okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いた方は
という方ではないでしょうか。
この記事では
ということについて解説していきます。
各積載方法は別記事を用意して深堀り解説しています。各項目の下にリンクを張っているのでそちらも併せて読んで頂ければ納得して積載方法を選ぶことができるかと思います。
バイクの積載方法のカテゴリ
バイクに荷物を積載する方法はたくさんありますが、積載方法を選ぶ前にまずは
という大きな4つのカテゴリを理解しておくと積載方法選びがスムーズになります。
単体での使用は避けたほうが良い積載方法
これらの積載方法は単体での使用だと使い勝手が非常に悪いので、シートバッグの上に荷物を高積みするときに「万が一の落下を防ぐため」「バッグの外側につけた荷物のバタつきを抑えるため」に使った方が良いものです。別の積載方法と併用して上手に使う必要があります。
単体使用だと初心者感が大きいけど、他のバッグと併用することでベテラン感が出る面白い積載方法だよ。
体に身につけてしまう積載方法
体に身につける積載方法は「車の運転席で荷物を持ち続ける」ことと同じで、運転者に負担をかけるものです。それぞれにメリットはありますが、「疲れを増やす」「ライディングの動きを邪魔する」というデメリットとのバランスを考慮して選ぶことが大事になります。
通勤通学街乗りとか短距離短時間なら支障は少ないけど、長距離ツーリングのときはおすすめしないよ。
バイクに荷物を積める積載方法
バイクが荷物を持ってくれるのでライダーへの負担が少なく、長距離のツーリングに向いている方法です。それぞれメリット・デメリットはありますがどれも使い方を間違わなければ素晴らしい積載方法になってくれます。
特にタンクバッグは注意が必要!天使にも悪魔にもなるよ!
タンデムができる荷物の積載方法
タンデムシートを占領しない方法はこの3つのみです。タンデムでロングツーリングを楽しむ方はこのいずれかの方法を選ぶ必要があります。
タンデムならではの注意点やメリットを考慮してタンデマーも快適にツーリングできるように考える必要があります。
快適にツーリングしたいわ!あたしがリュック背負うなんて嫌よ!
バイク用のツーリングロープはシートバッグとの併用がおすすめの荷物積載方法
ツーリングロープには
というメリットがありますが、
というデメリットがあります。
小さな荷物を複数積むことはできないので、細かいものはリュックなどに入れてロープでバイクにくくりつけることになりますが、リュックがめちゃくちゃ排ガス臭くなります。
ツーリングの休憩中にリュックの中の荷物を取り出したい場合はロープを外してリュックを開ける必要があるのでアクセスが極端に悪いです。
また、バイク用のバッグ(タンクバッグやシートバッグ)はバイク用品メーカーが「これをこうして後はバックルで固定してください」というように「バイクのプロ」が積載方法を確立してくれているのに対してロープは自分でしっかり固定しないと簡単に荷物を落としてしまうものです。
落下物が原因で後続車が事故を起こす可能性もありますし、落下物は道路法第43条、道路交通法 第75条の10に違反し、それぞれ一年以下の懲役又は五十万円以下の罰金(道路法)と3ヶ月以下の懲役、若しくは5万円以下の罰金、又は10万円以下の罰金(道路交通法)が課されます。
緊急用としてはネットの方が優れているしね・・・ロープを使う必要はないと思うよ。
バイク用のツーリングネットはシートバッグとの併用がおすすめの荷物積載方法
ツーリングネットには、
というツーリングロープと同じメリットがあり、
というデメリットがあります。 ツーリング中にバッグの容量が足りなくなったり、親戚のおばちゃんに「野菜持って行きな!」と言われたときは緊急用として役に立つので、お守りとしてバイクに積んでおくのは良いですが積載のメインにはしない方が良いです。
単体で使用して荷物を積載していると非常に初心者感、旅慣れしていない感が出ますが、シートバッグと併用して高積みしたり、バッグの外側につけたコップやランタンなどのバタつき防止に使うと一気にベテラン感、旅慣れ感がでる面白い積載方法です。
緊急用としてもロープよりもネットを携行したほうがいいよ。シートしたの収納スペースに入れておけば安心だよね!
リュックは通勤通学街乗り最強の荷物積載方法
リュックには、
というメリットがあるので最も通勤通学・街乗りに向いている積載方法ですが、
というデメリットがあるので、ツーリングには最も向かない積載方法です。
バイクに乗り初めの頃は免許費用、バイク購入費用、装備購入費用が続くのでついうっかり「家にあるリュックでツーリングに行くかー」と考えてしまいがちですが、バイク趣味を長く続けるつもりであればバイク専用の積載バッグを購入することを強くおすすめします。
体の動きを最も邪魔するリュックはライディングの上達も阻害するよ。バイクの楽しさを感じられなくなるよ。
スタイル的にツーリングでもリュックが似合うのはモタードくらいだよね。
ウエストバッグ休憩中の貴重品入れに最適な荷物積載方法
ウエストバッグには、
というポケットと同じメリットがありますが、
というデメリットがあります。
狭いバイクのシートの上でウエストバッグをお腹の前につけても後ろにつけてもライディングの邪魔になしますし、横に付けるとコーナーの内側に腰をズラして曲がるときにとても邪魔になります。
肩から斜めがけにするとバッグ部分が重さで下にズリ落ちてきます。後ろにずり落ちるとライダーはシートの後ろに座れなくなりますし、前にずり落ちると前に座れなくなるばかりか、前傾姿勢をとったときにウエストバッグのファスナーなどがタンクにカチャカチャ当たってしまいます。
ウエストバッグはコーナリングを楽しむバイクに、ある程度の技量があるライダーが乗ると「走ることを楽しめない」という状態になってしまいます。
ウエストバッグはバイク乗車中は身に着けず、ツーリングの休憩中に持ち運びたいものがポケットでは足りない方があらかじめシートバッグに持ち歩きたいものを入れた小型のウエストバッグを入れておき、休憩のときにそれを持ち歩くという使い方がおすすめです。
休憩中持ち歩きたいものをあらかじめ小さなウエストバッグに入れておいて、それをシートバッグに入れて走る、休憩中はシートバッグからウエストバッグを出して持ち歩くってことね!
レッグバッグはポケットの上位互換の荷物積載方法
レッグバッグには、
というメリトがありますが、
というデメリットがあります。
体に身につけるタイプの積載方法の中では最もライディングへの影響が少ないので、積極的に体重移動をしてライディングしない方やライディングを楽しまない方にはおすすめですが、容量が少ないのでバッグではなくポケットの上位互換として認識したほうが良いです。
多くの方が愛用しているのであなたにも合うかも!僕には全然合いませんでした!
多くの方が愛用しているのであなたにも合うかも!僕には全然合いませんでした!
タンクバッグはポケットの上位互換の荷物積載方法
タンクバッグには、
というメリットと、
という「ライダーが身につける積載方法」のようなデメリットがあります。
「バッグ」と考えるとデメリットが多いので「小物入れ」「ポーチ」と考えるとタンクバッグを上手に使えるようになります。
「バッグ」はシートバッグやサイドバッグ、パニアケースなど「バイクに積める積載方法」に担ってもらい、タンクバッグにはウエストバッグやレッグバッグなどとカテゴリーが同じものだと考えるのが良いです。
つまり、前傾姿勢がきついきつくないに関わらず、最小限の荷物を入れる小型のものを選ぶのがおすすめです。
僕にとっては市販の小型のバイク用のタンクバッグでも大きすぎるので、真夏はスマホ冷却のためにモバイルバッテリーが入る大きさのタンクバッグを自作して使っています。これでもスポーツランをすると邪魔になるので使用は宿泊を伴うロングツーリングのときのみに限っています。
パニアケースはタンデム時積載量最強の荷物積載方法
パニアケースには、
というメリットがありますが、
というデメリットがあります。
デメリットが強烈でパニアケースがあまり良くないもののように感じるかもしれませんが、これらのデメリットよりもメリットの方が上回る方がいます。
タンデムで長距離を走るときは、荷物をたくさん積めて、背もたれにもなるフルパニアがもっとも良い選択です。タンデムのときはライディングを楽しむ運転はしないのでタンデムツーリングとパニアケースの相性はとても良いです。
また、カメラやサバゲー、登山などへ向かう足としてバイクを使っている方は大事な趣味の道具をハードケースに入れて安全に運ぶことができるパニアケースと相性が良いです。
バイクを趣味の主として捉えているとデメリットが大きく感じてしまいますが、「車よりもちょっとだけ楽しく趣味をする場所に移動するための手段」と考えている方にとってはパニアケースはとても良い選択です。
バイク趣味がメインではない人と、タンデムがメインの人におすすめってことだねー
サイドバッグはスタイルを壊さない荷物積載方法
サイドバッグには
というメリットがあり、
というデメリットがあります。
サイドバッグは左右に張り出すデザインなのでバイクの操作感に影響がでます。バイクでのスポーツ走行をバイク趣味の真ん中に置いている人や走る楽しみのために作られた様なSSでやスポーツタイプ、モタードやスポーツネイキッドモデルでタンデムツーリングをしない方はサイドバッグはおすすめしませんが、もともと走るためのバイクではないアメリカンやクラシックバイクにはおすすめです。
バイクへの積載は通常、バイクのシルエットとトレードオフの関係にありますが、アメリカン、クラシックバイクとサイドバッグに関してはむしり取り付け後の方がかっこよくなるものです。
シートバッグはソロライダーに最強の荷物積載方法
シートバッグには、
というメリットがあり、
というデメリットがあります。
タンデムツーリングをしないライダーにとっては最善の積載方法です。
リアボックスはタンデムしやすい荷物積載方法
リアボックスには、
というメリットがあり、
というデメリットがあります。
ボックスを外すのは気軽ですが、キャリアを外すのは気軽ではないので「バイクにキャリアがつけっぱなしでも構わない」という方やタンデムツーリングの背もたれに活用したい方にはおすすめです。
タンデムに対応しているパニアケースよりもずっと安価に導入できるので現実的なタンデム積載方法としておすすめです。
タンデムをしない方は完全にバイクから取り外せるシートバッグの方が良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
バイク(ライダー)に荷物を積むすべての方法を解説しました。
この記事をギュッとまとめると、
という内容の記事でした。
この記事があなたのツーリングをより楽に楽しくなるきっかけになったのであれば嬉しく思います。
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