okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いた方は
という方ではないでしょうか。
パンクの原因は主に「釘などの異物を踏んでしまう」ということです。一見運要素しかないように感じるパンクですが、パンクする可能性を少しでも下げる方法は複数あります。
減らせる可能性はわずかですが、タイヤはもっとも高価な消耗品なのでもしかしたらわずかに減らせた可能性で大きな効果を得られることになるかもしれません。
この記事では
ということを解説していきます。
原付、バイクの7つのパンクの原因
まず先にパンクの原因を列挙します。
という7つの原因です。
パンクの原因毎の確認方法、対処方法、予防方法
先にそれぞれの原因、パンクの確認方法、対処方法、予防方法の一覧表を載せておきます。この一覧表だけで理解できる方はこの先の記事を読む必要はありません。
せっかく記事書いたので最後まで読んで欲しい気持ちは山々ですが・・・。
原因解説 | 確認方法 | 対処方法 | 予防方法 | |
異物 | 異物を踏んでしまう | タイヤ全体に洗剤水をかける | パンク修理 | 道路の端を走らない |
エアバルブ | バルブの根本のゴムパーツの劣化 | バルブ根本に洗剤水をかける | バルブ交換 | ・タイヤ交換2回に1回バルブを変える ・直射日光があたらないようにバイクを保管する |
ホイール変形 | 事故などでホイールを強くぶつけてしまう | 目視 | ホイール修理or交換 | ・夜間走行を避ける ・安全運転を心がける |
空気圧管理 | タイヤがホイールから外れる | 目視 | 空気補充 | 月に1度空気圧管理をする |
経年劣化 | タイヤのヒビから空気が漏れる | ・目視 ・タイヤ全体に洗剤水をかける | タイヤ交換 | ・直射日光があたらないようにバイクを保管する ・製造から5年経ったタイヤは交換する |
走行距離 | タイヤがすり減りすぎて空気が抜ける | 目視(カーカスが見える) | タイヤ交換 | ・スリップサインが出たら早めにタイヤ交換をする |
イタズラ | 人生に不満を持った人の犯行 | ・防犯カメラチェック ・タイヤ全体に洗剤水をかける | ・パンク修理 ・タイヤ交換 | 保管時のバイク防犯対策 に更に力を入れる※別記事参照 |
それぞれ少し詳しく解説します。
異物が刺さる【原付、バイクのパンク原因】
最も多いパンクの原因です。
原付やバイクタイヤに異物が刺さってパンクする原因の解説
道路上釘やビス、ガンタッカーの針などを踏んでしまうパンク。横になっている異物をフロントタイヤで踏み、異物が起きたところをリアタイヤで踏み抜いてしまうのでリアタイヤがパンクした場合はこれが原因のことが多いです。
原付やバイクタイヤに異物が刺さるパンクの確認方法
異物を目視できない場合は、霧吹きに食器洗い用洗剤と水を混ぜたものを入れ、タイヤ全体に吹きかけます。空気が漏れていることろで泡が発生するのでパンク箇所を特定することができます。
原付やバイクタイヤに異物が刺さったときの対処方法
必ずしもタイヤ交換が必要なわけではありません。パンク修理できる状態であればパンク修理のみで対処可能です。
チューブレスタイヤの場合はパンク修理可能な場合が多いです。異物に気付いてもすぐに抜こうとせず、走行可能であれば修理可能な環境まで自走するようにしましょう。チューブタイヤは一気に空気が抜けるのでチューブ交換になります。パンク修理した場合でも早めのタイヤ交換が推奨されています。
詳しくは下の詳細記事を読んでみてください。
パンク修理をしても正直タイヤの寿命までしっかり使ってしまいますけどね・・・
異物が刺さらないようにする予防方法
道路上に落ちた異物はタイヤによって弾かれたり、走行風で押されたりして道路の端の方に移動していきます。通常車が走行しない場所に異物が蓄積されていくので、通常車が走行する場所を走っていればこのパンクを防ぐ可能性は高くなります。
すり抜けの頻度を減らすだけで予防効果はあります。
エアバルブの劣化【原付、バイクのパンク原因】
結構知らない人も多いパンクの原因です。数日かけて緩やかに空気が抜けていきます。
原付やバイクタイヤのエアバルブ劣化によるパンク原因の解説
エアバルブの根本はゴムパーツでできています。
ゴムは経年劣化で傷んで、ヒビ我を起こしたりします。そのヒビから空気が少しずつ抜けることで空気圧が減り、パンクに至ります。
異物を発見できず、空気を補充しても数日後に再び空気圧の低下を感じたときはこのパンクの可能性が高いです。
原付やバイクタイヤのエアバルブ劣化によるパンク確認方法
霧吹きに食器洗い用洗剤と水を混ぜたものを入れ、バルブの根本にかけましょう。空気が漏れていればそこから泡が発生します。
原付やバイクタイヤのエアバルブ劣化によるパンク対処方法
バルブ交換が必要になります。パーツ代は軽微なものですがショップに依頼した場合、タイヤ交換と同じくらいの工賃が発生してしまいます。
原付やバイクタイヤのエアバルブ劣化によるパンク予防方法
ゴムパーツは紫外線に当たると劣化が早まるのでバイクカバーをかけるなど、直射日光に当たらない状態でバイクを保管するようにしましょう。
また、タイヤ交換の2回に1回程度でバルブ交換をするとこのトラブルが起きる可能性をほとんど0にすることができます。
ホイールの変形【原付、バイクのパンク原因】
可能性としては低いです。大きな事故ではなくても段差、穴、道路上の大きな異物の上を通過したときにホイールが変形することもあります。
夜間走行中に大きな異物の発見が遅れてこれが原因でパンクしたときがあります。
原付やバイクタイヤのホイール変形によるパンク原因の解説
段差、穴、道路上の大きな異物の上を通過したときにホイールが変形することで歪んだ部分から空気が抜けていきます。
もちろん派手に転倒したり、事故を起こせばホイールが歪むこともあります。
原付やバイクタイヤのホイール変形によるパンクの確認方法
大きく変形した場合はすぐに空気が抜けるので一見して原因がわかります。小さく変形した場合は数日かけて緩やかに空気が抜けていくのでホイールの衝撃を与えてしまった場合は明るいところで注意深く歪みがないか確認しましょう。
僕の場合は三日後に空気が抜けて自走不能になりました。
原付やバイクタイヤのホイール変形によるパンクの対処方法
タイヤ自体がダメージを受けていない場合は新しいタイヤを必要とせず、ホイール修理だけで済むこともあります。
小さな歪みの場合は叩いて成型し、ホイールバランスを取り直すことで治ることもあります。大きく歪んでしまった場合はホイール交換が必要になります。いずれにせよバイク屋さんに相談しましょう。
原付やバイクタイヤのホイール変形によるパンクの予防方法
大きな異物の発見が遅れる夜間走行は避けるようにしましょう。どうしても夜間走行をしなければならない方はヘッドライドを明るくしたり、異物を避けられるように、異物を踏んでもダメージが少なくなるようにゆっくり走行するようにして特に安全運転に努めるようにしましょう。
安全運転するしかないよね・・・
空気圧管理を怠る【原付、バイクのパンク原因】
空気圧が下がると運転しているときに大きな違和感を感じてくるのでこれが原因で空気が抜けることは稀だと思います。これが原因でパンクしたら相当な鈍感さんです。
原付やバイクタイヤの空気圧管理の怠りによるパンクの原因の解説
タイヤの空気はバイクに乗らなくても少しずつ抜けていきます。月に1度は空気圧を補充しなければならないものですが、これを怠るとホイールからタイヤが外れてしまうくらい空気が抜けてしまします。外れた瞬間一気に空気が抜けます。
原付やバイクタイヤの空気圧管理の怠りによるパンクの確認方法
異物や漏れている穴の特定がができない場合、最後に空気を入れた記憶がない場合はこれが原因です。
たまにペッタンコのタイヤで走っている原付さんとかいるからそういう方も一定数いるんだろうね
原付やバイクタイヤの空気圧管理を怠りよるパンクの対処方法
タイヤを交換する必要はなく、空気を入れれば元通りになります。完全にホイールからタイヤが外れてしまったらバイク屋さんでタイヤを組み付けてもらう必要があります。
原付やバイクタイヤの空気圧管理の怠りによるパンクの予防方法
走行距離に関わらず、最低でも月に1度は空気圧管理をするようにしましょう。
経年劣化【原付、バイクのパンク原因】
バルブの根本と同じでゴムパーツであるタイヤは摩耗以外にも経年劣化を起こします。
原付やバイクタイヤの経年劣化よるパンクの原因の解説
劣化したタイヤにヒビが入り、そのヒビから空気が漏れてしまいます。この状態になるほどのバイクは放置車両くらいかなと思います。
原付やバイクタイヤの経年劣化よるパンクの確認方法
タイヤサイドのヒビに洗剤水を吹きかけて泡の有無をチェックします。
原付やバイクタイヤの経年劣化よるパンクの対処方法
タイヤ交換が必要です。
原付やバイクタイヤの経年劣化よるパンクの予防方法
ゴムパーツは紫外線に当たると劣化が早まるのでバイクカバーをかけるなど、直射日光に当たらない状態でバイクを保管するようにしましょう。
バイクを趣味にしている方であればこのタイヤにヒビが入るほどバイクを放置することはないと思います。もしもあなたのバイクのタイヤにヒビが入っているのであればバイク趣味はやめてしまいましょう。
摩耗の限界を超えてタイヤを使った【原付、バイクのパンク原因】
摩耗しすぎたタイヤをそのまま使うと一気にタイヤが破壊されてパンクに至ります。
原付、バイクタイヤが摩耗の限界を超えてパンクをする原因の解説
タイヤのゴム部分が完全に摩耗し、タイヤの骨組みであるカーカスが見えるほどの状態でバイクに乗ると空気は一気に抜けていきます。
原付、バイクタイヤが摩耗の限界を超えてパンクをする確認方法
繊維状のカーカスが目視で確認できたのであればほぼ100%これが原因です。
原付、バイクタイヤが摩耗の限界を超えてパンクをする対処方法
タイヤ交換が必要です。
原付、バイクタイヤが摩耗の限界を超えてパンクをする予防方法
スリップサインがでたらなるべく早めにタイヤ交換をしましょう。
イタズラ【原付、バイクのパンク原因】
世の中は悪意に満ちています。
イタズラによるパンクの原因の解説
人生が上手くいっていない人の八つ当たりです。
イタズラによるパンクの確認方法
異物が刺さったパンクと区別が難しいですが、路面に接することがないタイヤサイドに穴が空いていればイタズラによるパンクと判断できます。
駐車場所に防犯カメラを設置している方は確認してみてください。
イタズラによるパンクの対処方法
タイヤサイドに穴が空くとパンク修理はできないのでタイヤ交換が必要になります。速やかに警察に連絡しましょう。
イタズラによるパンクの予防方法
防犯対策の内「イタズラを予防する対策」を強化します。
などがあります。
もしかしたらあなたのバイクがうるさいのかも?心当たりがあれば次のマフラーを探そう!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
という当たり前のことを意識するだけでパンクトラブルの可能性を低くすることができます。
ちょっとしたことですし、パンク以外にも(バイクをキレイに、安全に保つなど)効果のある対策が多いので今まで以上にこれらの点を意識してバイクライフを楽しんでいきましょう。
この記事であなたのバイクのリアタイアを3回パンクから救えたと思います。ということはあなたにとって10万円くらいの価値がある記事が書けたかなと思います。
ひどい論法じゃ・・・
コメント