okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いた方は
という方ではないでしょうか。
この記事ではバイク1台、1人で行く、1~2泊程度のソロキャンプツーリングについて必要なこと、つまり、これからキャンプツーリングを始める人が最初に行うであろう最もオーソドックスなキャンプツーリングについて網羅的に解説します。
複数で行く場合は3台で3人になるぞ。1台で2人でいくキャンツーは難易度が段違いじゃからな。やめたほうがいいぞい。
ということがわかります。
比較的長い記事になりますが、この記事は
キャンプツーリングの始め方
ツーリングの宿泊のためのキャンプはおすすめしないが、キャンプのための移動手段としてのツーリングは超絶おすすめ。
という結論に向かって進んでいきます。
キャンツーを始めたい方は是非最後まで読んでいってください!
バイクソロキャンプツーリングに向いているおすすめのバイク
バイクでキャンプを行うにはまず、バイクがないと始まりません。バイクは見た目が気に入ったものに乗るのがもっとも良い選択ですのでキャンプツーリングの相棒も見た目が気に入ったものがあなたにとってはもっともキャンプツーリングに適したバイクです。
スーパースポーツでキャンツーする方も結構いますよ!どんなバイクでもOKOK!
とはいえ、キャンプツーリングでは不整地を走ることがほとんどなので、強いて言うのであれば
のバイクがキャンプツーリングに向いていると言えます。
下の記事を眺めてそれぞれどんなものか見てみてください!
大事なことなので繰り返しますが、どんなバイクでもキャンプツーリングは可能です。気に入ったバイクとキャンプに行くのが幸せへの近道です。
SSで砂利道なんて走りたくねーよ
林道ツーリングするわけじゃあるまいし、ちょっとの距離をは押しゃーいいんだよ押しゃーよー。
とにかくバイクソロキャンプツーリングをしてみたいならハンターカブがおすすめ
令和4年初乗りは「スーパーへおつかい」でしたー!#CT125#ハンターカブ pic.twitter.com/X09CWYJV8X
— じゅ (@jump220178) January 3, 2022
正直バイクにはそんなに興味ないのよね!「バイクでキャンプする」っていう行為に興味があるだけなのよね!
という方であれば125ccのハンターカブというバイクがもっともおすすめです。
詳しくは下の詳細記事を読んでみてください
高速道路は走ることはできませんが、
正直バイクにはそんなに興味ないのよね!「バイクでキャンプする」っていう行為に興味があるだけなのよね!
という方は大荷物を積んで高速道路をかっ飛んだりしないと思うので問題ないかと思います。
シート下に収納スペースがあるスクーターの方が荷物を積みやすいと考えるかもしれませんが、キャンプツーリングの荷物はそのスペースに全く収まりきらないので新たにリアキャリアをつける必要があります。
最初からリアキャリアがついているハンターカブは「買ってすぐにキャンプツーリングに出かけられるバイク」です。
また、純粋なATスクーターとは違って、クラッチレバーを使わずにシフトチェンジを行う作りなのでバイクならではの操作を楽しむこともできます。
ハンターカブは景色を楽しみながらトコトコツーリングをするには最高だよ。
もっとも簡単なバイクソロキャンプツーリングの荷物積載方法
キャンプ道具をうまくバイクに積めるかどうか・・・それが最初の難関よね・・・
と考える方がほとんどかと思いますが、結論から言うとシートバッグというバッグが最適解です。大容量の荷物を積載する方法は他にも複数ありますが、それぞれデメリットが目立ちます。
シートバッグであれば上記のネガをすべて解消して大容量の荷物を積載することが可能です。念の為ツーリングネットも合わせればほとんど無敵です。
また、タンデムシートかリアキャリアがあればどんなバイクにも装着できるので、将来的にバイクを乗り換えたときも同じものを使い続けることができます。
おすすめのシートバッグ:フィールドシートバッグ
ブランド | タナックス MOTOFIZZ |
サイズ | 31 x 47 x 31 cm |
容量 | 39Lから59Lに可変 |
重量 | 2.7 kg |
横から空くので出し入れがしやすく、着脱式のサイドポーチが付いているので休憩時に便利です。長尺物が積めるホルダーベルトに大根を積んだり、コードに休憩中のグローブを挟んだりしています。
ツーリングネットをあとづけすれば荷物を更に高積みすることもできます。
これ以上のサイズの「キャンピングシートバッグ」もありますが、連泊キャンプツーリングをする方でもない限りフィールドシートバッグ で十分だと思います。
ちなみに250ccのオフロードバイクと1000ccのスーパースポーツにも装着しています。頭を使えばナンバープレートフック、荷掛けストラップなんて要りませんよ!
フィールドシートバックを拡張させると59リットルの容量になります。キャンプ道具は十分入れることはできますが、お土産をたくさん買いたい方や心配性の方、大食いの方はキャンピングシートバッグ(最大75リットル)を選ぶようにしましょう。
でもこのシートバッグは防水じゃないわよね?
(初心者は二言目には防水防水うるせーわまじで)詳しくは下の記事を読んでみてくださいね!
雨が降ったときの完璧な対処方法は下の記事内で解説しています。
このバッグを積めれば積載能力は原付きだろうと大型バイクだろうと一緒だからね。そしてこのバッグはほとんどどんなバイクに積めるからね。
バイクソロキャンプツーリングの持ち物リストと解説
ちょっと長くなりますが解説が必要だと思うもののみそれぞれ簡単に解説していきます。
普通のツーリングの持ち物は下の記事で解説しています。
テント
テントには大きく分けて自立型と非自立型があります。非自立型はとても軽いのが魅力ですが、地面にペグ打ちをしなければ設営できないというデメリットがあります。身軽なバイク旅には設営場所を選ばない自立型がおすすめ。
ダブルウォールタイプでサラッと快適に過ごす
また、テントの雨除けとテント本体が別々になっているダブルウォールタイプのものがおすすめです。ダブルウォールタイプはテント内の結露を防いでくれるので快適に過ごすことができます。
窓の二重サッシと同じイメージです。
クローズドインナーで長く楽しむ
テントのインナーは夏用のフルメッシュ、春~秋用のクローズド、その中間のハーフメッシュがあります。多くのバイクツーリングの宿泊地は夏でも山でテントを張ると思うので長い期間使えるグローズドインナーがいいかも。とはいえ涼しいフルメッシュもいいかも。お好みで!
バイクのジャケット選びみたいだね
テントサイズは荷物を入れられるように2人用
積載を考えると完全に一人用の小さなものを選びたくなりますが荷物を入れられるように幅が1300mm程度の2人用テントがおすすめです。車で行くキャンプでは車に荷物を入れたりできますがバイクでは無防備になりすぎます。
全体的に積載物としては大きくなるものをチョイスしているけど、寝室の快適性は疲れの取れ具合に直結するから多少積載に不利になってもこのテントの仕様がいいと思うよ!
キャプテンスタッグのツーリングテントは、他のテントよりもコンパクトに畳むことができるのでツーリングキャンプにおすすめのモデル紫外線を95%カットする生地を採用しているので強い日差しの下でも快適に過ごせます。
ベンレーションがあるのでサラッと快適に、出入り口前にスペースがあるので結露しにくい構造になっています。
値段も高くないし、ソロキャンプツーリングには間違いないモデルだよ。
ペグ
自立型のテントはペグ打ち不要とは言ってもそれは「打てないところにも設営できる」というだけであって打てるところにはペグ打ちをして設営します。ペグは必ず持っていきましょう。
ペグ打ちのハンマーは重くてかさばるので現地で大きめの石を拾って代用します。ハンマーは持っていきません。
こういうところで荷物を減らす工夫をしよう!荷物を工夫するのがキャンツーの醍醐味の1つだよ。
積載に余裕があるのであれば100均のゴムハンマーがおすすめです。
グランドシート
グランドシートとは、テントと地面の間に敷いて地面からの湿気を遮断するグッズです。ブルーシートで代用する方もいますが、湿気を遮断できる#3000以上のブルーシートは逆に高くついてしまう上、サイズが大きすぎるのでテントからはみ出したシートに雨や朝露がたまり、結果的にテントの下に水を招いてしまう可能性があるのでテント用のグランドシートを使いましょう。
ブルーシートで代用している人は一見ベテランキャンパーに見えるけど、本当のキャンパーからするとド素人以下に見えているらしいよ・・・わざわざコスパが悪いものを使っているからね。
寝袋
寝袋、キャンパーっぽく言うとシュラフには大きく
という3種類があります。
長方形の封筒型(レクタングラー型)
長方形のシュラフで、寝返りもうてますが体との密着性はないので保温性は落ちます。暑い時期はファスナーを開いて温度調整できるのが特徴です。収納時にかさばりやすいというデメリットがあります。
ミノムシのようなマミー型(人形型)
頭まですっぽり入ることができ、体と密着するので保温性が高いです。反面慣れるまでは寝苦しく感じるデメリットもありますが小さく収納することができるのでソロツーキャンパーには人気が高いです。ちなみにマミーとはミイラのことなので縁起が悪く感じる方はやめたほうがいいかもしれません・・・というのは冗談でソロキャンプであればマミー型がおすすめです。
両方のいいとこどりをしたエッグ型
キャプテンスタッグというブランドからは封筒型とマミー型のいいとこどりをしたエッグ型というシュラフが販売されています。
封筒型の寝心地の良さと、マミー型の保温性、2つの中間のコンパクトさがあるのでもっともおすすめできるシュラフです。
丸洗いができていつでも快適!
マット
マット、スリーピングマットはテントに敷く緩衝材の役割をします。凸凹と和らげるだけではなく、底冷えも防止してくれるアイテムです。なくても寝ることはできますが、寝心地が天と地ほど違うので使用を推奨します。
の2種類があります。
フォームマット
フォーマットは運搬時は折りたたんでおき、使用時に広げるだけの設置が簡単なマットです。運搬時に嵩張るのがデメリットですが多くのキャンパーが使用しているマットです。
エアーマット
空気でふくらませるエアーマットは運搬時はコンパクトにすることができますが、使用時に空気を入れる必要があります。パンク修理のために空気入れを持っていくのであれば採用しても良いですが、後々焚き火をするようになると火の粉で簡単に穴が空いてしまうというデメリットがあります。
無難にフォームマットを使用することをおすすめします。
キャプテンスタッグのEVAフォームマットはコンパクトにたためる上、とても安いです。卵のパックのような形状で体を点で支えてくれるます。
キャンパーの中にはガチの卵パックで寝る人もいるらしいよ・・・
ガスコンロ
火を使う方法は複数ありますが、運搬時の燃料漏れや使用時の風の影響を考えるとなんだかんだ優秀なのがガスコンロ(バーナー)です。
ガストーチ(着火用)
コンロの着火装置が不具合を起こしたときのためにライターやチャッカマンを持っていきましょう。バーナータイプであれば風の影響を受けずに着火させることができます。
LEDランタン
ランタンにはガスや灯油、ガソリンを使ったものがあり液体燃料を使ったもののほうがなんとなくかっこいいイメージがあるような感じがしますがバイクツーリングにはLEDランタンが断然おすすめです。
運搬中に燃料をこぼす心配もありませんし、何より電源を出力できるタイプのものを選べば緊急時のモバイルバッテリー代わりにもなります。
また、火災や一酸化炭素中毒を起こす心配がないので安心してテント内で使うことができます。
ナフロというメーカーのその名も「意外と便利なランタン」は
という点でとても便利なランタンです。
災害に備えて自宅にあれば安心できるのでキャンパー以外にも超おすすめ。
食器セット&調理道具セット(クッカー)
晩御飯のメニューによって変わりますが、鍋に一式収納できるクッカーセットがあると便利です。コンパクトに収納できるだけでなく、家でもまとめて保管しておけるので
スプーン忘れた・・・きれいっぽい葉っぱ探さなきゃ・・・
となることがありません。
その日の調理工程に問題なければ包丁よりもクッキングハサミの方が重宝することが多いです。
袋も開けられるし、指を切る心配もないわ!
ちなみに調理器具を現地で洗うつもりはさらさらないので、朝食で箸やスプーンを使う場合は割り箸や使い捨てのプラスチックスプーンにするのがおすすめです。
コンビニでもらったものを取っておくのじゃ!
ビニール袋
と、ビニール袋は大活躍します。
手提げの袋数枚と45リットル程度のゴミ袋が3枚程度あれば安心できるかと思います。
タオル
など、タオルは実に多用途に使えるので最低でも3枚は持っていきましょう。そのうち1枚は汚れ仕事をさせるのでほとんど雑巾のようなものでOKです。
大きなバスタオルよりもフェイスタオルを持っていったほうが用途を分散できるのでおすすめです。
椅子
旅先でリラックスするために折りたたみの椅子は絶対に必要です。
星空を見ながらリラックスできるようように背もたれがついたものが特におすすめ。
ミニテーブル
大きなテーブルは必要ありませんが、煮炊をしたり食事を並べたりするのには安定した場所が必要です。ミニテーブルを1枚持っていきましょう。
ウエットティッシュ
手が汚れたときはもちろんですが、使い終わったクッカーやお皿を拭いて持ち帰るのに使います。1泊のキャンプでは基本的に洗い物はせず、ウエットティッシュで汚れを落として持ち帰るのがおすすめ。
洗い物を持ち帰る前提でいればスポンジや洗剤も持っていく必要がなくなります。
そもそも設備が整ったキャンプ場じゃないとこに野宿したら洗い物なんてできないしね。水は貴重。
朝ごはんはどーすんのよ・・・
キャンツーの朝はコーヒーを入れる程度で凝った朝食は作らないですね。コーヒーとパンをかじって出発!
サンダル
ライディングのときに快適なブーツ、シューズは現地ではリラックス効果にネガティブに働きます。靴を脱いでサンダルに履き替えましょう。
足を虫に刺されるとテンションがだだ下がりになるので靴下は履いてままで虫除けスプレーを上から吹きかけましょう。
靴下を履くことでムカデに這わても腫れないよ。
エコバッグ
到着前に食材を買うわけですが、エコバッグがあれば欲しい物をすべて入れることができます。
夕食後は空になるので、その日着ていたものを入れるバッグにしても良いです。
モバイルバッテリー
バイクについているUSB電源はエンジンを切ると使えなくなるのでキャンプツーリングでは役に立ちません。
エンジンをかけなくても給電するようにもできるけど、多分翌朝バッテリーが上がっているて・・・。
一泊程度のツーリングであれば20000mhAの大容量のモバイルバッテリーですべてのデバイスを十分に充電することができます。
ものによってはパソコンも給電できます。パソコンの運搬方法は下の記事を読んでみてください。
バイク向きのモバイルバッテリーについて深堀りしている記事も読んでみてください。
ビニールテープ
立ちゴケしてしまってバイクが壊れたときや、テントの骨が壊れてしまったときなど、ビニールテープがあればなんとかなることがあります。
他にも思いもよらないところで役に立つことがあるので1巻持っていきましょう。
保険だね。
焚き火する場合は焚き火台、BBQコンロ(脱初心者したらでOK)
あらやだ!この焚き火台可愛すぎる!
キャンプといえば焚き火・・・ですが、多くのキャンプ場では直火がNGになっています。焚き火台が必要になるので焚き火をする場合は用意しましょう。
とはいえ、ガスバーナーと比べて焚き火を起こすのは大変ですし、火の扱いには危険が伴います。焚き火をするのはガスバーナーキャンツーを何回か繰り返し、キャンプ自体に慣れてからの方が良いと思います。
物事には順序があるのじゃ!
ここからは少し「一般的に必要とされているけどいらないと思うよ」ということを解説していきます。
タープは不要
タープとは日差しや雨を遮ってくれる屋根で、結露からテントや荷物を守ってくれる効果もあります。
テントの設営を昼間や午前中に始めて、一日の長い時間テントのそばで過ごすのであれば日陰を作るタープは必要です。
しかし、バイクで行くキャンプツーリングは多くの場合日差しの強い日中はバイクの上で過ごします。テントの設営は15時に始めるのが段取りとしてベストですが、設営を始めて1~2時間もすれば日差しは弱くなります。この1~2時間のためにテントと同じくらいの荷物になるタープを持っていくのはコスパが悪いです。(コストは運搬コスト)
そもそも日陰に設営できれば問題ないしね。できなくても少し待てばいらなくなるしね。
雨の日はどうすればいいのよ!
雨の日はそもそもキャンプもツーリングも行かないほうがいいですよ。
また、自立型のテントがペグなしでも設営できるのに対してタープはペグ打ちを必要とするのでペグが打てる場所にしかテントを設置できなくなります。
とはいえ、タープを張るとかなりキャンプ感がでるので、キャンプに慣れてきたら導入してもいいと思います。雰囲気大事。
洗い物セットは不要
先述しましたがソロキャンプツーリングでは洗い物は持ち帰った方が良いです。キャンプ中に洗い物をすると、当然のことながら「洗い物をする時間」発生します。せっかくキャンプに着ているのですからその時間は帰宅してから設けたほうがキャンプを最大限楽しめると思います。
また、持ち帰る前提でいれば洗剤やスポンジを持っていく必要がないので荷物の削減にもなります。
洗剤を少しだけ別の容器に移して持っていこうとすると高確率で漏れてるんだよなぁ・・・
サイドスタンドエンドは不要
サイドスタンドエンドは必要!不整地に停めるから絶対必要!
という方も多いですが、僕は不整地に停めるときは近くの石を拾ってきてサイドスタンドの下に敷いています。サイドスタンドエンドは便利なグッズかもしれませんがわざわざ買うほどのものではないと思っています。
誰かくれたら使います!
いつの時代のライダーじゃ?サイドスタンドエンドくらい持っていけ!バカモン!
バイクカバーは不要
バイクカバーは必要!雨が降ってなくても夜露で濡れるから絶対必要!
という方もいますが、
じゃあお前、雨降ったらバイク乗んなよ。絶対乗んなよ。おい。
という感じです。こういうことを言う方に限って「雨が降っても走れるようにカッパを持っていこう!カッパはマストアイテム!」など、防水のバイクグッズを推していたりするので笑えます。カッパを着ていてもバイクは濡れます。
カッパは持っていかないけど、バイクカバーは持っていきたいという方はハーフカバーがいいよ。エンジンが熱くてもかけれられるし、普通のカバーよりかは小さく収納できるよ。まぁ必要ないんだけどね。
コーナークッションなどの養生は不要
荷物を積むときはバイクが傷つかないようにバイクに当たる紐に養生が必要!コーナークッションで養生しよう!
という方もいますが、針金で固定するわけでもないですし、きちんと紐を張れば擦れたりしないので個人的には不要かと思っています。少なくとも僕は使ったことがありませんし、バイクが汚れたり傷ついた経験はありません。
でもきちんと養生している人は「バイク大事にしてる」って感じでかっこいいよ。オコモトはダサいよ。
バイクソロキャンプツーリングのスケジュール感
一泊二日のキャンプツーリングのスケジュール感の一例を載せておきます。設営開始時間などの確認をしてください。他は気にしなくていいです。
- 前日まで持ち物チェック
持ち物チェックには道具の動作確認も含まれます。ガスバーナーが点火するか、ランタンは点くか、モバイルバッテリーはフル充電されているかはもちろん、始めてのキャンツーであれば一度テントを立ててみることが大事です。
- 5時出発
どうせ眠れないのでさっさと出発します。
- 12時昼食
夕食に空腹というスパイスを効かせたいのでたくさん食べないようにします。
- 15時設営開始
ここで一旦「キャンプツーリング」の「ツーリング」の部分が終わります。ライダーからキャンパーに変わりましょう。多趣味素敵。
近くにスーパーがない場合は設営前に買い物を済ませておきましょう。 - 15時30分設営終了→買い出しへ
設営が完了してシートバッグが軽くなったら食材の買い出しに行きましょう。設営してみて「あれ忘れた」「これあったら便利だな」というものが見えてくるのでそれらも併せて買うことができます。お酒を飲む場合はお風呂に入ってからスーパーに行きましょう。
- 17時調理開始
献立によりますが、暗くなる前に調理を開始しましょう。もたもたしているとビールがぬるくなるのでつまみ食いしながらビールを飲むのがおすすめ。キッチンドランカーです。キャンプに慣れてきて積載に余裕がでてきたら保冷バッグなどを用意して食事のタイミングでビールを飲めるようにしましょう。
- 18時夕食
食事自体は暗くなってからの方が雰囲気がでます。疲れているので酔いが回りやすいです。常温でも美味しい日本酒やウイスキーをゆっくり呑みましょう。
- 19時星空を見上げる
背もたれのある椅子で星空を見上げ「洗い物しなくていいの楽~」と言いましょう。ずっと星空を見ていると目が慣れてくるので視認できる星が少しずつ増えていきます。気がつくと「星だらけ!」という状態になります。楽しみましょう。ランタンは消してくださいね。
- 22時就寝
虫の声でリラックス&謎の足音で緊張を繰り返しながら寝ましょう。
- 6時起床&テント撤収
起きると同時にテントを畳んで干します。雨が降らなくてもテントは夜露で濡れています。そのまま畳むとカビになるので木にひっかけたりし干しましょう。枝にひっかけて破かないように注意。適当な木がなければ濡れていない地面に置き、たまにひっくり返してあげましょう。
- 6時30分歯磨き&コーヒー&歯磨き
歯磨きをせずにコーヒーを飲むと、寝ている間に繁殖した口内の雑菌を飲み込むことになります。がっつり歯磨きをした直後にコーヒーを飲むと変な味になので、まずは水だけで歯磨きをして雑菌を洗い流します。その後コーヒーを楽しんでから歯磨き粉を使って歯磨きしましょう。
コーヒーと一緒に前日買って合ったパンをかじりましょう。こんな爽やかな朝は初めてですね。 - 9時出発
椅子の上でなんとなくダラダラ過ごしてテントが乾いたら荷造りをして出発です。またツーリングを楽しみましょう!
- 9時30分朝マック
「やっぱパンだけじゃ足んないだわな~」とか言って朝マックを食べに行きましょう。マフィンの方が美味しいのはわかっていますが、気分を変えてマックグリドルにしましょう。ここでもコーヒーを飲んで「あれ?朝飲んだコーヒーほどではないけどマックのコーヒーってうまいんだな・・・」と再評価しましょう。
明るい内に設営して、テントを干してから出発するということだけ覚えて行けばいいんじゃよ。朝マックは行かなくていいんじゃよ。
「まずは車+バイクでキャンプ」がおすすめ!
いきなり1人でキャンプに行くのは怖いわ・・・とはいっても一緒に行くバイク仲間なんていないし・・・
という方は友人を誘って「車+バイク(あなた)」でキャンプに行くことをおすすめします。友人さんは最悪車中泊でも良いです。
みんなで泊まれるテントがない場合は、コテージに泊まって「テントの設営以外」を行うキャンプ風のスタイルでも良いでしょう。
コテージならクッカーを使ってみたりできるわ!テントの設営は家でやればいいしね!
こうやって少しずつ慣らしていく方法も有効ですよ。
「まずはコーヒーツーリングから」がおすすめ!
一緒にコテージに泊まりに行くアウトドアな友達がいないわ・・・
という方はまずは「現地でお湯を沸かすコーヒーツーリング」から始めるのがおすすめ。
ツーリング先でお湯を沸かせてしまえればキャンプツーリングとの違いはほとんどテントを設営するだけです。
コーヒーツーリングの始め方は下の記事を読んでみてください。
コーヒーツーリングでキャンツーの適性を推し量れます。コーヒーを飲んでいるときに「もっとゆっくりしたいな」「このまま泊まってしまいたいな」「ここで星をみたいな」と思ったらキャンツーに移行しましょう!!
キャンプツーリングはバイク趣味の人ではなく、キャンプ趣味の人が行うと幸せ論
さんざんキャンプツーリングについて解説してきて恐縮ですが、キャンプツーリングは「バイクに乗ることが好きでバイクに乗っている」というライダーが行うべきではありません。
15時から設営?いやいや、やっとバイクも体も温まってきたころだからもっと走りたい!
okomoto
もうクタクタ・・・今から設営と調理無理。駅前のビジホ探すわ・・・
となるからです。
キャンプツーリングと言っても両方を完全に満たすことはできません。キャンプツーリングはキャンプをメインに考えられる方でないと100%楽しむことができないので、なまじ
コーナリング駆け抜けるの超楽しい!
とか思っている人には向いていないツーリングスタイルです。
キャンプツーリングを100%楽しめるのは「元々キャンプが趣味で、移動も楽しみたいからバイクツーリングをする」という方だと思っています。
「バイクが好きで、そのついでにキャンプツーリングもする」という方はあまりハマらないと思います。
確かにサーキットバリバリ走っている人でキャンプツーリングもやるって人めちゃくちゃ少ないっていうかほとんどいないよね。逆もしかり。
昔やってたって人はたまにいるけどね。バイクに乗り続けているのに今はやっていないってことは結局ハマらなかったってことだからね。
キャンパーが始めると幸せになれるが、ライダーが始めると幸せになれないかもしれないのがキャンプツーリング。
ツーリングの宿泊のためのキャンプはおすすめしないが、キャンプのための移動手段としてのツーリングは超絶おすすめ。
普段はライディングを楽しんでいても「今日はキャンプがメイン!」と思えるなら楽しくキャンツーができるよ。オコモトみたいに「キャンプもライディングも両方!」って人は結局キャンツーにハマらないことが多いよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
バイクソロキャンプツーリングの始め方などについて網羅的に解説しました。
この記事はあなたにとって都合のいい記事でしたでしょうか。悪い記事でしたでしょうか。
バイク関連の情報はとても都合のいいものばかりなのでこのサイトでは都合の悪いことも発信しています。嫌いでなければ他の記事も読んでみてください。
この記事をきっかけにキャンプツーリングに興味を持ったり、やっぱりやめたーという方が増えれば嬉しく思います。
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