okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いた方は
という方ではないでしょうか。
きっとあなたは宿泊ツーリングも始めているツーリング大好きマンだと思います。そんなあなたが更にツーリングの距離を伸ばすために検討しているのがサイドバッグ、パニアケースではないでしょうか。
この記事ではそれらについての違いと注意点を簡単にまとめているものです。この記事では
ということについて解説して知ることができます。
サイドバッグ、サドルバッグとは?
サイドバッグとは文字通り、バイクのサイドに装着されるバッグのこと。タンデムシートを挟んで左右両方につけられる場合と、どちらか片方に付けられる場合があります。
サイドバッグのことをサドルバッグと呼ぶこともありますがこの2つは全く同じものを意味しています。サドルとは「(乗馬のための)鞍」の意味でバイクの鞍(タンデムシート)に取り付けるのでサドルバッグと呼ばれます。
車種専用品ではなく、汎用品を取り付けることがほとんどでレザーやナイロンなどの柔らかい生地でできているので防水性はありません。一部ターポリンという完全防水生地を使っているものもありますが、トップロールなので使い勝手が悪かったりします。
パニアケースとは?
パニアとはロバやラクダなどに荷物を運搬させるときに左右対称につけられていたカゴのことを指す言葉。左右対称なので「対になったもの」という意味もある。
バイク用語として使われるときは「カゴ」を連想させるためか、柔らかい素材のものよりも硬いハードシェルを使ったものを指す。語源の通り、左右対になったケースを指します。
左右対称に関わらず、柔らかい素材のときはサイドバッグと呼ばれます。
ちなみにパニアケースとリアボックスを併用している状態をフルパニアと呼びます。
サイドバッグとパニアケースの違い
サイドバグとパニアケースの性能の違いについて項目ごとに分けて簡単に解説ます。
数量
サイドバッグは1つでもサイドバッグですが、パニアケースは基本的に2つを対で使うもの。
左右の形状バランス
サイドバッグはマフラー側が小さいことがありますが、パニアケースは基本的に左右対称のデザイン。
車種汎用性
サイドバッグは車種を問わず使える汎用品が多いですが、パニアケースは車種専用設計。
幅
サイドバッグの方が横方向への飛び出しはしくなく、パニアケースは大きくはみ出す。
容量
サイドバッグの方が容量は少なく、パニアケースの方が大きいことが多い。
素材
サイドバッグは柔なかい素材で作られ、パニアケースは樹脂など硬い素材で作られます。転倒の可能性を考えると(振動対策は必須だが)貴重品を運ぶのに向いている(カメラやPCなど)
防犯性
サイドバッグは鍵をかけられませんが、パニアケースは施錠できる。また、切り裂きにもつよいパニアケースの方が防犯性は高い。
タンデム
汎用品が多いサイドバッグはタンデマーの足に干渉し、タンデムできなくなるものもある。車種専用のパニアケースはタンデムできる。
ステーやベース
サイドバッグはタイヤやチェーンに干渉しなければ巻き込み防止のサポートステーを使わなくても設置できる。パニアケースはベースを取り付ける必要がある。
使用しないとき
サポートステーを使わないサイドバッグは使わなときは外観に影響を与えないが、パニアケースはベースがあるので、ケースを外しても影響がある。
耐振動
ベルトでつけるサイドバッグは振動を吸収できるが、ボルト・ナットでついているパニアケースは振動を吸収しない。精密機器を入れる場合は振動対策が必要。
価格
一般的にサイドバッグの方が安価でパニアエースの方が高価。中には数十万円するパニアケースもある。
荷物の出し入れ
上から入れて上から出すサイドバッグよりも横が開くパニアケースの方が出し入れしやすい。
サイドバッグの注意点
サイドバッグを使用する際はバッグや取り付けベルトの巻き込みに注意しましょう。チェーンやタイアに巻き込まれると転倒の可能性もあります。
走行中のタイヤにバッグが触れると傷ついたり穴が空いたりするので、サポートステーの併用をおすすめします。
パニアケースの注意点
パニアケースは最もバイクから飛び出す積載方法なので、すり抜けや狭い港を走行する際は十分注意しましょう。
また、振動によって精密機器が壊れないように衣類で包んだり、荷物の隙間を空けないように工夫しましょう。
また、多くのパニアケースは速度制限として100km/hとアナウンスしています。特に大型ツアラーなど青天井に速度が出せるバイクで使用する際は気をつけましょう。
サイドバッグ、パニアケースがおすすめの方
サイドバッグとパニアケース、どちらがいいいか迷っている方は車種で決めるのがおすすめです。
アメリカン、クラシック系のバイクの方はレザーのサイドバッグがよく似合い、アドベンチャーやツアラーにはパニアケースがよく似合います。それ以外のバイクはナイロンのサイドバッグかシートバッグがおすすめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
形状が似ているサイドバッグとパニアケースのどちらにするか悩む方がいればと思い簡単に2つの違いを解説しました。
他の積載方法については下のリンクを読んでみて下さい。
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