okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いたあなたは、
という方ではないでしょうか。この記事では、
ということについて解説していきます。
この記事では主要ヘルメットメーカーのスポーツジェットヘルメットをすべて紹介しています!
スポーツジェットヘルメットとは?
スポーツジェットヘルメットとは、ベンチレーションや専用シールド、インナーサンバイザー、エアロフォルム(空力性能)など、フルフェイスヘルメットやシステムヘルメット並の機能がついているジェットヘルメットのことを言います。
もともとジェットヘルエメットといえばBELLが世界初のジェットヘルメットとして1954年に世に出した「500」というヘルメットを元祖とするジェットヘルメットを指していましたが、多機能なスポーツジェットヘルメットと区別するためにそれらのヘルメットはクラシックジェット、ストリートジェットなどと呼ばれるようになっています。
メリット・デメリット
メリット・デメリットについて簡単に解説します。
メリット
というメリットがあります。
デメリット・注意点~安全性は低い~
というデメリットがありますが、特に安全性に関しては注意が必要。
引用元:https://eatsleepride.com/c/35388/statistically_cool_helmet_from_icon
ドイツの事故調査部長、Dietmer Otte教授の調べで事故時の損傷個所は、あご部とシールド部の合計で約45%を占めるといった結果が出ています。
引用元:ノーラン
ということをしっかり知った上でヘルメット選びをしましょう。
「バイク事故の死亡原因は頭部へのダメージ」っていうのは知ってたからアゴを軽視してたけど、アゴがなくなっても致命傷にはならないってだけなのね・・・
当ブログでは安全性の観点からフルフェイスヘルメットを推奨しています。ジェットヘルメットの形状を見て「フルフェイスの安全性に違いがない」と判断する人は人生やり直したほうがいいです。
白バイ隊員だってジェットじゃないか。はい論破。
という人がいるけど、あれは仕事(書いたり話したり指示したり)をしやすくするため。仕事とのバランスでジェット被ってるだけ。守る範囲が広いのと狭いのどっちがより安全だと思うの?
かっこいいスポーツジェットヘルメットはツアラーやスポーツバイクに似合う
スポーツジェットヘルメットは、高速時の安定性に優れていたり、インナーサンシェードで日差しに対応できるモデルもあります。
などで長距離を移動するバイクに似合いますが、転倒時にアゴや顔を守れないので、
には向いていません。また、スタイルの問題で、
とは合わないヘルメットかと思います。
かっこいいスポーツジェットヘルメットの選び方
モデルによって機能が大きくことなるスポーツジェットヘルメットは、
という点に注目してヘルメットを選びましょう。それぞれ簡単に解説します。
サイズ
フルフェイスとは違い、頭をがっちりホールドするヘルメットではないので、メーカーからアナウンスされているヘルメットサイズ表に従って選べば問題ありません。
クラシックジェットヘルメットはフリーサイズ(1サイズ)しかないモデルもあるなか、スポーツジェットヘルメットはフルフェイス・システムヘルメット並のサイズ展開があることがほとんどなので多くの選択肢から選ぶことが可能。
フルフェイスとかは口コミとかを調べて「サイズ感」も確認しないといけないんだよ。その点ジェッペルはサイズ選びが楽だよ。
ベンチレーションの数
ヘルメットのベンチレーション機能が優れているかどうかは使ってみるまでわかりませんし、相対的な評価しかできない(他のヘルメットと比べることでしか評価できない)ので口コミはあまり当てにしていません。むしろ単純に「ベンチレーションの数」を気にしたほうが理にかなっていると思います。
風がスースー通るようなヘルメットが欲しい!
そんなもんねーよ。もしもあったらヘルメットコーナーに扇風機置いてあるはずだわ。
開口部が広い分、フルフェイスよりも風通しはよいのでそこまでシビアに考える必要はないとか思います。
インナーバイザーの有無
インナーバイザーがあれば眩しいときに日差しを和らげることができますが、その分パーツ点数が増えるので価格が高かったり、見た目が大きくなってしまう、重くなる、という点に注意しましょう。
朝早くから夜遅くまでロンツーする人はインナーバイザーがあったほうがいいかもね!
安全規格
ヘルメットの安全性を客観的に知ることができる「安全規格」というものがあります。僕の場合、
「フルフェイスをかぶれば安全性は100点」各規格は101点、102点、例えば世界一厳しい検査基準を持つと言われるSNELL規格は104点、それより厳しいアライは105点くらいのもの。
と考えています。
顔とアゴを守れないジェットヘルメットはせいぜい40点くらいのものなので、それが41点になろうが42点になろうがあまり意味がないと思っています。
より上位の安全規格をもつヘルメットを選ぶことに越したことはありませんが、ジェットヘルメットの場合はそれほど規格にこだわる必要はないと思います。参考までにヘルメットの規格の参考資料を載せておきます。
規格名 | 認定機関 | 国や地域 | 取得難易度(≒安全性?) |
SGマーク | 製品安全協会 | 日本 | ★ |
JIS規格 | 国 | 日本 | ★★ |
PSCマーク | 国 | 日本 | ★★ |
SNELL規格 | スネル財団 | 世界 | ★★★★ |
DOT規格 | 合衆国運輸省 | アメリカ | ★ |
ECE規格 | 国連欧州経済委員会 | ヨーロッパ | ★★ |
Arai規格 | Arai | ー | ★★★★★ |
MFJ規格 | 財団法人日本モーターサイクル協会 | 日本 | ★★★ |
あご紐
もっとも強度が高く、安全なあご紐はDにリング式ですが、スポーツジェットヘルメットを検討される方はバックル式やラチェット式が好みかもしれません。多くのモデルは着脱が簡単なバックル式やラチェット式なので問題ないかと思います。
もしもほしいモデルがDリング式であれば、
ま、まぁ安全らしいから良しとするかー
とポジティブシンキングで乗り切って頂ければと思います。
オプションシールドの種類
クラシックジェットとは違い、スポーツジェットのシールドは汎用性がない「モデル専用」のシールド。事前にスモークシールドやミラーシールドが存在するか確認したほうが良いでしょう。
重さ
ヘルメットは軽いに越したことはありませんが、重心の位置などで重さの感じ方は変わりますし、単純な重さよりも空力性能やフィッティングの良さの方が大事なので、この記事内で紹介しているヘルメットに関してはそれほどシビアに考える必要はないかと思います。
ちなみに、
このヘルメットの重さは2.1kg!
とAmazonの商品重量(付属品や箱も含んだ重量)を記載しているサイトさんも多いので気をつけて下さい。
メーカー
少しでも安全性(規格の外の部分)や被り心地を求めるのであれば名前が通っていて、多くのバイク乗りに指示されているメーカーのものを選ぶのが良い選択と言えるでしょう。
おすすめのスポーツジェットヘルメット紹介
どんな趣味でも、
(あのブランドの道具使ってるんだー)
(なんだあのブランド?聞いたことないし安っぽいな。Amazon中華か?)
というものがありますが、この記事で紹介するものは前者。バイク乗りに長年愛されてきて、バイク用ヘルメット作りのノウハウがある信頼性が高いブランドからかっこいいスポーツジェットヘルメットを紹介していきます。
言葉を選ばずに言うと「ツーリング被っていても恥ずかしくないブランド」を紹介するってこと。
ツーリング先で一度も見かけたことがないヘルメットを「おすすめヘルメットランキング一位!」とか書いている記事より信頼性は高い内容だよ。
アライ
価格 | ★★★★★ |
安全性 | ★★★★★ |
国 | 日本 |
快適性 | ★★★★ |
帽体の大きさ | ★★★ |
シェルデザイン | ★★★ |
デザイン | ★★★ |
似合うバイク ライダー | 全てのバイク 全てのライダー |
アライはショウエイと双璧をなす国内一流のヘルメットメーカーで、とにかく安全性に全振りしているようなメーカー。
「規格の先を見据えて現実の衝撃からライダーを守る」「選手用と市販品の安全性の区別をしない」という理念のもと、全てのヘルメットにSNELL規格を上回る「arai規格」という独自の規格を設けています。
帽体の大きさ比較的小さく、小顔に見えるのも嬉しいポイントですが、「衝撃をいなす」という発想でデザインしているため、全てのモデルが卵型をしているのでシェルデザイン(帽体の形状のデザイン)のバリエーションは多くありません。
グラフィックなどのデザインも比較的地味なものが多く、派手なものはだいたいどこかとのコラボモデルだったりすることが多いので高額な場合が多いです。
趣味としてバイクに乗る全てのライダーにお似合いで、「アライかショウエイをかぶっていれば間違いない」という認識で良いです。
頭全体を包み込むような内装は日本人の頭に最適化して作られていますが、よりアライがフィットするライダーを「アライ頭」、ショウエイの方がフィットするライダーを「ショウエイ頭」と呼びます。
ちなみに僕はアライ頭です。
アライ:VZラム
重量 | 1400g |
ベンチレーション数 | 9箇所 |
安全規格 | スネル・JIS |
内装脱着 | 可 |
あご紐機構 | Dリング式 |
スモークシールド オプション | 有 |
ミラーシールド オプション | 有 |
特徴や向いている人 | スポーツタイプ ツアラー 化粧落ちが気になる女性 フルフェイスは被りたくないが機能的なヘルメットが欲しい方 |
- ハイエンドフルフェイスヘルメットRX-7Xと同じディフューザーをそのまま搭載
- 後方の乱気流を整えるエアロスタビライザー
- シールド交換すればサンバイザーの取り付けが可能(ラムプラスになる)
外気導入をする通気口が沢山あり、走行中は風が入り快適。
引用元:Amazon
レビューにオフィス家具の鉄板色と有ったが、たしかにまんま事務机の引き出し色だった
驚く程に安っぽい
引用元:Amazon
覚悟していたが、脱ぐ時、耳が、引っかかって痛いのです。
引用元:Amazon
アライ:VZ-ラム プラス
重量 | 1400g+ |
ベンチレーション数 | 9箇所 |
安全規格 | スネル・JIS |
内装脱着 | 可 |
あご紐機構 | Dリング式 |
スモークシールド オプション | 有 |
ミラーシールド オプション | 有 |
特徴や向いている人 | ロングツーリング スポーツタイプ ツアラー 化粧落ちが気になる女性 フルフェイスは被りたくないが機能的なヘルメットが欲しい方 |
- ハイエンドフルフェイスヘルメットRX-7Xと同じディフューザーをそのまま搭載
- 後方の乱気流を整えるエアロスタビライザー
- サンバイザー標準装備
- 標準装備のサンバイザーはロングタイプではない
他社などで採用されているような流行のインナーバイザーやあご紐のワンタッチロックなどのシステムを敢えて採用せず、安全性を最優先に考慮されているところはさすが天下のArai。
引用元:Amazon
被ったときのフィット感は素晴らしいです。
引用元:Amazon
ヘルメットとしては気に入りましたが曇り止めピンロックシート取り付け部分のピンがすぐに折れてしまいました
引用元:Amazon
アライ:CT-Z
重量 | 1500g |
ベンチレーション数 | 9箇所 |
安全規格 | スネル・JIS |
内装脱着 | 可 |
あご紐機構 | Dリング式 |
スモークシールド オプション | 有 |
ミラーシールド オプション | 純正では無し |
特徴や向いている人 | 通勤通学ライダー アドベンチャー カブ主 化粧落ちが気になる女性 フルフェイスは被りたくないが機能的なヘルメットが欲しい方 |
- コンパクト&シンプルデザイン
- バイザー付
- 頬にはフルフェイス同等のパッドを内蔵
- 長めのチークガードで安全性向上&包み込むフィット感
流石アライヘルメットCTZ✴フィット感が最高です。人により、きついという方もいますが、やや大きめのサイズでフィット感があるくらいが良いでは?と感じます。とにかく包まれているフィット感が良いですね
引用元:Amazon
顎下からの虫の問題はあるにせよ、システムヘルメットより軽量だし、安価だし、何よりアライだし。
引用元:Amazon
バイザーが通勤時の太陽の眩しさから解放してくれます。
引用元:Amazon
アライ:SZ-G
重量 | 1410g |
ベンチレーション数 | 9箇所 |
安全規格 | スネル・JIS |
内装脱着 | 不可 |
あご紐機構 | Dリング式 |
スモークシールド オプション | 有 |
ミラーシールド オプション | 純正では無し |
特徴や向いている人 | 通勤通学ライダー ネイキッド カブ主 化粧落ちが気になる女性 フルフェイスは被りたくないが機能的なヘルメットが欲しい方 |
- コンパクト&シンプルデザイン
- 頬にはフルフェイス同等のパッドを内蔵
- 長めのチークガードで安全性向上&包み込むフィット感
10年以上前のジェットヘルメットと比べて軽い!時代とともに進化しています。
引用元:Amazon
頭の形にも合っているし、カブで乗るにはちょうどいい。
引用元:Amazon
技術の進歩は素晴らしいもので、シールドを下げ切ってしまえば、フルフェイスと同等。薄い色のサングラスとフェイスマスクをすると、本当に使い勝手が良い。顔面制動の恐怖はあるけれど、年寄りにはいいブレーキになります。
引用元:Amazon
ショウエイ
価格 | ★★★★★ |
安全性 | ★★★★ |
国 | 日本 |
快適性 | ★★★★★ |
帽体の大きさ | ★★★★★ |
シェルデザイン | ★★★★ |
デザイン | ★★★★ |
似合うバイク ライダー | 全てのバイク 全てのライダー |
アライと双璧をなす国内一流メーカー。ショウエイは事故を起こさないための安全性を「Active Safety」と呼んで「事故を防ぐヘルメット」という視点からもヘルメット作りをしているので安全規格だけに捕われないフレキシブルなメーカー。
安全規格よりも快適性を重視したモデルなと、モデルごとに思想が違うのが特徴。
厳しい規格には合格していないが、必要な安全性を確保しつつベンチレーションを大胆に配置したモデルなどがある。
ショウエイは頭の鉢と頬部分でヘルメットを固定するような被り心地。よりアライがフィットする「アライ頭」とショウエイの方がフィットする「ショウエイ頭」に別れます。
一流のメーカーですが、現在ショウエイはユーザーの利便性を無視した正規販売店認定制度という販売網でのみ販売を行っています。
これはユーザーにとってヘルメットの選択肢が大きく狭められ、ちょっとしたリペア品も実店舗まで買いにいかなければならないという、とても不便な販売制度です。
これから新しくヘルメットを購入しようとしている方は特に理由がない限りショウエイヘルメットを選択する必要はないでしょう。
自宅近くにバイク用品店があり、安全性と快適性のバランスが取れたヘルメットがほしい方には最もおすすめできるヘルメットメーカーです。
ショウエイ:J-FORCE IV
- エマージェンシーコンセプト(緊急脱帽システム)
- スピーカーホールあり(ホールを埋めて静音性を高めることも可能)
- 吸水速乾繊維
ショウエイ:J-Cruise II
- インナーバイザー内蔵
- エマージェンシーコンセプト(緊急脱帽システム)
- スピーカーホールあり(ホールを埋めて静音性を高めることも可能)
- SENA製専用設計コミュニケーションシステム「SRL」マウント機構標準装備
OGKカブト
引用元:OGKカブト
価格 | ★★ |
安全性 | ★★★ |
国 | 日本 |
快適性 | ★★★★ |
帽体の大きさ | ★★★★★ |
シェルデザイン | ★★ |
デザイン | ★★★ |
似合うバイク ライダー | 初心者 若者 |
アライ、ショウエイに続く国内三位のメーカーで、比較的安く品質の良いヘルメットを製造しています。特にヘルメットの重量は驚くほど軽く、発売当時はかなり話題になりました。
徐々にシェアを広げていたOGKカブトですが、2019年に製造工程管理のミスからJIS規格取り消し処分になっています。
製品に問題はないとのことですが、この取消をどう受け止めるかはユーザー次第ではあります。
デザインはショウエイを意識したものが多いと感じます。
正直に言ってJIS規格が取り消しになったことはユーザーへの裏切りだと思っていますが、それを許容できるのであればアライ、ショウエイほどの費用はかけられないが、そこそこのヘルメットが欲しいという方には最もおすすめできるヘルメットメーカーです。
OGKカブト:EXCEED
- インナーサンシェード付
- UV&IR(赤外線)カットシールド
- メガネ対応
- 帽体付近の気流をコントロールする特許システムウェイクスタビライザーで高速走行性向上
- インカム専用取り付けスペース
夏のヘルメットに最適。軽くてしっかりしてます。快適な使用感で、日常使いしています。
引用元:Amazon
コスパ最高!値段もデザインも良し!これがあれば他の2大メーカーの製品じゃなくていい気がする。
引用元:Amazon
通気性はそれほどでもないかな 風切り音も大きいきがする
引用元:Amazon
OGKカブト:AVAND-2 アバンド2
- メガネ対応
- 帽体付近の気流をコントロールする特許システムウェイクスタビライザーで高速走行性向上
これが一番バランスがとれていてあらゆるヘルメットのなかで真ん中だと思います
引用元:Amazon
今まで軽さ・シールド脱着の容易さと品質への信頼感でSHOEIを3回使い続けていましたが
アマゾンさんで扱わなくなったのと値段も高騰していたので思い切って試してみました。
値段はアライ・SHOEIの半分以下だがかぶり心地・質感は同等の満足感。シールドの脱着もSHOEIには劣るもののOK。(この点はアライより全然良い) 耐衝撃性などはサーキット走行や高速走行が主でなければ問題ないのでは・・・個人の見解です
引用元:Amazon
顎のエラの部分をえぐりこむように入りちょっと違和感を感じました。慣れれば気にもならないかもしれません。シールドも少し顎が露出します。シミが気になる年なもんであまり肌を露出したくない為減点です。気候が穏やかな時期の通勤用で考えています。
引用元:Amazon
suomy
おバイクできないからイメトレ(〃ω〃)#Ducati #STRIDER #Suomy #RSTAICHI #Dovizioso #AD04 #xpd #FIVE #74daijiro #KDCservice #Motul #ドゥカティ #ストライダー #ネタに全力 pic.twitter.com/TBOI2oBf9h
— tai@breil🇮🇹.モンガーレ🍊 (@74_desmo) October 20, 2017
価格 | ★★★ |
安全性 | ★★★ |
国 | イタリア |
快適性 | ★★★ |
帽体の大きさ | ★★★ |
シェルデザイン | ★★★ |
デザイン | ★★★★ |
似合うバイク ライダー | SS 速い人 |
1997年にできた比較的新しいイタリアのヘルメットメーカーです。
ドカティとパートナー契約を結んだことを切っかっけに一気に知名度と品質を上げました。日本の窓口としてエトスデザインと言う会社と契約していて、エトスデザインとともに日本向けのヘルメットの開発をしています。
日本向けのヘルメットはSGマークやPSCマークを取得し、内装も日本人向けに作られているので安心して使用することができます。
スオーミー:Speedjet
- 引張強度の強いケブラー、軽量強固なカーボン、耐衝撃貫通強度の高いアラミド
- ダブルバイザー仕様
- ベンチレーション機能
- ECE規格
SHARK
価格 | ★★ |
安全性 | ★★★ |
国 | フランス |
快適性 | ★★★★ |
帽体の大きさ | ★★★ |
シェルデザイン | ★★★★ |
デザイン | ★★★★ |
似合うバイク ライダー | SS ネイキッド ネオレトロ アメリカン |
フランスのヘルメットメーカーで世界初のカーボンヘルメットを販売したメーカーです。
他にもヘルメットにLEDを仕込んだり、空力性能を上げるために大胆になウイングを設置したりとなかなか革新的な開発をしているメーカーです。
motoGPでも使用実績があるので安全性や快適性には定評があります。
パイロットヘルメットのような特徴的なジャットヘルメットなど面白いヘルメットもあります。
シャーク:【DRAK】 ダラク
このヘルメットをきっかけにシャークヘルメットを知った方も多いと思います。一見、顎までカバーするフルフェイスヘルメットに見えますがジェットヘルメットです。オプションのゴーグルとマスクを組み合わせてオリジナルのヘルメットをデザインすることができます。
ゴーグルがヘルメットの横に固定され、マスクはゴーグルに爪で固定されるという方法で一体になります。もちろんそれぞれを外して使うこともできるので気分によってデザインを変えることができます。
バイキング船に乗った海賊をイメージした唯一無二のこのスタイルは多くの人の目を惹きますね。
スピーカーホールがついているのでインカムとの相性も良いです。
ゴーグルなので視野が狭いのと、高速走行時にマスク部分が顔に押し付けられたりするのでツーリングにはあまり向きません。125ccのグロムやZ125あたりで街乗りをする場面ではかなり似合うと思います。
シャーク:Nano
- ベンチレーションシステム
- シールド付
- インナーバイザー
- 内装着脱可能
ノーラン
日本ではあまり馴染みのないノーランですが、世界最高峰のバイクレースmotoGPで使用され、イタリアでのシェアはNo1など、信頼性の高いイタリアのヘルメットメーカーです。
品質は国内メーカーに及ばず、日本人向けのラインナップがないものの、「バイク知ってる感」を強く出せるメーカーかと思います。
日本正規代理販売店はデイトナ。
NOLANノーラン:N40-5
- インナーバイザー
- 内装脱着洗濯可能(チークパッド一体型)
- あごひもマイクロロック
- PINLOCK®曇り止めシート
レビー等でサイズの話が出ており通常はMサイズでジャストサイズでしたが1ランク上のLサイズを購入しましたがLサイズでも耳元等がキツキツです、もう1ランク上のサイズでも良かったかも・・・
引用元:Amazon
NOLANのヘルメットはシールドの歪みが殆ど無くスッキリした視野が得られ視界も広いのですが、朝晩の太陽が低い時間帯の直射光が気になり、それを遮断出来ないかと考えて購入しました。
引用元:Amazon
満足しています。顎紐のロック機構は素晴らしいと思うのですが、装着した際の違和感がかなりあります。バイクにロックするためのリングがないのも残念。
引用元:Amazon
シューベルト
シューベルトはドイツ・ベルリンに本社があるヘルメットメーカー。日本ではほとんど馴染みがありませんが1922年からの歴史を誇る老舗です。F1では皇帝ミハエル・シューマッハなど超一流ドライバーが使用し、ドイツ軍や警察などにもヘルメットを供給している信頼性の高いヘルメットメーカーです。
同じドイツのBMWモトラッドの純正ヘルメットにも採用されています。
安全性と快適性を最大限にバランスしているシューベルトは世界的に「最高級」とされているハイブランドヘルメットメーカー。
日本に正規代理店がないので購入には勇気が必要かもしれませんね。
個人的にもっとも「価格とクオリティが見合っていないメーカー」だと感じます。
シューベルト:M1PRO
- Bluetooth対応
- インナーバイザー
- あご紐マイクロラチェット
KYT
1998年創業のインドネシアのヘルメットメーカー。インドネシアではシェア80%を誇る大人気メーカーです。
欧州販売代理店はスオーミーが行っていたり、日本のSG認証工場としてインドネシ初の承認を受けたり、オンロード・オフロードのレースでも採用されたりなど、今度国際的なシェアを伸ばしていくと予想されるメーカーです。
KYT:Cougar Helmet
- 内装着脱可
HJC
価格 | ★ |
安全性 | ★★★ |
国 | 韓国 |
快適性 | ★★★ |
帽体の大きさ | ★★★ |
シェルデザイン | ★★★ |
デザイン | ★★★★ |
似合うバイク ライダー | 初心者 若者 |
比較的新しい韓国のヘルメットメーカーで、豊富なデザインと安価な価格設定、そしてMotoGPチャンピオン、ホルヘ・ロレンソにと契約したことにより短期間の内に世界ナンバー1のシェアを獲得しました。
一部のヘルメットはSNELL規格を取得したり、映画のキャラクターとコラボをしたりと安全面、デザイン面の両方に力を入れていることがわかります。
しかし、シーズン中に2度もヘルメットのトラブルが起き、ロレンソに契約を切られたことはあまりにも有名です。
motoGPで失敗しているにも関わらず世界第一位のシェアを獲得できているあたりを見るとユーザーはレースでの実績などはそれほど気にしていないようです。
ちなみにロレンソが次に契約を結んだのはSHARKでした。新しいメーカーを積極的に取り入れていくスタイルですね。
ちなみにシェア世界第一位のメーカーですが、僕の周りのライダーやツーリング先のライダーでHJCを被っているライダーはほとんど見たことがありません。
アライなどとは違い、HJCはレース用と一般販売用のヘルメットを切り分けて考えているので「HJCはSNELL規格を取得したヘルメットを販売している」と謳われますが、国内流通分はSNELL規格取得していないこともあるので規格にこだわる方は調べてから購入して下しさい。この辺りが低価格で提供できる理由にもなっているのだと思います。
HJC:IS-33Ⅱ
- 規格:SG・JIS
- 本体重量:1,560g(Lサイズ)
- サンバイザー内蔵
- ラピッドファイヤーシールド着脱システム)
- スピーカーホール
HJC:i30
- 規格:SG・JIS
- サンバイザー内蔵
- 3Dピンロックシールド(UVカット)
- ラピッドファイヤーシールド着脱システム
- スピーカーホール
DAMMTRAX
比較的新しいメーカーで「面白いものしかつくらない」を哲学にしています。ファッション性を最重要視している姿勢で、若い初心者に受け入れられそうなかっこよく、かわいいヘルメットを作っています。
「みんなと一緒は嫌だ!」という動画を作成するなど、デザイン性が高いですが価格はかなり控えめなので初心者が選びやすいヘルメットメーカー。
BELLやシンプソンなどアメリカの老舗メーカーを強く意識したデザインが多いようです。
「みんなと一緒を避ける選択」は自分ではなく他人に決められた選択です。個性とは「みんなと一緒の選択をしない」ではなく「自分の選択がたまたまみんなと一緒ではなかった」ということだと個人的には思います。知らんけど。
ダムトラックス:BIRD HELMET
- SG規格
- シャープ&ソリッドなシールドジェットヘルメット
- 内装着脱可能
- レディース版は内装がベージュになっているので、ファンデーションが付いても目立ちにくい
小柄な女性にぴったりサイズです。
引用元:Amazon
帽体自体は少し浅め、真ん丸な感じです。 視界は広く、横・後ろ共に確認がしやすい。 顔が大きい人はちょっと合わないかも。
引用元:Amazon
スピーカーをつけて音楽を聴きながらと思っていたのですが、これでは風が入ってしまって聞こえなさそうです。
引用元:Amazon
Y’s ギア ZENITH
ワイズギアはヤマハ発動機の子会社で、ヤマハの純正アクセサリーを供給している会社。ヘルメットはZENITHブランドで提供しています。ヘルメットの自社製造は行っておらず、主に韓国のHJCからOEM供給を受けてZENITHブランドとして販売しています。
ゼニス:YJ-22 ZENITH
- JIS2種・SG
- サンバイザー内蔵
- メガネスリット
- UVカット・ハードコートシールド
サンバイザーもメガネと干渉することもなく使い勝手がよさそうです。
引用元:amazon
痒いところに手が届く、正にそんな言葉がピッタリのヘルメットです。
引用元:amazon
他のYAMAHA製ヘルメットのLは小さいとのレビューがあったので、XLをと思ったが、そもそもこれにはMとLしか設定が無く、心配でしたが、59cmの頭では全然大丈夫でした。
引用元:amazon
ゼニス:YJ-20 ZENITH
- JIS2種・SG
- 疲れを軽減する低重心設計
- アンチフォグシールド
- ワンタッチ式チンストラップ
- UVカットシールド
シールドは確かに曇り難い。
引用元:amazon
私は頭囲が約61.5cmあり、バイク用品店でXLを試着してみた所、少しきつかったのでXXLを購入致しました。
引用元:amazon
シールドを支えているシールドベースのネジが1ヶ月ちょっとで走行中、緩んで紛失し、シールドがグラグラになりました。
引用元:amazon
ゼニス:YJ-17 ZENITH-P
- Flex-FRP
- JIS2種・SG
- PINLOCKシールド標準装備
- ワンタッチバックル式チンストラップ
- SilverCoolTM内装
- 開閉式サンバイザーを標準装備
- 7カラー/6サイズのバリエーション
XXLを発注購入しましたが、XXLは頭囲 63cm~64cmのはずが、頭囲62cmの私には小さ過ぎて、被るどころか全く頭が入りませんでした。到底、表示のサイズの大きさがない商品です。
引用元:amazon
引用元:amazon
内蔵サンバイザーやベンチレーションシステムなど装備や機能性は高く、風切り音も、この価格にしては抑えられている方で快適です。
引用元:amazon
他のレビューにあるように他社よりワンランク小さいみたいです。
引用元:amazon
ゼニス:YJ-14 ZENITH
- JIS規格
- 開閉式サンバイザーを標準装備
- ワンタッチバックル式チンストラップ
今回もアライと思いましたが、近年の値段が高い事、近場チョイ乗り目的だけの使用には勿体無いとの考えから、少し廉価な物を探した結果、本品、YJ-14に辿り付きました。
引用元:amazon
SHOEIやARAIを買いたいのは山々ですが、とにかく値段が高くて手が出ません。通勤にかぶる用なのでお手頃なこの製品を選択しました。
引用元:amazon
フルフェイスがあまりにこの時期では暑く、チョイ乗り用としてオープンフェイスでサンシェード内蔵で信頼モテるモデルは?で選びました。
引用元:amazon
ゼニス:SF-7 ZENITH
- JIS1種・SG
- ロングシールド
- ワンタッチバックル式チンストラップを装備
- UVカットシールド
素材はプラスチックのような物で非常に軽いです。軽い転倒などなら大丈夫でしょうが60km以上の高速走行中の事故ではちょっと怖い感じです。
引用元:amazon
原付二種(カブ110)での普段使い用に購入。
引用元:amazon
シールドを上げた状態で走行すると、40kmぐらいから高音の耳障りな風切り音が発生する(シールドを下ろせば発生しない)
引用元:amazon
リード工業
リード工業は東京都足立区にあるバイク用品メーカーで、さまざまなバイク用品を提供しています。コスパが良いヘルメットを多数返盃しています。フルフェイスなどは正直チープさが目立ちますが、スクランブラーヘルメットや族ヘル(BELLヘルメットを模したもの)などシンプルな作りのヘルメットは他メーカーと比較したときに相対的に適正価格感があるように感じます。
リード工業:FLX ジェットヘルメット
- PSC・SG
- クリアシールド
- 格納式クリアインナーシールド付き(クリアに何の意味が?)
- ラチェット式バックル
- L (59~60cm未満)LL(61~62cm未満)の2サイズ展開
- UVカット仕様
LLサイズ買ったけど他のメットに比べて小さい。
引用元:amazon
中のシェードは眼鏡かけてると眼鏡に当たって使い物にならない。
引用元:amazon
バイザーの写真がスモークタイプだから購入したにも関わらず届いたのはクリアータイプ。レビュー返答を見るとパソコンでは説明に記載されているがスマホ版では記載が見れない、商品シルエットを良く見せる為にバイザーをライトスモーク加工していますというふざけた内容の返答がありスマホ版より購入する側としては詐欺としか思えない。
引用元:amazon
マルシン工業
東京都足立区に本社を置く1962年創業の老舗ですが、アライやショウエイとは違って価格帯の低いヘルメットを販売しています。レースシーンで使用するようなヘルメットではなく、のんびり走るバイクに特化したヘルメットに特化しているイメージです。正直この記事を書くまで他の多くのヘルメットメーカーと同じく全く興味のない有象無象メーカーという認識でしたが、知れば知るほど興味が湧いてくるスルメのようなメーカーでした。クラシックタイプやアメリカンに乗っている方には大いにアリのメーカーかと思います。上で載せているヘルメット、超カッコよくないですか??しかもめちゃくちゃ安いんですよ・・・。
マルシン:MSJ2 JE-1
「ネオレトロとかじゃなく、質実剛健な感じがいいんだが」という大人な方もマルシンヘルメットを選ぶことができます。
- SG規格/PSCマーク
- サイズ:M(57-58cm)/L(59-60cm)/XL(61-62cm)
- 帽体重量:1445g±50g
- 内装着脱式洗濯可
- あご紐ラチェット式バックル
- インカム対応
- メガネ対応
- インナーバイザー付き
PCX(JK05)のラゲッジスペースに問題なく入ります。
引用元:amazon
原付によってギリギリ入るか入らないかのサイズなので注意
引用元:amazon
値段も安く、デザインもよい。
引用元:amazon
マルシン:TE-1
軽い林道などに最適な素敵ヘルメット。セローなどと世界観が同じな感じですね。
- SG規格/PSCマーク
- サイズ:M(57-58cm)/L(59-60cm)/XL(61-62cm)
- 帽体重量:1500g±50g
- 内装着脱式洗濯可
- あご紐ワンタッチバックル採用
- インカム対応
- メガネ対応
- インナーバイザー付き
頭回り58cmだが、この商品はMサイズでぴったりな装着感だった。
引用元:amazon
この価格にしてデザインと機能性もあり、質感なども充分以上だと思います。
引用元:amazon
製造は台湾資本の中国企業のようです。
引用元:amazon
マルシン:MS-340
サブカル好きの大学生が好みそうなデザインの戦闘機パイロットスタイルなヘルメット。バイザーは別売りなのでご注意を。
- SG規格/PSCマーク
- サイズ:M(57-58cm)/L(59-60cm))
- 帽体重量:1180g±50g
- 内装着脱式洗濯可
- あご紐ワンタッチバックル採用
- メガネ対応
- シールドは別売り
せっかく届いて、スモークシールドをセットしてビスを回してたらあっけなく破損。
引用元:amazon
私はアライ派でオン、オフのフルフェイスを持ってますが、近場用に購入してみました。もうこれだけでいいんじゃないかな?と一瞬思ってしまいました。
引用元:amazon
アライ頭のMサイズでジャストフィットしてたので今回もMサイズを選択。違和感無くピッタリでした。
引用元:amazon
WINS
2009年、石川県金沢市で誕生したのがWINS。当時としてはまだ珍しかったシステムヘルメット、カーボンヘルメットを得意分野として発展してきたヘルメットメーカー。ヘルメットスピーカーやタイヤも(タイヤも!?)製造している手広いメーカーです。
ウィンズ:A-FORCE RS JET カーボンモデル
- ドライカーボンシェル
- チンカーテン付属
- 別売「フェイスガード」を取り付けてワイドビューフルフェイスに換装
- インナーバイザーがついて1,300g(±50g)
- スピーカーホールや、ケーブル通し穴付きのチークパッドを装備
- メガネ対応
ウィンズ:G-FORCE SS JET ドライファイバーモデル
- 強くて軽いドライファイバーシェル
- インナーバイザー
- 別売「フェイスガード」を取り付けてワイドビューフルフェイスに換装
- メガネ対応
- スピーカーホールや、ケーブル通し穴付きのチークパッドを装備
バイザーや形状の風切り音とは違う
野太い音はテンションが下がります。
用元:Amazon
瓶の吸口で息を吹きかけるような音が絶えません。
引用元:Amazon
WINSウインズ:MODIFY JET
- SG/PCS規格
- インナーバイザー
- UVカットシールド
- 洗える内装
- あご紐バックル式
- 簡単に脱着できるアドバンスガード(アゴガード)付き。
サングラスが気にいってます。
僕はメガネを掛けているので、助かります。
引用元:Amazon
1,かぶりやすい。2,インナーバイザーの色、色の濃さがちょうど良い。3,フルフェイスのようにモディファイできるらしい
引用元:Amazon
まとめ
いかがでしたでしょうか。
現在入手可能で、信頼性の高いメーカーのかっこいいスポーツジェットヘルメットを網羅的に紹介しました。
この記事があなたのバイクライフをもっと楽しく、楽にするお手伝いができたのであれば嬉しく思います。
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