okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いた方は
という方ではないでしょうか。
歩いていても事故に合う!バイクだけが危険なわけじゃない!
安全運転をすればバイクは安全な乗り物!
という方がいますが、こういった方々は想像力のないピーです。バイクは
というとても危険な乗り物です。これは疑いようのない事実です。
詳しくは下の詳細記事を読んでみてください
ですので
安全運転をすればバイクは安全な乗り物!
ではなく、
バイクは危険な乗り物なんだ!
ということを十分理解した上で安全運転を心がける必要があります。
この記事では「バイクの危険性を理解して安全運転をする」ということにつなげやすいバイクにまつわる死角の解説をしていきます。
この記事を読めばちょっとしたことで大事故を防げるスキルを身につけることができます。
具体的には
ということを知ることができます。
2種類の車の死角
車には主に2種類の死角があります。
それぞれ解説します。
わかりやすい車の死角
一般的に「車の死角」と言われているものは上のイラストの範囲です。
前方と左右は目視で確認できる範囲で、左右のミラーとバックミラーで広い範囲の後方正面と狭い範囲の左右後方を確認できます。
イラストで示した「死角」のエリアは車のドライバーからは非常に見づらいのでこのエリアに入らないようにバイクを運転することが大事です。
このわかりやすい車の死角以外にも「ピラーによる死角」というものがあります。
ピラーってなに??
四輪車のピラーによる死角
ピラーとは車についている窓枠のようなものです。フレームですね。このピラーが死角を作り出します。
僕はバイクに乗ってから車の免許を取得したので、バイクには存在しないピラーがとても邪魔で恐ろしく感じていました。
ピラーの死角は車種によってかわりますが大げさに表現すると上のイラストのとおりです。
さっきの死角のイラストとあわせると、もうほとんど死角だらけね・・・
想定したほうがいい車の死角
ここまで解説した車の死角をあなたが気にしていても十分ではありません。なぜならば公道にはサイドミラーを畳んでいることに気が付かないで運転しているドライバーもいますし、多くのドライバーは目視で左右を確認しません。
つまり、「自分は気にしているから相手も気にしているだろう」というのは性善説的考えであってそれは公道向きの考えではありません。公道は愛に満ち溢れてはいません。むしろ逆です。
公道で安全運転をするのであれば
どうせ前しか見てねーだろ!もしかしたら前も見てねーかも!
くらいに考えていたほうが良いです。
僕が「車の死角」だと認識している範囲はこんな感じです。
左右は完全に死角、前後は高確率で死角扱いです。
車の死角に入ることで引き起こされる危険と対処方法
車の死角が関係するバイク事故について、ケースと予防方法をそれぞれ解説します。
死角が引き起こす直進するバイク×車線変更する車の事故
車と同じ速度で走行する場合は車の左右を危険地帯として捉えて絶対に並走しません。
車が急に車線変更していきたときにバイクに車が当たらないように隣の車線の車の長さ分のエリアには入らないようにしましょう。
また車が車線変更するときはだいたい減速をともなうので危険地帯のエリアは後ろに数M長く取ったほうが良いです。
高速道路などで追い越しをする場合は車からなるべく離れた位置を高い速度差で一瞬で追い抜いたほうがいいです。
バイク直進×右折する車
車体が小さいバイクは、ドライバーからすると遠近感がつかみにくいものです。また、バイクはとてもスピードがでるものだということがわかっていないと
よっしゃ今ならギリ行けたるわ!!
と、全然ムリなタイミングで右折してくる車も多いです。
特に二灯のヘッドライトをもつバイクの場合、夜間は「遠くにいる四輪なのか、近くにいる二輪なのか」という判別がつきにくくなるので特に注意が必要です。
多くの二灯のバイクはこれを防ぐために片方しか点灯しないようになっているよ
右折待ちの車がいる交差点に先頭で進入するときはブリッピングでシフトダウンをし、万一に備えた運転をしましょう。
ブレーキをかけてもいいですが、交差点の度にランプを光らせると後ろの車が嫌がるのでシフトダウンによるエンジンブレーキがおすすめです。
しっかり減速するとやつらは「譲ってくれたわ!これ幸い!」と飛び出してくるので加減が難しいんですけどね・・・
サンキュー事故
対向車の右折待ちの車に道を譲った車両に気づかずにすり抜けなどをするとサンキュー事故になります。
謎に止まった車や、交差点で車列が切れたり、施設の駐車場で車列が空いている場合は必ず徐行で通過しましょう。
対向車の死角からバイクが現れたって事故だね
直進すり抜けバイク×左折する車
バイクがわざわざ車の死角を通ろうとすればこうなるわな
車に巻き込めれる間抜けな事故です。
多くの車は交差点の30m手前ではなく、直前でウインカーを出します。出さない車さえいます。
動いている車を交差点ですり抜けをすることは絶対にやめましょう。
また、すり抜けをしてきてもわざわざ車の死角に入ったところで待たずに左ウインカーを出している車の右後方で待つようにすると良いです。
すり抜けバイク×信号待ちの大型トラック
すり抜けをして大型トラックやダンプの前にでるのはとても危険です。
それらの車両は運転席が高い位置にあるため、バイクに気づきにくくそのまま轢かれる可能性があります。
またこれらの車両は低燃費走行をするために完全に停止せず、ジリジリ前進しながら信号待ちをすることもあります。
運転席が高い車の前には出ない、出るとしても進路上には入らないように気をつけましょう。
バイクの死角
バイクに乗っている方の多くは頭を振って左右の確認をする方が多いイメージがあります。
ドライバーの多くは趣味ではなく、移動手段として車に乗っている方が多い一方で、バイクに乗る方の多くは趣味として乗っているので「運転に対する関心度の差」がそうさせているのだと思っています。
もちろん中には多くのドライバーのように漫然と運転している方もいます。そういう方の死角は上のイラストのようにとても広い範囲になります。
しかし、バイクにはピラーがないので首振り確認を足すだけで死角をかなり狭くすることが可能です。
バイクの運転には視線移動だけではなく、首を振って行う目視がとても重要であることがわかります。
とは言えバイクのミラーは車のそれと比べて小型なものがほとんどなので後ろを見づらかったりします。そんなときに便利なのが3種類のミラーです。
バイクの死角を狭くするミラー
それぞれ解説します。
バイクの死角を狭くする補助ミラー
SSやレーサーレプリカなど、前傾姿勢のきついバイクはミラーにライダーの体が入り込みやすいです。
特に冬場にダウンなどを着ていると
ミラーの半分・・・僕の肩じゃん・・・
となることもあります。広角(ミラー自体が丸みを帯びている)の補助ミラーを取り付けるとミラーに写る範囲が一気に増えます。
一般的にはミラーの外側に付けるもののようですが、ライダーが映り込むのはミラーの内側なので補助ミラーは内側につけましょう。
僕もレーサーレプリカに乗っていたときにつけていました!めちゃくちゃ後ろが見えるようになりましたよ!
バイクの資格を狭くする広角バーエンドミラー
バーエンドミラーって見た目カスタムなんじゃないの?見にくいんじゃないの?
と思うかも知れませんが、広角のものをつければ下手な純正ミラーよりもずっと見やすいです。
特にバーエンドが純正ミラーよりも車体の外側にあるようなバイクでは単純に体と車体から離れた位置にミラーが接地されることになるのでミラーに写る範囲は広くなります。
一般的に小さなものしかないバーエンドミラーですが広角のものを選べばとても広い範囲を移すことができます。
慣れるまでは視線移動に違和感があり、視線移動の幅は純正ミラーよりも大きくなるので興味がある方は試して見て下さい。
僕のバイクは純正ミラーがクソなのですぐにバーエンドミラーにしました。めちゃくちゃ見やすくなりました!見た目もかっこいいですしね!
フロントガラスバックミラー
バイクのスクリーンの内側に両面テープで設置するフロントガラスバックミラーです。
アドベンチャーバイクなどにはいいかもしれませんが、SSやスポーツタイプに貼ると前傾姿勢に支障が出そうな感じがしますね。
興味がある方は見てみて下さい。これを使った経験はありませんし、今後万一アドベンチャーバイクに乗っても付けることはないと思いますが・・・。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
中にはバイクの死角と直接関係のないものもありましたが、せっかくなので死角が関係する雰囲気のあることを引っ張り出して安全運転のコツのような記事にしてみました。
この記事であなたが首が左右に軽々に向くようになれば嬉しく思います。
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