okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いた方は
という方ではないでしょうか。
バイクに慣れてくると気にならない足つきですが、初心者の方は足つきが悪いバイクを敬遠してしまいがちですよね。
かっこいいと思ったバイクの足つきが悪いから欲しいバイクを諦めて車高の低いバイクを選ぶということは割とありふれた悲劇だと思いますし、勢いで欲しいバイクを買ったけれど乗ってみたら足つきが悪くてなんとかしたいということもあると思います。
そこでこの記事では
ということについて解説していきます。
足つきとは?
足つきとはバイクに跨ったときの足の着き具合のことを指します。
一般的に最も足つきが良いとされているのは両足のかかとまでべったりつくことで、足つきが最悪なのは片足のつまさきがツンツン立ちしかできないこととされています。
足つきが悪いと
ということがあるので初心者の方は足つきが良いバイクを選択することが多いのです。
足つきが怖い人がアメリカンがおすすめ!HAHAH!!
足つきが悪くなる5つの要因
足つきの良し悪しは
ということで良し悪しが変わります。
つまりこれらの要因を改善すれば足つきは良くなるということです。
それぞれ解説していきます。
ライダーの体格
足つきは相対的な評価になるので、ライダーの体格がもっとも大きな要因になります。身長が低い人の方が高い人よりも足つきが悪く感じるということです。
バイクに乗る年齢になっているときには成長期はとっくに終わっているので牛乳を飲むことでライダーの体格を良くするというような足つき改善対策はありません。
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シートの高さ
いくら足が長くても、シート自体が高いところにあれば当然足つきは悪くなります。シートの位置が高い場合はシートの高さを下げることで足つきは改善します。
シートが設置されている場所を低くする・・・というよりかはシートの厚さを薄くして、結果的にシートが低くなるようにする対策があるよ!
シートの幅
シートの高さが低くても、シートの幅があると足を一度外に逃してから地面に接地させなければならなくなるので足つきは悪くなります。シートの横のクッションを取り出して形を形成し直すという改善方法があります。
足をスッと伸ばせないからガニ股になっちゃうってこと。地面まで遠回りして足を伸ばさないといけなくなるってこと。
シートの厚さ
シートの高さとほとんど同じことですが、シートが厚ければシート高は高くなります。
クッション性が高いシートの場合は「座ってみるとそうでもなかった」ということもあります。
シート高と同じで、シートの厚さを薄くすることで足つきは改善します。
車体幅
シートの幅と同じで、車体の幅が広けくても足つきは悪くなります。車体の幅があると足を一度外に逃してから地面に接地させなければならないためです。
車体の幅はエンジンの幅で決まるといってもいいので幅が広い直列四気筒のエンジンを積んでいるバイクは比較的足つきが悪くなります。
シート幅と違って、車体を削るわけには行かないので改善策はありません。
6つの足つき改善策
足つきを改善する方法は
というものがあります。それぞれ簡単に解説します。
無料でできるプリロード調整で足つき改善
プリロードとは簡単にいうと「あらかじめどれくらいサスペンションを縮めておくか」という事を決めるサスペンションの調整機構です。あらかじめ縮めておけばおくほどバイクに跨ったときの高は低くなり、足つきは良くなります。
ほとんどのバイクはプリロードの調整ができるので
で検索をして調整しましょう。
不安ならバイク屋さんにお願いしてください。「前後のプリロードを一番低くして下さい」で伝わります。
足つき目的のプリロード調整はリアサスだけで良いですが、ライディングに違和感がでたらフロントも合わせて調整しましょう。多くのバイクにプリロード調整機構はついているので無料で行うことができます。
ローダウンキットを追加して足つき改善
ローダウンキットは「ブラケット」「下駄」とも言われます。
リアサスと車体の間に噛ませることでリアサスを斜めにし、車高を下げる仕組みです。
安く行うことができるカスタムですがメーカーの設計を台無しにしてしまうので「メーカーが考えるバイクのベストな状態」から大きく遠ざかってしまいます。
ローダウンサスに交換して足つき改善
純正のサスから社外の短いサスに変更する方法です。こちらもメーカーの設計を台無しにしてしまうので「メーカーが考えるバイクのベストな状態」から大きく遠ざかってしまいます。
とは言え、ローダウン専用に作っているサスなので、純正サスを寝かせることでむりやり車高を下げているローダウンキットよりも性能低下幅は低いです。
純正サスよりも高級なローダウンサスの方が性能が高い場合もあるようです。
いいサスを選ばないと乗り心地がとても悪くなるよ
シートのアンコ抜きをして足つき改善
とりあえず
— shiN (@Gorioshigori) February 6, 2021
短足仕様に…😥
#zrx1200daeg#アンコ抜き#短足仕様#さすがDAISO pic.twitter.com/8RKe7ZrL2P
アンコ抜きとはシートに入っているクッション材を抜くことでシートの厚さを薄くし、シート高を下げるカスタムです。
乗り心地が悪くなる他、サスセッティングをしっかりしないと曲がらなくなるなどというデメリットがあります。こちらもメーカーの設計を台無しにしてしまうので「メーカーが考えるバイクのベストな状態」から大きく遠ざかってしまいます。
「バイクを買い替えたらまずはアンコ抜き」という人もいるよ
シートは座るだけではなく、バイクを操作する大事なパーツなのでアンコ抜きは慎重に!
ローシートへの交換で足つき改善
既存のシートのアンコを抜くのではなく、薄いシートに交換する方法です。
ローシートにはクッション材として薄くてもクッション性を確保できるゲルタイプのクッションが内蔵されることが多いです。こちらもメーカーの設計を台無しにしてしまうので「メーカーが考えるバイクのベストな状態」から大きく遠ざかってしまいます。しかし、アンコ抜きとは違って「シートの交換」なので気に入らなければ気軽に元に戻せるというメリットがあります。
アンコ抜きと違ってこっちはいい値段するよ。ローダウンについて詳しくは下の記事を読んでみてね。
厚底ブーツを履いて足つき改善
ライディングを楽しむライダーにはもっともおすすめしない方法ですが、バイクに手を加えることなく足つきを改善できるのでファッションライダーの方にはおすすめです。
厚底ブーツを使うと、ペダルを踏んでいる感覚が伝わってこなくなるのでリアブレーキを踏みすぎて後輪がロックしたり、シフトチェンジがうまくできなくなる可能性があります。
シフトペダルの操作感を損なわないために、バイク用の厚底ブーツは「かかとのみ高く」なっています。足つきに悩む方はそもそもかかとではなく、つま先を安定して地面に接地させたいはずなので、かかとだけの厚底はあまり効果がないと思っています。
少なくとも僕は厚底でバイクなんて怖くて乗れないです。
足つきを良くするスキル【本当の足つき改善はコレ】
足つきが悪い人でも走行中は足つきの不満を感じません。なぜならば走行中は足をつかないからです。
まぁ当たり前よね・・・
バイクは足つきが不安に感じる停車中ではなく、走っているときが楽しい乗り物です。
まぁ当たり前よね・・・
そしてツーリングに行けば止まっている時間よりも走っている時間の方が圧倒的に長いです。
まぁ当たり前よね・・・
そして足つき改善対策の多くがバイクの走行性能を低下させてしますものです。
確かにそうだったわね・・・何がいいたいの?(イライラ)
足つき改善は車体ではなく、ライダー側のスキルによって改善するのがもっとも理に適っていると僕は思います。
何故足つきを改善したいのかもう一度考えてみると「立ちごけしたくないから」ではないでしょうか?それであれば「立ちごけしない対策」をすれば足つき問題は解決したと言ってもいいのではないでしょうか。
立ちごけを防止するスキルは、
とたくさんあります。
これらのスキルをマスターして、それでも「バイク側の足つき改善をしたい!」と思ったのであればあれこれ対策を始めるのが良いと思います。
腰をずらして左足だけ地面につくのが基本中の基本です!まずはそれから試してみましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事があなたの足つきに対する考え方が変わるきっかけになったのであれば嬉しく思います。
バイクが上手な人ほど足つきを気にしない・・・というか話題にもならないのはスキルや工夫でどうとでもなる、スキルや工夫を積み重ねてきたからです。
初心者の方がそのことに気づいて、工夫を始め、スキルや経験を積み重ねるきっかけになったのであればこの記事を書いた甲斐がありあmす。
逆に既に何年かバイクに乗っている方で、この記事をここまで読んでくれた方は恐らく「バイクが楽しくない」のではないでしょうか。もしくは「バイクが楽しいという演出」をしてはいませんか?
バイクというものを楽しむには経験を積んでスキルを身に着ける必要があります。それを怠っていたり、周りに助けられてばかりのバイクライフを送っていると「何かに頼る癖」がつきます。今回の場合は上で紹介したグッズたちです。あなたがいつまで経ってもソロツーリングに行かないのもこれが原因です。
そのままではあなたは一生「バイクに乗る楽しみ」を感じることができません。この記事を読んだことをきっかけにバイクスキルを積み上げていくという発想になって頂ければ幸いです。
動画でよく見るよね楽しい自己演出、自己催眠している人
僕みたいに「こいつ無理して楽しそうにしてるな」って気付いているライダーって結構いると思うんです。
余計なお世話だぜ!
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