okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
風を感じて走る我々バイク乗りは季節に敏感な部類の人たちであり、エアコンがなく着ているものだけで温度管理をしなければならないので服装にも敏感な人たちでもありますよね。
春ツーリングの服装はこれだ!!
という記事の通りの服装で出発すると、
なんじゃー暑くてまともに楽しめないわ!
という経験をすることはバイク乗りあるあるかと思います。何故こんなあるあるが起きてしまうかというと、こういったライターさんは非バイク乗りと同じように、季節を四季で捉えているから。
人によって差はあると思いますが、大げさに言うと、
と考えると7×春夏秋冬=28季あると言っても過言ではないくらい敏感なんです。
僕は比較的鈍感な方なので、
という6つの季節で服装を分けています。この内、春前半と秋後半、春後半と飽き前半は同じ服装になるので、服装は4パターンになります。
それって四季じゃねーのかよ!
春秋が前半後半に分かれているのが重要なの
この記事では、
について詳しく解説していきます。
青文字をタップすると詳細記事に飛んだりします!
夏の特徴
実は夏のツーリングの服装は年間を通して最も簡単です。というか単純です。
春秋とは違って寒暖の差に気をつける必要はありませんし、結局どこに行っても暑いので「涼しさと安全性のバランス」がもっとも取れた服装を見つけてしまえば朝から晩までその服装でツーリングをすることができます。
朝は冷えるから!
山は冷えるから!
という情報がありますが、あれはウソです。クソです。正しくは
朝は暑いから!昼がクソ暑いだけだから!
山も暑いから!街がクソ暑いだけだから!
です。
つまり、朝や山は「昼や街よりはマシ」という程度のこと。朝も山も昼も街も「最高に涼しい服装」をしていることに変わりはないのです。
どっちも一番涼しい装備をするということに変わりはないんじゃよ。
仮に山の上の方に行って多少寒くなっても、それが何時間も続くわけじゃないからね。せいぜい数十分だからね。ごく稀なケースのためにわざわざ対策品を持ってく必要はないと思うよ。
地域差や個人差があるとは思いますが、この記事があなたの「明日最高25度26度27度28度29度30度31度32度33度34度35度か・・・何着ていくか・・・」という悩みを少しでも解決できればと思って書いていきます。
最高気温25度26度27度28度29度30度31度32度33度34度35度のバイクツーリングヘルメット周り
ヘルメット
当たり前の話ですが、バイクに乗るにはヘルメットが必要。
体感温度的特徴は、
という感じ。
とはいえ、ヘルメットは季節によって使い分ける…というものではないので愛車やあなたのスタイルで決めるのが良いかと思います。
「冬はフルフェイス、夏はジェット」という方もいますが、僕は年中フルフェイスです!
フェイスガード
フェイスガードは首を日焼けから守ったり、排気ガスや花粉を軽減してくれるだけでなく、
マスク家に忘れた…/シートバッグの中に忘れた…
と、マスク代わりになるという点で大活躍してくれるので超おすすめ。
ヘルメットインナー
ヘルメット内が蒸れてしまう場合や、汗っかきの方はヘルメットインナーの使用もおすすめ。インナーキャップタイプとバラクラバタイプ、ヘルメット内蔵タイプのどのインナーでも活躍してくれます。
6月7月8月9月のバイクツーリング上半身の服装
メッシュジャケット(最高気温25度26度27度28度29度30度31度32度33度34度35度)
メッシュジャケットはバイクジャケットの中で最も通気性に優れたジャケット。直射日光に晒されない分、Tシャツ1枚よりも涼しくツーリングを楽しむことができます。必ず手に入れなければならいレベルのジャケット。
パンチングレザージャケット(最高気温25度26度27度28度29度)
メッシュジャケットの次に通気性がいいのがパンチングレザージャケット。パンチングレザーは通気用の小さな孔が開いたレザーのことを言います。正直30度以上の日は結構厳しいですが、アメリカンやクラシックタイプに乗る方は我慢して着ていることも。
僕は超優秀な熱中症対策としてメッシュジャケットの上から水をかぶって水冷という方法を推奨していますが、レザーだとジャケットを濡らせないのでおすすめしません。
夏用インナー
ジャケットの下にTシャツを着るとベタベタして不快指数が爆上がりしますし、ジャケットの腕部分に汗が染み込んで汚れてしまいます。冷感・速乾タイプの夏用の長袖インナーを着用しましょう。
防風インナー
仮に山の上の方に行って多少寒くなっても、それが何時間も続くわけじゃないからね。せいぜい数十分だからね。ごく稀なケースのためにわざわざ対策品を持ってく必要はないと思うよ。
と言って置いて恐縮ですが、最高気温25度26度27度28度29度くらいの早朝などは少々冷えることもあるので邪魔にならない防風インナーを着ていっても良いかと思います。僕は持っていきませんが予防線を貼る意味で記載しました…。
30度超えたらまじでいらないよ。
インナープロテクター
バイクバイクしたジャケットやレザーが苦手な方はインナープロテクターの上からお気に入りのTシャツを着る…という方法もあります。しっかりしたインナープロテクターを選べば、下手なメッシュジャケットよりも安全にツーリングを楽しむことができますよ。
僕は夏用インナーの上にインナープロテクターを着て走っています!
夏のバイクツーリング、グローブなど
メッシュグローブ
バイクグローブの中でもっとも通気性が良いのがメッシュグローブ。グリップを握りっぱなしの手は多くの汗をかくのでこの時期の必須アイテム。
パンチングレザーグローブ
メッシュグローグよりも涼しさは劣りますが、アメリカン、ハーレーやクラシックバイクの方にはおすすめ。ツーリングのたびに洗濯するのは少々面倒かも?
インナーグローブ
インナーグローブを使っているバイク乗りはまだまだ少ないですが、
という素晴らしい効果があるので超おすすめ。
靴下を履くのにインナーグローブをしない意味がわからないんです。
最高気温25度26度27度28度29度30度31度32度33度34度35度のバイク、下半身の服装
ジーンズパンツ・デニム
通気性のよいデニムは夏でも快適に使用することができますが、エンジンの排熱が大きいバイクの場合は内モモを火傷することも。革のヒートガードがついているものを選べば火傷の心配はありません。
カーゴパンツ・チノパン
通気性のよいカーゴパンツ・チノパンは夏でも快適に使用することができますが、エンジンの排熱が大きいバイクの場合は内モモを火傷することも。革のヒートガードがついているものを選べば火傷の心配はありません。
メッシュパンツ
もっとも通気性が高いライディングパンツがメッシュパンツ。通気性が良いということはエンジンの排熱をモロに受けてしまうということなので当ブログではそれほどおすすめしていません。使用する場合はデグナーなど、ヒートガードがついているものを選びましょう。
「風が通って涼しい!」「でも排熱がきつい!」という感じ。
パンチングレザーパンツ
通気性のないレザーに無数の小さな孔を開けたものをパンチングレザーと言います。パンチングレザーパンツはエンジンの遮熱と涼しさを両立させている優秀なパンツ。メッシュパンツほど通気性は良くないですが、遮熱とのバランスがとてもいい感じ。
「風が通って涼しい!」というよりかは「蒸れない!」という感じ
オールシーズンパンツ
ベンチレーション機能がついているパンツであれば夏に使えないこともないです。とは言えメッシュパンツやパンチングレザーパンツに比べると涼しさは落ちます。
レザーパンツ
オールシーズンパンツよりも涼しさは落としますし、蒸れますがエンジンの排熱はカットしてくれます。とは言えかなり我慢が必要なパンツ。
レーシングパンツ
暑さでいうとレザーパンツと全く同じです。安全性と操作性を重視する方は夏でも我慢してレーシングパンツを履いていたりします。
昔は夏も冬もレザーパンツで走っていました。結構きつかったですがまったく無理というわけではないです。普通にパンチングレザーパンツの方がおすすめ!
インナープロテクター
バイクウェアより快適性は落ちますが、普段着でもツーリングを楽しむことはできます。その際は防風インナーに加えて、インナープロテクターを着用することで安全性はバイクウェア並に高めることができます。とはいえ、普段履いているジーパンの中にインナープロテクターを履くとかなり窮屈になるので注意が必要。
夏用インナー
どんなパンツを履くにせよ、インナーを履かないと、
というデメリットがあります。夏用のさらっとしたインナーを中に履くようにしましょう。
6月7月8月9月のブーツなどフットウェア
夏用メッシュブーツ・シューズ
メッシュ生地のシューズやパンチングレザーのブーツなどは蒸れしらずなのでかなり快適にライディングすることができます。足に熱がこもる…という方はマストアイテム。
以前は我慢してレーシングブーツを履いていましたが、思い切ってパンチングレザーの物を使ったら世界が変わりました!
靴下
靴下にこだわり始めたら本物…。この時期はさらっとした夏用の靴下で快適に走りましょう。シューズ内の蒸れ防止にも役立ちます。着圧のものだと足も浮腫まずいい感じ。
バイク用スニーカー
バイク用スニーカーは操作性や安全性は低いですが、歩きやすさや見た目のカジュアルさがとても優秀。メッシュスニーカーに比べれば涼しさは格段に落ちますが、防水タイプなど通気性最悪のものを選ばなければ夏でも使用することは可能。
バイクシューズ・ライディングシューズ
レーシングブーツとスニーカータイプの中間、安全性と操作性、ゴリゴリ感のバランスが良いのがバイクシューズ・ライディングシューズ。メッシュスニーカーに比べれば涼しさは格段に落ちますが、防水タイプなど通気性最悪のものを選ばなければ夏でも使用することは可能。
ブーツ
アメリカンやクラシックタイプに合うのがレザーブーツ。バイク用にもかかわらず普段履きできそうなものも。レザーは通気性が悪いので我慢が必要。パンチングレザーブーツを使用したほうが幸せになれますが、予算がない昔の僕のような方は我慢して履くことも。
レーシングブーツ
バイク操作にもっとも特化していて安全性が高いのがレーシングブーツ。通気性が悪いので我慢が必要。パンチングレーシングブーツを使用したほうが幸せになれますが、予算がない昔の僕のような方は我慢して履くことも。
普段履いているスニーカー
靴紐をベロの中に入れ、シフトパッドを取り付ければ普段のスニーカーやブーツでツーリングすることは可能。バイク用のフットウェアを用意したくない方はこの方法もあり。
夏6月7月8月9月・最高気温25度26度27度28度29度30度31度32度33度34度35度バイクツーリングの服装まとめ
いかがでしたでしょうか。
夏6月7月8月9月・最高気温25度26度27度28度29度30度31度32度33度34度35度バイクツーリングの服装について網羅的に解説しました。
この記事があなたのツーリングをより安全・快適に、楽に、そして楽しくするお手伝いができたのであれば嬉しく思います。
36度37度38度39度40度以上がない理由
ちなみに、35度よりも気温が高くなるとライダーの活動限界に突入します。ツーリングではほとんどの時間を日向で過ごすことになりますが、どんな装備をしても35度を超えると正直しんどいです。
36度37度38度39度40度以上の日は無理にツーリングに行かずに、涼しい部屋でアイスを食べながらオコモトを読むことを強くおすすめします。
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