okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いた方は
という方ではないでしょうか。
この記事では
ということについて解説していきます。
バイクツーリング×冷感冷却スプレーの効果
服の上から、もしくは肌に直接スプレーするとその部分が冷たく感じるのが冷感冷却スプレーです。
冷感冷却スプレーは風が当たったときにもっとも冷たく感じるので、メッシュジャケットを着た状態でバイクに乗り、走行風をガンガン当てることでかなり冷たさを感じることができます。
市販品のだと少し多めにスプレーすると痛いくらいだよ。
逆に熱く感じるくらいだよね
冷感冷却スプレーの効果は1時間程度持続するので1時間に1回、15分程度の休憩を入れることを推奨している当ブログとしてはとてもナイスなアイテムだったりします。
とはいえ、市販の冷感冷却スプレーは1時間に1回バシバシスプレーするには少々高価・・・ということで僕は自分で作ったものをツーリングに持っていっています。
特に暑い日にバシバシ使ったり、仲間にもスプレーしてあげたりすると一回のツーリングで1本使い切ることも・・・
ということで僕が実際に作っているレシピを公開します!
冷感冷却スプレー自作に必要なもの
それぞれ簡単に解説します。
市販の冷感冷却スプレーの空の容器
Amazonでもドラッグストアでもコンビニでも購入できます。
冷感成分のハッカ油はプラスチックに攻撃性があるので下手なボトルを使用すると液漏れの可能性があったり、スプレー部分が壊れる可能性があります。市販の冷感冷却スプレーはその辺りを考えた素材にしているので市販品の空の容器がベストです。
1回目は市販品を使うことになるね。「市販品はどんなもんか」っていうのもわかるからいいね。
市販品の使用感を参考に自作できるしね!
市販品のボトルは何でもいいですが、シートバッグの中で液漏れしないようにキャップに蓋ができて、かさばらない100ml位のものがいいです。
ハッカ油
Amazonやドラッグストアで購入できます。
ハッカソウというミントから抽出した清涼感の親玉のような植物油です。
などさまざまな効果があります。
虫除け効果や除菌消臭効果があるので夏にはピッタリのものですね。ちなみに、お風呂に数滴足らして入ることで湯上がりがさっぱりすっきり爽やかになります。
夏の湯上がりのベタベタ感がなくなってサラサラになるわよ!
除菌消臭効果があるので汗臭さも防げます。
ライディングブーツの内側にふきかけてもいいですが、除菌消臭効果は「ブーツの手入れ」の記事で紹介したグランズレメディの方が何万倍も優れているので足が臭い悩みを持っている方はグランズレメディを使って下さい。
グランズレメディは足の臭いの悩みを永遠に解決してくれるぞい。30代以上の男性に国が無料配布してもいいレベルの代物じゃ。
グランズレメディの使い方は下の記事を読んでみてね。
無水エタノール
ドラッグストアでも売っていないところが多いです。
ハッカ油は油なので水に溶けません。一度無水エタノールに溶かしてから水となじませる必要があります。
無水エタノールなしで作ることもできるけど、使うたびに死ぬほどボトルを振る必要があるから無水エタノール使った方がいいよ・・・
水(肌が弱い方は精製水)
普通に水道水でいいです。塩素が入っている水道水を使うと長持ちします。
肌が弱い方は精製水を使ったほうがいいらしいですが、そもそも「水道水のシャワーを浴びられない」くらい肌が弱い人向けだと思います。
水道水で作ってみて、万一肌荒れしたら精製水にしてみよう!とは言ってもその場合は水道水よりもハッカ油が原因だと思うけどね・・・
冷感冷却スプレーの自作方法
これだけです。
それぞれ簡単に解説します。
空のボトルに中さじ1の無水エタノールを入れる
全体の1/10を無水エタノールにしたいので中さじ1(10ml)の無水エタノールをボトルに入れます。ちょっと入れづらいですがなんとかなります。
ハッカ油を3秒間垂らす
ハッカ油は逆さまにすると1滴1滴、雫の状態で出てきます。
10~20滴入れたいのですが、高速ででてくるので数え切れません。3秒間垂らすと適量になる感じです。
キャップを締めてボトルを振る
キャップを締めて無水エタノールとハッカ油を混ぜてなじませます。
水を入れる
水を上まで入れて混ぜれば100mlの冷感冷却スプレーができます。
あえて水を少なく入れて作り、肌にスプレーしてみて効果が強すぎたら水を足して調整する・・・という方法もおすすめです。
水を満タンに入れたら引き算はできないからね・・・
冷感冷却スプレーおすすめの使い方
それぞれ解説します。
マスクにスプレーして涼しく!
マスクの外側に軽くスプレーすると夏のマスクの息苦しさから開放されます。たくさんスプレーしたり、ハッカ油が濃いと息ができないくらい涼しくなるので注意しましょう。
強力な眠気覚ましガムを噛んだときみたいになるよ
当ブログでおすすめしているフェイスマスクに満遍なくスプレーすると、首の後ろにも冷たさを感じられます。
ツーリングに行ったときに万一マスクを忘れてもネックウォーマーやネックガードをしていればコンビニでマスクを買うまでの間とりあえずは世間の目をしのげそうですし、そういった意味ではとりあえずのマスクの代用品にもなってしまうものなので今まで以上に重宝されそうです。
僕はツーリングにはマスクをもっていかずにフェイスマスクで飛沫防止してます。布マスクと同じということで・・・。詳しくは下の記事を読んでみて下さい。
服の上からスプレーして涼しく!
今日思ったほど暑くないな・・・。でもこのままだと暑いな・・・
という日は服の上からスプレーすればちょうどいい感じの涼しさを得ることができます。
肌に直接スプレーしてさらに涼しく!
もう暑くて死にそう・・・
という日は肌に直接スプレーすれば強烈な涼しさを得ることができます。
出先で濃さを調整して快適に!
というときは水を足して少し薄めればちょうどいい濃さに調合することができます。
冷感冷却スプレーの注意点
冷感冷却スプレーは実際の体温を下げているわけではなく、体感温度を下げているだけです。
ハッカ油の清涼成分で脳に「涼しい」と錯覚させているだけなんじゃよ
そうすると体からの発汗が抑制されて体温が上昇してしまうことがあります。
そういったことまで考えると「暑くて耐えられない!錯覚でもいいから涼しさを感じたい!」というときの切り札にしたほうが良いです。
といっても真夏のツーリングはずっとその状態なんだけどね・・・
このブログで推奨している「ライダーも水冷で冷やす=水をかぶってツーリングする」という方法は気化熱によって実際の体温を下げる効果があります。その方法と冷感冷却スプレーを併用し、「実際の体温と体感温度の両方を下げる」という方法がおすすめです。
ライダーの水冷に関して詳しくは下の詳細記事を読んでみてください
冷感冷却スプレーのコスパ計算
最後に、自作するとどれくらいお得なのか・・・ということを計算しておきます。
無水エタノール500ml
品目 | 容量 | 価格 | 一回分の使用量 | 一回分の価格 |
無水エタノール | 500ml | 約1000円 | 10ml | 20円 |
ハッカ油 | 20ml | 約700円 | 20滴の場合 0.02ml (1滴0.005ml) | 7円 |
100mlの冷感冷却スプレーを作るのにかかったコストは27円。市販品の安いものと比較しても1/10の価格です。
これなら貧乏性の僕でもバンバン使えます!!
浮いたお金で宿泊しちゃおうぜ!!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
真夏のツーリングが快適になる冷感冷却スプレーの自作方法について解説しました。
涼しさを感じるとても効果的な方法ですが、油断していると逆効果になることもあります。油断せずに水をかぶり、水分補給をたくさん行ってタイヤのグリップ力が上がる楽しい真夏を快適にすごしていきましょう。
この記事であなたの真夏ツーリングが少しでも快適になったのであれば嬉しく思います。
スプレーの濃さが決まるまで時間がかかるかもだけど、あなたに合った濃さが決まったら快適度は爆上がり!
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