okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いた方は
という方ではないでしょうか。
この記事は一般的に「オフロードバイク」と言われるバイクはどんなものなのか、特徴や車種について網羅的に解説していきます。
この記事では
ということについて解説していきます。
オフロードバイクとは?
バイクのジャンルを大きなカテゴリに分けるとしたら「オンロードバイク」か「オフロードバイク」ということになります。
つまり、オンロード(舗装された道)を走るためのバイクかオフロード(未舗装路、林道や道なき道)を走るためのバイクかということでバイクのキャラクターが分かれます。
オフロードバイクには
と言った未舗装路を走るための特徴があります。それぞれ解説します。
スポークホイール
荒れた路面の衝撃を吸収しやすいスポークホイールを履いています。
チューブタイヤ
オフロード走行ではタイヤが路面をグリップしやすいように空気圧を下げて走行します。オフロードバイクは低空気圧でも耐えられるチューブタイヤを履いています。
ブロックタイヤ
凸凹の路面を掴めるようにブロックタイヤという凸凹したタイヤを履いています。このタイヤはオンロードを走る場合は路面をつかみにくくなるので、オンロードで攻めた走りはできません。
オフロードバイクにオンロード用のタイヤを履かせたバイクをモタードといいます。
アップマフラー
川を渡るときにマフラーが水没しないように、高い位置にマフラーが取り付けられています。これを「アップマフラー」といいます。
軽量な車体
オフロードは高速で走行するものではありません。低速でのコントロールがしやすいようにオフロードバイクの車体は軽量に作られています。
頑丈な車体
オフロード走行に転倒はつきものなので、ちょっとした転倒ではこわれないように頑丈にできています。
小排気量
最高速度を競うような乗り方はしないので大排気量のエンジンは必要ありません。むしろ排気量を大きくすると車重が重くなってオフロード走行に支障をきたすのでオフロードバイクの最大排気量は250cc程度になっています。
250ccが必要なパワーと扱いやすい重量のバランスがとれた最適解ということです。
誤解を恐れずに書くと、オンロードバイクの最高峰は1000ccのスーパースポーツです。これは世界最高峰のオートバイレース「motoGP」で使用されているバイクの排気量を根拠にしています。
一方でオフロードバイクの最高峰は250ccです。これはオフロードバイクが一般的に言われている「排気量のヒエラルキー」から外れた孤高の存在であることを示しています。
トルクが太い単気筒エンジン
オフロードバイクは低速で操作するものなので、高速域での加速性能に係わる馬力よりも低速域での性能に係わるトルクを重視します。
先述の通り、車重は軽いほうがいいので、トルクが太く軽量な単気筒エンジンを積むことになります。
オフロードバイクの種類とオフロードバイクっぽいものとの違い
長々と説明しましたが、簡単にここまでの内容をまとめると
ここまでのまとめ
オフロードバイクはオフロード走行ができるバイク
オフロードバイクはオフロード走行ができるバイク
ということになります。
しかし、困ったことに「オフロードバイク」の中にもいくつかの種類があり、「オフロードバイクっぽいけれど厳密には違うバイク」というものも存在します。
それぞれの違いや特徴を一覧表にまとめたので確認して下さい。
トレール | 公道走行可能なオフロードバイク |
モトクロッサー | 短距離を走るモトクロスレース用のバイク。公道走行不可。 |
エンデューロ | 長距離を走るエンデューロレース用のバイク。公道走行不可。 |
トライアル | いかに低速でバイクをコントロールできるかを競うトライアル競技用のバイク。公道走行不可というかそもそもシートがついていない。 |
アドベンチャー | オンロードもオフロードも走ることができる大排気量のバイク。世界一周するバイク。 |
デュアルパーパス | アドベンチャーの別名。「2つの目的」という意味で「オンロードとオフロードを目的とした」ということ。トレールバイクのことを指す場合もある。 |
マルチパーパス | アドベンチャーの別名。「複数の目的」という意味で「オンロードとオフロードを目的とした」ということ。トレールバイクのことを指す場合もある。 |
トレーサー | アドベンチャーよりもオフロードが苦手でオンロードが得意なアドベンチャー。 |
モタード | オフロードバイクにオンロード用のタイヤを履くなどしてオンロード走行性能を上げたもの。 |
トラッカー | フラットダートレース用のバイク(を模したバイク) |
スクランブラー | 昔のオフロードバイク(を模したバイク) |
別記事で解説しているものはリンクを張っておきます。
この記事で紹介する車種は「トレールバイク」ということになりますが、「トレールバイク」という言葉はモトクロッサーやエンデューロバイクを切り分けるために余程のオフロードバイクが好きな方が使う言葉です。
あなたが僕と同じ「ただのバイク乗り」であれば「オフロードバイク」と言えば「公道走行可能なトレールバイク」のことを意味します。
バイク屋さんに行って「トレールバイク欲しいんです」というとちょっと変な空気になるよ。普通に「オフロードバイク欲しいんです」といえばいいよ。
オフロードバイクのバイクの種類としての位置
オフロードバイク(トレールバイク)はバイク全体の立ち位置としては上の図のようになります。
という点で初心者の方におすすめできるバイクですが、見た目が細く、大げさなアメリカンバイクなどと比べると迫力に劣るので初心者の方はなかなか乗りたがらないことが多いです。
125ccオフロードバイクのおすすめの車種
たまにお散歩につれていかな、機嫌わるくなるからなぁ。
— 中山P (@Nalu3104P) January 7, 2022
口がうごかん、寒い…。#klx125 pic.twitter.com/rpa73CzGW2
125cc原付二種のバイクは費用的には原付き寄り、道路交通法的には中型バイク寄りというというとてもコストパフォーマンスに優れた種類のバイクです。
特に通勤通学、ちょっとした買い物などの街乗りに置いてはどんなバイクよりも、どんな車よりもどんな乗り物よりも優れていると言っても過言ではありません。
スクーターであれば街乗りに特化していなますが、MTバイクであれば趣味要素を強くすることができます。
セカンドバイクとしても楽しめる良い排気量です。
街乗り最速で、小さいから振り回せる楽しさもあるよ!
250ccオフロードバイクのおすすめの車種
外装、替えたい。#WR250r #YAMAHA #相棒 pic.twitter.com/Lr6YKafnxX
— 乗るのたの士(つるの剛士)【乗り人🏍限定㊙︎裏垢】 (@noruno_tanoshi) December 25, 2021
250ccのバイクはそれ以下の排気量のバイク、それ以下の排気量のバイクと比べてメリットが多いので、「バイク趣味を始めよう」と考えている方にもっともおすすめできるバイクです。
「非力」と言われますが、それは「非常識な運転」をする場合に限ってのことです。常識的な運転であれば必要十分。初心者の方にはバイクの楽しさを教え、ベテランの人には操る楽しさを思い出させてくれる良き排気量です。
また、車検がなので維持費が安くなるということだけでなく、車検を意識したカスタムを心がける必要がなく、「カリカリカスタムバイク」に仕上げられます。
良いか悪いかは1回置いておいて・・・
高速道路も乗れるから、125ccよりもツーリングの範囲が何倍にも広がるよ!
オフロードバイクは250ccが最高峰なのでこれ以上の排気量のバイクはありません。
オフロードバイクの車種まとめ
いかがでしたでしょうか。
小さいものから大きいものまで、国内海外関わらず網羅的にオフロードバイクの車種を紹介してみました。
スペックなどが気になるネイキッドバイクがあれば詳細記事で確認してみてください。
他の車種について知りたいときは「バイク車種解説」のカテゴリをチェックしてみてね!
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