
okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いた方は
という方ではないでしょうか。
この記事では
ということを解説していきます。
この記事はバイク教習を辞めることを推奨する内容です。教習所をなんとしても卒業したい方は読まないようにしてください。
バイク教習を辞める勧めを執筆する理由

- Qなぜバイク教習に悩む教習生を応援してあげないのですか?
- A
応援だけでは悩みを解決できない場合もあるからです。この記事は応援以外のアンサーを用意しています。
この記事は「バイク教習に行きたくない方はバイク教習を辞めよう」という結論にたどり着きます。
この記事を読んでいるあなたは

バイク教習行きたくない・・・下手すぎてしんどい・・・もう教習やめたい・・・
という悩みを持っていますよね。
こういった悩みを持っている方に対する多くのバイク乗り、バイク免許所持者のアンサーは

バイクは最高だよ!僕もバイク教習下手すぎてたくさんオーバーしたけど卒業できたよ!だからあなたも頑張って!ニーグリップを意識して、一本橋のコツは遠くを見ること!バイクは楽しいよ!
というものしか用意されていませんし、「バイク教習に通う人を卒業まで応援するのが当然」という風潮があるように思います。
以前からこの風潮には強い違和感を感じていたので、僕なりのアンサーをあなたに用意しておこうと思い、この記事を書くことにしました。

「応援されたい!」「傷をなめ合いたい!」という目的でこの記事を開いたのであれば検索結果画面に戻って別の方の記事を読んでください・・・僕ではお役に立てません。
誤解を恐れずに簡単に自己紹介すると、この記事を書いている僕は普通自動二輪と大型二輪の両方を一度も超過することなく、ストレートに卒業し、バイク歴はまもなく連続20年になります。年間走行距離は2万km程度です。
少なくとも

バイクは最高だよ!僕もバイク教習下手すぎてたくさんオーバーしたけど卒業できたよ!だからあなたも頑張って!ニーグリップを意識して、一本橋のコツは遠くを見ること!バイクは楽しいよ!
という方やあなたよりは教習所の運転には向いていて、バイク歴も長いので少し話を聞いていってみてください。
バイク教習が下手すぎてバイク教習行きたくない方がバイク教習辞める前に振り返ること

- Qバイク教習が下手すぎる人の特徴はありますか?
- A
「バイク教習行きたくない」などのワードで調べると下記の通りです。
ということがなかったか、今までのバイク教習を振り返って見て下さい。
もしも心当たりがあればもう少しだけバイク教習を続けてみてもいいのかもしれません。
それぞれ簡単に解説します。
目の前の教官よりも素人の情報を信じていないか【バイク教習行きたくない人の特徴】

- Q事前に教習の予習をしたほうがうまくいきますよね?
- A
教官の指導を素直に聞けなくなる可能性があるのでうまくいくとは限りません。
バイク教習がうまくいかない人ほどネットで動画を観たりして予習をする方が多いと思います。しかし、僕を含めその様な情報を発信している方はプロではありません。あなたの顔も体型も名前も知らない人です。
その様な人たちの情報を信じると、あなたを名前を知っていて、表情や体型をみながら指導しているプロの指導教官の指導を信じきれなくなります。
教官のアドバイスをしっかり聞いているつもりでも

(あのYouTuberとは違うアドバイスだわ。心の底から信じられない)
と無意識に思ってしまって、アドバイス通りの動きができなくなっていたのかもしれません。

あのYouTuberとかオコモトってサイトは素人だから間違った情報を発信しているはずだわ!
くらいの気持ちに切り替えて、教官さんのアドバイスに身を委ねればすんなりうまくいくかもしれません。
予習したことは一度忘れ、教官さんのまな板の鯉になってみてください。言われたことをやれば技能教習はうまくいきます。変な知識を入れて無意識に勝手にアレンジしているからうまくいかないのかもしれませんよ・・・。
などと書いている僕も、「バイク教習のコツ」という内容の記事を多数書いていますが「予習した内容よりも教官の教えを優先できるという方のみ」を対象にしているので、今のあなたには必要ない記事かと思います。
時限 | 主な教習内容 |
1時限目 | ・エンジン停止状態でバイクを動かす取り回し ・倒れたバイクを起こす引き起こし ・乗車手順 ・発進手順 ・降車手順 ・センタースタンドをかけてのシフトチェンジ ・ブレーキ操作説明 ・直進走行 |
2時限目 | ・走行しながらのシフトチェンジ ・二輪、四輪車の死角の理解 ・安全な発進と加速 |
3時限目 | ・安全な減速と速度維持 ・速度の調整 ・急制動 |
4時限目 | ・直進でのバランス ・一本橋 |
5時限目 | ・曲がりながらのバランス ・8の字 ・スラローム ・クランク |
6時限目 | ・シュミレーター ・路面状況を変化させた制動など |
7時限目 | ・坂道の通過 ・坂道発進 |
8時限目 | ・ATバイク走行 |
9時限目 | ・みきわめ |
「こっちは免許を買いに来たお客様なのに」という考えはないか【バイク教習下手すぎな人の特徴】

- Q教習生ってお客さんですよね?
- A
お客さんかもしれませんが、その感覚だと教習はうまくいきません。
特に社会人の教習生の方には教習所をなにかのサービスを提供しているお店だと勘違いしている方が多いような気がします。

こっちは金を払って来ているんだ!もっと優しく指導しろ!

おれがうまくできないのは教え方が悪いせいだ!違う教官に変えろ!

できないからって放っておくのは職務怠慢だ!自分の仕事をちゃんとやれ!
ということを書道教室やお料理教室、ボクシングジムでも言いますか?
教官と教習生の間には「バイク乗りとしての絶対に覆らない上下関係」があることを理解していましたか?教官はめちゃくちゃバイクがうまいです。
ではなく、
と考えてみるようにしましょう。
教官さんのまな板の上の鯉になればすべてうまく行くかもしれません。

教習所は会社じゃから教習生は「お客様」にはなるんじゃが、それをガキみたいに文面通り受け取ると教習はうまくいかないんじゃ。
教官に怒られるのが怖いと思っていはいないか【バイク教習辞めたい人の特徴】

- Q教官が怖くて萎縮してしまうのですが・・・
- A
何故怖いのか原因を考えましたか?原因を知れば怖くなくなるかもしれませんよ
教官さんがやたらキツく怒られたことはないでしょうか?実はあれワザと怒っていることがあるんですよ。
というのも
何人も、前条第一項に規定する場合のほか、過労、病気、薬物の影響その他の理由により、正常な運転ができないおそれがある状態で車両等を運転してはならない。
引用元:道路交通法
という道路交通法第66条第1項(過労運転の禁止)に違反しないために
を観察しようと、わざとキツく怒ってストレスを与えて運転にどんな影響を与えるかを確認することがあるそうです。

「そこまで言う!?」ってくらいボロッカスに言われたんだけど・・・
という方は、「少しストレスを与えたらバイクの運転に少し影響が出た。大きなストレスではもっと出るのか」ということを試されただけかもしれません。

怒れたストレスで運転に影響がでるような方は道路交通法違反していることになるということですね。
今振り返れば・・・
今振り返れば、僕が普通自動二輪教習中、前の教習生の課題待ちのタイミングで

おい!ブレーキかけずにボーっとしんじゃねー!!公道で後ろから追突されたらどーすんだ!おい!聞いてんのかコノヤロー!
とめっちゃ怒鳴られた経験があります。おそらくこれが僕にとって最初で最後の「ストレス耐性試験」だったのだと思います。ちなみにそのときの僕は落ち込んだりせずに

(なるほど!教習所は勉強になるなぁ!バイク教習楽しい!)
と思っていました。
理不尽な態度の教官は多くの場合中年のおじさんであることが多いようですが、その教官が本当に人格破綻者でメチャクチャな人間だったとしたら、その年齢まで教官を続けることはできないでしょう。そんな人がいれば評判が落ちてしまうので、教習所がとっくに何かしらの対応をしていると考えるのが自然です。他責ではなく自責で考えましょう。
他責思考になりすぎていないか【バイク教習がうまくいかない人の特徴】

- Q政治や世間が悪いと思うのですが?
- A
政治や世間のせいにして何か変わりますか?
経験を積み上げることが必要なことを誰かに教えてもらうときは他責(他人に責任があること)ではなく自責(自分に責任があること)という考えの方が経験の積み上げがうまくいきます。
ネット検索をすればわかりますが、バイク教習を辞めた人や行きたくないと考える人の多くが
- 教習所が悪い
- 教官が優しくない
- 教官が怖い
- 指導方法が悪い
- 教習車の調子が悪い
- コースが悪い
という他責思考をしています。
という考えではなく、「自分がうまくできないのが悪い」「どうすればもっとうまくできるんだろう」「教官に質問してみよう」という考え方のほうがうまくいきます。
- この教習所を選んだのは自分の判断
- 教官が優しくないのは自分に原因があるのかも
- 教官が怖いのは自分の態度、教習姿勢が悪いのかも
- 指導方法が悪いと感じるのは自分がネットの情報を信じているせいかも
- 他の教習生は同じ教習車で教習している、自分の問題かも
- そもそも他のコース知らねーや
という方向で考えると、教習の経験をうまく積み上げて、向上心もでてくるかもしれません。

ただし、過度な自責は「自分はなんてダメなやつなんだろう」と落ち込んでしまうので、前向きな自責で行くことが大事!

オブラートに包まないで言うと「人のせいにするな」ってこと

こういう人は不満を言うのがストレス発散になってるからサラリーマンに向いているよ。上司や経営者が他責思考だと最悪だけどね。全部部下のせいにして自分は成長しないからね。

(僕が勤めている会社は最悪ってことですね・・・)
バイクのことを過大評価してはいないか 【バイク教習がしんどい人の特徴】

- Qバイクって素晴らしいですよね?
- A
極々一部の人にとっては素晴らしいものですが、多くの人にとっては大したものではないです。あなたにとっても。
あなたはバイクをなにか「特別なもの」と考えてはいませんか?
バイク教習で落ち込んだり、泣いたり、パニックになってしまう方は、バイクのことを過大評価していると思います。
バイクに上手に乗れても一般の人からしたら何の価値もないです。道路を走るただの乗り物です。バイクに乗りたいがあまり、憧れが強くなりすぎるあまり、バイクをなにか特別で大きなものと勘違いしてはいないか考えてみて下さい。
バイクを過大評価している方は、肩の力を抜いて「たかがバイク!」という気持ちになったほうが丁度いい付き合い方ができるのかもしれませんよ。

「気をつけて乗れば安全」とか過小評価するのは危険だけど、過大評価しすぎると緊張しちゃうよね。バイクなんて前に進むだけのタイヤがついた機械だよ。
バイク教習が下手すぎて行きたくなければ辞めるのが良い理由

バイク教習に行きたくない人はバイク教習を辞める、バイクに乗ることを諦めことをおすすめします。その理由は
それぞれ簡単に解説します。
バイクは生活や人生に必要なものではないから

- Qどうしてもバイクに乗りたいのですが。
- A
バイクなんて乗らなくてもいいと思いますよ。
自動車とは違い、バイクは生活に必要なものではまったくありません。自動車免許を取得できないとその後の人生や生活に不利に働く可能性がありますが、バイク免許はそういう性質のものではないです。
そもそもバイク教習を楽しめない人はバイクを楽しむことに向いていないから

- Q免許を取るまでがつらいだけで、ツーリングは最高ですよね?
- A
何故教習所が楽しくないのに、公道で楽しく走れると思うのですか?
バイクは他の多くの趣味と同じで向き不向きがあります。それは「その趣味(バイク)を上手にできるという向き不向き」よりも「その趣味(バイク)を楽しめる向き不向き」というの方がずっと大事です。

「好きこそものの上手なれ」ということわざがあるように、好きで楽しんでいるうちに才能やセンスがなくても上手になっていきますよね。
バイク教習を楽しめない方は「バイクを楽しむことに向いていない可能性が非常に高い」ということです。
「向いていない」というと「センスや才能がない」というと感じに思えるのでネガティブな感じがしますが、全くそんなことはありません。野球を楽しめる人が全員サッカーも楽しめるわけではないのと同じです。簡単に言うと「向いていない」ということです。「興味を持つ」ということと「向き不向き」は全く別のことです。

おーコラ
バイクなんてただの移動手段に「楽しむ向き不向き」なんて関係ないだろ!
という方はそもそもバイクに乗る必要がないです。詳しくは下の記事を読んでみて下さい。
免許取得後の費用がもったいないから

- Qバイク教習辞めたら教習代がもったいないですよね?
- A
むしろ得します。

免許代に10万円近く払ったの!もったいないわ!免許を取らないと損するわ!でもバイク教習しんどい・・・バイク教習行きたくない・・・
と考えるのは間違いです。
免許取得後、安心してツーリングを楽しめるくらいの装備やバイクを購入すると
という費用がかかってきます。バイクを楽しむことに向いていないあなたがこれらの費用を嫌々支払うほうが大きな損失です。

教習所の入校条件に「バイク所持、任意保険加入済、装備品を自分で揃える」がなくって良かったよね・・・
スキーを始めようと、スキー場に行って1週間のフリーパスを購入し、レンタルウェア、レンタルスキーで滑ってみたけど、全然滑れなくて楽しくないし転んで痛いから予定をキャンセルして初日で帰宅するのと同じです。フリーパスは払い戻しできないけれど、残りの6日間を嫌々スキー場で過ごすよりもさっさと帰って温泉でも入った方がよっぽど良いですよね。
バイク教習に行きたくないあなたがこのままバイク免許を取得したときの未来

- Q僕が免許を取ったらどうなりますか?
- A
演出家になるでしょう。

ひでぇ・・・あたしはバイクに乗ってツーリングをしてみたいのよ・・・免許さえ取れればそれができるのよ!!あーバイク教習しんどいわ・・・
と思うかもしれませんが、バイク教習に行きたくないと感じているあなたはツーリングを楽しむことができません。
ツーリングでのバイクとは「移動手段」ではなく「目的」です。移動手段としては圧倒的に車の方が優れているので、移動手段としてバイクに乗るのであれば車で旅行したほうがずっとずっと良いです。
なぜ多くのライダーが暑くて寒くて臭くて危険なバイクで旅行にいくかというと「バイクに乗りたいから」。なぜバイクに乗りたいかと言うと「バイクに乗ることが楽しいから」です。
こういう人たちにとってのバイクはサーフィンやスキーと同じなので、ツーリングは旅行の楽しさにバイクの楽しさが単純に加算されます。
一方で、バイクに乗ることを楽しめない人が無理をしてツーリングに行くと
など、その旅行自体の楽しさが減ってしいます。
この状態になってからバイクを降りるという決断ができる方はまだマシです。「200点ではなく40点」ということを受け入れられない人はやがて過剰にバイクの素晴らしさを語りだしたり、他人にバイクをすすめ始め、「私はツーリングを200点で楽しんでいる」と振る舞うようになります。こういう人たちを僕は演出家と呼んでいます。

あなたは楽しくないもののためにこれ以上突き進むのですか?頑張って免許を取得してもあなたが思い描く未来はありません。だって教習を始める前は教習がこんなにつらいものだとは思いもしなかったでしょ?
ちなみに、すでに普通自動二輪免許を持っていて、普段バイクに乗っている方が「大型二輪免許教習行くたくない・・・しんどい」と思っているのであれば、その人はとっくに一流の演出家になっています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
他責思考で苦しんで免許を取得しても、公道にでたら他人のせいにはできません。すべて自分の責任です。他責思考のままのあなたが

あの車が急に飛び出してきたのよー!
と叫んでいる場所はこの世ではないかもしれません。
教習所でしんどい思いをしている人が、公道に出てバイクを楽しめると思いますか?
「バイク教習行きたくない」という問に対するアンサーは無理にバイク教習を続けることをすすめたり、「私も教習超過しまくったけど免許取れたからあなたも頑張って!」的なものしか見当たらないですが、「嫌なこと、苦手なこと、向いていないことからは逃げる」という道もあるということをお伝えしたくてこの記事を書きました。
自分がやりたいことに挑戦するのは素晴らしいことですが、それらが必ず報われるとは限りませんし、向いていないことを無理に続けていても楽しい時間は訪れません。
教習所では「私はバイクには向いていない」ということがわかっただけで大儲けです。もっと無理をしないで楽しめる素敵なことを探し始めましょう。バイクとの別れは新しい素敵なこととの出会いの始まりです。
と言いつつ、もう少しバイク教習を頑張りたいという方は下の記事を読んでみて下さい。

この記事を読んで「逃げてもいい」ってことがわかったから次の教習からはうまくいったりして!?
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