okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いた方は、
という方ではないでしょうか。この記事では、
について流れを解説していきます。
バイク運転中、赤信号を視認してから再び発信するまでの流れ
文章にすると面倒くさい感じがしますね。それぞれ解説します。
赤信号(黄色信号)を視認
黄色信号を目視して「行ける!」と思ったときは行かない方がいいです。前を走るバイクや車が「行く」とは限りません。
ブリッピングシフトダウンでギアを落とす
スロットルオフによって下がっていくエンジンの回転数に合わせて、ブリッピングシフトダウンでギアを落としていきます。
初心者の方はクラッチを握ったまま停車して、停車後に一気に1速まで落とす方がいますが、この方法はデメリットが多すぎるので早めにブリッピングシフトダウンを覚えましょう。
クラッチ握ったままだとエンジンブレーキが効かないから制動距離も長くなるし、ブレーキパーツの消耗も早くなるよ。
リアブレーキをかける
フロントよりも一瞬先にリアブレーキを掛けます。
これを行うとフロントサスが極端に沈んでしまう「ノーズダイブ」を防げます。ノーズダイブしてしまうとコーナリングの時にバイクが寝にくくなってしまったり、フロントタイヤがロックしたり、急制動のときに制動距離が長くなってしまいます。
フロントタイヤがロックするのは「フロントタイヤに荷重がかかりすぎる」ということが原因なので、一瞬先にリアブレーキをかけ、荷重をリアに移動されてからフロントブレーキを握ることでフロントとリアの荷重バランスがとれた状態で制動をすることができます。
信号のために減速するときにコーナリングとか急制動とか関係ないじゃん
と思うかもしれませんが、いざ子供が飛び出してきたときにとっさに「いつもの動き」ができるように、僕はすべてのブレーキングで「リアを先にかける」ということを行っています。
練習でできないことは試合でもできないです。安全のために体に癖をつけておきたいのです。
フロントブレーキをかける
一瞬先にリアをかけたらリアサスはすぐ沈むので、すぐにフロントブレーキをかけて大丈夫です。
ブレーキレバーは最初ちょこんと握って、そのあとにジワーっと引いていくと制動距離は短くなります。
理屈はリアブレーキと同じです。
普段できないことはとっさの時にできません。
ニュートラルに入れる
バイクは車体が動いていた方がニュートラルに入りやすいので、バイクが完全に停止する前にニュートラルに入れます。
ちなみにクラッチを握らずにスコッと入れることもできます。
詳しくは別記事にまとめてあるよ
フロントブレーキを離す
リアブレーキよりも一瞬早くフロントブレーキを離します。停止したときにフロントブレーキを握っているとサスペンションの反発力でバランスを崩してしまう可能性があるので、停止の最後はリアブレーキのみで止まります。
ほんの一瞬で大丈夫
ハンドルを気持ち右に切る
ハンドルを右に切ると、バイクは左に傾きます。
信号待ちのときは左足を接地させるのでわざと車体を左に傾けることでスムーズに左足をつくことができます。
立ちゴケをする多くの人は「左足で支えるか、右足で支えるか」をそのときの運任せにしています。結果バランスが悪い状態でどちらで着くのか迷っている内に立ちゴケします。
「左足を着くぞ!」って決めてて左足を着くのね!
バイクはハンドルを切った方向とは逆に傾きます。これはコーナリング時、倒し込みのきっかけを作るために使われる「逆ハンを当てる」「カウンターステア」というものと同じです。
停止直前にハンドルを軽く右に切ればバイクは左側に倒れようします。そこで左足をついてあげれば何の問題もなく停車することができます。
要は両足を着いて止まるライダーは無意識に「右に傾くか左に傾くかわからない不安」を抱えているのです。左に傾くことがわかっていれば、その状況を能動的に作ってあげればいいのです。
かかとから左足を着く
バイクが傾くのに任せて左足を着きます。バイクが停止する前にかかとを突き出して、かかとから接地させ、その後流れるように足裏全体を地面につけると安定して足をつくことができます。
足つきが悪い場合はあらかじめ左に腰をずらして左足をおろせるようにしておきましょう。体重が左側にのるので右側に倒れにくくもなります。
両足で着くと、信号待ち中に常に左右にバランスを取り続けなければならないのでお勧めしません。
右足もリアブレーキを掛けれなくなるのでおすすめしません。詳しくは別記事で解説します。
リアブレーキをかけたままリラックスをして過ごす
すでにギアはニュートラル、右足はリアブレーキをかけている状態なのでリラックスして信号を待ちます。
クラッチレバーを握りっぱなしにしたり、ブレーキレバーを握りっぱなしにするという「小さな疲労の積み重ね」が事故や立ちゴケに繋がるので、バイクに乗っているときは少しでも疲れない運転や体勢を意識するようにしましょう。
交差する歩行者信号が点滅する
慌てて発進することがないように、交差する歩行者信号などを見ておいて信号が青になる予兆を見逃さないようにしましょう。
フロントブレーキをかけ、右足を着く
ギアを1速に入れるために、フロントブレーキをかけて右足を着きます。
クラッチを握り、1速に入れる
クラッチを握り、1速に入れます。
信号が青に変わる
止まない雨がないように、青にならない赤信号もありません。
感応式以外はね・・・
半クラッチを最小限にしながら発進する
半クラッチは最小限に発進します。何Mも半クラ状態で発進する方がいますが、半クラはバイクに良くありませんし、普通に発進すれば数十cmくらいの半クラで発信できます。
なるべく半クラをしている距離が短くなるように意識しましょう。
発進したらすぐにギアをテンポよく上げていく
信号があるような街乗りでは楽しく走ることはできないので、エンジンを引っ張ってやるよりはテンポよくシフトアップした方が燃費、タイヤの摩耗にも優しいのでさっさとシフトアップしてしまいましょう。
何か嫌なことがあったときは制限速度ギリギリまでフル加速してもいいかと思います。タイヤの寿命は短くなりますが・・・。
むしゃくしゃした。エンジン回せればなんでもよかった。
流れを1つにする大切さ
反復が経験として積み重なり、それがバイクスキル向上につながると思います。さまざまな局面でルーティーンをつくることにより
というメリットがあります。例えば
などはルーティン化して癖をつければバイクライフはもっと安全に快適になります。
まとめ
文章にすると面倒な感じがしますが、あなたが現在行っている作業とほとんど差はありません。あなたが行っていることにちょっとだけプラスしたり、順番を変えればすぐに再現できるものです。
ここで挙げたルーティンは、あくまでも「どう考えてもこれがもっとも効率的」と僕が考えたものです。
あなたにとってもっとも効率がいいと思われる流れを見つけ、それに最適化できるように反復し、幸せなバイクライフを送れるようにしましょう。
コメント