
okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いた方は
と言う方ではないでしょうか。
春秋は一年の中で最もツーリングに適した季節です。桜舞い上がる季節でもあります。
しかし「暑い」「寒い」の境界でもあるこの季節はツーリングの服装に最も気を使う季節でもあります。
春秋は「冬に近い春前半、夏に使い春後半」「夏に近い秋前半、冬に近い秋後半」と分けて考えた方がツーリングの服装選びはうまくいきます。
この記事では
のツーリングの服装について詳細に解説していくものです。
地域差や個人差があるとは思いますが、この記事があなたの「明日最高25度か・・・なに着ていくか・・・」という悩みを少しでも解決できればと思って書いていきます。
春後半秋前半ツーリングの服装(最高気温18度~25度程度まで)4月5月10月の出発時の服装

一覧でみるとこんな感じです。このリストは出発時の一番厚着している状態について記載しています。気温が上がってきたら脱げるものを脱いでいきましょう。
この時期は特に「インナーで調整」が大事です。

真夏は「終始最高に涼しい服装」、真冬は「終始最高に温かい服装」だから服装選びは楽ですね。

走ってて気持ちいいのは春秋だけどね
フルフェイスヘルメット(インカム付)

ヘルメットはフルフェイスがおすすめです。というか趣味としてバイクを楽しむライダーの基本です。
この季節は花粉や黄砂、紫外線からライダーを守ってくれます。花粉症の方は忘れずにお薬を持っていってください。ネックガードをすればさらに花粉を防ぐことができます。市販のものよりお医者さんから処方してもらったほうが安いし、めっちゃ効きます。
フルフェイスであればどんなものでも大丈夫ですが、安全性、快適性を重視するならばアライやショウエイなどの一流メーカーのものを被りたいところです。

僕はツーリングのときはアライを被っています。
3シーズンバイクジャケット(白以外)

この気温では3シーズンジャケットを着てインナーで調整するのがいいです。
もしくは革ジャンに最高の季節でもあるので革ジャンでも良いです。革ジャンはとてもかっこいいのに着ることができる時期はとても限られているのでこのタイミングでたくさん着ておきましょう。
インナーと言ってもジャケットに付属したり、同じメーカーのインナーを装着する必要は全く有りません。もっと安く機能的なインナーを用意すれば革ジャンとも使いまわしができるのでおすすめです。
白だと排気ガスの汚れが目立つので白以外がおすすめです。
もう少し低い気温でも革ジャンを着ることはできますが、インナーが多くなってパツパツになるのでバイクの操作性も着心地も見た目も悪くなるので最高気温20度前半くらいが最高にちょうどいいです。

革ジャンはかっこいいので年中着たいですが実際の季節は限られています。プロテクターがないものが多いしね。
バイクジャケット、革ジャンなどバイクのアウター全てに共通することですが、肩、肘、胸、背中にプロテクターが入っているものを選んで下さい。
「バイクは危険なものなんだ」ということを受け入れてからバイクに乗りましょう。

バイクジャケットがどうしても嫌な方は「インナープロテクターの上下」を着て下さい。
最近フード付きのものが多く販売されていますが、風を受けて船の幌の役割をするので買わないようにしましょう。

なんでフード付きのジャケットがあるんですかね・・・?謎です。

That’s because they are crazy. Both manufacturers and users.
防風インナー

ジャケットの下には防風インナーを着ます。
ジャケットに付属していれば儲けものですが、わざわざジャケットオプションのようなものを購入する必要はありません。安くていいものを別途購入しましょう。
防風インナーはかなり効果があります。防寒の基本は外側で冷気をシャットアウトして内側で保温です。防風インナーを着ることでジャケットとともに冷気をシャットアウトします。
18度だと朝方は必要ですが、25度になると必要ないかもしれません。出発するときに必要性を感じなければ念のためシートバッグに入れて持って行きましょう。
リンクを貼っている商品はハーフジップですがジッパーはないほうが防風性のは高いです。ワークマンに行けばもっと安く、ジッパーがないものを購入することができます。
Amazonに良いものがなかったので「これのジッパーなしのイメージです」という意味でリンクを貼っておきます。

外気を遮断するものをなるべく外側に着ることで保温性をあげます。同じ服を着るにも、着る順番で全然違ってきます。

ヒートテックインナー(最高気温20度~は速乾インナーに変更)

トレーナーの下にヒートテックインナーを着て上半身はお終いです。
裾の長いものにしないと前傾姿勢を取ったときにめくれてしまうので購入するときは裾を気にして下さい。「バイク用」として売られているものでも裾が長くないものはたくさんあるので注意が必要です。
僕は以前ゴールドウイングのインナーを届いたその日に捨てたことがあります。あんなもんを「バイク用」として売ってはいけません。
インナーに限らず「これのどこがバイク用なの?」という商品はたくさんあるので考えながら選ぶようにしましょう。ゲーミングチェアみたいなものですね・・・。
ユニクロのヒートテックが裾が長くて最高。

裾が長いのが一番重要!!
レザーグローブ

当たり前の話ですが、バイクを操作するにはバイク用のグローブ、特にレーシンググローブが適しています。
操作性も上がりツーリングの疲れも少なくしてくれます。レーシンググローブはレーサーの様で抵抗がある方もいるかもしれませんが是非一度試してみて下さい。
手の甲と手のひらに滑り止めがあるものが転倒時の防御力が高くておすすめ。

通常バイクに触れるのはお尻と手だけだから操作性のいいものを選びたいね
インナーグローブ

グローブの中には必ずインナーグローブをするようにしましょう。
インナーグローブはバイク乗りの間でもそれほど普及している文化ではありませんがたくさんのメリットがあるので使うべきです。
そもそも靴を履くときは靴下を履くのに何故グローブにはインナーをつけないのかがわかりません。
高価なバイク専用のグローブをつける方もいますが、綿の白手袋を裏返して縫い目を外側にして着けたほうが安いし快適です。

綿の白手袋はバイク用の1/25のコストです。

革靴には靴下を履くくせにレザーグローブではインナーを着けない人が多いよね。汚いよ。
レザーパンツ(ジーパンでも可)

下半身はどんな季節でもレザーパンツがおすすめです。
安全性と操作性を上げ、エンジンからの排熱もカットしてくれるレザーパンツはバイクの必需品だと思っています。
とはいえ以前の僕がそうだったように初心者の方は抵抗があると思いますのでジーパンでも大丈夫です。その際はプロテクターが入ったバイク専用のものを選ぶようにしましょう。
手っ取り早く良いものを使いたい方は安いものでもいいので牛革のパンツを選んで下さい。

ジーパンだとエンジンの熱はカットしてくれないわよ。ガニ股で乗らないように!
ヒートテックインナー(レギンス)(最高気温20度~は速乾インナーに変更)

上半身と合わせて無難にユニクロのヒートテックでいいと思います。
レザーパンツの場合は最高気温が20度を超えてきたら速乾性のものに代えても大丈夫です。
ジーパンの場合は少し涼しくなりすぎてしまうかもしれません。
五本指ハイソックス

足のムレが気になる方は五本指ハイソックスを履くと指の間がサラサラして不快感をかなり減らしてくれます。

最初は馬鹿にしていましたがすごくいいですよ五本指!
レーシングブーツ(ツーリングブーツ可)

真冬以外はレーシングブーツを履きます。
操作性が良いのと、以前膝擦りをして遊んでいたときはブーツのつま先と外側も擦ることがあったのでその名残です。
転倒したときにバイクに挟まれてもレーシングブーツであればダメージを最小限にできますし、足首が取れることもないと思います。

バイクは危険な乗り物ですからね。最悪の想定をするとバイクに乗れなくなってしまいますが、最悪の一歩手前くらいは想定しておきましょう。
レザーパンツと同じで初心者の方は抵抗があると思いますのでツーリングシューズでも大丈夫です。
その際は靴紐がないタイプを選んで下さい。転倒のときにステップなどに引っかかると足首が取れてしまいますし、立ちゴケの原因にもなります。
紐付きのブーツも平気で「バイク用」として売られていますので注意して下さい。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
もっとも気持ちよくツーリングできる季節の服装を解説してみました。
春秋は快適な温度管理が難しいのでインナーを使って上手に調整できるようにしましょう。シートバッグに必要な持ち物を乗せて気持ちよく走り出しましょう。
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