
okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いた方は
という方ではないでしょうか。
この記事では夏に使うバイクのグローブ、メッシュグローブについて
ということについて解説していきます。
夏にバイクグローブは必要なのか?【バイクグローブ夏の選び方】


真夏に手袋するなんて暑くてたまらないじゃない。
これからバイクに乗ろうと考えている方や、初めて真夏を経験する初心者ライダーの方の中には「真夏にグローブを着ける」ということに違和感を感じる方がいるかもしれません。
日常生活でグローブを着けるのはだいたい寒い時期で真夏はつけませんよね。
何故バイクは真夏でもグローブをつけるかというと、
です。
バイクは転倒する乗り物だから【バイクグローブ夏の選び方】

歩いていたり、自転車に乗って走っている時に転んだらまず最初に地面に手を付きますよね。歩いているときは約4km/h、自転車では約18km/hで走っています。
歩いているときは擦り傷程度、自転車では裂傷を追うことすらあります。
では60km/hでは?100km/hでは?どれくらいのダメージが手にかかるのかは想像したくもないですよね。
そんな速度で転倒したら、命が無事であってもその後の日常生活(もしくは人生そのもの)に大きな支障をきたします。
バイクグローブはそんな怪我から大事な手を守ってくれるものなので夏でもグローブが必要なのです。
グローブをしたほうが運転しやすいから【バイクグローブ夏の選び方】


でも素手のほうがダイレクトに操作できるから操作性は高いわよね?
バイクグローブは転倒に備えて頑丈に作られているだけではなく、バイクの乗車姿勢(常にグリップを握るなど)を考慮されてい作られています。
手の内側には滑り止めがついていることがほとんどなので小さな力でグリップを握ることができ、素手よりも格段に操作性は良いです。

(素足で走る方が速いわけないよね・・・)
バイクグローブにはさまざまな特徴があります。それらを知ることで「どんなグローブがバイクにとって良いグローブなのか」ということを知ることができます。
良いバイクグローブの条件【バイクグローブ夏の選び方】

これらの特徴に多く合致するバイクフローブが良いバイクグローブです。

詳しくは下の詳細記事を読んでみてください
メッシュグローブは「夏の暑い時期にのみ使用する」というものなのでこの条件の中でも特に優先するべきものや新たな条件なあります。
季節や状況を考慮した最善のメッシュグローブの選び方のポイント【バイクグローブ夏の選び方】

という言う2つのことが重要になってきます。それぞれ理由を解説します。
本革(レザー)の比率が少ないこと【バイクグローブ夏の選び方】
メッシュグローブを使用す季節は夏です。
夏は汗をかきやすく、夕立の季節でもあるのでグローブが濡れやすい季節でもあります。
革製品は水分に弱く、扱い方を間違えると革が縮んだり、硬くなって破けたりするのでこの季節に使用するには適当ではありません。

汗でぐっしょりになったグローブを気軽に洗いたいけど、レザーグローブだと気軽に洗えないしね・・・。
メッシュグローブは本皮(レザー)を使っている比率が少ないものの方が良いです。
プロテクターがあるもの【バイクグローブ夏の選び方】

通常のグローブとは違い、メッシュグローブの生地は薄いもので作られます。そうなると地味に気になるのが「飛び石」です。
レザーグローブでは革が弾いてくれる程度の飛び石でも、生地が薄いメッシュグローブでは少々気になってきます。サイズや速度によっては骨折する可能性もあるそうです。
大きなものや高速で手に当たると地味に痛いのでナックルガードと指の関節にプロテクターがついているものを積極的に選ぶようにしましょう。

車間距離をしっかり空けて、ゆっくり走っていれば飛び石被害は少なくなるんだけどね・・・それでもね・・・
手のひら側にも通気孔があるもの
グローブを購入するときは、デザインや色使いが工夫されている手の甲側に目がいってしまいがちです。
手のひら側の方が手汗を多くかきますし、握りっぱなしで風があたりにくい手のひらにたまに風を通してあげることを重要視したほうが良いです。

たまにグリップから手を離して手のひらに走行風をあてると気持ちいいよ
夏のバイクグローブの種類【バイクグローブ夏の選び方】

夏のバイクグローブは大きく4種類あります。
それぞれを簡単に解説します。
メッシュグローブ
布と合皮、たまに本皮で作られているメッシュグローブです。
パンチングレザーグローブ
多くの部分が小さな通気孔が空いた本革でできています。
オフロードグローブ
オフロードを走るためのグローブです。オフロードは低速域で走るので、転倒時に鎖骨の骨折を防ぐためのスライダーがついていないことがほとんどです。
指ぬきグローブ
プレテクション機能を一切無視した指先を日焼けさせるためのグローブです。
という方で指を失ったり怪我をしても全く問題ない方であれば使用しても良いかとは思います。

たまにこれ使ってるライダーいるんだよね・・・

一番先に紹介した布をメインに使ったメッシュグローブが最もおすすめです!
おすすめのメッシュグローブ

代表的なメーカーごとにおすすめを紹介していきます。
コミネのおすすめメッシュグローブ
コミネのプロテクトライディングメッシュグローブGK-237はナックルガードと指の関節を守るプロテクターがグローブの内側に入っているので見た目がすっきりしています。
内側には通気孔とメッシュグローブには珍しくしっかりしたスライダーがついているのでかなり性能が高いです。

手のひらにもメッシュが施されていて、手汗をかきやすい自分には非常に快適

プロテクターも隠れている為見た感じが良い

硬すぎないプロテクト機能等とても良い製品
RSタイチのおすすめメッシュグローブrst444
レーシンググローブに近い作りのメッシュグローブは生地に20~30%のレザーを使用することが多いですが、こちらのグローブは7%というかなり低いレザー使用率にとどめています。代わりに合皮の割合が高いですが、合皮は濡れても問題ないです。
プロテクション機能もバッチリで内側に通気孔もあり、サイドにスライダーがついているので機能面ではトップクラスのメッシュグローブです。

グリップもよく効いてバイク運転もしやすい

ムレもなく、バッチリ

このグローブが一番フィットしました。
クシタニのおすすめメッシュグローブ
落ち着いたデザインに定評のあるクシタニさんですが、メッシュグローブは割と派手でした。ヤマハとのコラボもでるなのでバイクを選びますが紹介できるのがこれくらいしかなかったというネガティブな理由でこちらを紹介します。

クシタニはパンチングレザーグローブがメインのようです。

流石クシタニ、しっかりグリップしてくれます。

汗で蒸れるというような事はありませんでした

エアーコレクト?通気性は全然ないです。ブランドイメージに騙されないで下さいね。
ワークマンのおすすめメッシュグローブ
上の写真をクリックするとオンラインストアに飛びます。
夏のバイクに使えそうなグローブをワークマンで見つけたので紹介しておきます。
スライダーなどはありませんが、飛び石を防ぐ程度のプロテクション機能があり、レザーは使われていないので良いです。
なにより価格が安いので「1シーズン持てばいいや」と考えてラフに使えるのが最大の魅力かもしれません。
アルパインスターズのおすすめメッシュグローブ
少々レザーの割合が高いですが、アルパインスターズが好きなので紹介しておきます。僕も以前使っていました。
ナックルガード周りはパンチングレザーですが、指周りはメッシュになっているので許容範囲内ギリギリと思います。
しっかり涼しいグローブを求めている方には正直強くおすすめはしません。

人差し指だけ、スマホが操作できます

デザインは良し

(レザーなので)ちょっと硬いです
メッシュグローブの洗い方【バイクグローブ夏の選び方】

メッシュグローブの洗い方を解説します。
パンチングレザーグローブやレザーの使用比率が高いメッシュグローブは
という洗い方、通常のバイクグローブの洗い方と同じにしたほうが無難です。
ほとんどレザーを使っていないものは
という洗い方か、メッシュジャケットと一緒に洗濯機に入れてもいいと思います。

僕は洗濯機に放り込んでいますよ!ツーリングの度に手洗い面倒なんで!
レザー部分を洗濯機で洗うのに心配な方は下のレザー専用の洗濯洗剤を使うのがおすすめです。
インナーグローブと併用することで快適度が何倍もアップ!【バイクグローブ夏の選び方】
手汗をかきやすい真夏は特にインナーグローブをつけることを強くおすすめします。
インナーグローブには
という効果があるので僕は必ずインナーグローブをつけてライディングを楽しみます。
多くの人が革靴を履くときは靴下を履くのに、多くのライダーはインナーグローブをしていません。僕はこれが不思議で仕方がありません。
ツーリング先、YouTube動画などを見ていても使っている人が少ないインナーグローブですが、革靴に靴下を履くような僕と同じ文化圏で生きている方にはとてもおすすめです。
高価なバイク専用品はまったく必要ありません。98%も安い下の綿手袋を裏返しにつければOKです。

詳しくは下の詳細記事を読んでみてください
メッシュグローブ使用の注意点

手首には日焼け止めを塗ろう!

日焼け止めを塗り忘れがちなのが手首です。
夏のバイクグローブの多くはショートタイプなので、ジャケットとグローブの隙間が1cm程度空いてしまいがちなので忘れずに日焼け止めを塗りましょう。
インナーを引っ張って素肌を隠す工夫も有効です。日焼け止めと併用するようにしましょう。

詳しくは下の詳細記事を読んでみてください
防水グローブとの併用は不要【バイクグローブ夏の選び方】

夕立があるから防水グローブと併用しよう!
という方が結構いますが、僕は全く不要だと思います。
という感じですが、欲しい方はどうぞ。

何泊も連続で超ロングツーリングをする方は必要かもね!
「防水機能をつけておけばバイク用だぜ!」という風潮に対する僕なりの考えは下の記事にまとめています。
まとめ

いかがでしたでしょうか。
ということを気にするようになっていただければこの記事を書いた甲斐があったのだと思います。
とはいえ、バイクグローブはあらゆる装備の中で唯一「常に視界に入ってテンションを上げてくれる」という得意性をもっているものなので、結局一番優先するべきはデザインだったりします。
デザイン優先で、上の3つの条件を多く満たしている素敵なグローブに出会えることを願っています。

真夏の熱中症対策は下の記事を読んでみてください。
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