okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いた方は
という方ではないでしょうか。
この記事では
というバイク二人乗り前の準備について解説していきます。
タンデム、バイクで二人乗りができるルールや条件
もしもあなたがまだバイク二人乗りをしたことがない方であれば、あなたがバイクで二人乗りをしてもいいのか確認するところから始めましょう。
この条件を満たしていればバイク二人乗りツーリングに出かけてもOKです。確認が済んだら、バイク二人乗りを行うための準備から始めていきましょう。もっと掘り下げて確認したい方は下の記事を読んでみて下さい。
万一に備えて任意保険の確認から
- Q対人無制限の任意保険に入っているから保険は問題ないですよね?
- A
ご家族は対人賠償の対象外です。
結構忘れがちなのが保険の確認です。万一二人乗りで事故を起こしたときに強制保険である自賠責保険では
傷害 | 120万円 |
死亡 | 3000万円 |
後遺障害 | 4000万円 |
しかカバーできません。タンデマーが怪我などをした場合は任意保険の対人賠償での支払いになりますが、タンデマーが家族の場合は対人賠償保険の対象にはなりません。家族をカバーするには人身傷害保険、搭乗者傷害保険に加入している必要があります。特にご家族でバイク二人乗りをする方は一度保険の内容を確認し、必要に応じてプランを変えた方がよいでしょう。
家族が対人対象外は盲点だったわね・・・一番バイク二人乗りしそうなのに・・・
タンデマーの服装はライダーと同等かそれ以上
- Q二人乗り用のヘルメットを持ち運ぶのが面倒なのでハーフヘルメットでもいいですよね。法律上も問題ないし。
- A
同乗者には運転者と同等、もしくは同等以上の装備をしてもらいましょう。
街中の二人乗りライダーを見ていると、運転者はフル装備で、タンデマーはハーフヘルメット・・・という組み合わせを多く見かけます。同乗者は運転者に命を預けています。運転者は同乗者の命を守るために最善を尽くさなければいけません。話の筋で言うと運転者がハーフヘルメットで同乗者がフルフェイスの方が筋が通っています。(運転者のハーフヘルメットもだめですが)
君はフルフェイスで、娘はハーフヘルメットだったの?なんで?娘はもう戻らないんだよ?
運転手Tシャツハーフパンツなど、いくらラフな格好でバイクに乗っていたとしても
など、同乗者には運転者と同等、もしくは同等以上の装備をしてもらいましょう。
命に尊卑はないですが、バイクに乗るときは自分の命より同乗者の命の方が尊いと思うようにしましょう。そうすれば安全運転にも繋がります。
タンデマーへのバイクの説明
- Qバイクの後ろに乗るなんて誰でもできますよね。
- A
非バイク乗りの方にとっては未知の世界です。安心できるように事前説明をしましょう。
タンデマーが非バイク乗りの場合は事前に、
など、バイクの危険な部分や弱い部分を説明しておくとお互い安心できます。
バイク乗りにとっては当たり前のことでもバイクに乗らない人はわからないよ。気遣いが安心につながるね。
インカムを用意する
- Qインカムはあったほうがいいですか?
- A
なくてもいいですが、合ったほうが便利かと思います。
必ず必要なわけではありませんが、昔の二人乗りとは違って、現在の二人乗りツーリングではインカムを使用して会話を楽しむことができます。インカムは「トイレ行きたい」「速すぎて怖い」などタンデマーの意思をダイレクトに伝えることもできるので安心感にも繋がります。
おしゃべりに夢中になりすぎないように注意。
合図を決めておく
- Qインカムのペアリングが切れたときが心配です。
- A
合図を決めておけば安心できます。
インカムがあれば合図は必要ないように思いますが、充電が切れたりペアリングが切れたり、故障したときに慌てなくて済むように合図を決めておきましょう。
何か異常があればバイクを停車させるしかないので「左肩を3回叩いたらなるべく早く止まる」「右肩を5回叩いたらトイレがある休憩できるところで止まる」というような単純な合図くらいでいいかと思います。
慣れてきたら遊びで少し複雑なハンドサインを使っても楽しいかも!バイクならではだしね!
バイクの空気圧を指定空気圧にする
- Q普段10%ほど空気圧を下げています。このままで問題ないですよね。
- A
大きな問題はないですが、指定空気圧に戻した方がいいと思います。
スポーツ走行を楽しむライダーは空気圧を少し低めにすることが多いです。普段、少し低めにしている方は空気圧を指定空気圧に戻しておきましょう。
多くの場合、指定空気圧は二人乗りのときに最適になるように設定されています。
普段から空気圧管理はしっかりしよう!
サスを少し硬くする
- Qサスを最弱にしています。このままで問題ないですよね。
- A
サスを最弱にしています。このままで問題ないですよね。
バイクに乗る人数とともに重量が増えるとサスが大きく沈み、底付きしてしまう可能性が高くなりますし乗り心地が悪くなって疲れやすくなってしまいます。 予めサスを前後のプリロードを強めて二人分の重量の走行に耐えられるようにしましょう。
また、サスの圧側を調整できるのであれば、リアサスの圧側を固くすることで高速道路走行時のタイヤの摩耗を少なくする効果もあります。
結局二人乗りのときは安全運転するから、1人でスポーツライディングするときよりサスは使わなかったりするんだけどね!
乗り方、降り方
タンデムをするときにもっとも不安定になるのがタンデマーがバイクに乗り降りするときです。ライダーとタンデマーはそれぞれ、
という段取りでバイクに乗るスタイルでいきましょう。
あなたがバランスを崩して気まずい雰囲気にならないように、タンデム時のバイクの乗り降りに関して細かく解説した記事を用意したのでこの機会に是非読んでみてください。バイクの降り方のコツも別記事にまとめています。
走り方
ソロでバイクに乗るときと、タンデムでバイクにのときでは操作感が全く異なります。普段よりも気をつけて運転することはもちろんですが、特にライダーは、
ということを意識したスタイルで、バイクに乗り慣れていないタンデマーは
ということを意識したスタイルでいきましょう。
細かく解説するとタンデムの乗り方のコツは25項目にも及びます。すべて確認したい方は下の記事を読んでみてください。
おすすめの車種
自分が一番かっこいいと思ったバイクがあなたにとって最もタンデムに向いているバイクであることは明らかですが、誰かのためにタンデムに向いているバイクを探さなければならない方もいるかと思います。
という特徴を多く備えている、
という種類のバイクのスタイルがタンデムに向いています。
これらの種類のバイクについて125cc、250cc、400cc、大型バイクの排気量ごとに厳選した全13車種を下の記事でご確認いただけます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
二人乗り前、特に初めて二人乗りツーリリングをする方が知っておくべき情報をまとめてみました。
相手への気遣いはバイクに乗る前から始まっています。お互いに安心感を持てれば、二人乗りツーリングがもっと楽しくなるでしょう。
はたから見ると二人乗りは素敵かもしれませんが、実際は臭いし暑いし寒いし危険だし、なにより運転が全く楽しくなくなるので全くおすすめしません。電車でお出かけしましょう。
以上、二人乗り大嫌いな僕が書いた記事でした!
オコモトは自分のためだけにバイクに乗ってるからの。あなたが二人乗りを楽しむときはくれぐれも安全運転するんじゃよ。命を預かっていることを忘れてはならんぞぃ。
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