okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いたあなたは、
という方ではないでしょうか。
バイクツーリングは「真夏のほとんどの時間を日向で過ごす」「一日の殆どを紫外線とともに過ごす」というかなり過酷な状況にさらされるものです。
日焼け対策をせずにツーリングに行くとその日の夜は内熱がこもって寝られず、数日はパンダ目になっている鏡に映る自分を見て後悔するものです。
この記事では、
ということについて解説していきます。
基本は日焼け止めクリームでUVカット
この記事では様々な日焼け対策を紹介しますが、やはり基本になるのは日焼け止めクリーム。バイクの場合特に、
に重点的に日焼け止めクリームを塗るようにしましょう。
おすすめの日焼け止めクリーム
紫外線A波対策に有効なのが「PA」の+が多い日焼け止め、紫外線B波に有効なのが「SPF」の数値が大きい日焼け止めです。
ALLIE はSPF50PA++++とどちらも高いので年間を通した日焼け止めとしてとてもおすすめ。その効果は中国の方が体を張って検証してくれたTweetからもよくわかります。
どの日焼け止めがおすすめですかと聞かれるとアリーかなぁ。夏場は特にアリー!実際に中国の方が体を張って検証したやつ貼っておきます。3時間紫外線を浴びた様子なんですが、3枚目は直後、4枚目はよく翌日だそうです! pic.twitter.com/7cseYg2wxf
— トレえみ (@emiry_oinari) February 18, 2021
しかも汗・水こすれに強いUVジェルという謳い文句なのでバイク乗りにはピッタリの日焼け止め。
敏感肌の方や肌に合わないと感じた方は「SPF」「PA」が低いものを使ってご自分に合ったものを見つけて頂ければと思います。
日焼け止めを塗る・塗り直すタイミング
日焼け止めは肌定着するまで30分かかると言われているので、出発の30分前には日焼け止めを塗るようにしましょう。
SPF50だと16時間以上は効果が続くと言われますが、みなさんご存知の通り日焼け止めの効果はそれほど長く続きませんよね。
一般的に3時間おきくらいに塗り直しをしたほうが良いようですが、僕は休憩の度に塗り直しをしています。1時間おきに休憩を入れるようにしているので1時間ごとに塗り直しをしていることになります。
顔、首、手首と、塗る範囲は狭いので気軽に塗れます。
忘れっぽい人でも2回までは忘れても平気だしね 笑
ここから日焼け止めクリーム以外の対策について紹介しますが、バイクに乗っているときに露出しやすい「顔・首・手首」についての内容になります。日焼け止めクリームと併用するイメージで読んでみて下さい。
顔の日焼け・紫外線対策
バイクに乗るときの顔の日焼け止め・UVカット方法について紹介します。
紫外線を吸収するスモークシールド・スモークシールド
紫外線を当てたときに黒くなるシールドっていうのもあるよ
黒は吸収するという特徴があります。黒みがかったスモークシールドやミラーシールドはその色だけでも紫外線カット効果があります。
UVカットシールド
スモーク・ミラーシールドは夜間の視認性が著しく悪くなるなどのデメリットがあるので、
シールドはクリア派なのよね…。きれいな景色をフィルターなしで見たいし…。
という方も多いかと思いますが、名の知れたヘルメットメーカーのクリアシールドはほとんどがUVカット仕様になっているので問題なく日焼け防止シールドとして使用することができます。
などで検索して確認するようにしましょう。無名メーカーのジェットヘルメットを使用している方はUVカットのシールドに変えればOK。
プレクサスをヘルメットUVカット・紫外線対策スプレーとして使う
バイクの艶出しコーティング剤として有名なプレクサスにはUVカット効果があります。洗車後の艶出しついでにヘルメットとシールドに塗布することでシールドの紫外線カット性能をさらに上げることが可能。
効果は1ヶ月程度なのでたまに塗布するようにしてあげましょう。
ツーリングの前日にヌリヌリしてあげるといいかも。紫外線に依るヘルメット自体の劣化も防げるね。
バラクラバ
おすすめ機能全部入り
頭をすっぽり覆えるバラクラバタイプのヘルメットインナーは顔と首の日焼け防止にとても有効。
というメリットがあるのでおすすめ。
顔に直射日光を浴びてしまうジェットヘルメットやハーフヘルメットを使っている方にもおすすめ。
首の日焼け・紫外線対策
バイクに乗るときの首の日焼け止め・UVカット方法について紹介します。
フェイスマスク・ネックカバー
バラクラバは見た目がいかつすぎてちょっと…
という方には首まで覆えるフェイスマスクがおすすめ。UVカット機能がついているものを選びましょう。首の日焼けを予防できるだけでなく、花粉対策・入店時のマスク代わりにもなります。
髪の日焼け・紫外線対策
バイクに乗るときの髪の日焼け止め・UVカット方法について紹介します。髪がヘルメットに収まる方は問題ないですが、髪が長いバイク女子の方、僕のように男のくせに(死語)髪が長い方は髪のケアも必要。
髪も日焼けをするので対策をしましょう。
髪を外にさらさない工夫
三つ編みにしてジャケットに入れたり、ヘルメットの縁でお団子を作り、髪がなるべく紫外線に当たらないように工夫をします。
この対策は紫外線対策と同時に「髪が走行風でこすれて傷む」という問題も解決してくれます。
日焼け止めスプレー
髪が日焼けをするとせっかく手入れをしている髪がたった1回のツーリングでボロボロになってしまいます。
アネッサ パーフェクトUVのスプレータイプは顔にも体にも髪にもOK。
お化粧の上からでも使うことができるので日焼け止めの塗り直し、化粧直しの際も気軽に使えます。
体・手首・腕の日焼け・紫外線対策
バイクに乗るときの体・手首・腕の日焼け止め・UVカット方法について紹介します。体のUVカットは簡単ですが、油断していると手首だけ日焼けをするので気をつけましょう。
メッシュジャケット
メッシュジャケット、特にフルメッシュジャケットは「着る日陰」といも言われるように日光を遮断して涼しく快適にツーリングをすることができます。もちろん日焼け防止効果も抜群。
UVカットインナー
メッシュジャケットの下には夏用のインナーを着用しましょう。
というものがおすすめ。日焼け防止効果を期待するのであればUVカットはもちろん、ハイネックのものを選ぶと首周りの日焼け防止範囲が広くなるのでおすすめ。
サムホール付きインナー
ジャケットを羽織ったり、動いたときに袖口があがらないようにサムホール(指穴)がついているインナーを着るのもの良い方法。ただし、サムホールが空いたバイク用のインナーは存在しないのでバイク用以外のものから探す必要があります。
サムホール付きアームカバー
袖口の日焼けを絶対に避けたい方や、(おすすめはシませんが)Tシャツでバイクに乗る方はサムホールが空いたアームカバーがおすすめ。手の甲までですがインナーグローブの役割も果たしてくれます。
日焼け・紫外線は一年中・曇の日でも必要
日焼け止め対策は夏だけのものではありません。「老化」というところまで長期的に見れば一年中必要な対策になります。
曇りでも紫外線は降り注いでいる
日差しが強くない曇りの日も日焼け対策は必要。
紫外線は雲を透過するので「今日は曇りだから」と日焼け止めを怠るとしっかり日焼けします。
薄曇のときは快晴時と比べても80%以上の紫外線が降り注いでいますので油断しないようにしましょう。
引用元:気象庁
老化を考えれ日焼け止めは冬も必要
日焼け | ピーク | 冬 | |
紫外線A波 | 時間をかけて肌を老化させる | 5~8月 | ピーク時の50% |
紫外線B波 | 一時的に炎症などを起こす | 7~8月 | ピーク時の20% |
引用元:資生堂
紫外線にはA波とB波があり、B波は皮膚が赤くなったり炎症を起こす一般的な「日焼け」を引き起こし、A波は時間をかけて肌を老化させます。
B波はピーク時の真夏を100%とすると、冬には20%程度に減るのに対して、A波は冬でも50%程度は降り注いでいます。
肌の老化を防ぎたいのであればA波対策は一年を通して行ったほうが良いでしょう。
「老化なんか関係ない!今が楽しければ良い!」という刹那主義者の方でもGWくらいから9月くらいは日焼け対策をするようにしましょうね!
車体の日焼け止めも忘れずに…
紫外線はライダーだけではなく、バイクの劣化も早めてしまうやっかいなものです。
日中バイクに乗らないのであれば必ずバイクカバーをして紫外線が当たらないようにしましょう。特に樹脂パーツやゴムパッキンに大きなダメージになります。
月に一度のプレクサスもとっても効果的!
ちなみに日焼けした樹脂パーツはシリコンスプレーで一時的に回復、ガズバーナーで炙ると永久に回復するよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
バイクの日焼け止め対策について網羅的に紹介しました。
日焼けによって皮膚が熱をもち、乾いてしまうと汗をかけない状態になってしまい、熱中症になりやすくなってしまいます。日焼け防止対策はそのまま熱中症対策にもなるので健全・安全・楽しいツーリングには日焼け止め対策が必須。
この記事が一人でも多くのライダーの日焼けを防ぐことができたのであれば嬉しく思います。
コメント