okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いた方は、
という方ではないでしょうか。
バイクジャケットはヘルメット選びよりもブーツやグローブ選びに近いです。
ヘルメットは他に代用品がないので当たり前に購入できますが、ジャケットやブーツ、グローブは高価な専用品を購入しなくても普段使いのものや専用品以外のもので代用しようと思えば代用できるから。
では何故多くのライダーが普段使いの上着で代用せず、わざわざ高価な専用品を着用しているのでしょうか。
それはシンプルに「バイクを運転することに最適化されているギアだから」。
普段着にはないバイクジャケットの特徴
この記事ではバイクジャケットがバイクの運転にどのように最適化されているのか、
ということについて簡単に解説していきます。
すべてのバイクジャケットがすべての機能を有しているわけではありませんが、これらの機能が多ければ多いほど、「良いジャケット」と判断することができますジャケット選びの参考にしていただければと思います。
プロテクター
引用元:https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kotsu/jikoboshi/nirinsha/heru_pro.html
安全性の高いバイクジャケットには肩、胸、肘、腕、背中にプロテクターが入っています。
胸部プロテクターが入っていないものやオプション扱いのものも多いよ。
バイク事故の35.7%は頭部へのダメージ、32.1%は胸部へのダメージです。バイクの上着を選ぶときに胸部プロテクターがついているものを選べばヘルメットに近い防御力を得ることができるので、我が身かわいい方は必ずプロテクターをつけましょう。
落ちた衝撃で胸を打ってしまうのね・・・
いえ、ハンドルが突き刺さるそうです。
胸のプロテクターなしではバイクに乗らないわ・・・
経験があるから言いますが、事故のときは信じられないくらい神様に無慈悲に扱われます。「自分は大丈夫」と思っているあなた、あなたは神様にとって全く特別な存在ではないです。プロテクターはつけましょう。
ちなみにオコブロはICUに入るような事故を起こす前はラフな格好でバイクに乗っていたよ。痛い目見ないとわからないバカだよ。
このブログを読んでくれている方は痛い目見なくてもわかると思います。
立体裁断
立体裁断とは人形に当てて生地を裁断していく、より体にフィットした服を作れる手法。バイクジャケットは「バイクに跨ったときに自然に体に沿う」ような作りになっています。
試着の際は乗車姿勢を再現して体とのフィッティングを確認することが大事。
肘が窮屈すぎないか、胸は苦しくないかなどを確認しましょう!
ちなみに立体裁断なので多くのバイクウェアはハンガーにかけたときに「抜け殻」のようになります。
バイクに乗っていないと動きづらいですが、バイクの上ではとても動きやすくというもの。
休憩のときにまめに脱ぐようにするとツーリングの疲れが軽減されるぞい
袖が絞れる
袖口からジャケット内に走行風が入ると、袖がバタつくだけではなくジャケットがパラシュートの役割を果たしてしまい、常に風の抵抗と戦いながら乗車しなければならなくなります。
疲れを少なくし、快適にバイクに乗るのであれば袖口が締められるものがおすすめ。
バタつかない
上着が風でバタつくと運転に大きな支障がでるのでバイクウエアはピシッとした着心地。
袖を絞れる機能と同様に肩やお腹周りも絞れるようになっているウエアも。
背中側が少し長い
前かがみにの姿勢でバイクに乗るのでその分、腰のあたりの面積を増やして腰がめくり上がらないようにできています。
インナーの裾が長いものを選ぶと腰がめくれないので快適にライディングできます。
バイクウエアではない普通のウエアで乗っている人って腰が見えちゃってる人いるよねたまに・・・
ボタンは使いにくい!ポケットにファスナー
財布やスマホを落とさない用にポケットにはファスナーがついているものが多い。
ファスナーだと引っ張るところを触ればポケットに蓋がされているかどうか走行中でも触覚ですぐに確認できるのでファスナーの方がいいです。
ボタン式は触ってもわかりづらいよ
休憩中役に立つ!ポケットが多い
ツーリングに機能を振っているバイクの上着だとポケットが多いものが多いく、たくさんのものを入れることができる。
ただしポケットにものを入れすぎると動きづらくなるのでポケットが多いものが良いバイクの上着かというとそういうわけでもありません。
貴重品以外は別の積載方法で持っていくようにしましょう。
貴重品だけポケット、後はシートバッグがおすすめ!でも休憩中はポケットが多いほうが楽!
ベンチレーション機能がついている
一部車種を除き、バイクにはエアコンがついていないので快適に乗るには自分で環境温度を調整する必要があります。
暑いときはバイク内に風が流れるようにベンチレーションの通風孔がついています。
バイクの上着の前面(多くの場合脇の下付近の胸部)と背中にファスナー式の通風孔があり、前から後ろに風が流れるようになっています。
インナーを着脱できる
ライダーは環境温度を「インナー」で調整します。
バイクの上着の中にはインナーを取り付けるためのファスナーが用意されていて、オプションのインナーを取り付けられるようになっています。
インナーは防風インナーと薄いダウンのような保温インナーの2種類が多いです。
しかし、オプションのインナーを使用すると、構造上ファスナー部分に隙間ができますし、(面倒なので詳細は割愛)装着も面倒で価格も高いのでオプションのものは使わないほうがいいです。
全く別の防風インナー(ウインドブレーカーなどで可)やインナーダウンを用意したほうが価格面でも機能面でも優れています。
僕も初心者のころオプションでインナーを2枚も購入して「オプションの意味よ!」となりました・・・
防水機能がある
「バイク用品=防水機能があるものが優れている」というイメージからバイクジャケットは防水のものが多いです。
実際には雨の中バイクに乗ることはほとんどないので防水機能はなくても全く問題ありません。
摩擦に強いためバイク用品の素材に使われる牛革には防水機能はありませんが、グローブのほとんどはレザーグローブですし、レースで走るためのツナギも牛革です。
とはいえ雨ツーリングが好きな方には嬉しい機能かと思います。
バイクの上着まとめ
いかがでしたでしょうか。
ということを知っていれば、より便利でより機能的なバイクの上着を選ぶことができます。
別記事でバイクの上着について網羅的に解説しているのでそちらの記事も読んでみて頂ければ幸いです。
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