okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いた方は
という方ではないでしょうか。
あなたや私のように「品のあるバイク乗り」は安全運転とともにバイクライフを送っていると言っても過言ではありません。
(普段一人称「僕」なのに無理やり品を演出するために「私」に変えてきたわ・・・雑ね!!)
ということについて解説します。
この記事は
という結論に向かって進んでいきます。普段車を運転される方の役にも立つのでぜひ読んでみて下さい。
バイク安全運転の6つのマインド
それぞれ解説します。
この記事は他のサイトさんとは違い、詭弁構成されていない部分があります。現実に即した内容を記載しますので道路交通法を守らないことを推奨していると受け取れるような内容が含まれていますが、誤解を恐れずに書いていきますので不快に感じた方は離脱してください。
バイクは危険なものだと理解する【バイク安全運転の6つのマインド】
バイクは安全運転をすれば安全だ
歩いていても事故に巻き込まれるんだからバイクだけが危険なわけじゃない
と考えるのは程度が低すぎます。どう考えてもバイクは危険な乗り物です。
まずはバイクはとても危険なものだという自覚を持つことが大切です。
ということを知らない方は下の記事を読んでみて下さい。
自覚が意識を高くするよ。
バイクが危なくないなんて思ってるうちはまだバイク乗りとは言えんの。「ただのバイク乗ってる人」じゃの。
道路交通法は自分を守ってくれないと考える【バイク安全運転の6つのマインド】
あなたが道路交通法を信じ交差点に制限速度で進入し、運悪く道路交通法を守らない右折車が飛び出してきて右直事故が起きたとします。
あなたが泣き叫んでも失った四肢は戻ってきませんし、神様に
道路交通法を遵守していた私に過失はないのだから生き返らせてよ!
と叫んでもおそらくあなたの願いはかなわないでしょう。
道路交通法を守ることはとても大事ですが、それはあなたの安全を守るものではなく「万が一の時の過失割合を決めるもの」程度に考えておいた方が良いです。
周りの状況次第では危険を回避するために道路交通法を破ることもあります。典型的なのが「交通の流れに合わせた速度で走行する」などです。
周りの車は道路交通法を守らないと考える【バイク安全運転の6つのマインド】
周りの車両は道路交通法を守らないという前提で運転しましょう。他人に期待をしないということです。
可能性の幅を「道路交通法」にとどめるのではなく、自分が想像できるだけのあらゆる可能性を常に把握し、それに対処できる方法を考え続け、最善の選択をできるように努めましょう。
ウインカーを出さずに車線変更をしたり、直進車よりも先に曲がろうとする右折車などは数え切れないくらいいます。
周りの車は自分よりも運転がうまい上に自分に悪意を持っていると考える【バイク安全運転の6つのマインド】
周りの車はあなたよりも運転が上手で、しかもあなたに対して
スキあらばぶつかってやろう
バイク嫌いだからスキあらば轢きピーしてやろう
車間詰めてきたら急ブレーキして突っ込ませてピーそう。
などと悪意を持っていると思いましょう。
こう考えると周りへの警戒心が爆上がりします。
これめちゃくちゃ怖い状況よね・・・周りを注意深く観察していないといけないわね。
周りに甘えず、自分の安全は自分で掴み取ると考える【バイク安全運転の6つのマインド】
こんな危険なドライバーやライダーに囲まれて運転しているので、安全の舵を周りに預けた状態ではなく、自分自身で安全の舵を取らなければなりません。
安全の舵を周りに預けているとは、例えば
などがあります。
常に自分で安全の舵をつかめているか、自分の安全に他者の行動が介在していないか意識しながら運転をしましょう。
周りから不快に思われていないか気にする【バイク安全運転の6つのマインド】
周りを不快にする運転をするとトラブルの元になります。
周りからみてどう見えているのか・・・ということを考えながら運転をしましょう。
あなたは渋滞が好きですか?制限速度をきっちり守って走行しているときに、あなたの後ろに渋滞が発生していたら後ろの車はあなたに不快感を持つでしょう。
そんなときは道を譲ればあなたは制限速度を守れて、後ろの車は先に行けるので万事うまくいきます。
その車が速度違反で事故を起こそうがあなたには関係のないことです。さっさと行かせてしまいましょう。
他にも、
など「周りを不快にさせていないか」もっというと「周りに配慮した運転ができているか」ということを意識すると良いです。
バイク安全運転のための具体的な方法の例
安全運転のための具体的な方法をいくつか解説します。これは無限にあるものなので代表的な一部や僕が実践していることを優先して書いていきます。
それぞれ解説します。
適切な車間距離をとる【バイク安全運転の例】
急な飛び出しは仕方がありませんが、「走行中に前の車の下から突然落下物が現れる」という緊急回避に関しては
という2つを心がけることでその難易度を極端に下げることができます。
早めに危険を察知して、ゆっくり避けるに越したことはありません。
車間距離を空けていると多くの危険を遠ざけることができます。
学科試験問題では「安全な車間距離とは制動距離と同じ距離である⇛Yes」という問題が出題されることがあるようですが、あまりにも車間距離を空けすぎると後ろの車から無理に追い越されたり、煽り運転をされたりすることがあるので空けすぎも逆に危険になります。
前を走る車が急に0km/h状態になるのは壁に激突したときくらいなので「車間距離=制動距離」というのは現実離れしています。
警視庁お墨付きの「前の車と2秒間隔を開けて走る」という方法がおすすめです。詳しくは下の記事で解説しています。
原付だと1mも車間を空けない人もザラ。めちゃくめちゃ危ないよ。
周りの速度に合わせる【バイク安全運転の例】
住宅街など狭い路地を除けば、制限速度30km/hの道を制限速度で走る車はほとんどいません。周りの車が50km/hで走っている中を、あなた一人が
これがルールなんだからあたしは30km/hで走るわ!
と走っているとどんどん抜かされ、煽り運転をされて自ら危険を招いてしまいます。
道路交通法はあなたの命を守ってくれませんし、万が一の時にあなたを生き返らせる力ももっていません。
不本意かも知れませんが、制限速度を少々オーバーしても周りの状況に合わせた速度で走る方が安全です。
メーターの誤差の関係で+10km/hくらいなら速度違反の取り締まりはほとんど受けないよ。
ルールを守りたいと思う気持ちはとてもよくわかりますが、世界はあなたが思っているほど美しくないんです。
学校や会社、友人や恋人などはあなたの努力次第であなたにあった環境を選ぶことができます。
あなたの世界はどんどん美しくできるということ。しかし、有象無象が利用する公道ではあなたの世界を作ることができません。
賢い人もそうでない人も聖人も悪人も利用しているのが公道です。
あなたが賢く、聖人であればあるほど公道という世界は美しくありません。それを理解して運転をしましょう。
僕も公道では「僕以外の誰か」にとってはもちろん「あなた」にとっても有象無象なんです。
常にミラーで後ろ、斜め後ろを確認する【バイク安全運転の例】
自分の周囲の状況を正しく把握することはとても大事です。
煽ってくる車や、車間距離を保たない車であれば道を譲って先に行かせれば追突される可能性を減らすことができますし、危険なすり抜けや追い越しをしてくるバイクや原付を早めに察知できれば接触事故を防ぐこともできます。
また、追尾によるスピード違反の取り締まりを回避することもできます。
後ろと斜め後ろを走行する車両のカラーをいつでも言えるくらい頻繁に後ろをチェックしましょう。
僕は車列の先頭を走るときは8秒に1回後ろの状況を確認するようにしています。
横移動するときは必ず目視をする【バイク安全運転の例】
車線変更や左折をするとき、お店の駐車場に入る時や停止線では必ず首を振って移動する方向を確認しましょう(停止線では左右)。
バイクは車と違って「ピラー」がないので左右を目視するだけでほとんどの死角をなくすことができます。ミラーだけでは十分ではないので目視をする癖をつけましょう。
頻繁にシフトダウンをする【バイク安全運転の例】
など、不測の事態が起こる可能性が少しでも高くなったときはとりあえずシフトダウンをしてブレーキランプを光らせることなく軽く減速をします。
ブレーキランプを頻繁に光らせることは後続車を不快にさせ、トラブルの種になってしまうからです。
このような安全のためのシフトダウンを行うにはブリッピングシフトダウンという技術が必須になります。正直ブリッピングシフトダウンのないMTバイクライフは野菜のないサラダと同じなのでまだ習得していない方は下の記事を読んでみてください。
駐車場にバイクを止めない【バイク安全運転の例】
駐車場法では50ccを超える二輪車は駐輪場ではなく、駐車場に止めなければならない決まりになっています。
しかし、多くのドライバーだけではなくライダーもこの法律の存在を知らない方が多いです。
駐車場法にし従ってバイクを駐車場にとめていてトラブルになったときにいちいち説明するのが面倒ですし、そういうトラブルを起こす人はそもそもそんな話しを聞いてくれませんし、理解しようとしません。
無用なトラブルは避けたほうがいいので僕はなるべく四輪用の駐車場には止めないようにしています。
すり抜けしたら軽く会釈する
違法ではないすり抜けをする方法はありますが、すり抜けを快く思わないドライバーはとても多いです。トラブルを防ぐ意味合いでもすり抜けをしたら後ろの車に会釈をするようにしましょう。
詳しくは下の記事を読んでみて下さい。
キープレフトをしない【バイク安全運転の例】
キープレフトをしていると、道を譲ってくれたと勘違いするドライバーもしくはなにも考えていないドライバーが追い越しをかけてくることがあります。
また幅寄せ被害に合ったんだけど!接触しそうになったわ!危なかったー!
という人はだいたいキープレフトをしています。
バイクの運転を上手にする【バイク安全運転の例】
一般的な安全運転の心構えとして「自分の運転スキルを過信してはいけない」というものがあります。
これは真実ですが、ある程度自分の運転には自信を持てるくらいのスキルを有していた方が安全運転に繋がります。
煽り運転を受けても
うわぁそんな移動用の車でよくやるなぁ!僕を煽るんならポルシェくらいもってこないと!お先に移動どーぞ!
と広い心で道を譲ることができます。
運転が上手になるとめちゃくちゃ心に余裕ができるよ。逆に運転がうまくいかないと「バカにされた」と思ってすぐカッとなるよ。
人生がうまくいっていない人がすぐ怒るのと同じだね
僕はバイクスキルやコーナリングスキルが上がるのに比例してゆっくり走れるようになりました。一見矛盾しているように思うと思いますが僕の真実です。
下手なころは「舐められてたまるかー」って気持ちが心のずっと奥にあったのかもです。
オコモトは周りに車がいない状況でのみ死ぬほど飛ばす人だよ。
もちろん制限速度の範囲内ですよ!!HAHAHA!!!
高速道路を猛スピードでジグザグ走行するライダーや、ものすごいスピードでオレンジラインカットの追い越しをするライダーをみると
危険予測できてない頭でスロットル捻ってるだけじゃん・・・。急いでいるの??そのSSは趣味用じゃなく移動用なの???
と思っています。気持ちの余裕をもってゆっくり走りましょう。
「かもしれない運転」「だろう運転」ではなく「どうせあいつはバカだから○○するだろう運転」をする【バイク安全運転の例】
「人が飛び出してくるかもしれない」など、「かもしれない」と考えながら安全運転を心がけること
「人が飛び出してこないだろう」など、「だろう」と考えながら安全運転を心がけないこと
この2つの○○運転は大嫌いな言葉です。なぜならば「人が飛び出してこないかもしれない」「人が飛び出してくるだろう」と簡単に言い換えられるからです。正直最初にこの○○運転を言い出した方は無能だと思っています。
僕は「かもしれない運転」でも「だろう運転」でもなく、「どうせあいつはバカだから○○するだろう運転」をしています。
これは常に思いつく限りの選択肢の中から最悪の選択肢をチョイスし、「それが起こるんだろう」と半ば諦めの境地で危険予測をするスキルです。
僕では理解できない動きをする車やバイクがとても多いのでこの考えになりました。
正直オコモトは「あいつはどうせこのタイミングでバカだから右折を開始するだろう」くらいに考えているよ。周りの運転に一切の良心を期待しない諦めの境地だよ。
「○○するだろう運転」が的中すると危険を回避しやすいだけではなく、「ほら!やっぱり!」と思えるので腹も立たなくなります。
危険予測能力を上げるための効果的な方法【バイク安全運転のコツ】
安全運転にもっとも効果的なことは「想像力」公道では「危険予測力」をあげることです。
一つの状況に対して、数秒先のなるべく多くの未来を想像できる力があれば最悪の未来を回避できます。
1つの未来も想像できない人を僕は「将棋最弱ドライバー(ライダー)」と呼んでいます。一手先も見えていないからです。カーブの真ん中にバイクや車を止める人たちがそれの典型です。
以前は危険予測能力を上げるにはとにかく経験するしかありませんでした。自分で運転をし、「ヒヤッ」とする経験から学習をし、数秒先の未来を増やすしかありませんでした。
しかし、動画情報全盛の現代では、ヒヤッとする前に「動画でヒヤッとを疑似体験」することができます。
危険予測力を上げる方法は
ということを日常的に行うと危険予測能力は爆上がりします。
それぞれ簡単に解説します。
バイクや車の事故動画、交通トラブル動画を見る
YouTubeで「バイク事故」「車事故」「交通トラブル」などのキーワードで検索を行います。
バイクの動画に限らず、車の事故やトラブルでも応用が効くのでバイク事故動画を一通り見たあとは車へ移行して下さい。
事故が起きる瞬間を予想する
動画からいろんな情報を収集し、事故が起きる瞬間を予想します。何が原因になるのかを事故が起きる瞬間の前まで予想し続ける感じです。
「どうすれば防げた事故、トラブルだったのか」ということを考える
動画内で事故が起きたら「どうすればその事故は起きなかったのか」ということを自分で考えます。
これを繰り返すことで危険予測能力はどんどん上がっていきます。僕はこれを繰り返している内に超高難易度のシミュレーターでも事故を起こさない危険予測能力を手に入れました。
中には防げない事故もあります(対向車が車線をはみだしてきたなど)が、それらの事故のほとんどは
というたった2つのことで防ぐことができる事故のはずです。
トラブルはケースバイケースだけどたくさん動画をみると「そんなことで激高する人がいる」ということがわかるよ。激高される行動(クラクションや乱暴なすり抜け)をしなければトラブルには巻き込まれにくくなるよ。
ちなみに立ちごけ動画を見ると立ちごけの危険予測ができるようになるよ。「あ、ここでこの動きするのやめておこう」みたいな。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ということを行えばバイクの安全運転ができるようになります。
この記事で解説した「バイク安全運転の例」はあくまでも僕の場合のものです。バイクに乗るのが嫌になるくらいたくさんの動画をみてどんどん考えてもっともっと安全運転ができるように努めましょう。
そんなことやっててバイクが嫌いになったらどうすんのよ。
そうなったらバイクを降りればいいと思います。まじめに。バイクは生活に必要なものではないので乗る必要はないです。
「バイクに乗らない」というのがもっとも危険を遠ざける方法じゃよ。
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