okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いた方は
という方ではないでしょうか。
ヘルメットの解説記事はだいたい・・・
前のモデルと比較してー
(前のモデル使ってないんだよなぁ・・・)
シェルは高濃度ギャラクシーポリマースペシャルを使ってーファイナルアポカリプスシールド開閉システムを採用しー
(そんな難しいこと気にしてないんだよなぁ・・・)
ということが多いですよね。これらの情報は我々パンピーライダーにはそれほど重要ではありません。せいぜい
重くないかな?
規格は?
ベンチレーションは大丈夫かな?
いくらくらいするのかな?
バイザー内蔵してるのかな?
他のモデルとはなにが違うのかな?
程度の情報で十分ですよね。ということでこの記事では、
ということについて解説していきます。
NOLANノーラン/X-liteヘルメットとは?
NOLANノーランは1972年に創業した歴史あるイタリアのヘルメットメーカーで、世界で初めてベンチレーションやラチェット式あご紐、曇度目ピンロックシートを採用したりしています。
ヨーロッパNo.1のメーカーらしいですが、日本で使っている人はかなり少ないです。ノーランはそれを逆手に取って「人と被らないヘルメットを被りたい」というライダーをターゲットに販促を行っているよう。
ノーランは「NOLAN」と「X-lite」という2つのブランドを展開しています。
NOLANとは?
NOLANブランドは「N」から始まるモデル。ポリカーボネートを使用したシェルを使用。X-liteの下位モデル。
X-liteとは?
X-liteは「X」から始まるモデル。カーボン、アラミド繊維などを使用し、NOLANブランドよりも上位に位置する。
デイトナとの関係
日本では大手バイク用品メーカーが日本正規代理店になっていて、日本の安全規格SG規格に合格するように補強を行ったものを販売しています。
国内にフィッティングサービスを行っている販売店(一部モデル)もあるのでノーラン販売店リストを確認してみて下さい。
NOLANノーラン/X-liteのフルフェイスヘルメット
頭全体を包み込むのがフルフェイスヘルメット。覆う範囲がもっとも広いので安全性に優れ、走行風をうまく流すことができるので高速走行時の安定性や疲れにくさ、静寂性に優れています。
ヘルメット内部の空気や湿気を積極的に排出するベンチレーション機能が高いモデルが多いのも特徴。
一方で他のヘルメットよりも視野が狭い、脱着しにくい、夏は熱がこもりやすいなどのデメリットもあります。
スーパースポーツやスポーツタイプ、ネイキッドやモタードなど幅広いバイクに似合うので、趣味としてバイクに乗るライダーの間では断トツに使用率が高いバイクヘルメットです。
X-lite:X-803RS ULTRA CARBON
- エアロダイナミック スポイラー
- 軽量ウルトラカーボンレーシングヘルメット
- ウルトラカーボン&コンポジットファイバー
- 内装脱着洗濯可能
- あごひもマイクロロック
- SG規格 MFJ公認(日本仕様)
- PINLOCK®曇り止めシート
- エマージェンシーリリースシステム(緊急脱帽システム)
クオリティーとしては、隅々まで見てしまうと低めです、首元の方では樹脂の気泡のようなものが見える部分などありました。
引用元:Amazon
被ってしまえば それなりですが 頬のスポンジ半分カットして 何とかって感じです。
レースで 使わないのなら 大きめがいいかと思います♪
引用元:Amazon
被る時にキツすぎてつむじにかけて髪の毛が抜ける勢いです。まあこれは大丈夫だったんですが外す時に、これ耳取れないか?と思いなかなか外せず力ずよく一気に外すと案の定耳が取れました。
引用元:Amazon
X-lite:X-803 ULTRA CARBON
- 軽量ウルトラカーボンレーシングヘルメット
- ウルトラカーボン&コンポジットファイバー
- 内装脱着洗濯可能
- あごひもマイクロロック
- SG規格 MFJ公認(日本仕様)
- PINLOCK®曇り止めシート
- エマージェンシーリリースシステム(緊急脱帽システム)
かぶる時に耳が持っていかれるような痛さがあり、横が狭いことが実感できます。インナーキャップ必要ですね。そのあとはhold感があっていい非常にと思います。
引用元:Amazon
軽くてカッコいいですが、やはり日本人の頭の形に合わないのか、30分位で頭が痛くなりました。
ヘルメットの中を剥がして潰してみたら、ちょうど良くなりました。
引用元:Amazon
チークパッドはキツ目で顎紐しなくてもサーキット走れるんじゃないかと言うレベル。
引用元:Amazon
NOLANノーラン/X-liteのスポーツジェットヘルメット
ベンチレーション機能とシールドがついているジェットヘルメットをスポーツジェットヘルメットと言ったりします。
比較的新しいタイプのヘルメットで、ストリートジェットヘルメットよりも高速走行性に優れているのでロングツーリングにも向いています。
高速域を得意とするスーパースポーツやメガスポーツや、低速域を得意とするモタードやオフロードバイクには似合いませんが、中速域やロングツーリングを楽しむスポーツタイプ、ネイキッド、アドベンチャー、スクーターなどのバイクに似合います。
NOLANノーラン:N40-5
- インナーバイザー
- 内装脱着洗濯可能(チークパッド一体型)
- あごひもマイクロロック
- PINLOCK®曇り止めシート
レビー等でサイズの話が出ており通常はMサイズでジャストサイズでしたが1ランク上のLサイズを購入しましたがLサイズでも耳元等がキツキツです、もう1ランク上のサイズでも良かったかも・・・
引用元:Amazon
NOLANのヘルメットはシールドの歪みが殆ど無くスッキリした視野が得られ視界も広いのですが、朝晩の太陽が低い時間帯の直射光が気になり、それを遮断出来ないかと考えて購入しました。
引用元:Amazon
満足しています。顎紐のロック機構は素晴らしいと思うのですが、装着した際の違和感がかなりあります。バイクにロックするためのリングがないのも残念。
引用元:Amazon
NOLANノーラン/X-liteのシステムヘルメット
フルフェイスヘルメットのアゴ部分を上に持ち上げることができ、ジェットヘルメットのようになるのがシステムヘルメット。インナーバイザー(サングラス)をヘルメット内に仕込んでいるタイプもあります。
たくさんの機能がついていてフルフェイスとジェットヘルメットのメリットを両立しているように見えますが、アゴ部分は可動式なので強度はフルフェイスより劣り、顎を上げて走ることはヘルメットメーカーが禁止しているので、冷静に考えるとシステムヘルメットの機能は限定的になります。
ロングツーリング向けに紹介されることが多いですが、帽体は大きく、重くなるので「疲れやすい」「走行風の影響を受けやすい(可動部部による風切り音など)」などというデメリットも多いので、購入の際は自分のツーリングスタイルなどをよく考えて検討する必要があります。
X-lite:X-903 ULTRA CARBON
- ウルトラカーボン&コンポジットファイバー
- 内装脱着洗濯可能
- あごひもマイクロロック
- SG規格(日本仕様)
- PINLOCK®曇り止めシート
- スピーカーホール
- インカム用配線穴
- インナーバイザー
- エマージェンシーリリースシステム(緊急脱帽システム)
ツーリング寄りなので上下の視界も広くなかなかいい商品です。
引用元:Amazon
測ったら1.9kg近くありました。値段的にウェットカーボンなのは分かっていたしインナーバイザーがあるのでしょうがない部分もありますが、長時間被っているとやはりじわじわと首に負荷を掛けてきます。
引用元:Amazon
アライのヘルメットに買い替えました。今は幸せです。
引用元:Amazon
X-lite:X-903
- カーボン&コンポジットファイバー
- 内装脱着洗濯可能
- あごひもマイクロロック
- SG規格(日本仕様)
- PINLOCK®曇り止めシート
- スピーカーホール
- インカム用配線穴
- インナーバイザー
- エマージェンシーリリースシステム(緊急脱帽システム)
海外製(made in Italy)ということで、XLをチョイス。今まではshoeiのLサイズでしたがジャストでした。
引用元:Amazon
大きめ重めです。
引用元:Amazon
NOLANノーラン:N100-5 PULS
- フリップアップヘルメット
- インナーバイザー
- 内装脱着洗濯可能
- あごひもマイクロロック
- SG規格(日本仕様)
- PINLOCK®曇り止めシート
- 内装内部のベルト部分の調整で、サイズの微調整が可能
インカム取り付けできると思って購入したがSG規格のヘルメットは取り付け不可になっていたのが非常に残念‼️
引用元:Amazon
NOLANノーラン:N87
- インナーバイザー
- 内装脱着洗濯可能
- あごひもマイクロロック
- SG規格(日本仕様)
- PINLOCK®曇り止めシート
- 眼鏡対応チークパッド
NOLANノーラン:N70-2GT
- チンガード脱着可能なヘルメット
- フルフェイス・モトクロス・ジェットスタイルに換装可能
- インナーバイザー
- 内装脱着洗濯可能(チークパッド一体型)
- あごひもマイクロロック
- SG規格(日本仕様)
- PINLOCK®曇り止めシート
やはりスクリーンが大きくて視野が広いのがとてもいい。
引用元:Amazon
shoeiのZシリーズをかぶっていましたが、そちらと同じ頭囲で購入したところ少し内部が小さく側頭部が少し締め付けられる
引用元:Amazon
チンガードの付け根から少し風を巻き込むので冬の今は少し顎周りが冷たいかも
利点はジェット並みの視界がありピンロックで曇らずバイザー内蔵であること
引用元:Amazon
NOLANノーラン:N40-5GT
- バイザー、シールド、サンバイザー全ての機能を装備したクロスオーバーヘルメット。チンガード、バイザーの脱着で8通りにスタイル変更が可能
- ウインドプロテクター脱着可能
- あご紐マイクロロック
- サンバイザー付
- SG規格(国内仕様)
- PINLOCK®曇り止めシート
やはり外国人との頭の形状は大きく違いますね。解ってるましたが多数の機能が良く選びました。ワンサイズ上を選んでよかったです。
引用元:Amazon
サンバイザーは角度が変えられるのが非常に便利で、きちんと防眩出来ます。
引用元:Amazon
チンガードが脱着できる大きな視界のフルフェイスはリード工業のかノーランだけ。
安いリード工業は色々とチープだったのでこちらに買い換えました。
引用元:Amazon
NOLANノーラン/X-liteのシールド付オフロードヘルメット/アドベンチャーヘルメット
近年のアドベンチャーバイクの流行に伴って人気がでてきているのがゴーグルではなくシールドがついていているオフロードヘルメットです。アドベンチャーヘルメットと呼んだりします。
ゴーグルの煩わしさがなく、バイザーやチンガードも短めなのである程度の高速走行はこなすことができます。
また、フルフェイスよりも広い視界を確保することができるので「アゴもしかっり守りたいけど視界が狭いのは嫌・・・」という方におすすめできるヘルメットです。
オフロードやモタードよりもアドベンチャーバイクにぴったりのヘルメット。高速道路に乗るけれどそんなに飛ばさないネイキッドやビッグスクーターに使用しても旅慣れている感じが出るかと思います。
NOLANノーラン:N70-2X
- チンガード脱着可能なヘルメット
- フルフェイス・モトクロス・ジェットスタイルに換装可能
- インナーバイザー
- 内装脱着洗濯可能
- あごひもマイクロロック
- SG規格(日本仕様)
- PINLOCK®曇り止めシート
ツアークロス3とホーネットADV所有でともにSサイズです。
現物を確認せずMサイズを購入したところ質感はプラスチック、そして重くサイズは少しきつく痛いような感じで買ったことを後悔しました。
引用元:Amazon
フルフェイスモードで使用すれば、頭入れが、なかなかキツイです。(使用はできます)
ジェットモードで使用すれば、案外しっくりと頭入れができます。
引用元:Amazon
このヘルメットの顎紐はマイクロラチェットシステムです ラチェットシステム嫌いです
何故にDリングにしない、Dリングが一番楽なのに(自分的に)
ヘルメットロックも使えない
ワイヤーロック使おうにも口元が取り外しが出来るので使えない
持ち歩くかトップケースに入れるかしないといけない
引用元:Amazon
バケーション休暇がある国とない国で評価が変わる?
紹介してきたモデルを見ても分かる通り、ハイエンドモデル以外はバイザー内蔵式のヘルメットです。我々が「システムヘルメット」と呼ぶものです。
話は変わるようで変わりませんが、ヨーロッパではバケーションという長期休暇を取る文化があります。バケーションシーズンはバイクで旅行する人が増えますが、そのほとんどが毎年バケーションのたびに何週間もかけて超ロングツーリングを行うというなんともうらやまいしいスタイル。
そこで重要になってくるのが「ヘルメットの快適性」。そこにコミットしたのがノーランの「小型で軽量な(システム)ヘルメット」なのだと思います。
一方国土も狭く、海に囲まれ、GDPは全然伸びないくせに未だ社畜文化を謳歌している我が国日本では、毎年何週間もかけてロングツーリングをするという文化がありません。
日本での一般的なツーリングは日帰り、もしくは数泊程度の宿泊ツーリングがメインなのでシステムヘルメット自体の需要がヨーロッパほど高くないと推察できます。
国土の約75%が山間部の日本ではワインディングを楽しむバイク文化があるから快適性のシステムヘルメットよりも安全性のフルフェイスを求めるのかもね。
道幅も狭いし、(ヨーロッパと比べれば)車がひしめき合ってるからね。
超ロングツーリングを行うライダーが多いヨーロッパの「バケーションツーリングライダー」にコミットしているのがノーランというメーカーでその層をうまく取り込めたので「世界的に(本当はヨーロッパ的?)人気の・・・」というヘルメットメーカーになったのかと思います。
NOLANノーラン/X-liteヘルメットサイズ表と帽体(シェル)のサイズ感+頭が小さく見えるサイズ
サイズ表記 | S | M | L | XL |
頭の外周(cm) | 55~56 | 57~58 | 59~60 | 61~62 |
デイトナはSG規格を取得したノーランヘルメットを取り扱っていますが、あくまでもSG取得のための補強を施したものになります。
他の海外ヘルメットメーカーの「日本向け仕様」とは違い、日本人向けの内装(アジアフィット)で設計していません。
欧米人の頭は縦に長く、アジア人は横に広いです。日本仕様のノーランヘルメットであっても、多くの口コミの通り、1サイズか2サイズ大きめを選択したほうがストレスなくノーランヘルメットを使用できます。
使用されるシェルのサイズはモデルによって異なりますが、ノーランのウェブサイトの製品ページで簡単に確認することができます。
引用元:ノーラン
おすすめのNOLANノーラン/X-liteヘルメットまとめ
いかがでしたでしょうか。
NOLANノーラン/X-liteのヘルメットに関して網羅的に解説しました。この記事があなたのバイクライフを少しでも楽に、楽しくするお手伝いができたのであれば嬉しく思います。
コメント