okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いたあなたは、
という方ではないでしょうか。この記事では、
ということについて解説していきます。
買い替え検討中のバイク乗りさんは「おすすめ紹介」まで飛ばしていいよ。
フルフェイスヘルメットのメリット
フルフェイスヘルメットには、
というメリットがあります。それぞれ簡単に解説します。
安全性が高い
ドイツの事故調査部長、Dietmer Otte教授の調べで事故時の損傷個所は、あご部とシールド部の合計で約45%を占めるといった結果が出ています。
引用元:ノーラン
頭全体・顔全体をがっちり覆う形状をしているので、バイク用ヘルメットの中で最も安全性が高く、シールドがついているので飛び石や虫から目を保護することができる。
システムヘルメットも顎まで守るから同じくらい安全よね?
開閉機能があるシステムヘルメットは構造上フルフェイスよりも顎の防御力は低くいです。
風切り音が少ない
凹凸が少なく、空気の流れがスムースなフルフェイスヘルメットは風切り音がもっとも少なく、高速走行でもストレスを感じにくい。
とことこツーリングなら気にならないけど、高速道路でずっと「ゴーーーーー」って音がしてるのはかなりストレス
音楽や通話がクリアに聴こえやすい
風切り音が少なく、気密性が高いので、インカムなどを使用した際に相手の声や音楽などをクリアに聞くことが可能。
フルフェイスの中はライダーだけのオーディオ空間なんだぜ!
高速走行で疲れにくい
フルフェイスヘルメットは空気抵抗をいなすように進めるので首に余計な力を入れる必要がなく、肩や首が疲れにくいヘルメット。
防寒・防風・防雨性能が高い
気密性が高いフルフェイスヘルメットは防寒効果、防風効果に優れています。ベンチレーションの孔を閉じてしまえば首から下は雨に濡れることもない。
気密性が高いのでコンタクトの使用に向いている
風の侵入がなく、気密性が高いフルフェイスヘルメットはコンタクトが外れる心配少ないのでコンタクトライダーにおすすめ。
匿名性が高い
顔全体を覆うフルフェイスヘルメットは顔が見えづらいので匿名性が高い。恥ずかしがり屋の方や顔面道路交通法違反の方(お顔に自信がない方)はスモークシールドやミラーシールドを使用することで顔を隠すことができます。
変身願望がある方にもおすすめ
フルフェイスヘルメットのデメリット
一方でフルフェイスヘルメットには、
というデメリットがあります。それぞれ簡単に解説します。
夏は暑い
冬は暖かいフルフェイスですが、逆に夏は暑いです。頬までぴったり包むので熱がこもりやすく、ベンチレーションが機能しない停車中や極低速走行時は不快感は高くなります。
ベンチレーションの排熱孔があればムレムレになったりすることもないんだけどね。夏は何やっても暑いのよ…
ヘルメットインナーを使うと不快感は和らぐよ
視界が狭い
顔の全面をシェル(帽体)が覆っているので視界は狭く、他のヘルメットと比べて首を降って安全確認する機会が多くなります。
バイクは首を向けた方に曲がっていくからライディング的には問題ないんだけどね
メガネをかけにくい
メガネをかけた状態からヘルメットをかぶることはできませんし、かぶってからメガネをかけるのも慣れるまでは大変だったりします。
ほとんどのフルフェイスヘルメットはメガネスリットが入っていたり、メガネに対応してるんだけどね。
シールドが曇りやすい
気密性が高いフルフェイスヘルメットは口元の空気が排出されにくく、他のヘルメットと比較してシールドが曇りやすい。
ピンロックシートを使えば曇らないんだけどね…
着脱に手間がかかる
頭を入れる部分が狭いので他のヘルメットと比較すると少々かぶりにくく、着脱にコツが必要。
慣れれば問題ないんだけどね…
デメリットは些末なもの。ツーリング先で見かけるライダーの半数以上がフルフェイスをかぶっていることからも分かる通り、趣味としてバイクに乗るのであればもっともおすすめ、定番なヘルメットといえます。
フルフェイスヘルメットの選び方
フルフェイスヘルメットを選ぶ際は、
ということに気をつけるようにしています。それぞれ簡単に解説します。
被り心地のよいメーカー
設計思想として最重要視しているファクターが「安全性」「快適性」「重量」「デザイン」などメーカーによって色は大きくことなりますし、メーカーによって被り心地が大きく変わります。頬で支えるタイプや鉢で支えるタイプ、そもそも日本人の頭にあまり適していないものなど様々。
まずは色んなメーカーのヘルメットを試着してみて、自分に一番合っているメーカーを探しましょう。
ちなみに僕はアライが一番しっくりきます。
サイズ
ヘルメット選びでもっとも大切なのがサイズ選び。
大きすぎると首を振ったときにグラグラして視界を遮ってしまったり、転倒時に脱げてしまいます。
逆に小さすぎると強い圧迫から血液の流れが悪くなり、頭痛を引き起こす原因になります。
自分に合ったサイズを見つけることにプラスして、購入後に内装調整できるものを選ぶと安心。
ベンチレーションの数
ヘルメットのベンチレーション機能が優れているかどうかは使ってみるまでわかりませんし、相対的な評価しかできない(他のヘルメットと比べることでしか評価できない)ので口コミはあまり当てにしていません。むしろ単純に「ベンチレーションの数」を気にしたほうが理にかなっていると思います。
風がスースー通るようなヘルメットが欲しい!
そんなもんねーよ。もしもあったらヘルメットコーナーに扇風機置いてあるはずだわ。
安全規格
規格名 | 認定機関 | 国や地域 | 取得難易度(≒安全性?) |
SGマーク | 製品安全協会 | 日本 | ★ |
JIS規格 | 国 | 日本 | ★★ |
PSCマーク | 国 | 日本 | ★★ |
SNELL規格 | スネル財団 | 世界 | ★★★★ |
DOT規格 | 合衆国運輸省 | アメリカ | ★ |
ECE規格 | 国連欧州経済委員会 | ヨーロッパ | ★★ |
Arai規格 | Arai | ー | ★★★★★ |
MFJ規格 | 財団法人日本モーターサイクル協会 | 日本 | ★★★ |
ヘルメットの安全性を客観的に知ることができる「安全規格」というものがあります。たくさんの安全規格があり、それぞれの規格で安全性を確保するのに重要視しているベクトルが違いますし、別の条件でテストをしていますので「これが安全」ということは一概に言えるものではありません。上の比較表はあくまでも今まで僕が勉強した内容にしか基づかないので参考にならない程度の参考にしてください。
僕は「フルフェイスをかぶれば安全性は100点」だと思っています。各規格は101点、102点、例えば世界一厳しい検査基準を持つと言われるSNELL規格は104点、それより厳しいアライは105点とかそれくらいのものだと考えてフルフェイスヘルメットを選ぶのがいいような気がします。
SGだけよりSNELLも取得していたほうが安全性は高そうだよねっていうくらいのもの。
ちなみにサーキットを走るにはMFJ規格のヘルメットが必要だよ。
あご紐
あご紐はDリング式のものがもっとも強度が強いので安全性が高いですが、慣れるまで少々装着が煩わしく感じます。
ワンタッチバックル式やラチェット式はDリングよりも安全性は劣りますが着脱が楽というメリットがあります。
ちなみにハイエンドモデルのほとんどはDリング式です。
安全規格を気にするならあご紐も気にしよう!
オプションシールドの種類
フルフェイスヘルメットには基本的に透明のクリアシールドが付属してきます。匿名性を高めたい場合や、日差しを和らげるためのスモークシールドやミラーシールドにオプションで交換できるもののほうが拡張性が高いです。
また、曇らないピンロックシールドにも対応しているかも確認しておきましょう。
重さ
ヘルメットは軽いに越したことはありませんが、重心の位置などで重さの感じ方は変わりますし、単純な重さよりも空力性能やフィッティングの良さの方が大事なので、この記事内で紹介しているヘルメットに関してはそれほどシビアに考える必要はないかと思います。
ちなみに、
このヘルメットの重さは2.1kg!
とAmazonの商品重量(付属品や箱も含んだ重量)を記載しているサイトさんも多いので気をつけて下さい。フルフェイスヘルメットはどんなに重くても1600g台に収まります。
おすすめのフルフェイスヘルメット紹介
どんな趣味でも、
(あのブランドの道具使ってるんだー)
(なんだあのブランド?聞いたことないし安っぽいな。Amazon中華か?)
というものがありますが、この記事で紹介するものは前者。バイク乗りに長年愛されてきて、バイク用ヘルメット作りのノウハウがある信頼性が高いブランドからフルフェイスを紹介していきます。
言葉を選ばずに言うと「ツーリング被っていても恥ずかしくないブランド」を紹介するってこと。
ツーリング先で一度も見かけたことがないヘルメットを「おすすめヘルメットランキング一位!」とか書いている記事より信頼性は高い内容だよ。
アライ
価格 | ★★★★★ |
安全性 | ★★★★★ |
国 | 日本 |
快適性 | ★★★★ |
帽体の大きさ | ★★★ |
シェルデザイン | ★★★ |
デザイン | ★★★ |
似合うバイク ライダー | 全てのバイク 全てのライダー |
アライはショウエイと双璧をなす国内一流のヘルメットメーカーで、とにかく安全性に全振りしているようなメーカー。
「規格の先を見据えて現実の衝撃からライダーを守る」「選手用と市販品の安全性の区別をしない」という理念のもと、全てのヘルメットにSNELL規格を上回る「arai規格」という独自の規格を設けています。
帽体の大きさ比較的小さく、小顔に見えるのも嬉しいポイントですが、「衝撃をいなす」という発想でデザインしているため、全てのモデルが卵型をしているのでシェルデザイン(帽体の形状のデザイン)のバリエーションは多くありません。
グラフィックなどのデザインも比較的地味なものが多く、派手なものはだいたいどこかとのコラボモデルだったりすることが多いので高額な場合が多いです。
趣味としてバイクに乗る全てのライダーにお似合いで、「アライかショウエイをかぶっていれば間違いない」という認識で良いです。
頭全体を包み込むような内装は日本人の頭に最適化して作られていますが、よりアライがフィットするライダーを「アライ頭」、ショウエイの方がフィットするライダーを「ショウエイ頭」と呼びます。
ちなみに僕はアライ頭です。
アライ:RX-7X
重量 | 1585g※アライはLサイズよりもMサイズの方が重いので注意。 |
ベンチレーション数 | 13箇所 |
安全規格 | スネル・JIS・アライ規格・PSC・MFJ |
内装脱着 | 可 |
あご紐機構 | Dリング式 |
スモークシールド オプション | 有 |
ミラーシールド オプション | ・純正はサンバイザーとして有り(VAS-V PSノンバイザーシールドへの変更が必要) ・社外品のミラーシールドは有り |
特徴や向いている人 | アライのハイエンドモデル スポーツ走行メインの方 高速道路で飛ばす方 妥協したくない方 |
現在の実売価格は上の商品リンクから確認して下さい。
アライヘルメットのフラッグシップモデル、最上位に位置するヘルメットです。
ベンチレーションのためのディフューザーは乱気流をコントロールし、高速域での静音性、安定性に寄与します。
オプションでスポイラーを追加すれば高速安定性は更に増します。ちなみにシールドを交換すればアストラルXについているバイザー(VAS-Vシールドシステム)を取り付けることも可能です。
風切り音が全くと言っていいほどない
引用元:Amazon
評判通りベンチレーションが非常に良く効きます。
引用元:Amazon
この製品で、唯一気になったのはシールドの曇りやすさでした。
この点だけはちょっといただけません。
ピンロックは絶対必須です。
引用元:Amazon
アライ:アストロ‐GX
重量 | 1560g※アライはLサイズよりもMサイズの方が重いので注意。 |
ベンチレーション数 | 11箇所 |
安全規格 | スネル・JIS・アライ規格・PSC・MFJ |
内装脱着 | 可 |
あご紐機構 | Dリング式 |
スモークシールド オプション | 有 |
ミラーシールド オプション | ・純正はサンバイザーとして有り(VAS-V PSノンバイザーシールドへの変更が必要) ・社外品のミラーシールドは有り |
特徴や向いている人 | シンプルデザインで高機能なヘルメット スポーツ走行メインの方 高速道路走行が多いツーリンガー方 すべてのライダー |
ハイエンドモデルのRX-7Xよりも軽いです。ヘルメット正面のアライのロゴマークにもベンチレーションの穴があり、乗車姿勢に関わらず正面からの吸気効率が高くなっています。このベンチレーションを試すという理由だけでアストロGXを選ぶ理由になるくらい魅力的な機構です。
ハイエンドモデルでもオプション扱いのスポイラーが標準装備されています。スポイラーのデザインは控えめながら300km/h走行でも整流効果があるのでツーリングからサーキット走行まで幅広く快適さを提供しています。
そして驚くべきはその軽さですね。これは買いです。次はこれにします。
アライ独特のフィット感、重量、通気性申し分無し。
引用元:Amazon
シールドからの風切り音が気になったがシールドベースのフィッティングをすると気にならなくなった。
引用元:Amazon
被る時に、Rx7xと比べて、少し間口が広いので耳が痛くならないで良い。
引用元:Amazon
アライ:アストラルX
重量 | 1620g※アライはLサイズよりもMサイズの方が重いので注意。 |
ベンチレーション数 | 13箇所 |
安全規格 | スネル・JIS・アライ規格・PSC・MFJ |
内装脱着 | 可 |
あご紐機構 | Dリング式 |
スモークシールド オプション | 有 |
ミラーシールド オプション | ・純正はサンバイザーとして有り ・社外品のミラーシールドは有り |
特徴や向いている人 | ツーリングに最適化されたモデル ロングツーリングがメインの方 |
RX-7Xではオプション扱いのバイザー(VAS-Vシールドシステム)が標準装備になっています。もしも好みでなければ逆にシールドを変えれば バイザーなしで使うこともできます。
ロングツーリングが多い方であれば最初からバイザーを装備しているアストラルXの方が最上位モデルのRX-7Xよりもおすすめです。
高速での後方確認で斜め後方に頭を傾けた時のヘルメットが受ける風圧が、全く違います。
高速走行でもピタッと頭が安定する
VAS-Vプロシェードシステムが昼夜を通し使えてとても便利
アライ:ラパイドネオ
重量 | 1535g※アライはLサイズよりもMサイズの方が重いので注意。 |
ベンチレーション数 | 6箇所 |
安全規格 | スネル・JIS・アライ規格・PSC・MFJ |
内装脱着 | 可 |
あご紐機構 | Dリング |
スモークシールド オプション | 有 |
ミラーシールド オプション | ・純正はサンバイザーとして有り(VAS-V PSノンバイザーシールドへの変更が必要) ・社外品のミラーシールドは有り |
特徴や向いている人 | >>>クラシックバイク >>>ネオクラシックバイク >>>アメリカンバイク >>>真夏はバイクに乗らない方 |
アライにしては珍しい「見た目重視」のヘルメット。ベンチレーションを諦めたXD。
ネオクラシック系のバイクに良く合う、クラシカルでシンプルなデザインのため大げさなベンチレーションはついていません。
このヘルメットの良さは「シンプルさ」であるためインカムの設置もためらわれます。シールドを変えればバイザーをつけることもできますが、バイザーをつけるのであればラパイドネオは選ばないほうが良いです。このシンプルさを活かす方向で運用するべきです。
額や後頭部にベンチレーションはないので上位モデルに比べると蒸れやすく、空気の流れをコントロールする清流システムもないので高速ツーリングでは少々不満が出るかもしれません。
デザインも最小限のベンチレーションでネオクラシックな作り。通気性も申し分ないと思います。
引用元:Amazon
SHOEIのz7から乗り換えましたが、風きりが少し気になるのと、若干脱ぎづらい。
引用元:Amazon
多くの方が言っておられるとおり、着脱が非常にきつく(狭く)感じます。
引用元:Amazon
アライ:XD
重量 | 1590g※アライはLサイズよりもMサイズの方が重いので注意。 |
ベンチレーション数 | 13箇所 |
安全規格 | スネル・JIS・アライ規格・PSC・MFJ |
内装脱着 | 可 |
あご紐機構 | Dリング |
スモークシールド オプション | 有り |
ミラーシールド オプション | ・純正はサンバイザーとして有り(VAS-V PSノンバイザーシールドへの変更が必要) ・社外品のミラーシールドは有り |
特徴や向いている人 | >>>真夏にもバイクに乗るがシンプルなヘルメットが好きな方 |
ベンチレーションを諦めなかったラパイドネオ。ラパイドネオと同じ定価が設定されているので「ベンチレーションを諦めて見た目を取るライダーはラパイドネオ」「諦めきれないライダーはXD」という選び方を示してくれた様な気がします。
ラパイドネオやショウエイのグラムスターがあるので「ネオレトロなヘルメット」としての存在感が薄いが、かなり無骨デザイン。
無骨なデザインが好きな方にとっては様式美と機能美の調和がもっとも取れているヘルメットに感じられるはず。
カッコいい!流石の品質
引用元:Amazon
シールドの開閉がなんか変‥ショウエイの方が全然良い
引用元:Amazon
耳の真横くらいに穴があり、風切り音がそのまま聞こえるようです
フードや襟が無ければ全く問題ありません
引用元:Amazon
アライ:ベクターX
重量 | 1590g※アライはLサイズよりもMサイズの方が重いので注意。 |
ベンチレーション数 | 10箇所 |
安全規格 | スネル・JIS・アライ規格・PSC・MFJ |
内装脱着 | 可 |
あご紐機構 | Dリング |
スモークシールド オプション | 有り |
ミラーシールド オプション | ・純正はサンバイザーとして有り(VAS-V PSノンバイザーシールドへの変更が必要) ・社外品のミラーシールドは有り |
特徴や向いている人 | 初めてアライを被る方 スポーツタイプとそれ以外のバイクを複数所有している方 |
ネクターxの最大の特徴は、全面上部の空気の取り込み口が横ではなく、縦に並んでいる点です。
前傾のきついバイクに乗ったときは後ろの穴から多くの空気を取り込み、状態が起きたポジションでは前の穴から多くの空気を取り込めるように工夫されています。
アライヘルメットの中でもっともグレードが低いとはいえ、十分なベンチレーションとスネル規格に裏打ちされた安全性を持つヘルメットです。
ショウエイ
価格 | ★★★★★ |
安全性 | ★★★★ |
国 | 日本 |
快適性 | ★★★★★ |
帽体の大きさ | ★★★★★ |
シェルデザイン | ★★★★ |
デザイン | ★★★★ |
似合うバイク ライダー | 全てのバイク 全てのライダー |
アライと双璧をなす国内一流メーカー。ショウエイは事故を起こさないための安全性を「Active Safety」と呼んで「事故を防ぐヘルメット」という視点からもヘルメット作りをしているので安全規格だけに捕われないフレキシブルなメーカー。
安全規格よりも快適性を重視したモデルなと、モデルごとに思想が違うのが特徴。
厳しい規格には合格していないが、必要な安全性を確保しつつベンチレーションを大胆に配置したモデルなどがある。
ショウエイは頭の鉢と頬部分でヘルメットを固定するような被り心地。よりアライがフィットする「アライ頭」とショウエイの方がフィットする「ショウエイ頭」に別れます。
一流のメーカーですが、現在ショウエイはユーザーの利便性を無視した正規販売店認定制度という販売網でのみ販売を行っています。
これはユーザーにとってヘルメットの選択肢が大きく狭められ、ちょっとしたリペア品も実店舗まで買いにいかなければならないという、とても不便な販売制度です。
これから新しくヘルメットを購入しようとしている方は特に理由がない限りショウエイヘルメットを選択する必要はないでしょう。
自宅近くにバイク用品店があり、安全性と快適性のバランスが取れたヘルメットがほしい方には最もおすすめできるヘルメットメーカーです。
ショウエイ:X14(X-Fourteen)
ショウエイのハイエンドモデルで、ショウエイでは「レーシングフルフェイス」という位置づけ。
空気抵抗を考えた形状はライダーが前傾姿勢をとってときに本領を発揮します。
万が一の事故の時に、救護者が簡単にヘルメットを脱がせることができるEmergency Quick Release Systemがついています。事故後の安全性にも焦点をあてています。
排熱のベンチレーションの穴は閉められないので風切り音や雨が気になるかもしれません。
通気性の良さに驚き
耳元にはスピーカーホールがある
高速で進路変更するときに横を向いても大丈夫
ショウエイ:GT-Air II
システムヘルメットに採用されることが多いインナーバイザーがついているフルフェイスヘルメット。
ショウエイの公式サイトではフルフェイスのカテゴリなのでフルフェイスとして扱います。
SENA製インカム「SRL2」が収まるスペースが設けられています。
システムヘルメットは重すぎて疲れるけれど、システムヘルメット並みのツーリング快適性を得たいという方におすすめのヘルメット。
万が一の事故の時に、救護者が簡単にヘルメットを脱がせることができるEmergency Quick Release Systemがついています。事故後の安全性にも焦点をあてています。
重量 | 1579g |
ベンチレーション数 | 5箇所 |
安全規格 | ・JIS・PSC |
バイザー | インナーバイザー |
スモークシールド オプション | 有り |
ミラーシールド オプション | 社外で有り |
内装脱着 | 可 |
あご紐機構 | ラチェット式 |
特徴や向いている人 | 全てのツーリンガー |
ヘルメット内にバイザーがあるので空気の通りは悪い
インカムはビーコム取り付け用のアタッチメントがあるからビーコムユーザーでも安心
(性能的に最も優秀なのはミッドランドなんですけどね・・・)
ショウエイ:Z-8
小ささと軽さが特徴のヘルメットで、スポーツ走行とツーリング性能のバランスが取れた万人向けのヘルメット。
首元からインナーパッドが見えるデザインがシェルのコンパクトさを演出しています。
万が一の事故の時に、救護者が簡単にヘルメットを脱がせることができるEmergency Quick Release Systemがついています。事故後の安全性にも焦点をあてています。
重量 | 1400g |
ベンチレーション数 | 7箇所 |
安全規格 | ・JIS・PSC |
バイザー | なし |
スモークシールド オプション | あり |
ミラーシールド オプション | 社外品であり |
内装脱着 | 可 |
あご紐機構 | Dリング式 |
特徴や向いている人 | ショウエイ頭のすべてのライダー |
結構キツめのフィット感
ヘルメットの存在感が薄くなります。
すげー軽い
ショウエイ:グラムスター
「見た目重視」のヘルメット。
ネオクラシック系のバイクに良く合う、クラシカルでシンプルなデザインのためベンチレーションは最低限になっています。アライのライバルモデル「ラパイドネオ」に比べるとベンチレーションが多く、軽いので選択肢の1つになると思います。
ショウエイが得意とする空気の整流を目的としたエアロフォルムではないので、高速走行時に不満がでるかもしれません。
あご紐のDリングを面倒臭がるユーザーもいますが、グラムスターのようなクラシカルなデザインのヘルメットにワンタッチ式がついているとデザインとの矛盾が起こるのでDリングが最適解だと個人的には思います。
万が一の事故の時に、救護者が簡単にヘルメットを脱がせることができるEmergency Quick Release Systemがついています。事故後の安全性にも焦点をあてています。
重量 | 1317g |
ベンチレーション数 | 3箇所 |
安全規格 | ・JIS・PSC |
バイザー | なし |
スモークシールド オプション | なし 社外品では有り |
ミラーシールド オプション | なし 社外品では有り |
内装脱着 | 可 |
あご紐機構 | Dリング式 |
特徴や向いている人 | >>>クラシックバイク >>>ネオクラシックバイク >>>アメリカンバイク |
かっこいいの一言
風切り音もそこまで気にならず長距離ツーリングにも問題なく使用できそう
見た目重視という性格
ショウエイ:EX-ZERO
現在の実売価格は上の商品リンクから確認して下さい。
こちらも見た目重視のヘルメットです。昔のオフロードヘルメットを模したデザインで、グラムスターよりももっとクラシックな感じです。
この見た目ですが、クリアバイザーが内蔵されているのでゴーグルなしで走ることができます。もちろんオフロードスタイルなのでゴーグルをつけてもかなりかっこいいです。
万が一の事故の時に、救護者が簡単にヘルメットを脱がせることができるEmergency Quick Release Systemがついています。事故後の安全性にも焦点をあてています。
重量 | 1196g |
ベンチレーション数 | なし |
安全規格 | ・JIS・PSC |
バイザー | クリアバイザー内蔵 |
スモークシールド オプション | バイザーとしてあり |
ミラーシールド オプション | 社外ではバイザーとしてあり |
内装脱着 | 可 |
あご紐機構 | Dリング式 |
特徴や向いている人 | >>>クラシックバイク >>>ネオクラシックバイク >>>アメリカンバイク |
スピーカーを装着した場合に耳が窮屈になります
機能よりもスタイル優先
ベンチレーションがない代わりに軽量
OGKカブト
引用元:OGKカブト
価格 | ★★ |
安全性 | ★★★ |
国 | 日本 |
快適性 | ★★★★ |
帽体の大きさ | ★★★★★ |
シェルデザイン | ★★ |
デザイン | ★★★ |
似合うバイク ライダー | 初心者 若者 |
アライ、ショウエイに続く国内三位のメーカーで、比較的安く品質の良いヘルメットを製造しています。特にヘルメットの重量は驚くほど軽く、発売当時はかなり話題になりました。
徐々にシェアを広げていたOGKカブトですが、2019年に製造工程管理のミスからJIS規格取り消し処分になっています。
製品に問題はないとのことですが、この取消をどう受け止めるかはユーザー次第ではあります。
デザインはショウエイを意識したものが多いと感じます。
正直に言ってJIS規格が取り消しになったことはユーザーへの裏切りだと思っていますが、それを許容できるのであればアライ、ショウエイほどの費用はかけられないが、そこそこのヘルメットが欲しいという方には最もおすすめできるヘルメットメーカーです。
OGKカブト:F-17
重量 | 1700g |
ベンチレーション数 | 8箇所 |
安全規格 | ・JIS・MFJ・PSC |
バイザー | なし |
スモークシールド オプション | 有り |
ミラーシールド オプション | 有り |
内装脱着 | 可 |
あご紐機構 | Dリング式 |
特徴や向いている人 | OGKハイエンド |
- SHOEIのヘルメットを思わせる大胆なエアロフォルム
- 帽体付近の気流をコントロールする特許システムウェイクスタビライザーで高速走行性向上
- メガネ対応
- 左右にインカム設置スペース
- 下からの風の巻き込みを防ぐウィンドシャッター付属
- エマージェンシーシステム(緊急脱帽システム)
RT33と比べ物にならない風の通り
引用元:Amazon
汗をかいてもすぐ吸い快適
引用元:Amazon
RT33に比べ少し重く感じるが内装でしっかり頭が包まれ首振りには問題なし
引用元:Amazon
OGKカブト:RT-33
重量 | 1520g |
ベンチレーション数 | 4箇所 |
安全規格 | ・JIS・ECE・MFJ(一部)・PSC |
バイザー | なし |
スモークシールド オプション | 有り |
ミラーシールド オプション | 有り |
内装脱着 | 可 |
あご紐機構 | Dリング式 |
特徴や向いている人 | 高速道路での走行が多い方 >>>スポーツタイプに乗っている方 |
- 帽体付近の気流をコントロールする特許システムウェイクスタビライザーで高速走行性向上
- メガネ対応
- 下からの風の巻き込みを防ぐウィンドシャッター付属
軽量なスポーツモデルで開発の方向はフラッグシップモデルのF17と同じに感じます。
カーボンモデルもありますが、何故か実測だと通常のモデルと重量がかわらないとの情報もあります。購入の際はしっかり確認してからにした方がいいかもしれません。
高性能のヘルメットを、他の高級メーカーで購入するよりもずっと安く買えるのでほんとにおすすめ
引用元:Amazon
安物は安全性と快適性が悪い、高級品はいくらなんでも高すぎる。それならRT-33がいい。MFJ公認もとってもヨシ!
引用元:Amazon
きついです。少し大きめのサイズをおすすめします
引用元:Amazon
OGKカブト:AEROBLADE-6
重量 | 1380g(Mサイズの場合) |
ベンチレーション数 | 5箇所 |
安全規格 | ・SG・PSC |
バイザー | なし |
スモークシールド オプション | 有り |
ミラーシールド オプション | 有り |
内装脱着 | 可 |
あご紐機構 | Dリング式 |
特徴や向いている人 | 軽いヘルメットが良い方 スポーツタイプに乗っている方 |
帽体付近の気流をコントロールするウェイクスタビライザー、スピーカー専用スペースがあるなど、ツーリングに適した仕様。
持った途端、まず、思ったのは「軽い」という事でした。
引用元:Amazon
装着しても、以前、使用していたEXCEEDより軽い為、首が疲れませんでした。
視界も良好・とにかく軽い。
引用元:Amazon
閉める時にバチンっ!とかなりうるさい。そして開けにくい。
引用元:Amazon
OGKカブト:SHUMA シューマ
重量 | 1589g |
ベンチレーション数 | 6箇所 |
安全規格 | ・JIS・PSC |
バイザー | なし |
スモークシールド オプション | 有り |
ミラーシールド オプション | 有り |
内装脱着 | 可 |
あご紐機構 | ラチェット式 |
特徴や向いている人 | >>>夏ツーリングを楽しむ方 |
- UV&IR(赤外線)カットシールド
- メガネ対応
- 帽体付近の気流をコントロールする特許システムウェイクスタビライザーで高速走行性向上
- 下からの風の巻き込みを防ぐウィンドシャッター付属
ベンチレーションを多く配置し、内装にクールマックス素材、UVカットのシールドを採用するなど、夏ツーリングに快適なヘルメットのような気がしなくもありません。
前頭部に風が感じられて良かったです。空気の流量が多くて涼しいです。
引用元:Amazon
確かに軽いです。通気性は多少ありますが頭で感じるまでは今のところないです。
引用元:Amazon
風を感じたり、涼しさを求める人には合わないが、蒸れを少しでも軽減したい人には良いのかな?と思います。
引用元:Amazon
シンプソン
価格 | ★★★★★ |
安全性 | ★★★ |
国 | アメリカ |
快適性 | ★★ |
帽体の大きさ | ★★ |
シェルデザイン | ★★★★★ |
デザイン | ★★ |
似合うバイク ライダー | アメリカン ネオクラシック 渋めの大人 |
アメリカの老舗ヘルメットメーカーです。
以前はアメリカ向けのものを並行輸入という形で日本に流通していたのでご年配の方は「シンプソンは最高にかっこいいけど被り心地が最悪」というイメージを持たれている方もいます。
現在は日本人向けに作られた日本使用のヘルメットも流通しているので安心して購入することができます。
アライやショウエイと比べると安全性、快適性の面で劣りますが、独特で唯一無二のシェル(帽体)のデザインは多くのファンをひきつけ続けています。特にアメリカンやクラシック系のバイクによく似合います。
シンプソン:BANDIT PRO バンディット プロ
現在の実売価格は上の商品リンクから確認して下さい。
種類 | フルフェイス |
価格 | 53800円 |
重量 | 不明 |
ベンチレーション数 | 3箇所(左右頬+左右頭頂部) |
安全規格 | ・SG・PSC |
バイザー | なし |
スモークシールド オプション | 有り |
ミラーシールド オプション | 有り |
内装脱着 | 一応可 |
あご紐機構 | Dリング |
特徴や向いている人 | >>>クラシックバイク >>>ネオクラシックバイク >>>アメリカンバイク |
インナーの造りがM30やSB13と比べて、雑
おでこにあるボタンが当たっておでこが痛い
接着剥がれや縫いのほつれなど。値段考えたら納得できません。
シンプソン:M30
現在の実売価格は上の商品リンクから確認して下さい。
種類 | フルフェイス |
価格 | 51800円 |
重量 | 1430g |
ベンチレーション数 | 3箇所(口元+左右頬) |
安全規格 | ・SG・PSC |
バイザー | なし |
スモークシールド オプション | 有り |
ミラーシールド オプション | 有り |
内装脱着 | 一応可 |
あご紐機構 | Dリング |
特徴や向いている人 | クラシックバイク ネオクラシックバイク アメリカンバイク |
セールで積み上げて売っている5000円のヘルメット並の作り
SHOEIやARAIの内装や作りと比較をすると天と地ほど違います。
でもかっこいいので全てOKです。
シンプソン:M10
種類 | フルフェイス |
価格 | 51800円 |
重量 | 不明 |
ベンチレーション数 | 2箇所(左右頬) |
安全規格 | ・SG・PSC |
バイザー | なし |
スモークシールド オプション | 有り |
ミラーシールド オプション | 有り |
内装脱着 | 一応可 |
あご紐機構 | Dリング |
特徴や向いている人 | クラシックバイク ネオクラシックバイク アメリカンバイク |
文句なしのデザイン
頬当たりの締め付けがきつく、長時間着用は苦痛に感じる
全てひっくり返すほどのかっこよさ
シンプソン:RX1
現在の実売価格は上の商品リンクから確認して下さい。
種類 | フルフェイス |
価格 | 51800円 |
重量 | 不明 |
ベンチレーション数 | 1箇所 |
安全規格 | ・SG・PSC |
バイザー | なし |
スモークシールド オプション | 有り |
ミラーシールド オプション | 有り |
内装脱着 | 一応可 |
あご紐機構 | Dリング |
特徴や向いている人 | クラシックバイク ネオクラシックバイク アメリカンバイク |
シンプソン:BANDIT バンディット
現在の実売価格は上の商品リンクから確認して下さい。
種類 | フルフェイス |
価格 | 53800円 |
重量 | g |
ベンチレーション数 | 4箇所(左右頬+左右上部) |
安全規格 | ・SG・PSC |
バイザー | なし |
スモークシールド オプション | 有り |
ミラーシールド オプション | 有り |
内装脱着 | 一応可 |
あご紐機構 | Dリング式 |
特徴や向いている人 | クラシックバイク ネオクラシックバイク アメリカンバイク |
内装等の仕上がりが格段に良くなっている
風切り音はかなりうるさく、台風の乱気流のような音
カッコ良さで全て許せてしまいます。
シンプソン:SB(スーパーバンディット)13
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種類 | フルフェイス |
価格 | 48000円 |
重量 | 1380g |
ベンチレーション数 | 4箇所(左右口元+左右額) |
安全規格 | ・SG・PSC |
バイザー | なし |
スモークシールド オプション | 有り |
ミラーシールド オプション | 有り |
内装脱着 | 一応可 |
あご紐機構 | Dリング式 |
特徴や向いている人 | クラシックバイク ネオクラシックバイク アメリカンバイク |
作りは荒いし風きり音はすごい
ストレスはあるが我慢できる
とにかく見た目は最高
シンプソン:M50
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種類 | フルフェイス |
価格 | 41400円 |
重量 | 不明 |
ベンチレーション数 | 1箇所(口元) |
安全規格 | ・SG・PSC |
バイザー | オプションであり |
スモークシールド オプション | シールドなし |
ミラーシールド オプション | シールドなし |
内装脱着 | 一応可 |
あご紐機構 | Dリング式 |
特徴や向いている人 | アメリカンバイク スクランブラー |
SIMPSONがすべてステッカーだったのところにUSAを感じました
見た目が最高にカッコいい
別売りのバイザーも取付け更にカッコ良さ倍増
シンプソン:OUTLAW
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種類 | フルフェイス |
価格 | 44200円 |
重量 | 不明 |
ベンチレーション数 | 2箇所(左右口元) |
安全規格 | ・SG・PSC |
バイザー | なし |
スモークシールド オプション | 有り |
ミラーシールド オプション | 有り |
内装脱着 | 一応可 |
あご紐機構 | Dリング式 |
特徴や向いている人 | クラシックバイク ネオクラシックバイク アメリカンバイク |
横の視界が酷い
とにかくかっこいい!
シンプソン:DIAMONDBACK ダイアモンドバック
現在の実売価格は上の商品リンクから確認して下さい。
種類 | フルフェイス |
価格 | 48000円 |
重量 | 不明 |
ベンチレーション数 | 4箇所(左右額+左右口元) |
安全規格 | ・SG・PSC |
バイザー | なし |
スモークシールド オプション | 有り |
ミラーシールド オプション | 有り |
内装脱着 | 一応可 |
あご紐機構 | Dリング式 |
特徴や向いている人 | クラシックバイク ネオクラシックバイク アメリカンバイク |
滅茶苦茶軽い
横が殆ど見えない。
すでに持っているマッドブラックの同型と同時に持ってみると重さが変わらないどころか、こっちのほうが重い
シンプソン:SPEEDWAY RX12
現在の実売価格は上の商品リンクから確認して下さい。
種類 | フルフェイス |
価格 | 57000円 |
重量 | 不明 |
ベンチレーション数 | 3箇所(左右口元+左右頬) |
安全規格 | ・SG・PSC |
バイザー | なし |
スモークシールド オプション | 有り |
ミラーシールド オプション | 有り |
内装脱着 | 一応可 |
あご紐機構 | Dリング式 |
特徴や向いている人 | クラシックバイク ネオクラシックバイク アメリカンバイク |
風切りの音バンバンします
シールド曇ります
ズバリ最高です
BELL
価格 | ★★★★ |
安全性 | ★★★ |
国 | アメリカ |
快適性 | ★★ |
帽体の大きさ | ★★★ |
シェルデザイン | ★★★★ |
デザイン | ★★★ |
似合うバイク ライダー | アメリカン ネオクラシック 渋めの大人 |
アメリカの老舗メーカーで、シンプソンよりも早く二輪用のヘルメットを作っています。
世界一厳しいとされているヘルメット規格「SNELL規格」に世界で初めて合格したメーカーで、世界初のフルフェイスヘルメットを作ったメーカーでもあります。
無骨で渋いヘルメットデザインにはたくさんのファンがいますし、最近は現代的なヘルメットデザインにも力を入れていて若い層のファンも増えています。
BELL:Bullitt ブリット
- 現代版「STAR」のフルフェイス「Bullitt」
- メタルメッシュ吸気口
- 後部に排気孔
- 抗菌仕様の内装
- 内装着脱可
- 耳部分をオーディオポケットとして使用可能
- DOT規格
- 3シェル/3ライナーサイズ
- Dリングあご紐
- 内装はパンチング加工されたマイクロスエードとレザートリム
Bell :QUALIFIER クオリファイア
- 標準シールドはクリア
- 取り外して水洗いが可能な内装
- 通信デバイス用のスピーカーポケット
- 曇り止め、傷付き防止、UVカット機能付のNutraFog IIシールド
- Dリング式あご紐
- DOT規格
BELL:エリミネーター
- 眼鏡着用可
- デバイス用ポケット
- DOT規格 ECE規格
- 正面に特徴的なベンチレーションホール
icon
価格 | ★★★ |
安全性 | ★★★ |
国 | アメリカ |
快適性 | ★★★ |
帽体の大きさ | ★★★★★ |
シェルデザイン | ★★★ |
デザイン | ★★★★★ |
似合うバイク ライダー | ストファイ ネイキッド モタード イケイケな人 |
派手なデザインの多い、アメリカの比較的新しいヘルメットメーカーです。
レース用というよりはストリート用というイメージが強く、派手なグラフィックデザインのヘルメットでも比較的安価に手に入れることができます。
少々ヘルメットが大きく重量があるのでアライ、ショウエイを使っている方は少々慣れが必要かもしれません。
AIRFRAME PRO
- インナーバイザーなし
- iconのフラッグシップモデル
- 首回りの干渉を低減
- 吸湿性の高いインナーは着脱、洗濯可能
- ベンチレーションは計9ヶ所
- 素早く簡単にシールドを着脱可能できるラピッドリリースシステム
- ブレスデフレクター、チンカーテンは着脱可能
半年ほど使用しましたが、同じヘルメットには一度も出会いませんでした。
引用元:amazon
冬場にピンロックシートなどを使用しなくても、ほぼ曇ることがありませんでした。
引用元: amazon
風切り音が結構します。60㌔を越えた辺りからインカムでの会話が聞き取りにくくなります。
引用元: amazon
AIRFORM
- 防弾ガラスにも使われることがあるポリカーボネイト製シェル
- 首回りの干渉を低減
- 素早く簡単にシールドを着脱可能できるラピッドリリースシステム
- 着脱可能なブレスデフレクター
- 吸湿性の高いインナーは着脱、洗濯可能
- オーディオスピーカーポケットでインカムに対応
AIRMADA
- 基本を抑えたエントリーモデル
- 防弾ガラスにも使われている安心のポリカーボネイト製シェル
- 吸湿性の高いインナーは着脱、洗濯可能
- 操作のしやすいスイッチで調節が可能なベンチレーション
- D.O.T、ECE規格適合
ALLIANCE
- コスパの高いエントリーモデル
- 効率の良い、吸排気システム
- 頬でも内部への空気の流れを制御。
- 吸湿性の高いインナーは着脱、洗濯可能
- シールドロックシステムで風圧によるまくれ上がりを防止。
AGV
価格 | ★★★ |
安全性 | ★★★ |
国 | イタリア |
快適性 | ★★★ |
帽体の大きさ | ★★★ |
シェルデザイン | ★★★ |
デザイン | ★★★★ |
似合うバイク ライダー | SS 速い人 |
イタリアの老舗です。
みんな大好きバレンティーノ・ロッシも使用していたメーカーなのでロッシのレプリカモデルが多いのも特徴の一つです。
現在はダイネーゼ傘下になっていますが、そのおかげでSG規格などを取得した日本人向けのモデルを手に入れることができます。
シェルの口元が細くなっているのが特徴で、そのせいなのかロッシの影響なのか「ガンガン走るライダーがかぶっている」というイメージがあります。
AGV:K1
- エントリーモデル、かつもっとも人気があるモデル
- あごひもは安全性に優れたDリング式
- 内装は着脱式で洗濯可能
- オプションのチークパット等を組み合わせてフィッティング調整が可能
- シールド交換は工具不要で素早く行える
- ベンチレーションは計5箇所と必要十分
- 高速走行時にブレを抑えるエアロダイナミクスリアスポイラー
- 転倒時に鎖骨への衝撃を抑えるエッジ形状。
カッコいい
引用元:amazon
サイズは頭の実寸より少し大き目が良い
引用元: amazon
幅が少し狭く、耳が痛くなる。
引用元: amazon
AGV:K6
- オンロードにおける汎用性を追求したAGV K6シリーズ
- 上級モデル譲りのカーボンアラミドシェル
- ベンチレーションは計5か所+後頭部に大型エアインテーク
- 従来モデルに比べてより効率的なベンチレーション効果
- リアスポイラー装備
- シールドをわずかに開けた状態を維持する事も可能
AGV:CORSA R
- 通風孔は計7つで全ての孔が調整可能
- 取り外し可能なノーズガードとウィンドガードを装備
- すべての部品は簡単に取り外し可能で洗濯可能
- 上質な内装
- 事故時に安心な頬パッド安全解放システム
AGV:PISTA GP RR
- フラッグシップモデル
- 100%カーボン素材の帽体
- 転倒時、鎖骨に接触しにくい形状で骨折を防ぐ
- 着脱可能なスポイラー
- 金属素材のベンチレーションは計7箇所
- 工具不要でクイックいシールド交換が可能
- 上質な内装
- 事故時に安心な頬パッド安全解放システム
- すべての部品は簡単に取り外し可能で洗濯可能
- 通風孔は計7つで全ての孔が調整可能
- 取り外し可能なノーズガードとウィンドガードを装備
- すべての部品は簡単に取り外し可能で洗濯可能
- 上質な内装
- 事故時に安心な頬パッド安全解放システム
AGV:X101
- 1970~80年代のダカールラリーで使用されたヒストリックモデルにインスパイアされたフルフェイスヘルメット
- 内部 着脱・洗浄可能
- バイザー ゴーグル装着可能
SUOMYスオーミー
SUOMYスオーミーは1997年にできた比較的新しいイタリアのヘルメットメーカー。
ドカティとパートナー契約を結んだことを切っかけに一気に知名度と品質を上げました。
スオーミーを日本人向けにしているエトスデザイン
日本の窓口としてエトスデザインと言う会社と契約していて、エトスデザインとともに日本向けのヘルメットの開発をしています。
日本向けのヘルメットはSGマークやPSCマークを取得し、内装も日本人向けに作られているので安心して使用することができます。
ちなみに、スオーミー公式ウェブサイトには「(エトスデザインが手掛けたヘルメット以外の)海外仕様のスオーミーヘルメットは日本の公道で使用することはできません」と記載されていいますが、これは誤り。日本の公道でもばっちり使用することができます。詳しくは下の記事を読んでみて下さい。
日本人向けのスオーミーヘルメットを使用することにこしたことはありませんが、海外仕様を被っても法律違反で捕まったりはしませんよ。
スオーミーとKYT
2014年にスオーミーは一度破産していますが、インドネシアの新興ヘルメットメーカーKYTに買収されることでギリギリ生き残りました。
それまではMADE IN ITALYにこだわっていましたが、買収後はインドネシアを生産の本拠地にしています。
スオーミーは技術やデザインをKYTに提供してブランドを残し、KYTはヘルメットを生産するっていう協力関係みたい。
スオーミーが似合うバイク・ライダー
スオーミーとの契約ライダーは20回以上ものワールドチャンピオンを獲得しているので、
に似合うイメージがあります。
スオーミー:SR-GP
- MotoGPライダーと共に開発されたヘルメット
- 引張強度の強いケブラー、軽量強固なカーボン、耐衝撃貫通強度の高いアラミド
- 355km/hを超えるスピードでも、安定した性能を発揮
- 広い視野角を確保
- SG+PSC MFJ公認(日本仕様の場合)
- あご紐Dリング
- 内装着脱可
スオーミー:SR-SPORT CARBON
- 引張強度の強いケブラー、軽量強固なカーボン、耐衝撃貫通強度の高いアラミド
- SG+PSC MFJ公認(日本仕様の場合)
- 内装着脱可
SHARK
価格 | ★★ |
安全性 | ★★★ |
国 | フランス |
快適性 | ★★★★ |
帽体の大きさ | ★★★ |
シェルデザイン | ★★★★ |
デザイン | ★★★★ |
似合うバイク ライダー | SS ネイキッド ネオレトロ アメリカン |
フランスのヘルメットメーカーで世界初のカーボンヘルメットを販売したメーカーです。
他にもヘルメットにLEDを仕込んだり、空力性能を上げるために大胆になウイングを設置したりとなかなか革新的な開発をしているメーカーです。
motoGPでも使用実績があるので安全性や快適性には定評があります。
パイロットヘルメットのような特徴的なジャットヘルメットなど面白いヘルメットもあります。
シャーク:RACE-R PRO
シャークヘルメットのハイエンドモデル。モトGPライダーに提供されているものと同じ機能を備えています。スタイル、安全性ともに最高水準のヘルメット。
ハイエンドモデルの更に上位モデルとしてFIM規格を取得したモデルもあります。
- カーボン
- ヘッドエアーインテーク
- フロントエアーインテーク
- リアスポイラー
- ウインドシャッター
- 眼鏡イージーフィット
- 内装洗濯可
- あご紐は安全性に優れたDリング式
- アンチフォグ&アンチクラッチシールド
- クイックリリースバイザーシステム
- スピーカーホール
NOLANノーラン/X-lite
NOLANノーランは1972年に創業した歴史あるイタリアのヘルメットメーカーで、世界で初めてベンチレーションやラチェット式あご紐、曇度目ピンロックシートを採用したりしています。
ヨーロッパNo.1のメーカーらしいですが、日本で使っている人はかなり少ないです。ノーランはそれを逆手に取って「人と被らないヘルメットを被りたい」というライダーをターゲットに販促を行っているよう。
ノーランは「NOLAN」と「X-lite」という2つのブランドを展開しています。
NOLANとは?
NOLANブランドは「N」から始まるモデル。ポリカーボネートを使用したシェルを使用。X-liteの下位モデル。
X-liteとは?
X-liteは「X」から始まるモデル。カーボン、アラミド繊維などを使用し、NOLANブランドよりも上位に位置する。
デイトナとの関係
日本では大手バイク用品メーカーが日本正規代理店になっていて、日本の安全規格SG規格に合格するように補強を行ったものを販売しています。
国内にフィッティングサービスを行っている販売店(一部モデル)もあるのでノーラン販売店リストを確認してみて下さい。
X-lite:X-803RS ULTRA CARBON
- エアロダイナミック スポイラー
- 軽量ウルトラカーボンレーシングヘルメット
- ウルトラカーボン&コンポジットファイバー
- 内装脱着洗濯可能
- あごひもマイクロロック
- SG規格 MFJ公認(日本仕様)
- PINLOCK®曇り止めシート
- エマージェンシーリリースシステム(緊急脱帽システム)
クオリティーとしては、隅々まで見てしまうと低めです、首元の方では樹脂の気泡のようなものが見える部分などありました。
引用元:Amazon
被ってしまえば それなりですが 頬のスポンジ半分カットして 何とかって感じです。
レースで 使わないのなら 大きめがいいかと思います♪
引用元:Amazon
被る時にキツすぎてつむじにかけて髪の毛が抜ける勢いです。まあこれは大丈夫だったんですが外す時に、これ耳取れないか?と思いなかなか外せず力ずよく一気に外すと案の定耳が取れました。
引用元:Amazon
X-lite:X-803 ULTRA CARBON
- 軽量ウルトラカーボンレーシングヘルメット
- ウルトラカーボン&コンポジットファイバー
- 内装脱着洗濯可能
- あごひもマイクロロック
- SG規格 MFJ公認(日本仕様)
- PINLOCK®曇り止めシート
- エマージェンシーリリースシステム(緊急脱帽システム)
かぶる時に耳が持っていかれるような痛さがあり、横が狭いことが実感できます。インナーキャップ必要ですね。そのあとはhold感があっていい非常にと思います。
引用元:Amazon
軽くてカッコいいですが、やはり日本人の頭の形に合わないのか、30分位で頭が痛くなりました。
ヘルメットの中を剥がして潰してみたら、ちょうど良くなりました。
引用元:Amazon
チークパッドはキツ目で顎紐しなくてもサーキット走れるんじゃないかと言うレベル。
引用元:Amazon
KYT
KYTとは、1998年にインドネシアに本社をもつ新興ヘルメットメーカーでインドネシア国内では8割のシェアを占めています。
ヘルメットの生産はジャカルタに本社をもつTCK株式会社が行っているようで、KYTはTCK内のプロジェクトのようですね。歴史の浅いKYTに対して母体のTCKは30年以上の歴史を持っています。
KYTは2014年には破産したスオーミー買収し、スオーミーブランドの存続を助けました。
買収後はスオーミーが技術提供し、開発やデザインをしているのでヘルメットにもスオーミーのノウハウが詰め込まれています。
motoGP(オンロード)やMXGP(モトクロス)、EWC(エンデューロ)など世界的なレースでKYTを被ったライダーが入賞し、品質の硬さを証明してます。
ヨーロッパではスオーミーがKYTの正規販売代理店になっているのでヨーロッパでの認知度は高め。
本社工場はSG認定工場としてインドネシア初の承認を受けているので、今後日本でもシェアを伸ばしてくる可能性が非常に高いメーカーです。
スオーミーが関わってるのにオフロードヘルメットが人気なのがなんとも言えない!!
KYT:KR-1
- motoGPのテクノロジーを盛り込んだ軽量モデル
- KYTのフラッグシップモデル
- 内装着脱可
- SG規格 MFJ公認
HJC
価格 | ★ |
安全性 | ★★★ |
国 | 韓国 |
快適性 | ★★★ |
帽体の大きさ | ★★★ |
シェルデザイン | ★★★ |
デザイン | ★★★★ |
似合うバイク ライダー | 初心者 若者 |
比較的新しい韓国のヘルメットメーカーで、豊富なデザインと安価な価格設定、そしてMotoGPチャンピオン、ホルヘ・ロレンソにと契約したことにより短期間の内に世界ナンバー1のシェアを獲得しました。
一部のヘルメットはSNELL規格を取得したり、映画のキャラクターとコラボをしたりと安全面、デザイン面の両方に力を入れていることがわかります。
しかし、シーズン中に2度もヘルメットのトラブルが起き、ロレンソに契約を切られたことはあまりにも有名です。
motoGPで失敗しているにも関わらず世界第一位のシェアを獲得できているあたりを見るとユーザーはレースでの実績などはそれほど気にしていないようです。
ちなみにロレンソが次に契約を結んだのはSHARKでした。新しいメーカーを積極的に取り入れていくスタイルですね。
ちなみにシェア世界第一位のメーカーですが、僕の周りのライダーやツーリング先のライダーでHJCを被っているライダーはほとんど見たことがありません。
アライなどとは違い、HJCはレース用と一般販売用のヘルメットを切り分けて考えているので「HJCはSNELL規格を取得したヘルメットを販売している」と謳われますが、国内流通分はSNELL規格取得していないこともあるので規格にこだわる方は調べてから購入して下しさい。この辺りが低価格で提供できる理由にもなっているのだと思います。
HJC:CL-Y【KIDS & WOMEN’Sモデル】
- 規格:SG・JIS・MFJ
- 本体重量:1,350g(Lサイズ)
- 着脱速乾内装
- UVカットシールド
- あご紐Dリング式
この価格で、このクオリティーはコスパ◎
引用元:amazon
意外と子供用のヘルメットって少ないですよ。
引用元: amazon
内装の取り外し可能で洗濯も出来る為、清潔に保てます。
引用元: amazon
HJC:CS-15
- 規格:SG・JIS
- 本体重量:1,590g(Lサイズ)
- UVカットシールド
- ラピッドファイヤーシールド着脱システム
- スピーカーホール
- ブレスガード・チンカーテン標準装備
このヘルメットを購入検討されている方へのアドバイスは自分のサイズより大きい物を買う事をお勧めします。
引用元:amazon
この価格でこのクオリティはコスパ高いですね。
引用元: amazon
アライや、SHOEIに比べたら細かな所は雑な所やDカンなどが使い辛いなどありますが、
それ以外は、素晴らしい!!
引用元: amazon
HJC:RPHA11
- SG・JIS・MFJ公認
- 本体重量:1,505g(Lサイズ)
- ラピッドファイヤシールド着脱システム
- スピーカーホール
- あご紐Dリング式
- スペアシールド(ダークスモーク)・アンチフォグレンズ・ブレスガード・チンカーテン標準装備
DAMMTRAX
比較的新しいメーカーで「面白いものしかつくらない」を哲学にしています。ファッション性を最重要視している姿勢で、若い初心者に受け入れられそうなかっこよく、かわいいヘルメットを作っています。
「みんなと一緒は嫌だ!」という動画を作成するなど、デザイン性が高いですが価格はかなり控えめなので初心者が選びやすいヘルメットメーカー。
BELLやシンプソンなどアメリカの老舗メーカーを強く意識したデザインが多いようです。
「みんなと一緒を避ける選択」は自分ではなく他人に決められた選択です。個性とは「みんなと一緒の選択をしない」ではなく「自分の選択がたまたまみんなと一緒ではなかった」ということだと個人的には思います。知らんけど。
ダムトラックス:ブラスターコブラ 改
- SG・PSC規格
- 4色展開
- オフロードテイスト
- シングルやハーレー、ビッグスクーターにもばっちりハマる
- 帽体はM・L共通で内装で調整
- あご紐:ワンタッチ
何よりカッコイイ、カラーバリエーションが多く1100g前後で軽い。
引用元:amazon
自分は頭が大きめと思い計測したところ59〜60だったのでLサイズを購入しました。
引用元:amazon
デザイン