8種のランキング&全車種スペック解説!400ccアメリカンおすすめ6選! | okomoto

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8種のランキング&全車種スペック解説!400ccアメリカンおすすめ6選!

400ccアメリカンおすすめ車種6選!スペック比較と8種のランキング バイク車種解説
400ccアメリカンおすすめ車種6選!スペック比較と8種のランキング

この記事は400ccクルーザーバイクを紹介している記事と同じ内容です。そちらを既に読んでいる方は読む必要はありません。

オコモト
オコモト

okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!

この記事にたどり着いた方は

こんな方向けの記事です
  • 400ccのアメリカンの購入を検討している
  • どのバイクがいいのか決めきれない・・・


と言う方ではないでしょうか。この記事では

400ccアメリカンの車種
  • シャドウ400
  • スティード400
  • ドラッグスター400
  • イントルーダークラシック
  • ブルーバード400
  • バルカンクラシック


について

400ccアメリカン8種のランキング
  • 最高速ランキング
  • 価格が安いランキング
  • 燃費ランキング
  • 1回の給油で走れる距離、満タンから無給油で走れる距離
  • パワーウエイトレシオランキング
  • トルクウエイトレシオランキング
  • 足つきがいい、シート高が低いランキング
  • パワー円レシオランキング


というランキングを作成して解説しています。

400ccアメリカンバイクに乗るために必要なバイク免許

400ccアメリカンバイクに乗るために必要なバイク免許


この記事で紹介している400ccアメリカンバイクに乗るためには普通自動二輪免許が必要となり、取得期間や費用はざっくり・・・

免許なしで教習所160,000円最短11日
免許ありで教習所100,000円最短11日
免許ありで一発試験18,100円最短1日
(免許なしで一発)(22,300円)(最短1日)
合宿(免許なし)90000円8泊9日


という感じです。


詳しく知りたい方は下の記事を読んでみてください。



先にランキングから解説していきます。

400ccアメリカン最高速ランキング

400ccアメリカン最高速ランキング
最高速ランキング
  • 164km/h
    バルカンクラシック
  • 162km/h
    イントルーダークラシック
    ブルーバード400
  • 160km/h
    シャドウ400
  • 154km/h
    スティード400
  • 150km/h
    ドラッグスター400


最高速を求めるようなバイクではないので全く重要ではないランキングですが、参考までに。

400ccアメリカン価格が安いランキング

400ccアメリカン価格が安いランキング
価格が安いランキング
  • 599,000円
    スティード400
  • 629,000円
    シャドウ400
  • 649,000円
    ドラッグスター400
  • 659,000円
    イントルーダークラシック
  • 699,000円
    ブルーバード400

1位から最下位まで10万円で収まっているので価格差がすくないジャンルという印象です。

400ccアメリカン燃費ランキング

400ccアメリカン燃費ランキング
燃費ランキング
  • 23km/ℓ
    ドラッグスター400
    イントルーダークラシック
    ブルーバード400
  • 21km/ℓ
    スティード400
    シャドウ400
  • 20km/ℓ
    バルカンクラシック


特にここでも大きな差はでませんでした。

400ccアメリカン1回の給油で走れる距離、満タンから無給油で走れる距離

1回の給油で走れる距離、満タンから無給油で走れる距離
1回の給油で走れる距離、満タンから無給油で走れる距離
  • 345km
    ドラッグスター400
    イントルーダークラシック
    ブルーバード400
  • 300km
    バルカンクラシック
  • 231km
    スティード400


燃費はほとんど変わりがありませんでしたが、タンクの容量で差が付きました。特にスティードの200km前半はかなり走らない方です。

マスツーリングではストレスになるかもしれませんね。

400ccアメリカンパワーウエイトレシオランキング

400ccアメリカンパワーウエイトレシオランキング
パワーウエイトレシオランキング
  • 6.93kg/ps
    スティード400
  • 7.09kg/ps
    バルカンクラシック
  • 7.51kg/ps
    シャドウ400
  • 7.8kg/ps
    ドラッグスター400
  • 8.09kg/ps
    ブルーバード400
  • 8.33kg/ps
    イントルーダークラシック


400ccに大型並の巨躯を載せているのでパワーウエイトレシオはかなり悪いです。同じ排気量のCB400の3.66kg/PSと比べてみるとその差は歴然です。


とはいえアメリカンはパワーウエイトレシオで見るよなバイクではないので重要ではありません。


400ccアメリカントルクウエイトレシオランキング

400ccアメリカントルクウエイトレシオランキング
トルクウエイトレシオランキング
  • 65.1kg/kgf・m
    スティード400
  • 70.8kg/kgf・m
    シャドウ400
  • 70.9kg/kgf・m
    バルカンクラシック
  • 73.1kg/kgf・m
    ドラッグスター400
  • 78.5kg/kgf・m
    ブルーバード400
  • 80.8kg/kgf・m
    イントルーダークラシック


車体の軽さが効いたのか、スティードが他を大きく引き離して1位です。

400ccアメリカン足つきがいい、シート高が低いランキング

400ccアメリカン足つきがいい、シート高が低いランキング
足つきがいい、シート高が低いランキング
  • 660mm
    ドラッグスター400
  • 670mm
    スティード400
  • 675mm
    シャドウ400
  • 700mm
    イントルーダークラシック ブルーバード400
  • 705mm
    バルカンクラシック


どれも車高が低くて乗りやすそうです。

400ccアメリカンパワー円レシオランキング

400ccアメリカンパワー円レシオランキング
パワー円レシオランキング
  • 19,060円/PS
    シャドウ400
  • 19,322円/PS
    スティード400
  • 19,969円/PS
    イントルーダークラシック
  • 21,181円/PS
    ブルーバード400
  • 21,633円/PS
    ドラッグスター400


コスパがもっとも高いのはシャドウ400、最も悪いのはドラッグスター400です。スタイルで選ぶものにコスパもなにもないんですが・・・

400ccアメリカン性能早見表

400ccアメリカン性能早見表
価格エンジン排気量車両重量最大出力最大トルク変速機形式ホイールベースキャスター角全長×全幅×全高(mm)シート高燃料タンク容量カタログ燃費実燃費実燃費での航続可能距離最高速パワーウエイトレシオトルクウエイトレシオパワー円レシオ
シャドウ400629,000円水冷V型2気筒398cc248kg33PS3.5kgf・m5速リターン1620mm34°2450×925×1085675mm14ℓ34km/ℓ21km/ℓ294km160km/h7.51kg/ps70.8kg/kgf・m19,060円/PS
スティード400599000円水冷V型2気筒398cc215kg31PS3.3kgf・m5速リターン1600mm35°2310×890×1120670mm11ℓ36km/ℓ21km/ℓ231km154km/h6.93kg/ps65.1kg/kgf・m19,322円/PS
ドラッグスター400649000円空冷V型2気筒399cc234kg30PS3.2kgf・m5速リターン1610mm35°2340×840×1065660mm15ℓ39km/ℓ23km/ℓ345km150km/h7.8kg/ps73.1kg/kgf・m21,633円/PS
イントルーダークラシック659,000円水冷V型2気筒399cc275kg33PS3.4kgf・m5速リターン1655mm33°20’2500×955×1110700mm15ℓ33km/ℓ23km/ℓ345km162km/h8.33kg/ps80.8kg/kgf・m19,969円/PS
ブルーバード
699,000円水冷V型2気筒399cc267kg33PS3.4kgf・m5速リターン1655mm33°20’2420×890×1105700mm15ℓ33km/ℓ23km/ℓ345km162km/h8.09kg/ps78.5kg/kgf・m21,181円/PS
バルカンクラシック不明水冷V型2気筒399cc234kg33PS3.3kgf・m5速リターン1605mm32°2375×930×1130705mm15ℓ42km/ℓ20km/ℓ300km164km/h7.09kg/ps70.9kg/kgf・m不明



それえぞれの車種の詳細一覧はご覧の表の通りです。

価格新車価格です。昔の車種もあるので税込み税別はかなりアバウトです
排気量大きければ大きいほどエンジンが出せるパワーは大きくなります。
車両重量乾燥重量ではなくオイル類を入れた状態の車両重量です
始動方法セルはボタンで簡単始動、キックはペダルを踏む手間がかかる始動です。キックがあるとバッテリーが上がっても始動できます。
最大出力動いているものをさらに動かす力。主に加速力に関係します。
最大トルク止まっているものを動かす力。主に走り出しに緩解します。トルクがあった方がエンストはしにくいです。
変速機形式ギアチェンジの段階です。市販車の多くは1→N(ニュートラル)→2→3→4→5→6です。スポーツモデルではないバイクは5速までもことが多いです。
ホイールベース前輪の中心と後輪の中心の「車軸間距離」です。長ければ直進安定性が増し、短ければ旋回性が良くなります。ライディングを頼むのであれば短い方がいいかと思います。
キャスター角小さいほど旋回性た高く、大きいほど直進安定性が高くなります。ライディングを頼むのであれば小さい方がいいかと思います。
全長×全幅×全高(mm)全長:多くの場合、フロントタイヤからリアフェンダーやナンバープレートステーの先端です。
全幅:多くの場合、ハンドルの幅です。
全高:ミラー以外で最も高い部分の地面からの高さです。足つきには関係ありません。
シート高シートの一番低いところから地面までも距離です。足つきに直接関係します。
燃料タンク容量リザーブタンクも含めたタンク容量です。
燃料の種類バイクの燃料はガソリンです。レギュラーとハイオクの2種類があります。ハイオクの方が少し高価です。海外ではオクタン価が低い日本のレギュラーガソリン相当のガソリンは流通していないので、メーカーから特にアナウンスがなくても海外メーカーの燃料の種類はハイオクにしています。
カタログスペック燃費メーカーが発表しているガソリン1ℓで進める距離です。燃費は運転方法によって大きく変わるのでメーター発表の燃費と実際の燃費は大きくことなります。
実燃費実際のオーナーさんが発信している燃費の平均値を出したものです。実際の燃費に近い数字です。
実燃費での航続可能距離「タンク量量×実燃費」で「1回の給油で走れる現実的な距離」です。
最高速ネットで調べた最高速です。最高速を気にするのは初心者の方だけですが、ブログにアクセスを集めるために記載します。
パワーウエイトレシオ車両重量÷出力。1馬力で何kgを動かしているかという数字です。小さければ小さいほど
・加速などの運動性能が良い
・ブレーキ制動距離が短い
・燃費が良い
・タイヤが減りづらい
などというメリットがあります。
トルクウエイトレシオ車両重量÷トルク。パワーウエイトレシオと似ていますが、特に停止状態からのスタートやエンストのしずらさに関係します。
パワ円レシオ本体価格÷馬力で計算しています。1馬力を出すのに何円かかるバイクかを示します。「メーカーさん開発頑張ってくれたよね」的なノリで記載している数字です。低い方がコスパよく馬力を出せています。このサイトオリジナルの数字なのでバイク用語として使わないようにしてください。
バイクの全長全幅全高シート高ホイールベースキャスター角の図解

400ccアメリカンバイクとは?

アメリカンバイクとは?

アメリカンバイクとは昔から現在まで安定した人気を誇るバイクの種類です。

非バイク乗りが「バイク」と聞いて思いつくのはアメリカンタイプのバイクではないでしょうか?

大きな車体にクラシカルな雰囲気はまさに「バイクの中のバイク」というのにふさわしい風格があります。

「ローアンドロング」と呼ばれる長く低い車体は直進性能が高く、アメリカ大陸の移動に合わせて設計されています。


エンジンにはトルクと鼓動感に優れた「V型二気筒」つまりVツインエンジンを積んでいることが多いのも大きな特徴です。

クルーザーバイクのメリット
  • バイクが大きい!
  • 400ccに乗っていても大型バイクに間違えられる!
  • トルクが太い!
  • 立ちゴケしづらい
  • 高速道路を走りやすい!
  • エンジンの鼓動を感じる!
  • ゆったり走れる!
  • 目立つ!
  • 他のバイクにはない高級感がある!
  • 旅感を味わえる!
  • ちょいワルに見られる!
  • 仲間ができる!


というたくさんのメリットがあるのも大きな魅力です。



このクラスからは車検が必要になります。維持費は大型バイクとほとんど変わりませんが、バイクの基本性能は250ccと比べるとグッと上がります。


400ccアメリカンを運転できる免許は250ccと同じ普通自動二輪免許です。学生さんであれば体感15700円で取得できます。




ハーレーなどの大型アメリカンと車格の差はほとんどありません。むしろコンパクトなハーレーよりも大きいものがほとんどです。

普通自動二輪免許で乗ることができる最大排気量なので昔から人気の高い排気量のアメリカンバイクです。

昔乗ってたの
昔乗ってたの

これハーレー?


と声をかけられる率が250ccよりも高くなります。

シャドウ400

価格629,000円
エンジン水冷V型2気筒
排気量398cc
車両重量248kg
始動方法セル
最大出力33PS
最大トルク3.5kgf・m
変速機形式5速リターン
ホイールベース1620mm
キャスター角34°
全長×全幅×全高(mm)2450×925×1085
シート高675mm
燃料タンク容量14ℓ
燃料の種類レギュラー
カタログスペック燃費34km/ℓ
実燃費21km/ℓ
実燃費での航続可能距離294km
最高速160km/h
パワーウエイトレシオ7.51kg/ps
トルクウエイトレシオ70.8kg/kgf・m
パワー円レシオ19,060円/PS
数字はシャドウ400

シャドウ400は後述するスティード400の後継機種です。

ライバル車種のドラッグスターやイントルーダーがリジット風サスであったのに対してシャドウはツインサスであったためかイマイチ人気が出ないモデルでした。とはいえそれまではなかったクラシックタイプのアメリカンですので人気車種ではあります。

キャブとインジェクション、それぞれでクラシックライプとそうでないタイプを選べるので同じ車種でも選択肢が多いバイクです。

そんなシャドウ400は派生モデルがたくさんあり少し分かりづらいので簡単にまとめます。

シャドウ400

1997年
スティード400の後継車種として発売されたクラシックアメリカンバイクで、スティードに使用されていたリジット風のサスを廃止して、より重厚感を演出できるツインサスを採用しました。それまでのアメリカンバイクよりもフェンダー類を大きくすることで迫力を出しました。その後国産のアメリカンバイクはクラシックタイプが主流になっていったような気がします。ある意味アメリカンバイクの舵をきった車種と言えます。

シャドウスラッシャー400

2000年
前輪が19インチ化し、クラシックだったデザインが一転して軽い感じのデザインになりました。モデルチェンジではなく、あくまでもシャドウ400と併売されました。

シャドウ400クラシック

2008年
排ガス規制をクリアするためにインジェクションになったのがシャドウクラシックです。名前の通りクラシックタイプなので初代シャドウ400のインジェクションバージョンと言う感じです。

シャドウ400カスタム

2008年
シャドウクラシックと同じく、シャドウスラッシャーのインジェクションバージョンという位置づけのバイクです。

スティード400

価格599000円
エンジン水冷V型2気筒
排気量398cc
車両重量215kg
始動方法セル
最大出力31PS
最大トルク3.3kgf・m
変速機形式5速リターン
ホイールベース1600mm
キャスター角35°
全長×全幅×全高(mm)2310×890×1120
シート高670mm
燃料タンク容量11ℓ
燃料の種類レギュラー
カタログスペック燃費36km/ℓ
実燃費21km/ℓ
実燃費での航続可能距離231km
最高速154km/h
パワーウエイトレシオ6.93kg/ps
トルクウエイトレシオ65.1kg/kgf・m
パワー円レシオ19,322円/PS


1988年発売のスティードはアメリカの会社と共同制作された、日本製なんだけどアメリカの設計思想が多く入っているアメリカンらしいアメリカンです。日本の刀鍛冶が打った日本刀みたいな感じでここらへんが他の日本製アメリカンとの差別化を図れる部分かなと思います。

さすが本場の思想が入っているだけあって、日本車で初めてリジット風のサスが導入されて多くの支持を受けました。このリジット風のサスは次の世代のアメリカンである他メーカーのドラッグスターやイントルーダーには取り入れられましたがSTEEDの後継者種であるシャドウには採用されず、そのせいかシャドウは他の車種より人気が出ないというモデルになってしまいました。

それだけリジット風のサスが当時はマストパーツだったのでしょう。


人気が出た理由はもう一つあって、それは「カスタムベースとして優れていた」ということです。カスタムする余白を残したようなデザインですのでユーザーのカスタム熱をいい感じに刺激したおかげで街にはカリカリにカスタムされたSTEEDが多く走っていました。


「なんだあの原型とどめてないアメリカンは?」と思うとだいたいSTEEDでした。現在中古で流通しているものの多くがカリカリにカスタムされたものなので考え方によってはコスパがいいです。カスタム車両は販売価格が安いことが多いですしね。


16年間も販売されていた息の長い車種です。古い車種ではありますが、予算が限られているけどカスタム車両に乗りたいという方におすすめかもしれません。

ドラッグスター400

価格649000円
エンジン空冷V型2気筒
排気量399cc
車両重量234kg
始動方法セル
最大出力30PS
最大トルク3.2kgf・m
変速機形式5速リターン
ホイールベース1610mm
キャスター角35°
全長×全幅×全高(mm)2340×840×1065
シート高660mm
燃料タンク容量15ℓ
燃料の種類
レギュラー
カタログスペック燃費39km/ℓ国土交通省届出値
実燃費23km/ℓ
実燃費での航続可能距離345km
最高速150km/h
パワーウエイトレシオ7.8kg/ps
トルクウエイトレシオ73.1kg/kgf・m
パワー円レシオ21,633円/PS

レーサーレプリカブーム終焉後、ネイキッドブームと並行して起こっていたアメリカンブームの中心車種といってもいいかもしれません。ブームの中で最も売れたのがドラッグスター400です。現在でもクラシックアメリカンのド定番として人気があります。

アメリカンの伝統的なスタイルを守りつつ当時の走行性能を付与しているのでそういった意味では最もバランス取れているのかもしれません。


シャドウ同様、クラシックタイプとそうではないタイプの2種類の展開があります。

ベースモデルがシンプルでカスタムベースとしての余白を残しているのに対してクラシックモデルは

  • 大型のフェンダー
  • 大型のウインカー
  • 大型のヘッドライト
  • メッキパーツの追加
  • 太いフロントタイヤ
  • 幅が広いハンドル
  • フットボード


を装着してよりファットに大きさを演出して、そのままカスタムなしで乗り出しても良い仕様にしたてられています。


キビキビ走りたい方はベースモデル、ゆったり走りたい方はクラシックモデルがおすすめかもしれません。

チェーン駆動ではなくシャフトドライブ駆動なのでメンテナンスフリーなのもとてもありがたいです。人気の車種なので中古車価格も高めですが、これに乗っておけば間違いないという安定した車種でもあります。生産中止になったのが2017年と割と最近なので維持のためのパーツは安心できます。

イントルーダークラシック

価格659,000円
エンジン水冷V型2気筒
排気量399cc
車両重量275kg
始動方法セル
最大出力33PS
最大トルク3.4kgf・m
変速機形式5速リターン
ホイールベース1655mm
キャスター角33°20’
全長×全幅×全高(mm)2500×955×1110
シート高700mm
燃料タンク容量15ℓ
燃料の種類レギュラー
カタログスペック燃費33km/ℓ
実燃費23km/ℓ
実燃費での航続可能距離345km
最高速162km/h
パワーウエイトレシオ8.33kg/ps
トルクウエイトレシオ80.8kg/kgf・m
パワー円レシオ19,969円/PS

ドラッグスター対抗馬としてスズキが発売したクラシックタイプの車種です。

  • クラシックデザイン
  • 水冷
  • シャフトドライブ


という点はドラグスターと同じです。シートに鋲が打ってあり、よりクラシック感を演出しています。ヤマハがシンプルなドラッグスターとクラシカルはドラッグスタークラシックと分けたのに対して、スズキはクラシカルなイントルーダーと都会的なブルーバード400という選択ができる展開にしていました。

唯一ドラッグスターが持っていないパーツといってもいい「リジット風のサス」を備えているので通なユーザーに好まれました。重厚感やクラシックアメリカン感ではドラッグスターよりも上回っていると思います。完成度でいえば400クラストップだと思いますが何故かドラッグスターほどの人気は出ませんでした。というか比較的マイナー車種の部類に入ってしまうバイクです。たぶんスズキだからです。

生産終了が2016年と割と最近なので有力な現実的な候補となると思います。

ブルーバード400

価格699,000円
エンジン水冷V型2気筒
排気量399cc
車両重量267kg
始動方法セル
最大出力33PS
最大トルク3.4kgf・m
変速機形式5速リターン
ホイールベース1655mm
キャスター角33°20’
全長×全幅×全高(mm)2420×890×1105
シート高700mm
燃料タンク容量15ℓ
燃料の種類レギュラー
カタログスペック燃費33km/ℓ
実燃費23km/ℓ
実燃費での航続可能距離345km
最高速162km/h
パワーウエイトレシオ80.9kg/ps
トルクウエイトレシオ78.5kg/kgf・m
パワー円レシオ21,181円/PS

いかにもスズキのアメリカンと言う風貌のバイクです。

  • 倒立フォーク
  • ビキニカウル
  • シングルシートカウルカバー


など他のアメリカンにはない、スズキらしさ全開の感じがとても好印象です。この独創的なスタイルは「ハーレーを頂点としたアメリカン像」をもったユーザーには受け入れられず不人気車になってしまいました。ごく一部のスズキファンやハーレーを頂点としないアメリカン像をもったユーザーからは絶大な支持を受けています。

他のアメリカンよりもカスタムパーツは少ないですがカスタムをして見た目を変える必要が無い車種なので問題ないかと思います。マフラー音も控えめで社外マフラーも非常に限られているので上品に乗るアメリカンなんだと思います。

唯一無二のスタイルが気に入った方にはおすすめかもしれません。

バルカンクラシック

価格不明
エンジン水冷V型2気筒
排気量399cc
車両重量234kg
始動方法セル
最大出力33PS
最大トルク3.3kgf・m
変速機形式5速リターン
ホイールベース1605mm
キャスター角32°
全長×全幅×全高(mm)2375×930×1130
シート高705mm
燃料タンク容量15ℓ
燃料の種類レギュラー
カタログスペック燃費42km/ℓ
実燃費20km/ℓ
実燃費での航続可能距離300km
最高速164km/h
パワーウエイトレシオ7.09kg/ps
トルクウエイトレシオ70.9kg/kgf・m
パワー円レシオ不明

カワサキから出ていたクラシックタイプのアメリカンです。

車体は800CCのバルカンと共通なのでとても大きく感じます。リジット風のサスではありますが、駆動がチェーンですので、ドラッグスターとの比較では「サスか駆動形式か」という部分になってくると思います。イントルーダーには機能性能の部分では劣るのかなぁと思ってしまいます。



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