okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いた方は
という方ではないでしょうか。
車と違ってバイクには残りのガソリンの量を示す燃料計がついていないことがデフォルトになっています。
燃料計がついているものでも、車と比べてタンク容量が小さいので燃料計の精度は高くありませんので燃費計算をした方がより安心して遠くへ行くことができます。
この記事では
などを知ることができます。
その結果
という大きなトラブルの初期段階に気がつけるようになり、より健全なバイクライフを送ることができるようになります。
バイク乗りならみんなやってるよ!
燃費とは?バイクの燃費計算方法
燃費(km/ℓ)とは燃料1ℓで進むことができる距離(km)を示すものです。
という計算式で求めることができます。
バイクの燃費計算方法
バイクの燃費を計測するにはトリップメーターを使います。
トリップメーターとは任意の場所から任意の場所までの走行距離を表示しているメーター。
燃料を計測する流れは下記の通り。
- 給油トリップメーターをリセット
給油したらトリップメーターをリセットして「0km」にしてから走り始める。
- 走行バイクに乗る
トリップメーターでガソリンを入れてからの走行距離を計測。
- 給油燃費計測
トリップメーターに表示されている距離(走行した距離)÷給油量(使用した燃料)を計算して燃費を出す。
例えば200km走って10リットル給油したら燃費は20km/ℓ。 - 給油後トリップメーターをリセット
トリップメーターをリセットして再び走り出す。
- 走行以下繰り返し
これを毎回行う。
まずはこれを繰り返して、自分のバイクがどれくらいの距離を給油なしで走れるのか、航続可能距離を把握しましょう。
燃費が20km/ℓで14ℓのタンクであれば航続可能距離は280kmとうことになります。
「余裕を持って240km走ったら給油をしよう」などと段取りをします。
航続可能距離の手前で余裕を持って給油することでガス欠を防ぐことができます。
ガス欠するなんてライダーとして未熟です!僕は1回やったことがあります・・・
バイク燃費計算方法の注意点
燃費は走行環境で大きく変わることに留意しましょう。
バイクが燃料を最も消費するときは停止状態からの発信です。信号等でストップアンドゴーが多いと加速と減速、発進と停止を繰り返すので燃費は悪くなります。僕の場合18km/ℓ。
エンジンの回転数は低回転でダラダラ走ることが多く、加速、減速をする機会も少ないので燃費は良くなります。僕の場合22km/ℓ。
燃費の悪い街乗りの方を燃費で「航続可能距離」の割り出しをした方がより余裕をもって給油できます。
燃料警告灯を利用した簡単なバイク燃費把握方法
燃費計測方法は上のタイムラインの通りですが毎回これをやっていると正直面倒です。
燃料警告灯を上手に使って「燃費が悪くなっている兆候」だけを掴むようにして燃費管理を楽にしましょう。
燃料警告灯は燃料タンク内の燃料残量が決められた量になると点灯する警告灯のことです。
僕のバイクの場合は14ℓのタンク内の残量が4ℓになったら燃料警告灯が点灯します。燃料警告灯が点灯するタイミングは車種によって変わるので予め知っておきましょう。
方法としては「燃料警告灯がついたら給油し、給油量で燃費が悪くなっていないか確認する」という方法です。
- 給油トリップメーターをリセット
燃費計算はしませんが、航続距離は把握する必要があるのでトリップメーターはリセットします。
- 走行バイクに乗る
トリップメーターでガソリンを入れてからの走行距離を計測しています。
- 燃料警告灯点灯燃料警告灯が点灯したら速やかに給油に向かう
燃料警告灯が点灯したら次のガソリンスタンドに入ります。
- 給油燃料警告灯が点灯したら速やかに給油
給油量がいつも通りか、いつもより多くないかを確認します。
- 給油後給油量が多ければ燃費計算をする
もしも給油量がいつもより多ければ「燃費が悪くなっているかも?」と判断し、次の走行で燃費計算をします。
燃料警告灯が点滅してすぐに給油すれば「毎回ほとんど同じ燃料使用量で給油している」ということになります。
ですので燃費計算をすることなく「燃費が悪くなったかも」ということを把握できるようになります。
「いつもは10ℓしか入らないのに今回は12ℓも入った・・・ほとんど高速道路走行だったのに・・・燃費悪くなってるかも!」
と気づくことができます。いつもよりも燃料が多く入ったら、次の走行で燃費計算をして正確な数字を把握しましょう。
バイクの燃費が悪くなったときに疑う不調
人間であれば食欲が合ったほうが健康的ですが、バイクの場合は食欲がある方が調子が悪いという判断をします。
多くの燃料を消費しないと前に進めないということはどこかに不調があります。ですので燃費計測を行うことはバイクを健康に保つメンテナンスの第一歩でもあります。
燃費が悪くなったときは
ということを疑います。
エンジントラブル
なにかしらのパワーロスが起きている可能性があるので次にバイク屋さんに行ったときに「最近燃費が悪くて・・・ちょっと気にしてもらってもいいですか?」と不調を伝えましょう。
軽微なガソリン漏れ
ガソリンが漏れると燃費が悪くなります。
正確には「使用するガソリンが減っていっているので燃費が悪くなった値が出る」です。
派手にガソリンが漏れるとバイクの下にガソリン貯まりができたり臭いなどで気付くことができます。軽微な漏れはなかなか気づくことができません。
燃費が悪くなったらタンク周りや燃料ホース周りに染みがついていないかを確認しましょう。
ブレーキの引きずり
ブレーキが引きずりを起こすと常にブレーキがかかっている状態で走行することになるので燃費は悪くなります。
10分くらいフロントブレーキを使わずに走行し、ディスクを触ってみましょう。手で触れないくらい熱くなっていれば引きずりを起こしています。
同じようにリアブレーキを使わずに走行してリアディスクも確認しましょう。
ブレーキを引きずったまま走行すると最悪の場合出火&炎上してしまうので気をつけましょう。
早めに気付くことで大事になることを防げるよ!
ガス欠しそうになったら
燃費計算をしているとガス欠はある程度防ぐことができるようになりますが、逆に「そろそろまじでヤバイ。あと10kmでガス欠になる」ということが数字で把握できるようになり、確信を持った不安を抱けてしまいます。
ガス欠しそうになったら
という低燃費走行をして粘りましょう。
高速道路では約50kmごとに給油ができるSAが配置されています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
バイクを健全に保つ、ツーリングを安心して楽しむのに必要不可欠な燃費計算方法について解説しました。
バイク乗りであればみんなやっていることなので早いうちに燃費を把握するクセをつけましょう。
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