okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いたあなたは、
という方ではないでしょうか。
レザーパンツがライディングパンツの最高位であることは、昔も今もバイクレースで使用されるウエアがレザーであることが証明しています。
100km以上で転倒しても路面を滑ってすぐに起き上がって悔しがるレーサーを見たことがるのではないでしょうか。
普段着であんな転び方したら血まみれ、ナイロンのウエアならウエアがボロボロになってるよ。
レザーは他の素材に比べて安全性も操作性も次元が違うよ。
この記事ではハーレーやクラシックバイクに似合うような、いわゆる「革パン」ではなく、バンクセンサー付きのレーシングなレザーパンツ、ゴリゴリの革パンについて、
ということについて解説していきます。
普通の革パンと差別化をするために「レーシングパンツ」という表現を使いますが、このパンツでレースはできません。「レーシングスーツな感じのパンツ」という意味で適当に捉えて下さい。
バンクセンサー付きのレーシングなレザーパンツのメリット
というメリットがあります。履いているだけで少なくとも、
おしゃれなウエア!カジュアルなウエア!周りから浮かないウエアがおすすめ!
などというレベルにはいないライダーということがわかります。
バンクセンサー付きのレーシングなレザーパンツのデメリット
一方で、
というデメリットもあるので初めて使用する方は少々気にしてみて下さい。
趣味としての楽しさを感じている人は「(しっかりしたウエアじゃないと)周り(非日常の方々)から浮く・・・」と考えるんじゃないですかね。バイクウエアがダサいって言う方も同じく日常の延長でバイクに乗っていると思うんです。
「バイクウエアだとコンビニ入りにくい」って言う人いるけど、どんだけコンビニ入るハードル高いの?って思うよ。
バンクセンサー付きのレーシングなレザーパンツの種類
バンクセンサー付きのレーシングなレザーパンツには
という形の違いと、
という機能の違いがあるので、
という8つ種類があります。
もっとも一般的なのはブーツイン×(パンチングではない)レザーかな。
最初の1本はそれがいいかもねー
夏は?冬は?レザーパンツ・革パンツの季節
一般的にレザーパンツの季節は春と秋とされていますが、経験上多少の我慢と工夫で夏と冬も履くことはできます。
夏のレザーパンツの履き方
かなりの我慢が必要ですが冷感インナーを履けばなんとか使うことはできます。これは僕が下半身にあまり暑さを感じない特異体質だったからかもしれません。多くの方にはレザーに細かい孔があいているパンチングレザーのパンツをおすすめします。
あまりおすすめはしません。僕も今はパンチングレザーパンツで走っています。
冬のレザーパンツの履き方
レザーパンツを防風パンツと割り切って、中に保温用のインナーやインナーダウンを履けばそれほど寒さを感じずに走ることができます。僕はレザーパンツ+防風インナー+保温用のインナーの3枚で真冬もツーリングに行っています。
僕のレザーパンツは牛革で厚みのあるレーシングパンツなので薄いレザーパンツでは厳しいかも?
おすすめのバンクセンサー付きのレーシングなレザーパンツ
というバイクパンツブランドのレザーパンツ・革パンツを紹介していきます。どんな趣味でも、
(あのブランドの道具使ってるんだー)
(なんだあのブランド?聞いたことないし安っぽいな。Amazon中華か?)
というものがありますが、この記事で紹介するものは前者。
もちろんAmazon中華ブランドでも良いバイク用ライディングパンツはありますし、コスパの良い製品を探すことはとても楽しいものです。ブランドにこだわらない方は「選び方」を参考に良品を探して下さい。
「バイクにも使えるブランド」ではなく「バイク専用パンツを扱っているブランド」だけを紹介していきますのでバイクを趣味にしている/使用としている方はぜひ最後まで読んでみてください。
【クシタニ】K-1071M GROOVE MESH PANTS グルーヴメッシュパンツ
- バンクセンサーなし
- ソフトステア牛革
- パンチングレザーで夏OK
- 膝にエアーCEプロテクター
- 腰にウレタンパッド
- 腿にベンチレーション
【クシタニ】K-1064 INFINITY RIDE PANTS II インフィニティライドパンツ2
- バンクセンサーなし
- ハイウエストタイプのスポーツライディングパンツ
- フッ素加工されたホルス革(エグザリートレザー)
- ケブラーニット
- 腰・膝にプロテクター
【クシタニ】K-1062Z DUSTY MOTO PANTS II ダスティーモトパンツ2
- バンクセンサーなし
- ブーツアウトスタイルのツーリングパンツ
- フッ素加工されたホルス革(エグザリートレザー)
- ケブラーニット
- 腰・膝にプロテクター
- インナー着脱式で洗濯可能
PK-717 スポーツライディングレザーメッシュパンツ
- レザーメッシュパンツで夏OK
- ニースライダー付き
レーシングスーツのパンツそのもの。走行会や峠で膝すり用です。
引用元:amazon
履き心地や夏のブーツインパンツとして良いのですが。二回目のツーリング後気付いたのですが、膝横のレザーとシャーリング素材の縫製が8cmほつれてました。このまま使い続けると分離するのは目に見えてたので、自分で何とか縫いました。コミネもこんなものか⁉️と非常に残念です。
引用元:amazon
5月の気温25度で走ってみましたが特に脛のあたりが涼しく感じ、生地も柔らかく必要なところが革になっているので安全性もよいと思います。
引用元:amazon
【コミネ】PK-780 レザーパンツ サトゥルノ
- セラミックニースライダー装備
- 本格レーシングスタイル
- パンチングレザーで夏OK
革をたっぷり使用した余裕のお陰で、コーナーでのハングオフ等、ライディング時のスムーズな動きが可能であると実感しました。
引用元:amazon
思った以上の質感
引用元:amazon
通気性も動きやすさも満足、価格もそれなりです。
引用元:amazon
【RSタイチ】RSY830 | トレーサー レザーパンツ
- 防風効果が高いツーリングレザーパンツ
【RSタイチ】RSY829 | エイペックス レザーパンツ
- 膝より上の広範囲にわたってナイロンメッシュを使用で夏OK
- 高い通気性
- 路面との摩擦や接触しやすい部分には牛革
【ダイネーゼ】MISANO LEATHER PANTS
- Daineseのトップクラスのレザーパンツ
- D-Skin 2.0レザーを採用
- ふくらはぎにはダブルファスナーが付いており、Daineseのパンツとブーツを連結する革新的なシステムを採用
【ダイネーゼ】DELTA 3 LEATHER PANTS
- 膝に最新のCorsaスライダー
- カウハイドレザー(牛革)
- ヒップにソフトプロテクター
- 膝に複合プロテクター
【ダイネーゼ】PONY 3 LEATHER PANTS
- ヒップと膝に認証を取得したプロテクター
- 膝のハードタイプのプロテクターは外側のファスナーで調節・取り外しが可能
【ダイネーゼ】DELTA 3 PERF. LEATHER PANTS
- 膝に最新のCorsaスライダー
- カウハイドレザー(牛革)
- 膝に複合プロテクター
- ヒップにソフトプロテクター
- 一部エリアにパンチングメッシュ加工でギリ夏OK
【ダイネーゼ】ALPHA PERF. LEATHER PANTS
- パンチングメッシュ加工で夏OK
- ヒップと膝のLevel 2プロテクター
- ブーツを内側に入れられるブーツインシステム
【アルパインスターズ】MISSILE v2 LEATHER PANTS ミサイルブイツーレザーパンツスタンダード
- 1.3㎜本牛革製のプレミアムレザー
- 膝部分上のアコーディオンレザーストレッチゾーン
- ウエストの接続用ジッパーでアルパインスターズの各種ライディングジャケットとの連結が可能
- 交換可能なスポーツ・ニースライダー
- 膝部分にCEレベル1のインナープロテクター
- ジッパー付きベンチレーション
【アルパインスターズ】TRACK v2 LEATHER PANTS
- 1.3㎜本牛革製のプレミアムレザーメインシャーシー
- 膝部分上のアコーディオンレザーストレッチゾーン
- ウエストの接続用ジッパーでアルパインスターズの各種ライディングジャケットとの連結が可能
- 交換可能なスポーツ・ニースライダー
- 膝部分にCEレベル1のインナープロテクター
- ヒッププロテクターNUCLEON KR-H標準装備
【ラフアンドロード】KSツーリングレザーパンツ ルーズフィット RA5006LF
- 牛革
- スマートでゆとりのルーズフィット仕様
- 必要部位に伸縮素材を使用
【南海部品ナンカイNANKAI】RDP-10 レザーパンツ
- 膝と腰のシャーリング加工
- バンクセンサーベースあり
【南海部品ナンカイNANKAI】TR-912 ツーリングレザーパンツ
- ヒップサイドとスネにはウレタンパッド
- ヒザにはプラスチックカップ
【番外】激安通販 ブーツインニースライダー付きレザーパンツ【楽天】
- CE規格パッド(膝・腰)
- ジッパーベンチレーション
- ウエスト調整機構
- カウハイドレザー
- 膝・腰にシャーリング
- 別売りのジャケットと連結可能
- ニースライダー付属(激薄)
- 裏地メッシュ素材
【番外】激安通販 ブーツインニースライダー付きパンチングレザーパンツ【楽天】
何故か商品リンクが貼れなかったのでURLを載せておきます。
ヤフオクで10000円くらいでパンチングレザーのブーツインパンツが売られていますが、こちらの方がパンチングレザーの範囲が圧倒的に広いのでおすすめです。
【番外】激安通販 ブーツアウトニースライダー無しレザーパンツ【Amazon】
- 取り外し可能な膝カップ
- ブーツアウトタイプ
- ウエストは横のアジャスターで締め込み可能
- 腰と膝上がシャーリング
- リフレクターで夜間の被視認性を確保
- ジャケットと結合するためのファスナー
【番外】激安通販 ブーツアウトニースライダー無しパンチングレザーパンツ【楽天】
何故か商品リンクが貼れなかったのでURLを載せておきます。
こちらもヤフオクものよりパンチングの範囲が広いのでおすすめ。
レーシングレザーパンツというハードル
ここまででこの記事の内容はお終い。ここからは初めてレザーパンツを購入するかもしれない方の背中を押すための段落です。
この記事を読んでいる方は、
アタシみたいな初心者がレーシングレザーパンツなんて履いてもいいのかな・・・「あいつ下手くそのくせにあんなの履いてやがるぜ!」とか思われないかな・・・
という方が多いと思うので、レザーパンツのハードルについて触れておきます。
レーシングレザーパンツ=バイクが上手い人が履くというイメージ
レーシングレザーパンツはなんとなく「バイクが上手い人が履く」というイメージがあると思います。これは何故かと言うと「ライディングの楽しさに気づいている人しかレーシングレザーパンツを履かないから」です。
ジーパンやチノパン、カーゴパンツは普段から履くものなのでなんの抵抗もなくバイクに履けます。
バイクの危険性を理解している人はナイロンのライディングパンツを履きます。公道での安全性を確保するためにはナイロンのライディングパンツで必要十分だからです。
普通にツーリングをしている分にはそれらのライディングパンツで問題ないのですか、少しバイクに乗れるようになり、現実的な向上心(もっと頑張ればもっとうまくなれるんじゃね?的な)がでてきて色々調べているとバイクは下半身で乗るものだということに気が付きます。
そうなると気になって仕方ないのがレザーパンツ。
ライディングに対する探究心が、
アタシみたいな初心者がレザーパンツなんて履いてもいいのかな・・・「あいつ下手くそのくせに革パン履いてやがるぜ!」とか思われないかな・・・
という不安を超えたときに履き始めるのがレザーパンツなので、レザーパンツを履き始めるときにはそのライダーは一定の技量を身に着けていることが多く、周りから見ると「バイクが上手い人が履く」ということになります。
バイクが上手いから革パンを履くのではなく、これから上手くなろうとする人が履くのが革パン。で、その人は実際にバイクがうまくなるから、結果上手い人が履いているって状態になる。
向上心があって、ある程度の技量に達したらレザーパンツはおすすめ
あなたがバイクに乗ること自体に魅力を感じている、もっとバイクというものを楽しみたいのであればレザーパンツはとてもおすすめです。
しかし、もしもあなたが超初心者の方で、立ちゴケを頻繁にする方であれば、
アタシみたいな初心者がレザーパンツなんて履いてもいいのかな・・・「あいつ下手くそのくせに革パン履いてやがるぜ!」とか思われないかな・・・
という不安は的中するかも知れません。
まずは最低限の技量を身に着けてからレザーパンツを購入することをおすすめします。最低限の技量とは「立ちゴケしない」「立ちごけして自分で起こせる」くらいで良いです。ライダーとして最低限です。
確かにレザーパンツ履いてる人が立ちゴケしてる動画ってみたことない気がする・・・
レザーパンツを履くと「上手く振る舞わなきゃ」と無意識に思って体がうまく動かせなくなるかも知れません。まずはプロテクターが入ったジーンズタイプのライディングパンツなどを履いて、気負わずにバイクと付き合い始めることをおすすめします。
レザーパンツは2つあるライディングチートツールの1つ
ちなみにバイクグッズの中には極稀に「使っただけでバイクが上手になる」というチートのようなものがあります。それはリッターSSやクイックシフター、最新の電子制御機能ではありません。
僕が知っているのは、
です。どちらもある程度の技量を持っていなければチートは発動しませんが、使うだけで驚くほどライディングが良くなります。
他にも「荷物積載チートツール」や「スマホ充電チートツール」なんかもあります。このブログに散りばめているので探してみてくださいね!
あ、言っちゃう感じなのね・・・いろんな記事読んでもらおうと思ったのに・・・
革パンのハードルが上がったかもしれないけど、もっと向上心がある人はツナギを着るからヘーキヘーキ。今すぐレーシングレザーパンツ履いちゃおうぜ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
初心者にはちょっとハードルが高いかもしれない…でも初心者にこそ履いてほしいレーシングレザーパンツについて網羅的に解説しました。
せっかくバイクに乗るのだから、
コンビニで浮きたくないなぁ…レーシングパンツだと浮くよなぁ…
などと下らないことを考えずに、どうしようもない様式美よりも趣味を楽しむ機能美を愛でるような感受性を育てていきましょう。
この記事が少しでもあなたの「あ、バイク楽しくなった」のお手伝いができたのであれば嬉しく思います。
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