okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いた方は
という方ではないでしょうか。
この記事では
ということについて解説し、
という結論に至ります。この記事を読めば万が一の時に事故や転倒を防げる可能性がぐっと上がります。
バイクは車よりも緊急回避しづらい【バイク事故を防ぐ緊急回避方法】
教習所で教えてもらう内容ですが、多くの方が忘れているのがバイクは車よりも緊急回避をしづらいということです。
バイクの方がヒラヒラ曲がれる感じがするけど・・・
この違いは両者の「曲がり方の違い」に起因します。
車の曲がり方
車は曲がりたい方向にハンドルを切ることでダイレクトにタイヤが向きを変えて曲がります。
- 危険を察知する
- ハンドルと切ると同時にタイヤが向きを変えて曲がり始める
という1アクションで曲がることができます。
バイクの曲がり方
バイクはリアタイヤを傾けることによってフロントタイヤに舵角がついて曲がっていきます。バイクには「ハンドルを切った方とは逆向きにバイクが傾く」という特性があるので、車のように曲がりたい方向にハンドルを切ると反対側に曲がっていきます。
- 危険を察知する
- 曲がりたい方向とは逆側に少しバイクを傾ける
- 反動でバイクが曲がりたい方向に大きく傾く
- フロントタイヤに舵角がついて曲がり始める
という複数のアクションが必要なので車に比べて「曲がり始めるまで」の時間が長くなります。
車は急ハンドルを切れば切るだけクイックに曲がることができますが、バイクの場合は車体の傾きに依存するのでクイックに曲げることが難しいです。
直進中のバイクの緊急回避手順【バイク事故を防ぐ緊急回避方法】
緊急回避を行うときは上で解説した曲げ方では遅いので、もっと積極的にバイクに「クイックに曲がる入力」を行います。
- 危険を察知する
- リアブレーキを一瞬かける
- フロントブレーキをかける
- ブレーキリリースを同時に曲がりたい方向とは逆側に一瞬ハンドルを切る(逆ハンを当てる)
- シートからお尻を浮かせて曲がりたい方向のステップを強く踏む(ステップ荷重)
- シートのイン側に体重を乗せて強く曲がっていく(シート荷重)
それぞれ解説します。
これは「ブレーキしてみたけど止まれない!」という時じゃの。咄嗟に回避するときは④から始めるのじゃ!
リアブレーキを一瞬かける
フロントブレーキより先にフロントブレーキをかけるとリアが下がってくれるのでフロントブレーキをかけたときのノーズダイブを防いでくれます。
また、両方のタイヤが路面にバランス良く食いついてくれるので制動力があがります。
詳しくは下の詳細記事を読んでみてください
フロントブレーキをかける
フロントブレーキをかけると高い制動力を得られるだけではなく、フロントサスペンションが縮むことでサスペンションに「曲がる力」が貯まっていきます。
ブレーキリリースを同時に曲がりたい方向とは逆側に一瞬ハンドルを切る(逆ハンを当てる)
ブレーキをリリースすると「曲がる力」が一気に解放されます。
その瞬間に一瞬ハンドルを曲がりたい方向とは逆に切ります。曲がりたい方向と逆のグリップを引いても、曲がりたい方向のグリップを押してもどちらでも良いです。
ハンドルを押し引きする操作は一瞬です。
シートからお尻を浮かせて曲がりたい方向のステップを強く踏む(ステップ荷重)
シートから少しお尻を浮かせて曲がりたい方向のステップを強く踏み、強いステップ荷重をかけます。
ステップ荷重はシート荷重よりもクイックに曲がることができますが、リアタイアに荷重がかからないのと、ずっと荷重をかけ続けることができないので曲がり方が弱いです。グイグイ曲がって行きません。
パッとフラッと真横に移動するように曲がるのは得意ですが、その後も安定して曲がり続ける・・・ということはできません。
シートのイン側に体重を乗せて強く曲がっていく(シート荷重)
ステップ荷重でも危険を回避できない場合は、バイクの向きが変わったらステップ荷重からシート荷重に移行してバイクを強く曲げていきます。
踏んでいるステップ側のシートにどかっと座って強く曲がっていきましょう。
コーナリング中のバイクの緊急回避手順
コーナリング中の障害物をみつけたときの緊急回避方法は直進時よりも簡単です。
- 危険を察知する
- フロントブレーキを握る
です。
バイクが傾いている状態でフロントブレーキをかけると、バイクは起き上がるのでコーナーのアウト側に逃げることができます。
そのまま停止してもいいですし、曲がれそうであれば障害物を避けたあとにブレーキをリリースしてもう一度旋回に入っても良いです。
ブレーキングはリアを先にかけるように日頃からチャンク化しておく【バイク事故を防ぐ緊急回避方法】
普段はフロントブレーキで止まって、急制動とか緊急回避のときは先にリアブレーキをかけて・・・
と考えていると結局急制動や緊急回避をするときにガツンとブレーキを握ってしまうことになります。バイクに慣れていないと慌ててクラッチレバーを握ってエンジンブレーキを自分から解除してしまうこともあります。
人間はうっかりミス、ヒューマエラーを起こすものです。
このエラーが起きる頻度を下げるには「反復学習」しかありません。反復を繰り返すとそれがルーティンになり、さらに進むと動作をチャンク化することができます。
チャンクとは塊のこと。動作を塊にするとは、例えばキーボードでこんにちはとタッチタイピングするとき、始めはk o n n i t i w aと9つのキーをタイピングします。
慣れてくるとk oをほとんど同時に押せるようになります。するとko n ni ti waという4つの塊として文字を打てるようになります。
更に慣れるとkon niti waになり、最終的にkonnitiwaと流れるようにタイピングできるようになります。
つまり、最初は9つのキーだったものを反復によって1つの塊、こんにちわにできるということ。
チャンク化の効果はとても素晴らしく、
という効果があります。
タッチタイピングを習得したい方は下の記事を参考にして下さい。僕が運営しているサイトです。これを機に「バイク初心者の日記」的なブログを開設するとバイクの維持費くらい稼げるかも!
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すべのブレーキ操作で「リアを一瞬先にかける」というかけかたをすればどんなときでも最適なブレーキングができるということです。
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緊急回避の練習方法【バイク事故を防ぐ緊急回避方法】
マンホールをギリギリで避ける走り方をすると緊急回避の練習になります。
前後に車がいると迷惑になるので、自分1人で走っているときに練習するようにしてみましょう。
対向車もびっくりするから対向車が来ているときに練習してはいけないよ。
緊急回避をしなくてもよい「車間距離」と「適切な速度」【バイク事故を防ぐ緊急回避方法】
急な飛び出しは仕方がありませんが、「走行中に前の車の下から突然落下物が現れる」という緊急回避に関しては
という2つを心がけることでその難易度を極端に下げることができます。
早めに危険を察知して、ゆっくり避けるに越したことはありません。
車間距離を空けていると多くの危険を遠ざけることができます。
学科試験問題では「安全な車間距離とは制動距離と同じ距離である⇛Yes」という問題が出題されることがあるようですが、あまりにも車間距離を空けすぎると後ろの車から無理に追い越されたり、煽り運転をされたりすることがあるので空けすぎも逆に危険になります。
前を走る車が急に0km/h状態になるのは壁に激突したときくらいなので「車間距離=制動距離」というのは現実離れしています。
警視庁お墨付きの「前の車と2秒間隔を開けて走る」という方法がおすすめです。詳しくは下の記事で解説しています。
原付だと1mも車間を空けない人もザラ。めちゃくめちゃ危ないよ。
並走や同一車線の追い抜きが危険なワケ【バイク事故を防ぐ緊急回避方法】
動画撮影をしている方や、マスツーリングを楽しむ方はよく並走や同一車線内での追い抜きを行います。
バイクが2台並んでいるということは「緊急回避時の回避先をなくしている」ということなので大変危険です。
この記事をここまで読んでくれているあなたはこのような危険で想像力のないライディングはしないようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
障害物や危険を避けるバイクの緊急回避について解説しました。
- 危険を察知する
- リアブレーキを一瞬かける
- フロントブレーキをかける
- ブレーキリリースを同時に曲がりたい方向とは逆側に一瞬ハンドルを切る(逆ハンを当てる)
- シートからお尻を浮かせて曲がりたい方向のステップを強く踏む(ステップ荷重)
- シートのイン側に体重を乗せて強く曲がっていく(シート荷重)
という最短回避方法をマスターしてより安全により楽しくバイクライフを送れるようになって頂いたのであれば嬉しく思います。
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