okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いた方は
という方ではないでしょうか。
この記事では
ということについて解説していきます。
ヤマハSR400とは?
今年の初乗りはマーブルビーチ🏖帰省ラッシュか渋滞_( _´˙꒳˙)_ペショ#SR400#マーブルビーチ pic.twitter.com/Xrv3Z2Ecll
— 大阪の宮崎@SR400 (@SRwithMiyazaki) January 3, 2022
言わず知れた中型クラシックタイプ地球代表。とは言え、もともとはトラッカー、スクランブラー的な立ち位置でデビューしたバイクです。
クラシックのまま乗っても良し、アメリカン、トラッカー、カフェレーサーなど色んなバイクに変身できるバイクです。
カスタムパーツ点数でいうとおそらく日本一、もしかしたら世界一かも?日本でもっともカスタムされた車両ではないかと思っています。
ライバル車はCB400SSですが、「カスタムしたい人はSR」「そのままかライトカスタムで乗る人はCB400SS」という感じで住み分けていたような気がします。
SRの方が圧倒的に人気でしたが・・・。
価格 | 605000円 |
エンジン | 空冷単気筒 |
排気量 | 399cc |
車両重量 | 175kg |
最大出力 | 24PS |
最大トルク | 2.9kgf・m |
変速機形式 | 5速 |
ホイールベース | 1410mm |
キャスター角 | 27°40′ |
全長×全幅×全高(mm) | 2085×750×1110 |
シート高 | 790mm |
燃料タンク容量 | 12L |
燃料の種類 | レギュラー |
カタログスペック燃費 | 40.7km/L |
実燃費 | 26km/L |
実燃費での航続可能距離 | 312km |
最高速 | 148km/h |
パワーウエイトレシオ | 7.29kg/ps |
トルクウエイトレシオ | 60.3kg/kgf・m |
パワー円レシオ | 25,208円/PS |
ちなみに400ccクラスのクラシックバイクの中では実燃費ランキングが一位です。他のランキングも確認したい方は下の記事を読んでみて下さい。
ヤマハSR400はなぜカスタムベースに選ばれるのか?
SR400の販売期間は1978年から2021年までの43年間とかなり長く、そのキャリアの中で見た目の変化がほとんどない稀有な存在のバイクです。
何故これほどまでの超ロングセラーバイクになったかというと、そのカスタムの豊富さが上げられます。SR400はノーマルのものを見るのが珍しいくらいカスタムされた車両が多いほど。
反論のある方もいるかと思いますが、SR400がカスタムベース車両として愛された理由は「可もなく不可もないデザイン」です。
他にも非バイク乗りに訴求しやすい、ビッグシングル(単気筒)による大きな振動や排気音とか理由はあるけどね。
「可」のバイクはカスタムすることなく乗りますし、「不可」のバイクはそもそも乗りたいと思いません。
絶妙な「かもなく不可もなく」というところがバイク乗りのカスタム欲を刺激し、長くなる販売期間に比例してカスタムパーツが増えていき、それが更にカスタム欲を刺激する・・・しかも大きなモデルチェンジがほとんどないからカスタムパーツはどんどん増える・・・という見事な好循環になっていました。
そんなカスタムベースとして超優秀なSR400の代表的なカスタムスタイルがカフェレーサーです。
ちなみにSRの次のカスタムベースバイクという狙いでヤマハが出したボルトは空振りしたのじゃ。やっぱりSRなのじゃ。
SRの次を担えるのはXSR700です。シートが乗っているフレームがボルトで二分割できるので簡単にソロシートにできたりするファンキーぶりです。みなさんXSR900に目が行っちゃってますけどね。いじるなら700がおすすめ!
カフェレーサーとは?
カフェレーサーとはバイクのカスタムジャンルの1つ。都会的でモダンなスタイルが特徴です。
カフェレーサーの発祥は古く、1960年代のイギリスに遡ります。
イギリスのロック好きのライダーたちがACE CAFEに集まり、バイク談義や公道レースを楽しんでいたところからカフェレーサーの文化はスタートします。
「カフェに集まってレースをしていたからカフェレーサー」ということ。
1960年代は現代のスーパースポーツ的なポジションでしたが、1970年代に入り本格的なレーサーレプリカが登場したことによってカフェレーサーの「レーサー」の部分は実としてのカフェレーサーから切り離され、現代のスーパースポーツに引き継がれています。
カフェレーサー自体は文化やファッションとして残り、現在もとても人気の高いカスタムジャンルとして君臨しています。
カフェレーサーカスタムの代表的なものに
などがあります。もう少しマニアックにあると長いガソリンタンク、エアクリナーのないキャブレーター、スミスのメーターなどがあります。
カフェレーサーについて詳しくは下の記事で深堀りしています。
カフェレーサーについて詳しくは下の記事で深堀りしています。
と言いつつその記事は鋭意執筆中!!書き終えたらリンク張る感じです。
ここからSR400をカフェレーサーにするためのパーツを紹介していきます。
セパハンはSR400カフェレーサーにマスト!
すべてのスーパースポーツがセパレートハンドルであることからわかる通りセパハンはレーサーの基本です。
カフェレーサーである以上セパハンは外せないので少々高い買い物ですがハンドルは変えましょう。
個人的にはセパハン推しですが、「カフェレーサーとは?」の部分で触れたようにコンチネンタルハンドル、スワローハンドルでもOKです。
セパハン化は穴あけ加工がともなうので結構大変です。素直にショップさんにお願いするのが無難
ショップさんに相談すれば「このセパハンにしましょう!」という提案をしてくれますが、ショップに行くまでウキウキするための読み物として「SR400用として販売されているもの」「装着実績のあるもの」「サイズ的に付きそうな激安品」を紹介しておきます。
自分で作業される方は改めてご自分で深堀り調査をしてから作業を始めて下さい。
デイトナ SR400(01-16)用 セパハンセット
ケーブル類もセットになっているので取り付けを自分で行う方にはもっともおすすめのセパハンです。
OVER RACING SR400 スポーツライディング ハンドルキット
トップブリッジ、ハンドルバー、クランプ、スペーサーのキット。良いお値段しますが、セットになっているので自分で取り付け作業を行う方におすすめ。
POSH(ポッシュ)SR400/SR500 セパレートハンドル
それほどポジションはきつくなく、比較的ゆったり乗ることができます。
ハンドルの垂れ角を2通りから選べるのでデイトナとは違ってハンドルのみですが結構なお値段。高級志向の方におすすめ。
ハリケーンコンドルハンドル
セパハンではないですが、カフェレーサーではスワローハンドルも定番なので手軽にハンドルを変えたい方にはこちらもおすすめ。
バーハンは太さが22.2mm(7/8φ)のものなら設置可能です。
ハリケーン フラットハンドル
カフェ感は少なくなるかもしれませんが、低いハンドルを嫌う方にはフラットもありかも。
ハリケーン フラットコンチ 1型
コンチネンタルハンドルもカフェにはOKなので低いハンドルが苦手な方はこれでもOK。
モーターヘッドスワローハンドル
ダメ押しのスワロー。
サイズ的に付くAmazon激安品
35φのものであれば設置可能なのでAmazonで安いものを集めてみました。
ちなみにセパハンを経験したことがない方は
セパハンって首とか肩が痛くなったり、すごく疲れやすいんじゃないの??
と思うかもしれませんが、ハッキリ言ってそういう症状が出る方はバイクに乗れていないただの下手くそです。きちんとバイクに乗れれば曲がりやすく(Uターン以外は)乗りやすいものです。
セパハン化を機に、きちんとバイクに乗れるライダーになれます。多分。
セパハンのライダーはスマホマウントに悩むのがあるあるです。この問題は小型のタンクバッグをトップブリッジの上に設置することで解決できます。
詳しく知りたい方は下の記事を読んでみて下さい。
バーエンドミラーはSR400カフェレーサーカスタムにコスパ最強!
バイクの中で、できればつけたくないパーツ、でも絶対につけなければならないパーツはミラーとナンバープレート、ウインカーです(?)。
特にミラーは正面から見たときに車体からハミ出してバイク全体のバランスを大きく崩していると個人的には思っています。
それを解消できるのがバーエンドミラーです。ブサイクに出っ張ったミラーをバーエンドに移設することで見た目を低く、レーシーにし、セパハンの視覚的効果を何倍にも高めてくれます。
しかも安い。見た目の変化(パフォーマンス)と価格(コスト)が釣り合っていない超コスパ最強カスタムです。
バーエンドミラー未経験者の方は
バーエンドミラーって見た目カスタムなんじゃないの?見にくいんじゃないの?
と思うかも知れませんが、広角のものをつければ下手な純正ミラーよりもずっと見やすいです。
特にバーエンドが純正ミラーよりも車体の外側にあるようなバイクでは単純に体と車体から離れた位置にミラーが接地されることになるのでミラーに写る範囲は広くなります。
一般的に小さなものしかないバーエンドミラーですが広角のものを選べばとても広い範囲を移すことができます。
慣れるまでは視線移動に違和感があり、視線移動の幅は純正ミラーよりも大きくなるデメリットはありますが、そのデメリットを考慮しても俄然おすすめできるナイスカスタムです。
僕のバイクは純正ミラーがクソなのですぐにバーエンドミラーにしました。めちゃくちゃ見やすくなりました!見た目もかっこいいですしね!
シート染めはコスパ良し!
本来であればシングルシートにしたいところですが、結構費用がかかるので「タンデムシートをバイクのカラーに近い色で染める」という方法がおすすめです。
一見乱暴に見える方法ですが、
という発想で広く採用されていた方法です。
シートを外して染めたくないところにマスキングをしてスプレーするだけでリア周りがグッと引き締まります。SR400のタンデムシートは元々小さめなので特にマッチすると思います。
思い切りの良い方におすすめ!ヤフオクやメルカリで中古の純正シートを購入して塗ってもいいかも!
名脇役!ニーグリップパッドカスタム!SR400が引き締まる!
カフェレーサーカスタムでみなさん忘れているのが「ニーグリップパッド」です。
おしゃれの方にばかり目がいって肝心のレーサーの部分を忘れる人が多すぎます。タンクにペタっと貼るだけでレーシーなイメージを演出することができます。
スーパースポーツではその存在を消す方向に向かうニーグリップパッドですが、カフェレーサーの場合は敢えてレトロな黒いパッドを貼ることでカフェ感もレーサー感も演出できるナイスカスタムパーツ。
もちろん走りのレベルも上げてくれる一石二鳥のコスパ最高のアイテムです。
(コスパ最高のバーゲンセールかよ・・・(ベジータ風))
上のリンクのパッドは僕も使っているものです。ちなみに2枚では足りず4枚使ってます!HAHAHA!!詳しくは下の記事を読んでみて下さい。
本格派はシート交換
シート染めで満足できない本格派の方はシングルシートやカフェシートに交換することをおすすめします。
レーサーはタンデムなんてしませんし、それらのシートはほれぼれするくらいかっこいいです。
僕のバイクは純正でシングルシートカウルがついています。もちろんつけっぱなしです!バイクが楽しくなくなるのでタンデムなんてしません!
キングシート SR400
キングシートとフェンダーレスのキットなので手っ取り早くカフェ化&フェンダーレス化をしたい方におすすめ。
キャニオンシート タックロール
白のパイピングが目を惹くナイスシート。厚めので疲れにくくなります。価格もかなり安いのでおすすめ。
スクランブラーシート
いかにもお上品なカフェレーサーになりそうなおしゃれなシート。
表皮のデザインはセミオーダーできます。高くないシートですがセミオーダーなのは嬉しいですね。
トラッカーシート
トラッカーシートですが、リア周りを小さくすっきりさせたい方にはおすすめ。
黒ゲルでの販売になるので別途ペイントが必要ですが、車体が黒ならそのままでも変じゃないかも?必要な付属品はすべてついてくるので加工なしで取り付けできます。
Motor Rock モーターロック カフェレーサーシート
カフェレーサーによく似合うソロシートですね。やっぱりこっちがいいかも。お好みで。
AN-BU:アンブ SR用BALLE TZタイプシートカウル
色々紹介しましたが、個人的に大好きなのがこれです。ゴリゴリのカフェ「レーサー」という感じでたまらないですね。テールランプもナンバーステーもついているのでボルトオンで装着できるのが嬉しいです。
いつかはバックステップ!
セパハンとシートを変えたらいつかはバックステップに変えたいですね。バイク乗りしか気づかないカスタムで、かつ高価なものですが自己満足のためにかえておきましょう。
セパハンにノーマルステップだとバイク単体で見ると違和感はないけど、ライダーがまたがると乗車姿勢がちょっとかっこ悪いよね。
ロケットカウルはお好みで!
個人的にロケットカウルは好きではないのですがカフェレーサーといえばロケットカウルという方も多いと思うので・・・。
AN-BU アンブ SR用ロケットカウルBALLE TYPE3
アンプのはやっぱりかっこいいですね。シートと一緒にどうぞ。
GULLCRAFT TTロケットカウル
地を這うような低いロケットカウルがカフェレーサーには似合います。ビキニカウルなんて似合いませんよ。
SR400カフェレーサーに似合う装備で仕上げ!
かっこいいカフェレーサーが完成したらバイクに合う装備を揃える必要があります。
あなたのバイクライフスタイルに合わせて
それぞれのスタイルに応じた装備を解説します。
カフェ寄りのSR400カフェレーサー乗りのおすすめの服装
カフェレーサーにはジェットヘルメットも似合いますが、安全性を考えればフルフェイスがおすすめです。ショウエイのEX-ZEROはカフェレーサーの雰囲気を崩さずに安全性を手に入れることができるヘルメットとしてとてもおすすめです。
カフェレーサーはロック好きのバイク乗りが起源なのでサイドにベルトがあるライダースジャケット「ロンジャン」が正装になるかと思います。
Lewis Leathers、666 Leather Wear、JAMES GROSEあたりのロンジャンを着て適当なカフェに行けばそこはもうエースカフェ。
パンツはもちろんPepe Jeans LONDONですよね。
安全のためにインナープロテクターの装着を推奨します。詳しくは下の記事でを参考にしてください。
グローブはポール・スミスのレザーグローブです。パンチングレザーもあるので快適に使用することができますね。
ブーツはルイスレザーのエンジニアブーツがいいかと思います。エンジニアブーツの起源は馬に乗るためのブーツなのでライディングブーツのご先祖様を解釈することができます。
209 ATLANTIC BOOTS辺りが最高に洒落ていますがネット通販では買えないようなので探してみてください。
ばっちりキマってるけど、絶対にコーヒーこぼせないナイスな装備ばかりね・・・
バイクにおしゃれを持ち込む方はこれくらいのこだわりがないとね!!!
カフェレーサーの服装について詳しくは下の詳細記事を読んでみてください
と言いつつその記事は鋭意執筆中!!書き終えたらリンク張る感じです。
レーサー寄りのSR400カフェレーサー乗りのおすすめの服装
レーサー寄りでカフェレーサーを楽しむのであれば
の4点セット、一般的なバイク装備ですね。
いやいやこの装備にする人はそもそもSS乗るよね・・・
ツーリングメインのSR400カフェレーサー乗りのおすすめの服装
ツーリング先のカフェをエースカフェにできる装備がこちらです。もっとも一般的な「ツーリングでカフェレーサー乗ってるよね」的な装備かと思います。
What a safe equipment! wonderful!
SR400 カフェレーサーまとめ
いかがでしたでしょうか。
みんな大好きSR400のカフェレーサーカスタムの方法を簡単に紹介してみました。
超絶人気車種なので専門ショップがカスタムコンプリート車両を販売していることも多いですが、せっかくのSRなのでこの記事でイメージを膨らませて「あなたコンプリート車両」を作って頂ければ嬉しく思います。
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