okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いたあなたは、
という方ではないでしょうか。
そんなあなたのためにこの記事ではアメリカンバイクとはどんなバイクなのか、現在現実的に手に入る代表的なアメリカンバイクを排気量ごとに紹介していきます。
クルーザー、ツアラー、アメリカンの違い
アメリカンとクルーザーって同じ?ツアラーって言うこともあるよね??
という疑問が起きやすい種類のバイクなの、最初に混同しやすい3つのバイクのカテゴリについて触れておきます。
それぞれを分ける要素となるのが「カウルの有無」「スポーツ走行の可、不可」になります。
例を挙げて説明してみます。
スポーツ走行はできませんがフルカウルなので「クルーザーでもあり、ツアラーでもあるがアメリカンではない」
スポーツ走行ができるフルカウルなので「ツアラー」
インディアン社が作ったバイクを元祖とするネイキッドバイクネイキッドバイクでスポーツ走行ができないので「アメリカンであり、クルーザーでもあるが、ツアラーではない」
という感じです。
わかったような・・・わからないような・・・
音楽のそれと似ていて、バイクの種類、カテゴリの表現はメーカー、雑誌、人によって異なったり、同じジャンルを表す新しい言葉がポンポン出てきたりしてかなり複雑なものになってしまっています。それほど深く考える必要はないです。
アメリカンとクルーザーの違いをちょっと詳しく
クルーザーとは居住設備を持ち外洋を航海できる、大型のヨットやモーターボートのことなので「それくらい悠々とツーリングできる」というバイクのジャンルを指します。
アメリカの直線を悠々と走れるために作られたローアンドロングの車体を持つハーレー社のバイクを模したアメリカンもクルーザーです。
「クルーザー」というジャンルの中に「アメリカン」というジャンルが存在していると考えいるとしっくり来るかと思います。
ちなみに「アメリカン」という言葉は日本独特のもので、日本でいう「アメリカン」は海外ではそのまま「クルーザー」と呼ばれています。
ハーレーはインディアンというメーカーのバイクを模しているので、正確に書くと
クルーザーバイクの内、インディアンを模したハーレー、を模したバイク、を日本国内ではアメリカンと言う。
ということになるかと思います。
ヤマハのクルーザー買ったよ
(船を買ったのね!)
(船を買ったのか!)
となるので日本国内でバイクの話をするときは「アメリカン」と言った方がスムーズに会話できます。
最近、
アメリカンバイクをアメリカンと呼ぶのはやめよう!クルーザーと呼ぼう!
という考えをする方が増えている様に感じますが、わざわざ「クルーザー」という大きなくくりで話すよりもせっかく「アメリカン」という車体を連想できる言葉があるのですからそちらを使った方が良いと思います。
W800を買った人は「どんなバイクを買ったの?」と聞かれて「ネイキッドを買った」とは言いませんよね。「クラシックタイプのバイクを買ったよ」と言うと思います。ネイキッドという大きなくくりの中の1つがクラシックタイプだからです。
正直クソほどどーでもいい話。
アメリカンバイクとは?
アメリカンバイクとはいつの時代でも安定した人気を誇るバイクの種類。
非バイク乗りが「バイク」と聞いて思いつくのはアメリカンタイプのバイクではないでしょうか?
大きな車体にクラシカルな雰囲気はまさに「バイクの中のバイク」というのにふさわしい風格があります。
アメリカ大陸の移動のために設計された「ローアンドロング」と呼ばれる長く低い車体は直進性能が高く、直線道路の移動に最適。
エンジンにはトルクと鼓動感に優れた「V型二気筒」つまりVツインエンジンを積んでいることが多いのも大きな特徴です。
というたくさんのメリットがあるのも大きな魅力です。
250ccアメリカンの車種
250ccアメリカンに乗るために必要な免許は「普通自動二輪免許」。
250ccは車検がないのでほんの少しだけ維持費が安く済みますし、車検の適合を気にすることなく自分好みに思い切ったカスタムをすることができます。
特にアメリカンはカスタムしたい方が選びやすい車種なので最も気軽にカスタムできる楽しい排気量です。
現行のアメリカンバイクで最も人気なのがレブル250。「アメリカンらしいVツインの鼓動を楽しみたい」という言うのであればVツインマグナという選択肢もあります。
という7車種から選ぶことになります。
古い車種も含まれていますが、程度の良い車両をきちんと見極めれば格安でアメリカンバイクが手に入るかも知れません。
250ccアメリカンバイクの年間維持費
年間走行距離3324㎞未満 | 年間走行距離3324㎞以上 | |
メンテはショップ | 188332円 | 34.37円×走行距離+68680円 |
メンテは自分で | 128992円 | 19.82円×走行距離+68680円 |
250ccアメリカンの年間維持費は上の表の通りです。
400ccアメリカンの車種
このクラスからは車検が必要になります。維持費は大型バイクとほとんど変わりませんが、250ccとの排気量差はたったの150ccですがバイクの基本性能はグッと上がります。
400ccアメリカンを運転できる免許は250ccと同じ普通自動二輪免許。学生さんであれば体感15700円で取得できます。
ハーレーなどの大型アメリカンと車格の差はほとんどありません。むしろコンパクトなタイプのハーレーよりも大きいものがほとんどです。
ハーレーはわざと大きく作らんが小排気量のアメリカンはわざわざ大きく作るからの。
普通自動二輪免許で乗ることができる最大排気量なので昔から人気の高い排気量のアメリカンバイクです。
これハーレー?
と声をかけられる率が250ccよりも高くなります。
という7車種から選ぶことになります。
400ccアメリカンバイクの年間維持費
年間走行距離3324㎞未満 | 年間走行距離3324㎞以上 | |
メンテはショップ | 202028円 | 34.37円×走行距離+91715円 |
メンテは自分で | 134312円 | 19.82円×走行距離+74965円 |
400ccアメリカンの年間維持費は上の表の通りです。
大型アメリカンの車種
初めてのバイクがハーレーだと気が重いかな・・・
という方はハーレーと比べて比較的維持費の安い国産メーカーの大型アメリカンに乗るのも1つの手だと思います。
その方が後々ハーレーに乗ったときに、ハーレーの魅力が際立ったり、逆に国産アメリカンの魅力に気付けたりします。他のハーレー乗りよりもよりアメリカンを楽しめるライダーになれるかもしれません。
といっても最初のバイクが大型バイクだとそのライダーのバイクライフは取り返しのつかないことになるんだけどね。
などなど・・・ハーレーを表す言葉は無限にあります。その無骨で飾らないスタイルは「本物の男達」を惹き付け続けます。そして本物の男たち、本物のライダーたちはハーレーを選びます。
バイク界の頂点に立つ憧れのハーレーです。
Stop telling lies
I’m not really serious.
ハーレーは非常に種類が多く、全てを紹介するのは不可能です。種類が多い割には現在は3種類のエンジンの排気量を使いまわして外側のデザインを作り変えて車種展開をしているだけなので、詳細記事ではそれぞれの車種で最も排気量の大きなタイプのスペックについて解説しています。
大型アメリカンバイクの年間維持費
年間走行距離3324㎞未満 | 年間走行距離3324㎞以上 | |
メンテはショップ | 202028円 | 34.37円×走行距離+91715円 |
メンテは自分で | 134312円 | 19.82円×走行距離+74965円 |
大型アメリカンバイクの年間維持費は上の表の通りです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
小さいものから大きなものまで、ハーレー、ハーレー以外についてもアメリカンの車種を紹介してみました。
スペックが気になるアメリカンがあれば詳細記事で確認してみてください。
他の車種について知りたいときは「バイク車種解説」のカテゴリをチェックしてみてね!
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