【春前半/秋後半】3月/11月12月・最高気温12度13度14度15度16度17度18度バイクツーリングの服装

風を感じて走る我々バイク乗りは季節に敏感な部類の人たちであり、エアコンがなく着ているものだけで温度管理をしなければならないので服装にも敏感な人たちでもありますよね。

という記事の通りの服装で出発すると、

という経験をすることはバイク乗りあるあるかと思います。何故こんなあるあるが起きてしまうかというと、こういったライターさんは非バイク乗りと同じように、季節を四季で捉えているから。

人によって差はあると思いますが、大げさに言うと、

と考えると7×春夏秋冬＝28季あると言っても過言ではないくらい敏感なんです。（過言です）

僕は比較的鈍感な方なので、

という6つの季節で服装を分けています。この内、春前半と秋後半、春後半と飽き前半は同じ服装になるので、服装は4パターンになります。

この記事では、

について詳しく解説していきます。

【春前半/秋後半】の特徴

春秋は一年の中で最もツーリングに適した季節です。しかし「暑い」「寒い」の境界でもあるこの季節はツーリングの服装に最も気を使う季節でもあります。

春秋は「冬に近い春前半、夏に使い春後半」「夏に近い秋前半、冬に近い秋後半」と分けて考えた方がツーリングの服装選びはうまくいきます。

この記事では寒い方の春・秋のバイクの服装について解説します。

地域差や個人差があるとは思いますが、この記事があなたの「明日最高○度か・・・何着ていくか・・・」という悩みを少しでも解決できればと思って書いていきます。

最高気温12度13度14度15度16度17度18度のバイクツーリングヘルメット周り

ヘルメット

当たり前の話ですが、バイクに乗るにはヘルメットが必要。
体感温度的特徴は、

という感じ。
とはいえ、ヘルメットは季節によって使い分ける…というものではないので愛車やあなたのスタイルで決めるのが良いかと思います。

ネックウォーマー

首を冷やすと全身が冷えますし、どんなに暖かい服装をしても、ジャケットの中に風が入ると意味がなくなります。鼻まで上げれば排気ガスや花粉を軽減してくれるだけでなく、

と、マスク代わりになるという点で大活躍してくれる優秀なアイテム。乗車姿勢によっておすすめは変わるので下の記事で確認してみて下さい。

ヘルメットインナー【バラクラバ】

ジェットやハーフヘルメットで顔に冷たい風が当たる方や、フルフェイスでも寒さに耐えられない方には暖かいヘルメットインナー【バラクラバ】がおすすめ。
冬用は厚手なのでヘルメットの内装を1サイズ大きいものに交換する必要があるかもしれません。

3月/11月12月のバイクツーリング上半身の服装

気温に応じて防風インナーと防寒インナーを脱いだり着たりして温度管理するイメージです。この2つのインナーは出発時に必要性を感じなくても持っていった方が良いです。

オールシーズンジャケット

ベンチレーション機能付きのオールシーズンジャケットは体温の調整が難しいこの季節に重宝し、幅広い気温に対応可能。
一日の寒暖差が大きい季節でもあるので、出発時はベンチを閉じて、昼前くらいから少しずつ開放…昼過ぎには全開、という使い方も。

レザージャケット（16度17度18度）

16度以上の日であればレザージャケットを快適に着ることができます。16度未満でも着れますがその場合、タイトなレザーの中にたくさんのインナーを着ることになるので「快適」とは程遠い状態になります。革の季節は20度前後です。

防風インナー

インナーの中で最も優秀なのが防風インナー。風をシャットアウトしてくれる上に体温も逃さない上に、かさばらないのでバイクツーリング先で脱いでも荷物になりません。ジャケットの直下に着て防風＆保温効果を爆上げしましょう。

防寒インナー

防風インナーでも寒い場合はその下に保温目的の防寒インナーを着ます。かさばりますし、窮屈な着心地になりますが防風インナーと体の間に空気の層を作ってくれるので一気に暖かくなり、防風インナーと併用すればジャケットをウィンタージャケット並の暖かさにすることが可能。

暖かいインナー（肌着）

18度の日でも、肌に直接触れるインナーは夏用ではなく暖かい冬用のものを着るようにしましょう。走行中に暑くなった場合はジャケット内に少々風を入れてあげれば解決するので冬用で問題ありません。

インナープロテクター

バイクウェアより快適性は落ちますが、風を通さないアウターを着れば普段着でもツーリングを楽しむことはできます。その際はインナープロテクターを着用することで安全性はバイクウェア並に高めることができます。

【春前半/秋後半】のツーリング、グローブなど

この季節は暖かくもないが風通しも良くないグローブを使います。

レーシンググローブ

風を通しにくいレーシンググローブはこの季節に使いやすいです。ヘルメットに気軽に突っ込めるショートタイプの方がツーリングには使いやすい。

レザーグローブ

風を通しにくいレーシンググローブはこの季節に使いやすいです。ヘルメットに気軽に突っ込めるショートタイプがおすすめ。

インナーグローブ

インナーグローブを使っているバイク乗りはまだまだ少ないですが、

という素晴らしい効果があるので超おすすめ。

最高気温12度13度14度15度16度17度18度のバイク、下半身の服装

まだまだ寒いこの季節は防風インナーは使ったほうが良いです。風を通してしまうパンツを使用する場合はさらに防寒インナーも必要になります。

ジーンズパンツ・デニム

ジーンズパンツは風を通してしまいますし、薄手なので防寒インナーも併用したほうが吉。

カーゴパンツ・チノパン

カーゴパンツは風を通してしまいますし、薄手なので防寒インナーも併用したほうが吉。

オールシーズンパンツ

厚手でベンチレーション機能がついているオールシーズンパンツは温度管理が難しいこの季節に大活躍。防寒インナーの必要はないです。

レザーパンツ（革パン）

厚手で防風性能に優れたレザーパンツ・革パンはこの季節は防風インナーだけで使用することが可能。15度以上では防風インナーがいらないことも。

レーシングパンツ

厚手で防風性能に優れたレーシングパンツはこの季節は防風インナーだけで使用することが可能。15度以上では防風インナーがいらないことも。

防風インナー

パンツなので気軽に脱ぎ履きはできませんが、ジーンズパンツ・カーゴパンツを使用する場合は着用した方が良いです。オールシーズンパンツ・革パン・レーシングパンツの場合でも「防風インナーを履いていったら暑すぎて汗だくになった」という領域までは行かないので基本的に着用をおすすめします。

冬用インナー

この季節は夏用のインナーを着るには少々早すぎます。インナーは保温性に優れた冬用のものを使ったほうが吉。

防寒インナー

ジーンズパンツ・カーゴパンツを履く場合は防風インナーと冬用インナーの中に防寒インナーを履くことをおすすめします。他のパンツはパンツ自体に防風性能がありますが、ジーンズパンツ・カーゴパンツは風を通してしまうのでワンランク上の防寒対策が必要になります。

インナープロテクター

バイクウェアより快適性は落ちますが、普段着でもツーリングを楽しむことはできます。その際は防風防寒インナーに加えて、インナープロテクターを着用することで安全性はバイクウェア並に高めることができます。

3月/11月12月のブーツなどフットウェア

バイク用スニーカー

バイク用スニーカーは操作性や安全性は低いですが、歩きやすさや見た目のカジュアルさがとても優秀。

バイクシューズ・ライディングシューズ

レーシングブーツとスニーカータイプの中間、安全性と操作性、ゴリゴリ感のバランスが良いのがバイクシューズ・ライディングシューズ。

ブーツ

アメリカンやクラシックタイプに合うのがレザーブーツ。バイク用にもかかわらず普段履きできそうなものも。

レーシングブーツ

バイク操作にもっとも特化していて安全性が高いのがレーシングブーツ。

普段のスニーカーやブーツ

靴紐をベロの中に入れ、シフトパッドを取り付ければ普段のスニーカーやブーツでツーリングすることは可能。バイク用のフットウェアを用意したくない方はこの方法もあり。

靴下

靴下にこだわり始めたら本物（？）。ライディング専用の靴下があります。この時期は暖かい冬用のものを選びましょう。

つま先対策品

この時期でも時間帯によっては風を通してしまうスニーカーや、長時間高速道路を走る場合などはつま先が冷える可能性があります。必要であればつま先の防寒対策品を用意することもアリ。

【春前半/秋後半】3月/11月12月・最高気温12度13度14度15度16度17度18度バイクツーリングの服装まとめ

いかがでしたでしょうか。
春前半/秋後半3月/11月12月・最高気温12度13度14度15度16度17度18度バイクツーリングの服装について網羅的に解説しました。

この記事があなたのツーリングをより安全・快適に、楽に、そして楽しくするお手伝いができたのであれば嬉しく思います。