okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いた方は
という方ではないでしょうか。
ヘルメット選びはとても難しいものです。なぜならば、被り心地、空力性能、風切り音、ベンチレーションの機能などは実際に被ってみて長時間バイクを走らせなければわからないものだからです。
もっと言うとヘルメットが自分の頭に馴染むまでその評価はできません。
ですので
こっちのヘルメットは被り心地がいいよ
こっちのヘルメットは疲れにくいよ
こっちのヘルメットは被り心地がいいよ
という個人の感想はあまりあてになるものではありません。
全てのヘルメットを頭に馴染むまで被ってみてインプレできる人はいないですからね・・・
そこでこの記事ではヘルメットの「インプレを必要としない目で見えるもの」に関してランキングを作成し、あなたのヘルメット選びの候補を絞りやすくします。
実際には店頭で被ってみて、もっとも大事な「被り心地」の一端に触れてから購入することにはなりますがそこに至るまでの参考にしていただければ幸いです。
具体的には
というものを解説していきます。
システムヘルメットも入れています。数が少なくてシステムだけでランキング作れないので・・・
先にランキングを発表していきます。
アライ、ショウエイ、OGKのフルフェイスヘルメット価格ランキング
全体的にはショウエイ、アライ、OGKの順で価格が下がっていきますね。特にOGKの安さは魅力的にうつるくらいです。
OGKの上から2番目のモデルがアライのエントリーモデルよりも5000円も安いです。
アライvsショウエイvsOGKのフルフェイスヘルメット安全性ランキング(取得している規格の数)
アライはアライ独自のアライ規格(スネル規格よりも厳しい)を入れているので実質5つのようなものですが、それでも他メーカーよりも多くの規格を取得しています。
「安全規格に通っているヘルメットは安全だ」という思考は短絡的ですが、少なくとも「安全規格に通っているヘルメットの方が安全である可能性は高い」と考えることはできます。
ちなみに規格に合わせると耐久性を上げるために重量が重くなったり、価格も高くなる傾向にあります。
アライvsショウエイvsOGKのフルフェイスヘルメットベンチレーションの数ランキング
ベンチレーション機能が購買を左右するものであればバイク用品店のヘルメットコーナーに大型の扇風機があるはずですが僕は不幸にしてその光景をみたことがありません。
穴の数以外にも負圧を発生させるヘルメット形状が重要だったりしますがそれこそ乗ってみなければわからないものなので、単純に穴の数を比較してみました。
僕が製品説明書を確認して数えた範囲なので誤差があるかもしれませんが参考にして頂ければ幸いです。
一般的にインナーサンシェードがあるヘルメットは空気の通り道が塞がれるのでベンチレーション機能は悪くなります。
ヘルメットコーナーで穴の数を数える癖がついてくれればランキングを作った甲斐があります。
この穴の数でスネル規格も通すアライはすごいよね
アライvsショウエイvsOGKのフルフェイスヘルメット軽さランキング
調べていて気が付きましたが、ヘルメットの重量はヘルメットのスペックの中でもとてもわかりやすく数字で表すことができるものにも関わらず公式にアナウンスしているメーカーはショウエイのみでした。
OGKは軽さを武器にしているのでもっと数字をアピールした方がいいと思います。
アライvsショウエイvsOGKのフルフェイスヘルメット性能一覧表
アライ | 種類 | 価格 | 重量 | ベンチレーション数 | 安全規格 | バイザー | 内装脱着 | あご紐機構 |
RX-7X | フルフェイス | 54000円~ | 1585g | 13箇所 | スネル・JIS・アライ規格・PSC・MFJ・SG | なし ※シールド交換で取り付け可 | 可 | Dリング式 |
アストロ‐GX | フルフェイス | 52000円~ | 1560g | 11箇所 | スネル・JIS・アライ規格・PSC・MFJ・SG | なし ※シールド交換で取り付け可 | 可 | Dリング式 |
アストラルX | フルフェイス | 51000円~ | 1620g | 13箇所 | スネル・JIS・アライ規格・PSC・MFJ・SG | あり | 可 | Dリング式 |
ラパイドネオ | フルフェイス | 46000円~ | 1535g | 6箇所 | スネル・JIS・アライ規格・PSC・MFJ・SG | なし ※シールド交換で取り付け可 | 可 | Dリング式 |
XD | フルフェイス | 46000円~ | 1590g | 13箇所 | スネル・JIS・アライ規格・PSC・MFJ・SG | なし ※シールド交換で取り付け可 | 可 | Dリング式 |
ベクターX | フルフェイス | 41000円 | 1590g | 10箇所 | スネル・JIS・アライ規格・PSC・MFJ・SG | なし ※シールド交換で取り付け可 | 可 | Dリング式 |
ショウエイ | 種類 | 価格 | 重量 | ベンチレーション数 | 安全規格 | バイザー | 内装脱着 | あご紐機構 |
X14 | フルフェイス | 60000円 | 1674g | 7箇所 | スネル・JIS・PSC・MFJ・SG | なし | 可 | Dリング |
GT-Air II | フルフェイス | 51000円~ | 1579g | 5箇所 | ・JIS・PSC・SG | インナーバイザー | 可 | ラチェット式 |
Z-8 | フルフェイス | 56100円~ | 1400g | 7箇所 | ・JIS・PSC・SG | なし | 可 | Dリング式 |
Glamster | フルフェイス | 47300円~ | 1317g | 3箇所 | ・JIS・PSC・SG | なし | 可 | Dリング式 |
EX-ZERO | フルフェイス | 44000円~ | 1196g | なし | ・JIS・PSC・SG | クリアバイザー内蔵 | 可 | Dリング式 |
NEOTEC II | システムヘルメット | 69300円~ | 1720g | 6箇所 | ・JIS・PSC・SG | スモークバイザー内蔵 | 可 | ラチェット式 |
OGK | 種類 | 価格 | 重量 | ベンチレーション数 | 安全規格 | バイザー | 内装脱着 | あご紐機構 |
F-17 | フルフェイス | 47000円~ | 不明 | 8箇所 | ・JIS・MFJ・PSC | なし | 可 | Dリング式 |
RT-33 | フルフェイス | 36000円~ | 1420g | 4箇所 | ・JIS・ECE・MFJ(一部)・PSC | なし | 可 | Dリング式 |
SHUMA | フルフェイス | 26000円~ | 不明 | 6箇所 | ・JIS・PSC | なし | 可 | ラチェット式 |
AEROBLADE-6 | フルフェイス | 36000円~ | 1380g(Mサイズ) | 5箇所 | ・SG・PSC | なし | 可 | Dリング式 |
カムイ3 | フルフェイス | 29000円 | 1600g | 5箇所 | ・JIS・PSC | インナーサンシェードあり | 可 | ラチェット式 |
RYUKI | システムヘルメット | 33000円 | 1730g | 5箇所 | ・SG・PSC | インナーサンシェード有 | 可 | ラチェット式 |
各項目の説明は下記の表の通りです。
種類 | ヘルメットの種類を記載しています。詳しくは>>>こちらの記事を参照してください。 |
価格 | 定価です。実売価格は商品リンクから確認してください。 |
重量 | ヘルメットの重量です。ネットで調べた範囲なので参考程度にして下さい。一般的にグラフィックモデルの方が若干重くなります。基本的にはLサイズ【Lサイズ相当】の重量を記載します。 |
ベンチレーション数 | ヘルメットに空いている穴の数です。口元も首の後ろもカウントしています。ベンチレーションが効くかどうかはあまり気にしない方がいいかもしれません。詳しくはこちらの記事で。 |
安全規格 | 安全規格に関しては>>>こちらの記事を参考にして下さい。国内販売されているものなのでPSCは通っているものとして考えてください。 SG規格は最も取得難易度が低いのでアライとショウエイは「SG規格は全ての製品で通しているよ」というアナウンスです。一方でOGKは一部モデルにのみSG規格を通しているのアナウンスがあり、他のモデルにはSG規格のアナウンスが一切ありません。普通に考えればSGは通しているはずですが、メーカーのアナウンスがないものはそのように記載しています。 |
バイザー | サングラスの役割をするバイザーが標準でついているかです。 |
内装脱着 | 今どき内装脱着ができないものはないと思いますが、初心者の方が安心できるように項目を設けました。内装の洗い方は>>>こちらの記事を参考にして下さい。 |
あご紐機構 | 個人的には Dリングのものがもっとも安全性が高いと考えています。詳しくは>>>こちらを読んでみてください。 |
スモークシールド オプション | スモークシールドに変更できるかです。シールドに関しては>>>こちらの記事を読んでみてください。純正で存在しなくても社外品であります。 |
ミラーシールド オプション | ミラーシールドに変更できるかです。純正で存在しなくても社外品であります。 |
特徴や向いている人 | ヘルメットの個性や向いている方を偏見で書いています。あまり参考にしないでください。 |
まとめ
いかがでしたでしょうか。
それぞれのヘルメットの詳細が気になる方は下のリンク記事で詳しく解説してますので読んでみて下さい。
ここから余談、というか鬼の様な言い訳が始まるから読まなくてもいいぞい。別の記事を読むのじゃ。
では張り切って言い訳をしていきます!
この記事はもともと「現在販売されている全てのヘルメットをランキング化する」というコンセプトで1つの記事群のまとめとするはずの記事でした。具体的には上の3つの記事と同じ記事を
という主要どころのメーカーについても執筆し、その記事のまとめとして全てのヘルメットをランキング化した記事を作ろうとしたということです。
しかし、>>>SIMPSONの記事を書いている途中で気が付きました。
「あ、つまんない・・・
これ書いてたらsuomyあたりでブログ自体書くのやめるな・・・」
そこで僕は僕自身にこんな解釈を与えました。
メーカー | |
Arai | |
SHOEI | |
OGK | |
SIMPSOM | 初心者は選ばないし、感性で被るものだからな!記事は必要ないな! |
BELL | 見た目重視だしサイズ選びが難しいからな!初心者向けではないな! |
icon | 個人的には好きだけどマイナーメーカーだしな! |
AGV | 初心者向けではないな!上手い人しか被らないし!うむうむ! |
suomy | AGVよりマイナーだし上手い人が被るメーカーだからな!うむ! |
SHARK | 日本ではマイナーだしな!いらんな!オーケーオーケー! |
HJC | 世界トップシェアの割に被ってる人ほとんどいないからな!記事は不要! |
さらに・・・
割と調べられた国内3メーカーだけでランキング化してこの記事群は終わりにしよう!そうしよう!SIMPSONは書いたけどクソ記事だしな!うむうむ!
という流れになりました。
本来であればすべてのメーカーのすべてのヘルメットについて書きたかったのですが諦めました。
バイク自体の全車種網羅記事は書けたんですが、ヘルメットは無理でした。
以上、言い訳でした。
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