okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いた方は
という方ではないでしょうか。
僕はこどものころ
あははーあははーツーリングたのしー
と、ハナミズ垂らして楽しんでいただけの少年僕だったので
ツーリング先でトラブルになったらどうしよう・・・
という想像力豊かな悩みを感じたことはありませんでした。
あなたが今
ツーリング先でトラブルになったらどうしよう・・・
という悩みを抱えているのであれば少年僕よりもずっと想像力があります。想像力は公道を安全に走る上でとても大事なものです。今のあなたに「想像したことを解決できる文字情報」さえあれば、少年僕よりも楽しく安全にソロツーリングを楽しむことができます。
幸か不幸か
あははーあははーツーリングたのしー
という少年時代を送っていたお陰で、苦労しながらもさまざまなツーリングトラブルに対する解決能力を培うことができました。
この記事はそんな僕のツーリングトラブル能力を共有していく記事です。
世のベテランライダー様たちは
ツーリング先でパンクした!?パンク修理くらい自分でやらなきゃバイク乗りとは言えねーな
という超絶効率の悪いことを平気で言います。
僕のスタイルは「そのトラブルを解決するのに必要な道具や時間、費用や勉強する時間をコストを考慮して上でのベストな対処方法」つまり「超効率的」なスタイルをとっています。
ベテランの方にとってはちゃんちゃらおかしな記事になりますが、初心者の方にとっては
え?こんなんでいいの?ツーリングトラブルって思ってたより難しくないのね・・・
と思ってもらえる内容が多めですのでぜひ最後まで読んでいってみて下さい。
この記事では
ということを知ることができます。
ベテランさんの解決方法も超効率的な解決方法も両方知ることができるよ
ちなみにこの記事は初心者の方のバイクメンテナンスとの向き合い方とシンクロしている思想に基づいて構成されています。
「メンテナンスなんてできねーよ・・・」と悩んでいる方は下の記事も読んでみて下さい。
ツーリングトラブル、ベテランの意見、超効率的な意見の一覧【ツーリングトラブル解決方法】
トラブル | ベテラン意見 | 超効率的意見 |
パンク | ・パンク修理剤 | ロードサービス |
バッテリー上がり | ・押しがけ ・ジャンプスタート | ロードサービス |
ガス欠 | ・耐油ホースでガソリンを貰う ・携行缶を持っていく | ロードサービス |
レバー欠損 | ・予備のレバーに交換 ・バイスプライヤーを使う ・タイラップとスパナなどでレバー延長 | ロードサービス |
クラッチワイヤー切断 | ・予備のワイヤーに交換 ・ノークラッチで運転 ・バイスプライヤーを使う | ロードサービス |
アクセルワイヤー切断 | ・予備のワイヤーに交換 ・戻りと引きのワイヤーを入れ替える | ロードサービス |
シフトペダル欠損 | ・予備のペダルに交換 ・ギア固定で走行 | ロードサービス |
シフトペダル曲がり | ・22mmくらい大きなメガネレンチで直す | ロードサービス |
ヘッドライト切れ | ・予備電球に交換 | ハイビーム走行 |
ウインカー切れ | ・予備電球に交換 | 手信号 |
スマホの熱暴走 | ・ナビを停止 ・バイク用のナビの導入 | 濡れタオルを当てて使用 |
水温計上昇 | ・休憩 | 休憩 |
オイル漏れ | ・石鹸とガムテープ | ロードサービス |
プラグトラブル | ・プラグ清掃or交換 | ロードサービス |
冷却水漏れ | ・水道水足しながら帰宅 | ロードサービス |
その他トラブル | ・なんとか対処しようとする | ロードサービス |
引き起こし | ・全力で引き起こせ! | ・全力で引き起こせ! |
ほとんどロードサービスじゃん
あんたのトラブル解決能力ってロードサービスを利用することなの?
未熟なときはベテランさんのようなことをやっていたこともありましたが結局ロードサービスが一番楽です。
ベテラン様の意見に従うと、
が必要になります。
一方で超効率的な対処方法に従うと、
しか必要としません。
ロードサービスは任意保険についてくるものもありますし、任意保険とは別に入ってもそれほど費用がかかるものでもありません。
こんな思想のやつはバイク乗りとは言えない!!軟弱だ!!
HAHAHA!!バイク楽しい!!!
ツーリングトラブル解説
とはいえ、ベテランさんの考えの中にも役に立つものはありますし、それを知っておいて損はないのでそれぞれ解説していきます。
パンク【初心者のためのツーリングトラブル解決方法】
ベテランさんは万が一に備えてパンク修理材と空気入れをツーリングに持って行きます。パンク修理材の使い方は下の記事を読んでみてください。
ツーリングの荷物は少ない方がいいので、僕のパンク修理材と空気入れはお留守番です。ロードサービスに連絡して無料で修理してもらいます。
修理できないパンクだったら結局ロードサービスでレッカーしてもらうしね・・・
バッテリー上がり【初心者のためのツーリングトラブル解決方法】
ベテランさんはバッテリーが上がったときのためにブースターケーブルをツーリングに持って行きます。もしくは転倒の危険を冒して押しがけをします。詳しくは下の記事を読んでみてください。
ツーリングの荷物は少ない方がいいので僕はロードサービスに連絡してジャンプスタートしてもらいます。
最近のバイクは押しがけできないものも多いしね・・・
ガス欠【初心者のためのツーリングトラブル解決方法】
ベテランさんはツーリングに重いガソリン携行缶を持っていきます。もしくは軽い耐油ホースを持っていって他人からガソリンをもらう準備をします。ガス欠のときの対処方法詳細は下の記事を読んでみてください。
ツーリングの荷物は少ない方がいいので僕はロードサービスに電話してガソリンをもらいます。
近くにガソリンスタンドがあれば押していくよね。ガス欠するのはだいたい山の中だから下ったところにあればラッキー!
レバー欠損【初心者のためのツーリングトラブル解決方法】
ベテランさんは予備のレバーをツーリングに持って行ったり、折れたレバーの根元をバイスプライヤーという工具で挟んでレバー代わりにしたり、短くなったレバーにタイラップで棒状の工具を巻いて添え木のようにレバーを延長したりします。
こんなレバーの代用品で走っても楽しくないので僕はロードサービスを頼みます。
レバーが手に入りやすいバイクに乗ってる人はバイク用品店までの応急処置としてはいいかも!
クラッチワイヤー切断【初心者のためのツーリングトラブル解決方法】
ベテランさんは予備のクラッチワイヤーをツーリングに持って行ったり、レバー同様バイスプライヤーでワイヤーをひっぱったり、クラッチ操作を行わないで運転したりします。
クラッチ操作を行わない運転で帰ったこともありますが、あんな運転するくらいならロードサービス呼んだ方がいいです。
発進に気を使いすぎるんだよね。
アクセルワイヤー切断【初心者のためのツーリングトラブル解決方法】
ベテランさんは予備のアクセルワイヤーをツーリングに持って行ったり、アクセルワイヤーの戻りと引きのワイヤーを入れ替えます。
アクセルワイヤーは戻り側が切れても手でスロットルを戻せばいいのでそれほど支障なく運転できます。
引き側が切れたら戻り側のワイヤーを引き際に移植して走行することができます。
僕はツーリング先でそんな修理したくないし、できないし、方法を勉強するつもりもないのでロードサービスを呼びます。
シフトペダル欠損【初心者のためのツーリングトラブル解決方法】
ベテランさんは予備のシフトペダルをツーリングに持って行ったり、2速固定で運転して走ったりします。
ツーリングの荷物は少ない方がいいですし、2速固定運転は周りの迷惑になるので僕はロードサービスを呼びます。
シフトペダル曲がり【初心者のためのツーリングトラブル解決方法】
ベテランさんは22mmくらいの大きめのメガネレンチをツーリングに持って行き、曲がったシフトペダルを直します。
ツーリングの荷物は少ない方がいいので僕はロードサービスに連絡します。写真の方は近くのホームセンターで工具を買っていました。この大きな工具は「僕積めないんで」という横暴な理由で僕のシートバッグに入れられました・・・
ヘッドライト切れ【初心者のためのツーリングトラブル解決方法】
ベテランさんは予備のバルブをツーリングに持って行き、バルブが切れたら交換します。
ハイ・ロー同時に切れることはほとんどあり得ないので、生きている方をつけて帰ります。大体切れるのは使用頻度が多いローなんですけどね。
ウインカー切れ【初心者のためのツーリングトラブル解決方法】
ベテランさんは予備球をツーリングに持っていき、出先で交換します。
緩みを確認して、それでもだめなら手信号で帰ります。
スマホの熱暴走【初心者のためのツーリングトラブル解決方法】
ベテランさんでスマホの熱暴走を解決できている方をみたことがありませんし、ネット上にも僕が行っている方法以外で解決している方はいません。10円玉を貼り付けたり、風に当てたりしているようです。基本的に空冷で冷却を行い、ダメなときはスマホの電源を切っているようです。
僕はオリジナルの方法ででスマホを水冷して快適にツーリングしています。詳しくは下の記事を読んでみてください。
水温計上昇【初心者のためのツーリングトラブル解決方法】
真夏に水温が高くなり過ぎたら日陰で休憩しましょう。これはベテランさんも僕も同じです。
オイル漏れ【初心者のためのツーリングトラブル解決方法】
ベテランさんはオイル漏れを起こしたら漏れを起こしている部分をきれいに拭いて、石けんをこすりつけ、ガムテープで巻いて応急処置をします。
僕はオイルで転びたくないし、オイルをまき散らして周りに迷惑をかけたくないのでロードサービスに連絡をします。
プラグトラブル【初心者のためのツーリングトラブル解決方法】
ベテランさんは予備のプラグやプラグレンチをツーリングに持って行き、プラグかぶりを起こしたときに清掃したり交換したりします。
ツーリングの荷物は少ない方がいいので僕はプラグが乾くのを待ってダメならロードサービスに連絡します。
冷却水漏れ【初心者のためのツーリングトラブル解決方法】
ベテランの方は水道水やペットボトルの水をつぎ足して走ります。
そんな状態で走っても全く楽しくないので僕はロードサービスを呼びます。
その他トラブル【初心者のためのツーリングトラブル解決方法】
ベテランさんはなんでもかんでも自分で、その場で解決しようとします。解決できるように想像力を働かせてたくさんの知識と道具を用意します。
ツーリングの荷物は少ない方がいいですし、僕は「ツーリング先でそんなことしたくねーな」と想像するので基本ロードサービスを利用します。そのためにロードサービスに加入していますからね。
ベテランさんがヒーヒー対処している間に僕は電車で帰宅してアイス食べてます。
引き起こし【初心者のためのツーリングトラブル解決方法】
ベテランさんは
自分のバイクを起こせないやつはそのバイクに乗る資格がない!
などとヒドイことをいいます。僕も全く同感です。
引き起こしは正しいやり方を知っていれば女性でもできることなので「引き起こしできない=怠慢」だと思っています。
(マスツーにいけば男性が起こしてくれるもん)
ツーリングトラブル時のロードサービスの呼び方
スマホで現在位置の住所を調べます。近くに目印になるものを見つけられればその目印からどう進めば現場にたどり着けるのか、電話先の相手が地図を見ながら現場まで来られる情報を伝えられるように努めましょう。
スマホが壊れている場合は電柱を探して下さい。電柱には住所が書いてあります。
ツーリングトラブルにおすすめのロードサービス
最近は任意保険の付帯サービスとしてロードサービスがついてくることがほとんどですが、代表的でおすすめのロードサービスを2つ紹介しておきます。
この2つのどちらかに加入していると安心です。
JAF
入会金2000円+年会費4000円=6000円(個人会員1年分で加入した場合)で加入すると
などのサービスを無料で受けることができます。
しかし、レッカーは15kmまでは無料ですがそれ以降は730円/kmの料金がかかってしまいます。
100kmレッカーしたら62050円か・・・
ZuttoRide Club
ZuttoRide Clubのロードサービスは
プラン | 年会費 | 無料搬送距離 |
ロード50 | 5990円 | 50㎞ |
ロード100 | 7990円 | 100㎞ |
ロード無制限 | 9990円 | 無制限 |
という3つのプランから選ぶことができます。往復200km以上のツーリングに行く機会が多い方はロード無制限がもっともおすすめです。
どのプランでも
というサービスを受けることができます。
ZuttoRide Clubの真骨頂は盗難保険だったりするので気になる方は下の記事を読んでみて下さい。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
というロードサービスガチ勢の僕が書いた記事でした。
ベテランさんの考え方に賛同される方もたくさんいるでしょうし、実際に「ツーリング トラブル」などで検索をするとベテランさんの対処方法を解説している記事しか見当たりません。
そんな記事ばかり目にしていると、どんどんソロツーリング、バイクの敷居が高くなっていってしまうので「そんなことないですよ。バイクなんて大したモンじゃないですよ。楽しくいきましょう。」という意味でこの記事を書きました。
この記事で誰かのバイクに対する高すぎる敷居の幻想が消え去ったのであれば嬉しく思います。
とは言え、バイクは人生に必要なものではないので乗らないことにこしたことはないんですけどね!
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