okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いた方は
という方ではないでしょうか。
この記事では
ということについて解説していきます。
AGVヘルメットとは?
価格 | ★★★ |
安全性 | ★★★ |
国 | イタリア |
快適性 | ★★★ |
帽体の大きさ | ★★★ |
シェルデザイン | ★★★ |
デザイン | ★★★★ |
似合うバイク ライダー | SS 速い人 |
イタリアの老舗です。
みんな大好きバレンティーノ・ロッシも使用していたメーカーなのでロッシのレプリカモデルが多いのも特徴の一つです。
現在はダイネーゼ傘下になっていますが、そのおかげでSG規格などを取得した日本人向けのモデルを手に入れることができます。
シェルの口元が細くなっているのが特徴で、そのせいなのかロッシの影響なのか「ガンガン走るライダーがかぶっている」というイメージがあります。
スポーティにガンガン走りたい、特に同じイタリアのドカティに乗っている方におすすめできるヘルメットメーカーです。
AGVとバレンティーノ・ロッシの関係
Circuit Ricardo Tormo,Valencia
— Valentino Rossi (@ValeYellow46) November 12, 2021
Friday,free practice
📸 @FAlex79 @GigiSoldano @GambutiPhoto @Jesus_Robledo pic.twitter.com/tJ0GMbLQVk
バレンティーノ・ロッシは15年のキャリアの中で9度の世界チャンピオンになった史上最強のライダーと評されるイタリアのオートバイレーサー。モトGPではホンダ、ヤマハ、ドカティで活躍しました。
GPデビュー以来一貫して“46”のゼッケンナンバーを使い続けていて、医者のように精密にマシンをセッティングする、手術のように精密なレース運びをするという意味で「ドクター」というあだ名で呼ばれることがあります。
AGVのヘルメットを愛用し、彼の地元イタリアで開催されるレースでは普段と違った特別なデザインのヘルメットを使用することで知られ、メッセージ性の強いそのデザインはロッシレプリカとして市販されています。
有名なデザインとそのデザインの意味を簡単にまとめておきます。話の種にしてみてください。
デザイン | 意味 |
ロッシの顔写真 | ハードブレーキング中の彼の顔 |
ロバ | 「愚か者」を意味し、前のレースで失敗した自分への戒め |
時計 | 時間にルーズな自分への戒め |
亀 | 「周りよりも遅い」を意味し、自身の不調への戒め |
手形やキスマーク | 元気玉 |
サメから逃げる魚 | 魚を追われる自分に例えた |
雪景色の街 | 故郷タヴッリアの風景 |
月と太陽 | 昼と夜、善と悪、天使と悪魔の両方。どのデザインにも入っている。 |
ハートマーク | ファンへの感謝 |
目玉 | ロッシ自身の目玉。ファンへの感謝とライバルへの威圧 |
パスタ | 自身の長いキャリアと現役で走り続けていることへの称賛。「茹ですぎ注意」の文字も一緒にデザインされている。 |
充電のインジケーター | 「ファンの応援が力になるよ」の意味 |
人物 | 歌手やサッカー選手など、ロッシがリスペクトする人物(愛犬も)がデザインされることも多いです。加藤大治郎のレースナンバー「74」がデザインされたことも。 |
okomotoに似合うのは亀だね
そうですね・・・
AGVの安全性
フルフェイスの時点で安全性は100点!!安全規格は101点とか102点とかそんなもん!
と考えている僕ですが、海外ヘルメットメーカーであるAGVの安全性、特に客観的に安全性を知ることができる安全規格は気になるところかと思います。
並行輸入のAGVヘルメットはアメリカのDOT規格、ヨーロッパのECE規格、安全規格に合格しているので、日本で言うところのJIS規格くらいの安全性は有していると考えて良いと思います。
国内正規販売店で販売されているAGVヘルメットは DOT規格 、 ECE規格に加えてSG規格も取得しています。
規格名 | 認定機関 | 国や地域 | 取得難易度(安全性) |
SGマーク | 製品安全協会 | 日本 | ★ |
JIS規格 | 国 | 日本 | ★★ |
PSCマーク | 国 | 日本 | ★★ |
SNELL規格 | スネル財団 | 世界 | ★★★★ |
DOT規格 | 合衆国運輸省 | アメリカ | ★★ |
ECE規格 | 国連欧州経済委員会 | ヨーロッパ | ★★ |
Arai規格 | Arai | ー | ★★★★★ |
MFJ規格 | 財団法人日本モーターサイクル協会 | 日本 | ★★★ |
並行輸入品でも正規販売店でも安全性に差異はないと思いますが、正規販売店ではアジアンフィットという日本人向けのヘルメットを販売しているので「安全性」ということよりも「フィット感」のことを考えると正規販売店でアジアンフィットのものを購入するのがおすすめです。
AmazonでもSG規格を取得したものは流通しているよ。
AGVのサイズ感
後述するメーカーのサイズ表に照らし合わせるための頭の外周の長さを測ります。
眉毛の上のおでこの一番高い位置から後頭部の一番高い位置をメジャーを回して計測します。
メジャーがないときは伸びない紐を回して長さを測るよいう方法もあります。
ヘルメットは頭の外周が1番長くなるところ(鉢)で合わせるのが基本です。頬などのパッドは時間が経つと馴染んできますし、最悪パッドのみ交換することができるからです。
あとあと内装が馴染んでくることを考えると、試着した際は少し窮屈に感じるくらいがちょうどいいです。
サイズ表記 | XS | S | MS | ML | L | XL | XXL | XXXL |
頭の外周(cm) | 53,54 | 55,56 | 57 | 58 | 59,60 | 61,62 | 63,64 | 65,66 |
シェル | 不明 | S | M | M | L | XL | 不明 | 不明 |
アジアンフィットモデルであれば表記通りで大丈夫です。おそらく国内メーカーのヘルメットサイズと同じサイズになるかと思います。
並行輸入品の海外モデルの場合、欧米人の頭は縦に長く、アジア人は横に広いのでアナウンスされているサイズのヘルメットでは側頭部やこめかみがきつく感じやすいのです。栄光輸入品は1~2サイズ上を選択するようにしましょう。
ちなみにシェルの大きさを考慮すると、相対的に頭が小さく見えるサイズは「ML」です。
K1を始めとしたおすすめのAGVヘルメット
頭全体を包み込むのがフルフェイスヘルメット。覆う範囲がもっとも広いので安全性に優れ、走行風をうまく流すことができるので高速走行時の安定性や疲れにくさ、静寂性に優れています。
ヘルメット内部の空気や湿気を積極的に排出するベンチレーション機能が高いモデルが多いのも特徴。
一方で他のヘルメットよりも視野が狭い、脱着しにくい、夏は熱がこもりやすいなどのデメリットもあります。
スーパースポーツやスポーツタイプ、ネイキッドやモタードなど幅広いバイクに似合うので、趣味としてバイクに乗るライダーの間では断トツに使用率が高いバイクヘルメットです。
AGV:K1
- エントリーモデル、かつもっとも人気があるモデル
- あごひもは安全性に優れたDリング式
- 内装は着脱式で洗濯可能
- オプションのチークパット等を組み合わせてフィッティング調整が可能
- シールド交換は工具不要で素早く行える
- ベンチレーションは計5箇所と必要十分
- 高速走行時にブレを抑えるエアロダイナミクスリアスポイラー
- 転倒時に鎖骨への衝撃を抑えるエッジ形状。
カッコいい
引用元:amazon
サイズは頭の実寸より少し大き目が良い
引用元: amazon
幅が少し狭く、耳が痛くなる。
引用元: amazon
AGV:K6
- オンロードにおける汎用性を追求したAGV K6シリーズ
- 上級モデル譲りのカーボンアラミドシェル
- ベンチレーションは計5か所+後頭部に大型エアインテーク
- 従来モデルに比べてより効率的なベンチレーション効果
- リアスポイラー装備
- シールドをわずかに開けた状態を維持する事も可能
AGV:CORSA R
- 通風孔は計7つで全ての孔が調整可能
- 取り外し可能なノーズガードとウィンドガードを装備
- すべての部品は簡単に取り外し可能で洗濯可能
- 上質な内装
- 事故時に安心な頬パッド安全解放システム
AGV:PISTA GP RR
- フラッグシップモデル
- 100%カーボン素材の帽体
- 転倒時、鎖骨に接触しにくい形状で骨折を防ぐ
- 着脱可能なスポイラー
- 金属素材のベンチレーションは計7箇所
- 工具不要でクイックいシールド交換が可能
- 上質な内装
- 事故時に安心な頬パッド安全解放システム
- すべての部品は簡単に取り外し可能で洗濯可能
- 通風孔は計7つで全ての孔が調整可能
- 取り外し可能なノーズガードとウィンドガードを装備
- すべての部品は簡単に取り外し可能で洗濯可能
- 上質な内装
- 事故時に安心な頬パッド安全解放システム
AGV:X101
- 1970~80年代のダカールラリーで使用されたヒストリックモデルにインスパイアされたフルフェイスヘルメット
- 内部 着脱・洗浄可能
- バイザー ゴーグル装着可能
AGVのシステムヘルメット
フルフェイスヘルメットのアゴ部分を上に持ち上げることができ、ジェットヘルメットのようになるのがシステムヘルメット。インナーバイザー(サングラス)をヘルメット内に仕込んでいるタイプもあります。
たくさんの機能がついていてフルフェイスとジェットヘルメットのメリットを両立しているように見えますが、アゴ部分は可動式なので強度はフルフェイスより劣り、顎を上げて走ることはヘルメットメーカーが禁止しているので、冷静に考えるとシステムヘルメットの機能は限定的になります。
ロングツーリング向けに紹介されることが多いですが、帽体は大きく、重くなるので「疲れやすい」「走行風の影響を受けやすい(可動部部による風切り音など)」などというデメリットも多いので、購入の際は自分のツーリングスタイルなどをよく考えて検討する必要があります。
AGVにはチンガードが上がるタイプのシステムヘルメットはありませんが、インナーバイザーを内蔵しているモデルがあります。それらのヘルメットは純粋なフルフェイスヘルメットではなく、システムヘルメット寄りなのでここで紹介します。
AGV:K3 SV
- サンバイザー内蔵モデルあごひもは安全性に優れたDリング式
- 内装は着脱式で洗濯可能
- オプションのチークパット等を組み合わせてフィッティング調整が可能
- シールド交換は工具不要で素早く行える
- ベンチレーションは計7箇所
- 転倒時に鎖骨への衝撃を抑えるエッジ形状。
アジアンサイズなのでぴったりでした。
引用元:amazon
インナーのサンバイザーはとても便利
引用元: amazon
ベンチレーションの機能はあまり期待しないで下さい。
引用元: amazon
AGV:K-5
- サンバイザー内蔵モデルあごひもは安全性に優れたDリング式
- 内装は着脱式で洗濯可能
- オプションのチークパット等を組み合わせてフィッティング調整が可能
- シールド交換は工具不要で素早く行える
- ベンチレーションは計7箇所
- 転倒時に鎖骨への衝撃を抑えるエッジ形状。
AGVのシールド付きオフロードヘルメット/アドベンチャーヘルメット
近年のアドベンチャーバイクの流行に伴って人気がでてきているのがゴーグルではなくシールドがついていているオフロードヘルメットです。アドベンチャーヘルメットと呼んだりします。
ゴーグルの煩わしさがなく、バイザーやチンガードも短めなのである程度の高速走行はこなすことができます。
また、フルフェイスよりも広い視界を確保することができるので「アゴもしかっり守りたいけど視界が狭いのは嫌・・・」という方におすすめできるヘルメットです。
オフロードやモタードよりもアドベンチャーバイクにぴったりのヘルメット。高速道路に乗るけれどそんなに飛ばさないネイキッドやビッグスクーターに使用しても旅慣れている感じが出るかと思います。
AGV:AX9
- バイザーとピーク(ひさし)の組み合わせによりアドベンチャーツーリングスタイル、2つのネイキッドスタイル、オフロードスタイルに変更する事が可能
まとめ
いかがでしたでしょうか。
イタリアのかっこいいブランドAGVについて解説しました。玄人向けのブランドだとは思いますが、ロッシデザインが気に入ったのであれば初心者の方にも全然ありだと思います。
デザイン、安全性、信頼性に申し分ないメーカーですので気に入ったものがあれば検討のテーブルに挙げてみましょう。
この記事がきっかけで毎回ツーリングの待ち合わせに遅れてくるライダーが時計のヘルメットをかぶり始めたのであれば嬉しく思います。
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