときでもアツアツのコーヒーを飲めるのも大きな特徴じゃの。
味わいとしてはドリップよりもフレンチプレスに近いです。
コーヒータイムをもっと贅沢にするアイテムたち
ここまでの内容でコーヒーツーリングは完成していますが、素敵なコーヒータイムを更に彩ってくれ、チル度を上げてくれるアイテムたちを紹介しておきます。
ミニテーブル
ミニテーブルがあると安心安全にコーヒーを入れることができますし、なによりアウトドア文化度がかなり上がった気になれます。
食事をするわけではなく、コーヒーを飲むだけなのでなるべくコンパクトにできる高さの低いミニテーブルを選びましょう。
折りたたみ式コンパクトチェア
テーブルの高さに合わせて高さが低く、コンパクトにたためるローチェアがあるとリラックスタイムが快適になります。少しでもいいので背もたれのあるものを選ぶと尚良しです。
シートバッグ
荷物の積載にはライディングの邪魔をしないシートバッグがおすすめです。
タナックスのフィールドシートバッグであれば机、椅子を含むコーヒーセットをすべて余裕で積むことができます。
マグボトルを持っていくスタイルだと小さめのミニフィールドシートバッグでも十分です。ツーリングのお土産も買って変えることができます。
あなたにぴったりのシートバッグは下の記事で探してみてください!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
コーヒーツーリングの入り口から高みまで解説してみました。最後の方現地でお湯を沸かし始めたらほとんどキャンプツーリングのようなものなので、慣れてきたらテントも持っていってしまいましょう。
キャンプツーリングに関して詳しくは下の詳細記事を読んでみてください
バイクは他の趣味と掛け算になる素敵な一面をもっています。バイクをきっかけにコーヒーやキャンプ、カメラなど新しい趣味をはじめて見るのも一興かと思います。手軽に缶コーヒーを飲むところから始めてみましょう。
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