
okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いた方は
という方ではないでしょうか。
この記事では
ということについて解説していきます。
バイクレイングローブ防水グローブの種類

それぞれ解説します。
ネオプレーン

柔軟性、伸縮性、撥水性、安価、という特徴を持ち油分・熱・水・摩耗・紫外線に耐性を持つ素材なのでバイク用品の素材としてかなり優秀です。とても優れた素材なので第二次大戦中は軍がネオプレーンを独占し、一般にはほとんど流通しなかったと言われるほどです。
通気性がないことや、着用時暑すぎるようになる、という弱点もあります。

ウエットスーツの素材としても有名だよ
ゴアテックス

ゴアテックスは、アメリカのゴア社が開発した防水と透湿というそれまでは難しいと考えられていた2つの性能の両立を実現させた初めての素材です。
通常、レインウエアなどを着ると防水性があるので雨には濡れませんが、湿気も通さないのでカッパの中は群れてしまいます。
ゴアテックスは水は通しませんが、湿気は通すので、外からの水に濡れないのに湿気で蒸れないという状態になります。
また、ゴアテックスは防風性能も高いので温かいのにサラッと着られる素材になります。
生地が厚くとても高価になる、縫い目から水がしみてくるというデメリットもあります。
アウトドライ
アウトドライはアウトドアメーカーコロンビアが開発したゴアテックスのような防水透湿素材。
- 高い防水性能
- 透湿性能も十分
- 絶対に水が滲みてこない(生地は)
- 防水スプレーなどでのケアが一切不要、経年劣化による性能低下もなし
- 高い防風性能
- レザーっぽい風合い
- ストレッチ素材でフィット感がある
というゴアテックスを超えるとも言われている素材です。ゴアテックスよりも薄いのも大きな特徴です。
防水のオーバーグローブ
オーバーグローブとは普段使っているグローブの上から装着する「グローブのカッパ」のようなものです。
ツーリングに通常のグローブとレイングローブを持っていくよりも小さく収まるので携帯性に優れています。手首部分のバタつきを抑え、風の侵入を防ぐアイテムも販売されています。
ゴム手袋
説明不要、ゴム手袋です。

良い素材を使っているレイングローブでも絶対に水が染みないものはないのね・・・逆に染みないのはゴム手袋だけかぁ・・・

ここからはあなたにぴったりのレイングローブが見つかるようにライダーを4パターンに分けてそれぞれのおすすめを解説していきます!
超長距離ツーリンガーのバイク防水レイングローブ

何泊もかけて長距離をツーリングするライダーの場合は雨予報が出ているにも関わらず、その地域に突っ込まなければならない局面がでてくることがあります。
です。
夏のレイングローブ

夏は雨が降っても暑いですし、濡れたメッシュグローブは寝ている間に干しておけば乾いていることが多いです。気にせずそのまま走り続けるのが良いです。
ただし、レザーグローブやレザー比率の高いメッシュグローブを使っている場合、濡らしたあとにきちんと手入れをしないと革が痛むのでオーバーグローブと併用するようにしましょう。
冬のレイングローブ

長距離ツーリングでは蒸れにくさ、快適性を優先したいのでゴアテックスがアウトドライの「良いレイングローブ」を使用しましょう。これらの素材を使っているグローブはほとんどのウインターグローブの部類に入るので防水性と防寒性を両立させることができます。
雨に濡れた浸水し始めたらオーバーグローブをつければそれ以上の浸水を防ぐことができます。

ゴアテックスのグローブだから安心安心!
と心を落ち着かせることができるのも良いグローブならではです。精神的な余裕を生むこともできますし、浸水してきても「これでダメならもうダメだな!仕方ない!」ときっぱり諦めることができます。

ゴアテックスやアウトドライを使用したおすすめのウインターグローブは下の記事で紹介しています。
通勤通学用のバイク防水レイングローブ

わざわざ雨の中走りたくはないけれど、日々の生業のために嫌々雨の中を短い時間バイクで移動しなければならないライダーの場合です。
です。
通勤通学のための高価なレイングローブを用意するのは少々気が引けるので安価なネオプレーンがおすすめです。
ツーリングのように何時間もかけて通勤通学している人はいないと思うので多少の蒸れも我慢できるレベルですし、インナーグローブを使えば湿気を吸ってくれるので不快感なく会社や学校に着くことができます。
あなたがもしも「通勤中もバイクでテンションを上げたい!」と考えているのであれば、冬はゴアテックスやアウトドライなど「縫い目から浸水する可能性があるけど蒸れない素材」でも良いです。
通勤通学程度の時間であれば浸水する前に目的地に着くことができるからです。

万人におすすめはネオプレーン、人によってはそれ以上の素材・・・ってことだね。
仕事ライダーのバイク防水レイングローブ

仕事に向かうのではなく、生業として雨の日でも一日中バイクに乗らなければならない方の場合です。
仕事でバイクに乗る人にとってレイングローブは消耗品です。長くは使えないので、高価なものよりも安価なものが良いです。
まったく湿気を通さないネオプレーンよりも透湿性のあるゴム手袋のテムレスというゴム手袋がおすすめです。夏の湿気や冬の保温性を高めるためにインナーグローブと併用するようにしましょう。

とはいえ、仕事でバイクに乗る人は仲間内でたくさんのノウハウがあるから教えて貰えればいいよ。
普通のツーリンガーの防水レイングローブ

日帰りツーリングや3泊程度の宿泊ツーリングを趣味とするツーリンガーの場合です。
趣味としてバイクに乗る方は「雨の日はバイクに乗らない」のを基本とするべきです。理由は単純危ないし楽しくないから。
2泊以上の宿泊ツーリングになると天気予報が変わることがあるので、その際は「雨を避けるルートに予定を変更」したほうがツーリングの満足度は圧倒的に上がります。それくらいツーリング×雨は相性が悪いです。
ツーリングの荷物は少ないほうがいいので、わざわざレイングローブを用意せずに雨が降ってきてから安価なゴム手袋かネオプレーンのグローブを購入するようにするのがおすすめ。

使い捨てのつもりでゴム手袋がおすすめ。心配性な人はシートバッグに入れていってもいいけどおすすめはしない。
どちらもホームセンターやワークマンで安く購入することができます。
冬の雨に打たれるような無茶苦茶なツーリングをする方はゴアテックスかアウトドライのウインターグローブを使うようにしましょう。

オコモトも雨が降ったらゴム手袋を買っているのね!

僕は雨が降ったら即帰宅します。雨に濡れるなんて夕立くらいのものなのでそのまま走ってますよ。思ったよりグローブが濡れたら「久しぶりに洗う口実ができたなー」という感じでプラスにとらえてます。
最強のバイク防水レインフローブは?
「快適性」を無視して「防水」だけに注目したときに、最強の性能を誇るのはゴム手袋です。
ゴアテックスなどほどではないですが、透湿性のある
が最強のレイングローブということができるかともいます。
コスパ的にも最強です。

1つ買っておくか
まとめ
いかがでしたでしょうか。
あなたにぴったりのレイングローブは見つかったでしょうか。通勤通学の方は雨の日は電車や車に切り替える方も多いでしょうし、お仕事でバイクに乗る方は所属している組織でノウハウがあると思うのでこの記事が役に経った方は「もう少しでツーリング用のレイングローブをわざわざ買ってしまうところだった!」という初心者の方だけかもしれませんが、この記事が誰かの役に立ったのであれば嬉しく思います。
レイングローブについて悩むよりもライディングやルート作成に悩んだほうが趣味としては生産的かと思います。

記事書いたオコモトがそれ言っちゃうの・・・?

個人的にツーリングに雨対策は不要だと思っているので・・・段取りで雨をかわし続けてきましたから。

雨でも雪でも槍が降っても予定したツーリングをこなしてこそのバイク乗りィィイイイ!!

という人もいるでしょうが、僕は「楽しい」を優先しています。
他のグローブに関して網羅的に知りたい方は下の記事をどうぞ。
この記事をここまで読んでくれたあなたに役に立ちそうな雨関係の記事を適当に張っておきます。
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