okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いた方は
という方ではないでしょうか。
この記事では
ということについて解説していきます。
WINSジャパンとは
バイク乗り界隈では「WINSヘルメット」で通っている株式会社ウインズジャパンは石川県金沢市にある2009年設立の新しいバイク用品メーカー。
会社を作ったのは元国内A級レーサーの片岡匡史さんなので扱っているヘルメットはレーシーな見た目なものが多いです。
ヘルメット以外にもピンロックシートを自社開発してしまった「シールド防曇システムFOGWIN」、外部の音も聞こえる「ヘルメット用スピーカーサウンドテック」といったツーリングであったらいいな的な製品からドイツ雑誌のスーパースポーツ部門でタイヤ比較で最高評価を得たイケイケバリバリなタイヤなど、様々な製品を企画・開発しています。
WINSは開発スピードが半端じゃないぞ!
- 2009年
2月5日創業 - 2009年
9月1日当時珍しかったシステムヘルメットとヘルメット用スピーカーを発売 - 2011年
9月29日バイク用ドライブレコーダー発売 - 2011年
12月20日バイク用タイヤ発売 - 2012年
7月30日カーボンヘルメットA-FORCE発売 - 2014年
3月1日シールド防曇システムFOGWIN発売
2009年創業と歴史の浅いWINSですが、短い歴史の中に内容がギュッと詰まっています。設立の年には当時珍しかったインナーバイザー付きのシステムヘルメットとヘルメット用スピーカーを相次いで発売、翌々年はまだ珍しかったバイク用ドライブレコーダーとまさかのバイク用タイヤを発売、その次の年には安価なカーボンヘルメットA-FORCEを発売しました。さらにその翌々年には「シールド防曇システムFOGWIN」を発売し尋常ではない開発スピートで急成長を遂げました。
WINSヘルメットはカーボンヘルメットがおすすめ!
WINSヘルメットのおすすめはなんと言ってもカーボンヘルメットのA-FORCEシリーズがおすすめ。カーボンはとても軽くて丈夫な代わりにとても高価・・・。安さがウリのOGKでも60000円近くし、アライに至っては240000円という価格設定になっています。
WINSは50000円を切る価格設定で、しかもバイザー付きのシステムヘルメットで低下価格を実現しています。
それだけ安いと逆に不安になるわ・・・
と思う方もいると思いますが、WINSヘルメットは
という工夫と努力でコストを抑えているそうです。
アライショウエイ以外のメーカーはほとんど中国で生産していますし、帽体のサイズを少なくするのはコストカットのためによく用いられている方法です。WINSヘルメットが他社と大きく差別化できた理由はシールド防曇システムFOGWINの開発に成功したことだと思います。
ウィンズは、ヘルメットを購入すると「FOGWIN引き換えハガキ」が付属し、ハガキを送付すると対応のFOGWIN(F-03)を郵送でお届くサービスを展開しています。
WINSヘルメットはドライファイバーシェルのヘルメットもおすすめ!
カーボンには流石に手が出ないかな・・・という方にはG-FORCEシリーズも軽くて丈夫でおすすめです。
ドライファイバーシェルーとは、プレス時に高い圧力を加えることで耐衝撃性能と衝撃分散性能を高かめているシェルのことをいいます。
WINSウインズのフルフェイスヘルメット
頭全体を包み込むのがフルフェイスヘルメット。覆う範囲がもっとも広いので安全性に優れ、走行風をうまく流すことができるので高速走行時の安定性や疲れにくさ、静寂性に優れています。
ヘルメット内部の空気や湿気を積極的に排出するベンチレーション機能が高いモデルが多いのも特徴。
一方で他のヘルメットよりも視野が狭い、脱着しにくい、夏は熱がこもりやすいなどのデメリットもあります。
スーパースポーツやスポーツタイプ、ネイキッドやモタードなど幅広いバイクに似合うので、趣味としてバイクに乗るライダーの間では断トツに使用率が高いバイクヘルメットです。
ウインズには純粋なフルフェイスヘルメットは存在せず、フルフェイスとされているものは一般的にシステムヘルメット、モディファイヘルメットに分類されるので、本記事ではシステムヘルメットとして紹介します。
WINSウインズのスポーツジェットヘルメット
ベンチレーション機能とシールドがついているジェットヘルメットをスポーツジェットヘルメットと言ったりします。
比較的新しいタイプのヘルメットで、ストリートジェットヘルメットよりも高速走行性に優れているのでロングツーリングにも向いています。
高速域を得意とするスーパースポーツやメガスポーツや、低速域を得意とするモタードやオフロードバイクには似合いませんが、中速域やロングツーリングを楽しむスポーツタイプ、ネイキッド、アドベンチャー、スクーターなどのバイクに似合います。
ウィンズ:A-FORCE RS JET カーボンモデル
- ドライカーボンシェル
- チンカーテン付属
- 別売「フェイスガード」を取り付けてワイドビューフルフェイスに換装
- インナーバイザーがついて1,300g(±50g)
- スピーカーホールや、ケーブル通し穴付きのチークパッドを装備
- メガネ対応
ウィンズ:G-FORCE SS JET ドライファイバーモデル
- 強くて軽いドライファイバーシェル
- インナーバイザー
- 別売「フェイスガード」を取り付けてワイドビューフルフェイスに換装
- メガネ対応
- スピーカーホールや、ケーブル通し穴付きのチークパッドを装備
バイザーや形状の風切り音とは違う
野太い音はテンションが下がります。
用元:Amazon
瓶の吸口で息を吹きかけるような音が絶えません。
引用元:Amazon
WINSウインズ:MODIFY JET
- SG/PCS規格
- インナーバイザー
- UVカットシールド
- 洗える内装
- あご紐バックル式
- 簡単に脱着できるアドバンスガード(アゴガード)付き。
サングラスが気にいってます。
僕はメガネを掛けているので、助かります。
引用元:Amazon
1,かぶりやすい。2,インナーバイザーの色、色の濃さがちょうど良い。3,フルフェイスのようにモディファイできるらしい
引用元:Amazon
WINSウインズのシステムヘルメット
フルフェイスヘルメットのアゴ部分を上に持ち上げることができ、ジェットヘルメットのようになるのがシステムヘルメット。インナーバイザー(サングラス)をヘルメット内に仕込んでいるタイプもあります。
たくさんの機能がついていてフルフェイスとジェットヘルメットのメリットを両立しているように見えますが、アゴ部分は可動式なので強度はフルフェイスより劣り、顎を上げて走ることはヘルメットメーカーが禁止しているので、冷静に考えるとシステムヘルメットの機能は限定的になります。
ロングツーリング向けに紹介されることが多いですが、帽体は大きく、重くなるので「疲れやすい」「走行風の影響を受けやすい(可動部部による風切り音など)」などというデメリットも多いので、購入の際は自分のツーリングスタイルなどをよく考えて検討する必要があります。
WINSウインズ:MODIFY X/GT/MAX
- X:標準
- GT:ストライプ
- MAX:マットブラック
- インナーバイザー
- その日の気分やバイクに合わせてフォームチェンジ。オプションパーツと組み合わせてシステム・アドバンス・ジェットの3つのフォームに換装
ウィンズ:A-FORCE RS typeC カーボンモデル
- ドライカーボンシェル
- インナーバイザーがついて1,380g(±50g)
- スピーカーホールや、ケーブル通し穴付きのチークパッドを装備
- シールドがワイドビュー設計
- 従来品より5mm長くなったインナーバイザーTypeC
- ヘルメット内部に風の通り道を設けベンチレーション効果を最大化
- チンカーテン・ネックカーテン・ノーズガードが標準装備
- メガネ対応
ウィンズ:G-FORCE SS typeC フルフェイス
- 強くて軽いドライファイバーシェル
- インナーバイザー
- アジャスタブルチークパッド
- メガネ対応
- スピーカーホールや、ケーブル通し穴付きのチークパッドを装備
- 従来品より17mm長くなったインナーバイザーTypeCを採用
WINSウインズ:FF-COMFORT
- SG/PCS規格
- インナーバイザー
- UVカットシールド
- CoolnessFit内装
- あご紐バックル式
思った以上に軽くて良かったです。
引用元:Amazon
デザイン、質感は気に入っているが、風切り音のうるささが気になる。
用元:Amazon
サイズは実寸法通りで選んで大丈夫と思います。
引用元:Amazon
WINSウインズのシールド付オフロードヘルメット/アドベンチャーヘルメット
近年のアドベンチャーバイクの流行に伴って人気がでてきているのがゴーグルではなくシールドがついていているオフロードヘルメットです。アドベンチャーヘルメットと呼んだりします。
ゴーグルの煩わしさがなく、バイザーやチンガードも短めなのである程度の高速走行はこなすことができます。
また、フルフェイスよりも広い視界を確保することができるので「アゴもしかっり守りたいけど視界が狭いのは嫌・・・」という方におすすめできるヘルメットです。
オフロードやモタードよりもアドベンチャーバイクにぴったりのヘルメット。高速道路に乗るけれどそんなに飛ばさないネイキッドやビッグスクーターに使用しても旅慣れている感じが出るかと思います。
WINSウインズ:X-ROAD
- バイザーとインナーバイザーを標準装備
- 標準でトレイルスタイル、バイザーを外せばフルフェイス・ストリートスタイル、シールドを外しゴーグルを装着すればモトクロススタイルの3フォームチェンジ
カッコいいし、インナーバイザー付、値段も手ごろ、被り心地も悪くないので、色違いで3個所有してます。
引用元:Amazon
インカムスピーカー取付け用の穴はありますが、浅いので耳に干渉します
引用元:Amazon
気分によってバイザーを外せたり、サンシェードも便利。内装のフィット感がとても良い。
引用元:Amazon
WINSヘルメットの安全性
規格名 | 認定機関 | 国や地域 | 取得難易度(≒安全性?) |
SGマーク | 製品安全協会 | 日本 | ★ |
JIS規格 | 国 | 日本 | ★★ |
PSCマーク | 国 | 日本 | ★★ |
SNELL規格 | スネル財団 | 世界 | ★★★★ |
DOT規格 | 合衆国運輸省 | アメリカ | ★ |
ECE規格 | 国連欧州経済委員会 | ヨーロッパ | ★★ |
Arai規格 | Arai | ー | ★★★★★ |
MFJ規格 | 財団法人日本モーターサイクル協会 | 日本 | ★★★ |
WINSヘルメットはJIS基準と同等の全排気量対応のSG基準を取得しているので客観的に最低限の安全性は確保していると判断できます。
ただし、他のヘルメットメーカーはさらに上位の安全規格を取得しているということを考えれば、WINSヘルメットは「特に安全」というわけではなく「公道使用の最低限の安全」と考えるてしまいがちですが、WINSを作ったのが元国内A級レーサーの片岡匡史さん、価格が安いということを考えれば「十分な安全性を確保した上で、コストカットの為に敢えて余計な規格を通していない」と好意的に考えることもできます。
実際WINSでは「JIS規格の衝撃基準の1/2に抑える 」という高い独自基準を設けて開発を行っています。
ウインズの安全性について詳しくは公式ウェブサイトを御覧ください。
WINSヘルメットの評判
通販サイトのレビューを見てみると、WINSヘルメットはカーボンタイプもそうではないタイプもかなり評判が良いです。意外だったのが、フルフェイスだけではなくジェットタイプやオフロードタイプの評判も良いことです。サンバイザー内蔵で強い日差しにも対応でき、軽くて疲れにくいWINSのヘルメットはロングツーリングにとても良いのでしょう。
評判は新しいモデルになるほど良くなっていくのでWINSの商品改良の結果が出ている印象を受けました。
WINSヘルメットのサイズ感
多くのヘルメットメーカーには「このメーカーは表記より1サイズ大きめがいいよ!/小さめがいいよ!」という独特のサイズ選びの注意点がありますが、WINSヘルメットは珍しく「サイズ表記通りのサイズ」と言われるメーカーです。
どんなヘルメットも試着するに越したことはありませんが、比較的ネットショッピングでも購入しやすいメーカー。
WINSヘルメットはモデルによってサイズ表記が変わってしまうメーカーなので、ご購入の際は必ずモデルに表示してあるサイズを確認するようにしてください。
自分の頭のサイズは眉毛の上のおでこの一番高い位置から後頭部の一番高い位置をメジャーを回して計測してください。
WINSヘルメットはXLサイズがおすすめ!
WINSヘルメットはコストカットのために帽体のサイズは1サイズです。
内装でサイズを分けているのでヘルメットの外見上の大きさは同じです。つまり、頭が大きな人はヘルメットをかぶると相対的に頭が小さく見え、頭が小さな人は大きく見えます。
現代人は小顔に価値があると判断している傾向が強いので、XLサイズの頭がついている方はよりWINSヘルメットがおすすめ!という考え方ができます。
WINSヘルメットエヴァコラボ
ウィンズヘルメットはヱヴァンゲリヲンとのコラボヘルメットを販売しています。X-ROADというオフロードタイプのヘルメットの初号機、弍号機、零号機デザインがあるのでエヴァファンの方はチェックしてみてください。ちなみにEVANGELION STORE オンラインはクレジットカードの流出を起こしたので休店中。Amazon可楽天で購入しましょう。
久しぶりに見たらプレミア価格になっていまね・・・。買っておけばよかったー!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
カーボン・システムヘルメットに特化しているWINSヘルメットについて網羅的に解説しました。
個人的にシステムヘルメットには興味がないので縁がないメーカーではありますが、ロングツーリングで目や首筋が疲れやすい方にとってはおすすめできるヘルメットメーカーかと思います。
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