okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いた方は
という初めてのバイクの買い方を調べている方ではないでしょうか。
バイクは他の多くのお買い物と違って
バイクくださいな!
はい!100万円!毎度~!
ありがとー!バイバーイ!(ブーン)
という買い物をするものではありません。
どんなバイクのどんな状態のバイク?新車?中古?予算は?免許はある?納車日は?免許持ってる?今いくつ?ローン組む?
という買い方をする買い物です。お店に言ってしまえばトントン拍子に話が進んでいくものですが、初めてのバイク屋さんは緊張しますし、わからないことだらけで
(こっちが何も知らないことをいいことになにか騙そうとしているんじゃないかしら・・・怖いわ!)
なんて思ってしまうかも知れません。そこでこの記事では、
という初めてのバイクの買い方について網羅的に解説していきます。詳細な解説は別記事を用意しているので青字のリンク文字をタップして、そちらを確認して頂ければと思います。
排気量の違いを理解する【初めてのバイクの買い方】
- Q初めてのバイクの買い方を知りたいです。
- A
まずは排気量の違いを知りましょう。バイクは排気量によって必要な免許や維持費など、さまざまなことが変わります。
- 通勤に使うだけだから維持費が安い~125ccから選ぼう
- 経済的に余裕がないけど、高速道路は走りたいから車検がない~250ccから選ぼう
- 経済的に余裕があるし、ハイパワーバイクに乗ってみたいから400超から選ぼう
こんな感じでだいたいの排気量の目星をつけましょう!
排気量とは簡単に言うとエンジンの大きさです。一般的に排気量が大きくなればなるほどハイパワーなバイクになります。車は排気量、全長、全幅、全高などで分類されますが、バイクは排気量だけでなので排気量を制したものがバイク選びを制すと言っても過言ではありません。(過言です。)
細かく書くとバイクは排気量によって
ということが変わってきます。
いきなり地獄かよ・・・わけわからんわ!初めてのバイクを買うハードルの高さよ!
上のリストをすべて理解する必要はなく、
ということだけ理解していれば十分です。
維持費や税金は排気量が大きくなればなるほど大きくなってくるよ!維持費について詳しく知りたい人は下の記事を参考にしてね!
特にバイク初心者の方や初めてバイクを買う方は排気量によってバイクに尊卑があるように考えてしまう方が多いです。そのような「排気量至上主義」に侵されている方はこちらの記事を読んでみて下さい。バイクはどれも素晴らしいですよ。
欲しいバイクを決める【初めてのバイクの買い方】
- Q色んなバイクがあるので初めてのバイクにどれがいいのかわかりません。どれもかっこよくみえます。
- A
バイクの種類を絞ってから初めてのバイクを決めましょう。
というステップでバイクを絞っていきます。
①初めてのバイクの種類を決める
- Qバイクの種類ってなんですか?
- A
スクーター、オフロードバイクなどの「大きなくくり」「カテゴリ」です。
- 通勤に使うだけだから125ccのスクーター
- 下道トコトコ、たまに高速道路を走りたいから250ccアメリカンにしよう!
- 見た目がかっこいいからスポーツタイプにしよう!
こんな感じでだいたいのバイクの種類の目星をつけましょう!
趣味として乗るバイクは単純に見た目が気に入ったものを選ぶのが最良の方法ですが、適当にバイクを選んでしまうと
ということになると言っても過言ではありません。(過言です。)
いきなり車種を決めるよりもまずはバイクの種類を把握してから車種を絞った方がバイク選びはうまくいきます。
初めてのバイクのときにこれを理解しておけばバイクの勉強になって一石二鳥!ちなみに僕が初めてのバイクとしておすすめしているのはモタードです!
初めてのバイクに人気なのはアメリカンよ!
(モタードとアメリカン・・・真逆だね・・・)
バイクの種類は細かく分けると20種類近くになりますが、最低限抑えたい種類は
という12種類になります。
詳しくは下の記事で解説しているのでまずはバイクの種類を把握しましょう。
②初めてのバイクの車種を決める
- Qバイクの車種とはなんですか?
- A
「レブル250」など特定の車種です。
- メットインが大きくて(スペック)安い(予算)アクシスZにしよう
- かっこいい(見た目)レブル250にしよう
- スポーツタイプの中では比較的シート高が低い(スペック)YZF-R3にしよう
こんな感じでだいたいのバイクの車種を決めましょう!
あなたが求めるバイクの使い方(サーキットや峠を攻めたいのか、超ロングツーリングをしたいのか、ジムカーナを楽しみたいのか、通勤通学で使いたいのか)に合致するバイクの種類が判明したら、その種類の中でもっともしっくりくる車種を選びましょう。
などが重要になってきます。下のリンクから現在手に入るほとんどすべてのバイクの価格やスペック、見た目を確認できるので流し読みしてみて下さい。
スペックをランキング化しているので面白いと思います!ぜひ参考にしてみて下さい!
初心者にかけられがちな「足つきの呪い」は足つきを解説しているこっちの記事で解くことができるぞい
初めてのバイクを買うバイク屋さんを決める
- Q購入するバイク屋さんはどう選べばいいですか?
- A
新車はディーラー、中古車は大型販売店がおすすめです。いずれにしても自宅から一番近いショップにしましょう。
欲しい車種が決まったら「どこで買うか」と決める必要があります。これは、
というステップで決めていきます。
初めてのバイクを中古で買うか、新車で買うかを決める
バイクを新車で購入するか、中古で購入するかでお世話になるバイク屋さんが大きく変わってくるので欲しいバイクが新車で変える場合、新車で買うのか中古車を買うのを決める必要があります。
欲しいバイクが生産終了していれば中古で買うしかないよ。
新車と中古車がどちらがいいかというのは一概に言うことは難しいですが、僕は「新車で転んだらメンタルダメージやばいから」という理由で最初のバイクは中古がいいのではと思います。
結局バイクは油断したり運が悪いとどんなベテランでも転んでしまうものですが、初心者の状態よりもある程度経験を積んだほうが転倒回避率が上がるのは間違いありません。
「私は絶対に転ばない!」「どうしても新車がいい!」という方は新車を買いましょう。決めきれない方は下の記事を参考にして頂ければと思います。
3種類のバイク屋さんからバイクを購入するところを選ぶ
バイクを購入するお店は大きく分けて、
- ディーラー
- 大型販売店
- 個人経営のバイクショップ
という3つのバイク屋さんに分けることができます。
新車の場合は保証が厚いディーラーがおすすめで、中古車の場合は選べる車体が多い大型販売店がおすすめです。
いずれにしても自宅から最も近いお店で購入するようにしましょう。自宅から遠いとメンテナンスに行くのがちょっとしたツーリングになってしまったり、初期不良の対応を諦めざるを得ない状況になってしまいます。
自宅から何百キロも離れたショップで安く買って、初期不良対応ができずに結局高くついてしまった人を知っています。
バイク免許を取得しに行く【初めてのバイクの買い方】
欲しいバイクとそのバイクを購入するお店まで決めることができたらいそのバイクを運転できる運転免許を取得に動き出しましょう。
先述の通り、運転できるバイクの排気量によって必要な免許は変わってきます。それぞれの免許にはクラッチ操作を必要としないバイクのみ運転することができるAT限定免許というものがあるので免許の種類は6種類になります。
初めてのバイク免許で一発試験は難しいと思うので、下記の持ち物を持って教習所へ行きましょう。
バイク屋さんに行ってバイクを探す
- Qバイク屋さんに並んでいるバイクから選ばなければならないのですか?
- A
ネットワーク内から選ぶことができます。
教習所に通いながらバイク屋さんに行くことで教習のモチベーションを上げることができます。免許取得前でもバイクを購入することができるので、気軽に行ってみましょう。
この時点ではバイクの実物をみて決める段階ではなく、そのバイクショップや系列店にある在庫全体などから選ぶことが多いです。
新車の場合はディーラーに行ってバイクを買う旨を伝えればトントン拍子に話が進みますが、中古バイクの場合は店員さんとのかけひきが必要になります。
例えば、新車は「CBR250R」というバイクを買うだけですが、中古バイクは「走行距離○○kmのCBR250R」「マフラーをカスタムしているCBR250R」というように無数に選択肢があります。
店員さんは最も売りたいCBR250Rを「予算を軸に」提示してくるので「距離を軸に」話すテクニックを使って最もあなたの条件に合うバイクを引き出しましょう。
走行距離に応じて「購入後やらなければなばらないメンテナンス」がわかるので購入後のメンテナンス代を予測できるからです。
ちなみに、バイクの価格は表示されている「本体価格」とは別に諸々の諸費用をプラスした「乗り出し価格」というものがあります。プラスされる費用はこれまた排気量によってことなり、目安としては
排気量 | 状態 | 乗り出し費用 |
~50cc | 新車 | 38590円 |
~50cc | 中古 | 36850円 |
~125cc | 新車 | 43890円 |
~125cc | 中古 | 37250円 |
~250cc | 新車 | 60460円 |
~250cc | 中古 | 53370円 |
250cc超 | 新車 | 82930円 |
250cc超 | 中古 | 80270円 |
※ショップや車体の状態によって異なります。だいたいの目安としてお使いください。
という感じになります。
実際のバイクの21の項目をチェックする【初めてのバイクの買い方】
- Q実際のバイクを見てみたら画像でみるよりなんとなくくたびれている気がします・・・
- A
「なんとなく」ではなくチェックリストを見ながら具体的にみてみてください。
車体を取り寄せてもらってから実際の中古バイクを目の前にして細かい点をチェックを行います。
などをチェックします。細かい項目は23項目あるので確認前にチェックしましょう。
特に「オイル漏れ」「フレームのダメージ」は多くの費用が必要な修理、もしくは修理不可能である可能性もあるので特に入念にチェックしましょう。
中古の時点で完璧な車体はないけれど、なるべくいい状態のものを見定めるようにしよう
初めてのバイクを契約する
チェックに問題がない、あるいは許容できる範囲の問題しかなかった場合はいよいよ契約になります。
契約時に必要なものはお店から伝えられますが一般的に
になります。
ここから納車されるまでバイクショップがナンバーを取得したり、公道で走れるように整備を行うので待ちになります。
初めての任意保険に加入する
- Qお金がないときは任意保険に入らなくてもいいですか?
- A
必ず加入しましょう。任意保険に入れない経済状況であればバイクに乗ってはいけません。
公道を走る車両が必ず加入しなければならない「自賠責保険」はバイク購入時にバイク屋さんが手配してくれます。
自賠責保険は事故を起こしたときなどに相手や傷つけてしまった、死亡させてしまったときに「最低限の保証」をするものです。
大きな事故を起こしたときなどは自賠責保険ではまかなえきれないので必ず任意保険に加入しましょう。任意保険に加入していないと、脅しではなく「一度の過ちで人生が終わる」可能性があります。必ず加入しておきましょう。
初めてのヘルメットなど装備を揃える
- Qヘルメットはバイクを契約する前に買っておいたほうがいいですよね?
- A
当初とはまったく違うバイクを購入する可能性があるのでギリギリまで待ったほうがいいです。
バイクを契約してからヘルメットなど必要な装備を購入しましょう。
どうせ買うものだし、教習所に入校するときに買えばいいんじゃない?
教習所では転倒がつきものなので、せっかくの新品のヘルメットを傷物にしてはもったいないですし、教習所に通う途中の荷物になってしまいます。
教習所では自前のヘルメットを使わずに、教習所で借りたほうが良いでと思います。
また、バイクを買うときは事前に「このバイクのこのカラーにしよう」と思っていても、実際にお店に行って説明を受けると全く違うバイクを選んで帰ってくることが多くあります。
契約前に装備を揃えると「このバイクにこのヘルメットは似合わないな事件」が起こるので、装備品の購入はバイクを契約したあとの方がよいでしょう。
運命の出会いってやつですね。趣味の乗り物なのでよくあることです。
法律で義務付けられている装備品はヘルメットだけですが、趣味としてバイクを楽しむのであれば
を揃えておきましょう。
初めてのバイクの納車当日を迎える
- Q初めての公道でがとても不安です。
- A
どんなベテランライダーでも初公道は不安でした。少しでも不安をへらすノウハウがあります。
いよいよバイクが納車される日が来ます。緊張と期待で胸が高鳴りますね!
初めてのバイクの納車当日はバイクで公道を走る初めての日なので、とても緊張します。下のスケジュールに沿って納車日を過ごすことで危険やケアレスミスを最小にすることができます。是非参考にしてみてください。
交通量の多い日を避けたり、バイクに慣れる前に立ちゴケなんかしないように色々工夫しましょう!
納車当日に免許取得が間に合わなかった場合は下の記事を読んでみてください。
ここまでの内容で「バイクに乗りたい」と思ってから実際に自分のバイクに乗るまでの流れはめでたく完了ですが、余談として保証期間の過ごし方を載せて起きます。
【余談】保証期間にたくさんバイクに乗る
- Q無事納車されました。あとは楽しむだけですね。
- A
いいえ。保証期間が終わってからが本当のバイクライフのスタートです。保証期間を有意義に過ごしましょう。
特に中古車を購入した場合は保証期間中の過ごし方が重要になります。
保証期間はそのバイクの販売時の走行距離に応じて
走行距離 | 保証期間相場 |
~1000km | 6か月or6000km |
~5000km | 6か月or6000km/3カ月or3000km |
~10000km | 3カ月or3000km/1ヶ月or1000km |
10000km~ | 1ヶ月or1000km |
くらいの相場感で保証期間が設定されています。
これは1週間に250kmの走行距離にあたるので、毎週1回日帰りツーリングに行けばちょうど消化できるくらいの距離になります。
少し無理してでも250km/週をこなし、ちょっとした不具合でもバイク屋さんに報告して対応してもらうことで、納車時よりも良い状態にすることができます。
納車時はバイク屋さんがバイク屋でできることのマックスを行い、保証期間中はライダーが公道でできることのマックスを行うという感じです。保証期間が終わったときに「マックスの整備完了」という認識でいるようにするとうまくいきますよ!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
という内容の記事でした。
なんとなくバイクを買う流れのイメージができたのであれば嬉しく思います。
このサイトは「全記事読めば誰でもバイクベテランになれる」というコンセプトで作っているので、是非最初の記事から順に読んでいただいて、さらにイメージを膨らませて頂ければ嬉しく思います。
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