okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いた方は
という方ではないでしょうか!
バイク乗りであれば色んなバイクに乗ってみたいですよね!友人が最新の新車を買ったりした日には「最新のバイクちょっとだけ貸してみて!」という言う方も多いと思います!
先日も道の駅で「男性が所有する大型バイクに中型バイクで来ていた女性が乗ってみる」というイベントの最中(さいちゅう)に出くわしました!
女性は3回ほどエンストをしましたが、一通りギャーギャー騒いだ後に無事公道(道路)に出て楽しんでこられたようでした。男性の方は恍惚(喜びうっとりする様子)の表情を浮かべていました!
脱線してるぞ
この記事では友人間でバイク、原付の貸し借り、交換をする方法を解説していきます!
ということについて解説していきます!
- 任意保険の他者運転特約に加入していることが大前提!【バイク、原付きの貸し借り交換】
- 相手は歴だけベテランなので転倒前提で段取りをしよう!【バイク、原付きの貸し借り交換】
- 事故を起こした場合に備えて書面で約束を交わしておこう!【バイク、原付きの貸し借り交換】
- 相手があなたのバイクを傷つけたらなにかにつけてバイクをリフレッシュさせよう!【バイク、原付きの貸し借り交換】
- バイクの価値以下の友情の相手と交換するようにしよう!【バイク、原付きの貸し借り交換】
- あなたのバイクは返ってこないかもしれないので次の愛車を探しておこう!【バイク、原付きの貸し借り交換】
- バイク、原付の貸し借り、交換の断り方【バイク、原付きの貸し借り交換】
- 結局バイク、原付きは自己責任【バイク、原付きの貸し借り交換】
- まとめ
任意保険の他者運転特約に加入していることが大前提!【バイク、原付きの貸し借り交換】
バイク、原付を交換する場合は任意保険の「他者運転特約」(他人運転しても保険が降りる保険契約)に加入していなければなりません!これに加入していないとせっかく入っている任意保険を使うことができず、物損事故や人身事故を起こした場合すべて自腹(保険を使わず自分で払うこと)での支払い義務が生じます!
数千万、億単位の支払い義務が発生する可能性もあるので人生終わっちゃいますよね!
任意保険料は補償する範囲が広ければ広いほど保険料は高くなり、狭ければ狭いほど安くなります!
つまり、あなたが任意保険に加入するときに
保険料は安く済ませたいな!
と考えていたのであれば他者運転特約には加入していません!
あなたの保険は恐らく「年齢制限」(26歳以下は運転しません!など)と「家族のみの運転」の縛りがあり、それゆえ保険料が抑えられています!
任意保険加入時にわざわざ
バイク交換したいから他者運転特約に入っておこう!保険料が多少高くなっても気にしない!
と思わなかった限り他者運転特約には入っていません!
友人とバイク、原付の貸し借り、交換を行う前に任意保険の内容を変更しておきましょう!
ちなみに車両補償(壊れたバイクを直すための補償)と他者運転特約は別物なのです!
他者運転特約で物損事故や人身事故はカバーできますが、車両の修理代は保険で賄えないので自腹(自分のお給料から支払うということ)で修理してもらうことになります!
万が一のときに修理代バックレられないようにきっちり書面(紙でという意味)で約束をしておきましょう!詳しくは後述(後で説明するという意味)します!
車両の管理義務を怠ったという根拠からバイクや原付きを貸した相手が交通違反をし、罰金の支払いに応じなければ車両の所有者に督促がきます。また事故を起こして賠償金を支払わない、支払えない場合も所有者に請求がきます。大事になると所有者が懲役刑を受けることもあります。
相手は歴だけベテランなので転倒前提で段取りをしよう!【バイク、原付きの貸し借り交換】
バイクに乗りたての初心者の方は、バイク自体の操作に慣れていないので「バイク交換しよう!」とは言ってきません!まだバイクを運転することに不安があるので、そんな状態で他人のバイクを運転するのはリスキーだからです!
逆にバイクベテランの方は
ということを理解しているので
バイク交換して乗ってみよー!
ということは絶対に言いません!
ではどんなライダーが交換を持ちかけてくるかと言うと
初心者よりはバイクに慣れ、ベテランよりもリスクを理解していない中途半端なライダー
です。
つまり、少しバイクに乗れてきた実感はありますが、バイクの危険性や本当の意味でのバイクを操る難しさは理解できていないくらいのライダーです!
もしもバイク歴が長い方が交換を持ちかけてきたら、その人は長いことバイクに乗っているくせに上の3つのリスクを理解していない「歴だけ長いライダー」であってベテランライダーではありません。
こういった方々は自己評価(運転への自信ということ)と実際のライディングスキル(バイクの上手さということ)の乖離(離れているということ)が大きいので、普段と違うバイクに乗ってときに立ちゴケや転倒をする可能性がとても高いです!
いつもの感じでやったらコケちゃった!テヘ!
つまり、「バイクを交換する=ベテランではない=転倒のリスクが高い」ということなので転倒を前提とした段取り(準備をするということ)をする必要があります!
絶対にバイクで転ばないという奇跡の人は存在しないからの。仮に相手がベテランでも「もしかしたら転倒リスクが少しだけ低いかも」程度じゃよ。
事故を起こした場合に備えて書面で約束を交わしておこう!【バイク、原付きの貸し借り交換】
転倒を前提に段取りをするにはまず「約束」を交わしましょう!
口約束だと修理費用などが高額になってしまった場合にバックレられるかもしれないので必ず書面(紙に書いてということ)で約束を交わしておきましょう!
ということ紙に書いて、お互いの住所、氏名と捺印(ハンコを押すということ)、家族の署名(名前を書いてもらうということ)、捺印をしておきましょう!
(遺族に請求とかできないだろ普通・・・。自分のバイクで死んじゃってんのにさ・・・)
相手があなたのバイクを傷つけたらなにかにつけてバイクをリフレッシュさせよう!【バイク、原付きの貸し借り交換】
相手があなたのバイクや原付きで立ちごけしたとします!
自分で立ちごけしたら
カウルに見えないくらいの傷が入ったけど・・・交換すると10万するから放っておくか・・・ステッカーでも貼るか!次に転んだら変えよう!
といった絶対にわざわざ直さないような小さなキズもすべて直してもらいましょう!
更に「納得するまで修理する」と約束してあるので
リアサスが変な気がする!
エンジンの吹け上がりも悪いな!
と言えばリアサスOHやエンジンのOHなど高額メンテナンスも行うことができますよね!
(相手に悪意(悪い人ということ)があればこう言う風にされる可能性があるってことじゃの)
バイクの価値以下の友情の相手と交換するようにしよう!【バイク、原付きの貸し借り交換】
あなたが悪意を持たずにかかった費用だけ請求してもあなたは交換した友人のことを「自分の愛車をコカした人」という認識になります!
相手はあなたのことを「愛車をコカしてしまった人、頭が上がらない(申し訳なく思うということ)」という認識になります!
いくら気持ちよく支払いを済ませても、そのときに湧き上がった何かしらの感情を忘れることはないでしょうし、修理にかかった時間、手間、バイクに乗れなかった期間は返ってきません!
二度とその友人とは以前のような友人関係には戻れなくなります!
一生付き合っていくつもりの友人さんとは絶対に貸し借りをしてはいけません!
多く見積もって「そのバイクを購入する費用」をその人との友情を天秤にかけ、バイク購入費用以下の価値しかない友人さんとバイクの貸し借りをするようにしましょう!
(バイクの貸し借りを提案してくる人は自分のことをその程度の友人関係としか思っていないってことね・・・)
あなたのバイクは返ってこないかもしれないので次の愛車を探しておこう!【バイク、原付きの貸し借り交換】
その程度の友人関係でないとバイク、原付きの貸し借りは成立しないので「バイクを壊された挙げ句友人がバックレる」という可能性も十分考えられます!
ですのでバイクの貸し借りをする前にもう自分の愛車は戻ってこないものと考えて、次の愛車を探しておきましょう!手付金くらい払っておくほうが段取りが良いと思います!
バイク、原付の貸し借り、交換の断り方【バイク、原付きの貸し借り交換】
この記事を読んで「バイクの貸し借り嫌だなぁ・・・」と思った方のために
おう!バイク買ったのか!交換しようぜ!
と言われたときの断り方を書いておきます。
僕はあなたのバイクに責任を持てないのどうぞ僕のバイクを乗ってきてください。その前に
- バイクが傷ついた場合持ち主が納得するまで修理する
- 事故で意識不明になった場合、家族に修理代、新車両購入費の全額を請求する
- 事故で死亡した場合、遺族に修理代、新車両購入費の全額を請求する
という念書を作って署名捺印をお願いします。
と伝えましょう。
それ言える人ってなかなかいないと思うのよね
じゃあ「リスク高すぎるんで勘弁してください。」で良いと思います。「なんだよコケたりしないよ」と言われたら
- 管理責任で懲役に行かなければならない可能性がある
- バイクは自立できない乗り物
- あなたは私の人生をかけるに値しない
という旨を伝えればいいと思います。
結局バイク、原付きは自己責任【バイク、原付きの貸し借り交換】
車もそうですが、公道に出たり、車両を所有するということは社会に対して一定の責任を負うということです。公道を走る以上、自分の車両の責任は自分で負うことになります。
この記事ではバイクの貸し借り、交換についてネガティブな内容になりましたが「自己責任」の名のもとに行動しても問題ないと思います。つまり
自分で買ったバイクなんだからどうしようがおれの勝手だろ
という論法はルールの範囲内だと正しいということ。ただ、そのルールは「何かあったら持ち主が責任取れよ」です。
大事故を起こして億単位の責任をとれるのであればバイクの貸し借りはなんの問題もありません。この記事を読んで
自分で買ったバイクなんだからどうしようがおれの勝手だろ
と思う方は好きにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
バイク、原付きの貸し借り交換について解説しました。
自分の大型バイクを女の子に貸して「おれは普段そのバイクを運転してるんだぜ~」と光悦の表情を漏らしても結構ですが、その裏にある確かなリスクを考えてましょうという記事でした。傍から見ていて結構痛かったです。
この記事「!」が多くてなんだかバカっぽかったわね・・・
バイクの貸し借りをするような程度の低い方に合わせてみました!
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