この記事ではバイク教習のコツを解説しますが、「予習した内容よりも教官の教えを優先できる」という方のみ読み進めてください。詳しくは>>>こちらの記事を読んでみてください。
okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いた方は
という方ではないでしょうか。
バイクに乗りたい!と思ったときにまず思うのが引き起こしの不安と
バイク乗りが足でガチャガチャやってるあれ・・・なんなの・・・?
という不安ではないでしょうか。
この記事ではバイクのギアチェンジについて
ということについて解説していきます。
バイク乗りは通常「ギアチェンジ」のことを「シフトチェンジ」と言います。「バイク シフトチェンジ」よりも「バイク ギアチェンジ」で検索している方の方が多かったので、この記事では「ギアチェンジ」という言葉を主に使って解説します。
バイクに興味を持った方が「バイク ギアチェンジ」で検索することが多いからだと思うよ。あなたもそうかな??
「バイクのギアチェンジをする目的や意味」「チェンジするギアはだいたい6枚」という段落は理解を深めたい方だけ読んで下さい。
「ギアチェンジの方法だけ知りたい」という方はこの段落を読み飛ばしてもらってもOKです。
ついていけなくなったらお言葉に甘えるわ
ついていけなくなったらお言葉に甘えるわ
バイクの発進から停止までの流れは下の記事を読んでみてください。
僕は普通自動二輪免許、大型二輪免許の両方を延長なしのストレートで卒業し、且つ、「免許取得をとても楽しめた成人平均身長平均体重よりそれぞれちょっと上の成人男性」です。体格に恵まれない方、苦労して免許を取得した方や女性ライダーが書いている記事のように
あたし頑張って免許取ったよ!だからあなたも諦めないで!一本橋のコツは遠くを見ることよ!
という共感するための記事を書くことができません。ただ、問題を解決するため、気持ちを切り替えるための記事は書けるかもしれないので興味がある方のみ読んで頂ければと思います。
バイクのギアチェンジをする目的や意味
まずは「何故バイクのギアチェンジが必要なのか」ということについて解説します。
ざっくり説明すると
という感じです。これだとわかりにくいのでそれぞれ解説します。
エンジン内の爆発から生み出される「回転」でタイヤが回る(バイクが前進する)
バイクはエンジンの中でガソリンを爆発させてタイヤを回すためのエネルギーを作っています。
エンジン内の爆発は「クランクシャフト」という棒を回し、クランクシャフトはその先に着いている歯車を回します。その歯車にはチェーンがついていて、そのチェーンの端にはタイヤがついているイメージです。
つまり、爆発によって回転したクランクシャフトの回転がタイヤを回しているということです。
スピードを出すにはたくさん爆発させてタイヤをたくさん回す?
もっとスピードを出すには単純にエンジン内でガソリンをドンドン爆発させて棒が回るスピードを早くすればタイヤもそのスピードで回るのでバイクを速く走らせることができます。
しかし、エンジンの爆発スピードには限界があります。
車種によって違いはありますが、バイクのエンジンに負担がかからず、ライダーが気持ちよく走ることができる棒の回転数は1分間にだいたい3000回転~6000回転の間です。
6000回転している状態で30km/hしかでていなかったら高速道路なんて走れません。
「3000回転~6000回転」は車種によって変わるよ!この記事内だけの例えだと考えてね。
スピードを出すにはギアを入れ替えて同じ力でタイヤをたくさん回す!
エンジンの性能、つまり棒が回る速度は最初から決まっているので、棒の次のパート「ギア」の大きさを変えることで「棒の回転」と「タイヤの回転」に差を出してより速いスピードでバイクを走らせるということを行うのがギアチェンジを行う目的です。
大きいギアを使うとギアが一周するまで時間がかかりるので、強い力でじっくりタイヤを回すことができます。
小さなギアを使うと一周するまで時間はかからないので、弱い力ですがより速くタイヤを回すことができます。
チェンジするギアはだいたい6枚
多くのバイクには「大きいギア」「小さいギア」だけではなく6枚のギアがあります。(モデルによっては3速や5速もあります。)
1番大きなギアを「1速」、1番小さなギアを「6速」と言います。
つまり、最初は1速で運転し、エンジンの回転数(=クランクシャフトという棒の回転数)が3000~6000回転の間に2速に切り替えると回転数は一旦下がります。更に速度を上げると回転数が上がってきて3000~6000回転の間に入ります。そのときに3速に上げる・・・という操作がバイクのギアチェンジです。
逆に減速するときに3000回転以下になりそうならギアを1段階落としていく・・・という操作もギアチェンジになります。
と言います。
シフトアップ、シフトダウンについて詳しくは下の詳細記事を読んでみてください
エンジンの回転数の気持ちよく走れる下限と上限(3000~6000回転)が決まっている時点で、おのずと各ギアで気持ちよく走ることができる速度は決まってきます。
各ギアが受け持つ速度が決まってくるということね!なんとなく理解できたわ!
(嬉しい!!)
教習所でのバイクギアチェンジ方法、シフトアップの場合
それぞれ解説します。
エンジンが6000回転になったことをタコメーターで確認
エンジンの回転数はスピードメーターの横のタコメーターにリアルタイムで表示されます。6000回転あたりになったらギアチェンジします。
タコメーターの針が6000回転あたりを示したらシフトアップしましょう。エンジンの回転数による音は何速ど走っていても変化はないので、慣れてきたら音で「だいたい6000回転くらいかなー」と判断してギアチェンジできるようになると良いです。
スロットルを戻す
エンジンの回転数を小さくするためにスロットルを戻します。
クラッチレバーを握る
クラッチレバーを握るのは「ギアを変える準備」をするためです。クラッチレバーを握ると、ギアは「棒(クランクシャフト)と歯車(ギア)」がつながってない状態になります。
棒からギアを外しているということ
シフトペダルを上げる
クラッチレバーを握ることによって「棒から歯車が外れている状態」になっているので次の歯車に変えます。
シフトペダルを上げれば次のギアを呼び出して棒の横にセットすることができます。
6枚の歯車は左足で操作するシフトペダルで行いますが、1速と2速の間に「ニュートラル」というギアがあります。ニュートラルは「棒がどの歯車にもつながっていないギア」です。
1速から2速にシフトアップするとき、2速から1速にシフトダウンするときに「チョコン・・・」と軽くペダルを操作するとニュートラルに入ってしまうことがあるので「ガチャコン!」と自信をもって操作しましょう。
スロットルをゆっくりひねる
スロットルを戻しっぱなしだと棒の回転数が落ちてしまいます。棒の回転数が落ちている状態で歯車をつなぐと棒の回転よりもタイヤの回転が速い状態になってしまうのであらかじめスロットルをゆっくりひねって棒の回転をタイヤの回転に近づけておきます。
クラッチレバーをゆっくり戻す
クラッチレバーをゆっくり離していくということは「棒と歯車をゆっくりくっつけていく」ということ。
ゆっくりくっつけることでエンジンの回転とタイヤの回転をすり合わせながら歯車の入れ替えをすることができます。
この操作を半クラッチといいます。
回転に差がありすぎると衝撃が大きくなるよ
誤った情報に注意
クラッチレバーを握ってからスロットルを戻す!
と解説している某大手サイトがありますがこれは完全に間違いです。スロットルをひねっている状態でクラッチレバーを握ると、棒が空転するので急激にエンジンの回転数が上がってしまいます。
超高速で回転する棒に歯車を接続するとチアチェンジのショックが大きくなり、各パーツに負担がかかるのでやめましょう。
こんな方法でギアチェンジしているライダーは1人もいないよ。
教習所でのバイクギアチェンジ方法、シフトダウンの場合
シフトダウンもシフトアップと操作は同じですがシフトダウンの場合はより大きな歯車に交換するのでギアチェンジのときにエンジンの回転数が上がりやすくなるので⑤「クラッチレバーをゆっくり戻す」のときはシフトアップのときよりも慎重に行うようにしましょう。
すぐに慣れるよ!
公道でのバイクギアチェンジ方法
ちなみに公道では
という方法で素早く効率的にギアチェンジをして「そのときに欲しいエンジンパワーを一瞬で引き出す」ということを行います。
ギアチェンジするタイミング
ギアチェンジをするタイミングは、教習所では
というタイミングでおこないます。
公道では
というタイミングでギアチェンジを行います。
シフトアップは「加速チェンジ」、シフトダウンは「減速チェンジ」!
と解説している某大手サイトがありますが、これは公道においては全く間違っています。
公道では追い越しをかけたいとき(エンジンパワーが必要なとき)などにシフトダウンを行ったりします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
バイクのギアチェンジについて初心者の方、バイクの運転をしたことがない方にわかるように解説したつもりです。
バイクを運転している方の中でもこのような仕組みをわからないまま運転している方はたくさんいます。最初に仕組みを理解することでよりバイクとあなたの距離が縮まり、いい感じのライディングができるようになります。
バイクの構造や仕組みにめちゃくちゃくわしい方からすると
近からず遠からずの説明しかできていないよ!
という内容の記事かもしれませんが、これ以上深堀りすると初めての方は理解不能になるので情報に差異のある部分はご容赦願います。
文章や言葉にすると難しそうに感じるバイクのギアチェンジですが、教習所にいって教官のいうとおり運転してみると
あの記事にかいてあったのはこういうことか!やってみたら簡単ね!
となるので恐れずに運転してみてください。
この記事がバイクを全く知らない方にとって少しでも役に立ったのであれば嬉しく思います。
他の教習内容のコツを知りたい方は下の記事を読んでみてください。
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