okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いたあなたは、
という方ではないでしょうか。この記事では、
ということについて解説していきます。
バイク乗りにとっての季節は四季より多い
季節を敏感に感じ取るバイク乗りにとって日本の季節は四季ではなく、八季くらいになります。正直十六季でもいいのですが、記事を書くのが大変になるので八季ということで話をすすめます。
この八季節の内、どのジャケットがどの範囲で快適に使えるのかという守備範囲について解説していきます。
八季は僕が勝手に言っているだけですが、一年中走り回っている方は近い感覚を持っていると思います。
「冬寄りの春」だけじゃなくて「春よりの冬」もあるから本当は16季くらいになんだよね。
革ジャン・レザージャケットは最高気温18~25℃の春秋用!
防風性能に優れ、高速域でもバタつかない革ジャンですが、
というダブルコンボで快適に着られる季節は限られます。
とは言え、バイクに乗っていてとても気持ちがいい季節を全く同じ季節が革ジャンの季節なので革ジャンを愛用するライダーは多いです。
ライダーなら一着持っておきたいね!
最高気温が18℃~25℃くらいが限界かなと思います!正直25℃でもきついです。
パンチングレザージャケットは真夏以外の夏用
通気用の小さな孔が開いているパンチングレザージャケットは、
という感じなので着用できる季節はレザージャケットよりも短かったりします。アメリカンバイクやクラシックバイクに乗っていて、ファッションを優先するためにレザーを脱げないライダーは真夏でもパンチングレザーを着ています。
真夏でもレザーを着たいおれからすると天国の様な涼しさだぜ!ナイロンのメッシュジャケットはバイクに合わないからな!
最高気温が25~30℃くらいが限界かなと思います!熱中症は命にかかわるので無理せずメッシュジャケットがおすすめ!
メッシュジャケットは唯一25℃以上の真夏をカバー!冬も使えるよ!
通気性が最高に良く、生地が薄いメッシュジャケットは、
というデメリットがありますが、
というメリットがあります。
パンチングレザーとそこまで性能差があるの?
パンチングレザーだと、僕が提唱する「ライダーも水冷して熱中症予防大作戦」が使えないんです。この差は物凄く大きい!最高気温25℃から単体使用の季節で、水冷作戦は30℃以上から開始します。
オールシーズンジャケットは25℃までの真夏以外ならなんとかなる!
春夏秋用のスリーシーズンジャケットとオールシーズンジャケットは誇大広告。春冬秋用のスリーシーズンジャケットなら許せるというもの。
オールシーズンといっても夏は全く使い物にならないので「スリーシーズンジャケット=オールシーズンジャケット」という認識でOK。
というものなのでジャケット選びは結構難しくなります。
機能がいいものを選べれば長い期間走れるよ!
冬使えないこともないですが、ベンチレーションのファスナーから隙間風が入るのでウィンタージャケットよりは寒いです。インナー選びが難しい…テクニカルなジャケットですね。もっとも使いやすいのは最高気温12℃~18℃までの春秋!
ウィンタージャケットは12℃以下の冬専用!
防寒性に優れたウィンタージャケットはその名の通り冬専用のジャケット。冬以外の使用は考えないほうがいいです。防寒インナーで調整できるものはオールシーズンジャケットの様に使うこともできます。
「冬でも毎週ツーリングに行くぞ」という方はウィンタージャケットを使ったほうが良いですが、「冬はせいぜい月1だな」という方はオールシーズンジャケットで済ます方が経済的。
気温3℃から路面凍結の可能性が出てくるので、3℃から12℃くらいの間での運用になります。
電熱ジャケットは冬だけじゃなく春秋も有効!
ウィンタージャケットでも寒さを感じる場合や、厚着をしすぎずにバイクに乗りたい場合は電熱ジャケットを検討する必要があります。
電熱ジャケットは「ゴリゴリの真冬用」というイメージがありますが、発熱していない状態だとただの防寒インナーなので春や秋に軽装でツーリングに行った際、「ちょっと冷えてきたな」という時だけ発熱させると非常に優秀なインナーになります。
冬にバリバリ走る方以外でも軽装で身軽に走りたいという方にもおすすめ。
バイク乗りがそろえるべきバイクジャケットの組み合わせは?
5種類もジャケットを揃えなきゃいけないの?バイク買ったばかりで金欠なんだが・・・
という方のために必要最低限のジャケットを考えていきましょう。わかりやすいようにここまで解説してきたジャケットごとの適切な季節を一覧表にまとめてみます。
冬春 | 春 | 夏春 | 真夏 | 夏秋 | 秋 | 冬秋 | 真冬 | |
革ジャン | △ | 〇 | △ | × | △ | 〇 | △ | × |
レザー | △ | 〇 | △ | × | △ | 〇 | △ | × |
パンチング | × | △ | 〇 | × | 〇 | △ | × | × |
メッシュ | × | × | 〇 | 〇 | 〇 | × | × | × |
オールシーズン | 〇 | 〇 | △ | × | △ | 〇 | 〇 | △ |
ウインター | 〇 | × | × | × | × | × | 〇 | 〇 |
(電熱) | 〇 | 〇 | × | × | × | 〇 | 〇 | 〇 |
組み合わせ①3着パターン
余計なことを考えずに、シンプルに「一年間快適に走れる」というジャケットの組み合わせは、
という感じになりますね。
革ジャンとオールシーズンが被りますね。この組み合わせならせっかくなのでオールシーズンではなく革ジャンを選びたいところ!
3シーズンだと特化している季節が長いから他と被っているところがもったいないということね!
革ジャン、レザーは格好いいからのう・・・・
組み合わせ②2着パターン
オールシーズンジャケットは厚着をして快適性を少々犠牲にすれば真冬に着れないこともないですし、「冬はタイヤが温まらないし、融雪剤でバイクがサビやすくなるからあんなり乗らない。寒いし。」という方は、
という組み合わせでも問題ないです。
冬たくさん走る人でもしばらくオールシーズンジャケットで粘ってみて、ダメそうならウィンタージャケットを購入する・・・という感じにしてもいいかと思います。
組み合わせ③1着パターン
本当に最小限で済ますのであれば、
という方法も有りだと思います。夏以外の季節は普段着ているアウターの中にメッシュジャケットを着てインナープロテクターとして機能させればバイクジャケットを1着で済ませることもでます。
夏以外は少々窮屈で季節に季節にあったジャケットを着るよりも快適性は落ちるけどね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
バイクジャケットに関して、頭の中で整理がついてきましたでしょうか。
あなたのバイクライフは始まったばかりなのでこれから何着もジャケットを買うことになりますが、どのパターンでジャケットを揃えるにしてもメッシュジャケットは間違いなく必要なのでとりあえずメッシュジャケットから始めてみましょう。
メッシュの上に重ね着をしてみて不満を感じたら3シーズン、ウインター・・・革ジャン?と買い足していくのがいいかもしれません。
ジャケット以外の季節別の服装や持ち物は別記事にまとめてあるので是非読んでみてください。
この記事があなたのバイクジャケットに関する悩みを少しでも解決できたのであれば嬉しく思います。
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