okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いた方は、
という方ではないでしょうか。
ガス欠はとても単純なうっかりミスですのでそうそう陥るものではありません。しかし、そいういったものだからこそ「バイクが止まってしまったのは本当にガソリン切れのせいなのか」を判断するためにガス欠の症状を把握しておくことは大切なことです。
めったに起きないガス欠なので、いざというときに対象方法がわからず慌ててしまうかもしれません。
そんなことにならないようにこの記事では
ということを将来のあなたのために解説していきます。記憶の引き出しの奥の方へしまっておいて頂ければと思います。
いざというときに思い出す引き出しに都合よく入れておいてください!
バイクガス欠の症状
ガス欠を起こしたときの症状は下記の通りです。
ガソリンが少ない状態でこれらの症状が出た場合はガス欠の可能性の可能性が高いです。
バイクのガソリンが切れたときに似ている症状が出る他の不具合
ガス欠に似ている症状が出る不具合があります。原因がガス欠ではなかった場合はガソリンを補充しても症状が改善しないので、まずは「症状を出している原因が本当にガス欠か/ガス欠の可能性が高いか」を判断する必要があります。
それぞれ簡単に解説します。
ガソリンコックがONになっている
キャブレーター式のバイクの場合はガソリンコックを「ON」から「RES(リザーブ)」に切り替えないとすべてのガソリンを使うことができません。ガソリンコックが「ON」の状態でガス欠の症状が出たら「RES」に切り替えましょう。
パイプの高さが変わって、タンク内の予備ガソリンを使うことができるようになるよ。
ガスケットなどの異常
タンクを取り付ける際などに、ガスケットがうまくハマっていなかったり、液体ガスケットが漏れてしまいガソリンの流れをつまらせてしまうことがあります。
タンク内のガソリン量が多ければガソリンの圧力でガソリンが出てくることもあるのでタンク取り付け直後は気づきにくいこともあります。
最近ガソリンタンクを外して取り付けた方はこの可能性があるね!
ガソリンフィルターの詰まり
ガスケットなどの異常と同じ理屈で、ガソリンフィルターが詰まるとガソリンがガソリンが供給されなくなります。タンク内が錆びた放置車両を復活させたときや年式の古い中古車に乗り始めたときなどは注意が必要です。
ガソリンホースにフィルターを噛ませてある車両はフィルター!を確認しよう。フィルターは半透明で汚れが目視できるようになっているよ
ホースの取り回し異常など
などの異常があるとガソリンをスムーズに供給することができずガス欠の症状がでます。
最近燃料ホース周りを触った人はこれが原因かも?もう一回バラそう!
タンクキャップ空気穴の詰まり
タンクキャップには弁がついた小さな穴が空いていて、タンク内とタンク外の気圧が一定になるようになっています。
この穴が汚れで塞がれてしまうとガソリンが安定して供給できなくなるのでガス欠と同じ症状がでます。醤油差しの裏の小さな穴をふさぐと醤油がでてこないのと同じです。
新品のガソリンキャプでもクリア塗装によって最初から穴を塞いでしまっているものもあるので注意が必要です。
タンクキャップを開けっ放しにしてエンジンがかかれば詰まりを起こしている可能性が高いです。
最近タンクキャップを交換したり、一度も分解清掃をしていなければこれが原因の可能性が高いよ。
パーコレーション
気温の高い日のみ症状が出て、しばらくバイクを休ませればエンジンがかかる場合はパーコレーション(燃料沸騰)を起こしている可能性が高いです。キャプ車で起こることが多いですが、まれにインジェクションのバイクでも起こります。
などの対策があります。詳しくは下の記事で解説しています。
燃料ポンプ故障
インジェクションのバイクの場合、キーを音にしたときに「ウィーン」といった燃料ポンプの動作音がしなかったり、聞き慣れない動作音が聞こえた場合は燃料ポンプ自体が壊れている可能性があります。早めにバイク屋さんに相談するようにしましょう。
ちなみに僕は、
インジェクションのくせにパーコレーションなんて起こさねーだろ。ポンプ交換で解決!
と、燃料ポンプを交換しましたが、結局原因はパーコレーションだった・・・という悲しい過去を持っています。燃料ポンプは割と高額なパーツなので悲しさも大きくなりました。
バイクでガス欠になりそうなときは低燃費走行に切り替える
ちょっと次のガソリンスタンドまで持たないかも・・・
と感じたら通常の楽しい運転から「低燃費運転」に切り替えましょう。
移動手段として乗っている車とは違い、バイクは趣味で乗ることがほとんどですので「バイクの燃費を気にした運転をする」ということは通常ありえないのですが、ガス欠の可能性がでてきた場合は話が違ってきます。
車が趣味の人が燃費を気にしないのと同じじゃ。燃費を気にするライダーはエコカーでも乗っておれ。
この7つのテクニックを使って無事給油できたらまた楽しい趣味の時間の戻りましょう。
燃費を気にするようなやつはツーリングなんて行かずに家にいればいいのじゃ。
バイクでガス欠したときの対処方法【ガソリンが切れた・・・】
ここからは実際にガス欠になってしまったときの対処方法を解説します。
ガス欠したときの対処法はたくさんあります。
セルを回しすぎない
エンジンがかからないからといってセルを何度も回すとバッテリーあがりまで起こしてしまいます。
かからないものはかからないので諦めましょう。
持ち運んでいるガソリン携行缶から給油する
ガス欠が心配な方はガソリン携行缶を持ち運ぼうと考えるかもしれませんが、それはおすすめしません。
気をつければ防げるガス欠のために荷物になる携行缶を持ち運ぶのはスペースの無駄です。荷物を積むのが苦手なバイクなのでツーリングの荷物は少ないに越したことはありません。
バイクを前後左右に振る
バイクを前後左右に振ると残っているガソリンが流れて少しだけ動くことができます。
フロントブレーキを握ったまま前後に動かしたり、バイクを降りて左右に振ったりしてみましょう。最後の悪あがきです。
耐油ホースでガソリンを分けてもらう
ホースを使ってサイフォンの原理を利用すれば別の車両からガソリンをもらうことができます。とてもいい動画があったので貼っておきます。
歩道と車道の高低差を利用してガソリンを移すこともできるが、「ホースを持っている+ガソリンをくれる仲間がいる+高低差がある歩道がすぐ近くにある」というなかなか渋い条件をみたさないと使えないのじゃ・・・。
しかも一緒にマスツーしている仲間とはだいたい給油タイミングを合わせているから仲間もガス欠の危機にあることが多いよね・・・
ていうか、ガス欠するくせに、準備万端ホースを取り出して「ガソリン頂戴」じゃぁねぇ・・・
(ハイオク指定なんて言えない)
仲間にガソリンを買ってきてもらう
マスツーリングであれば仲間にガソリンを買ってきてもらうのも選択肢のひとつです。携行缶はガソリンスタンドで売っているので手ぶらで行ってもらってもガソリンを持って来てもらえます。
礼儀がないのが親しさだと思っている人いるわよね・・・
ガソリンスタンドまで押していく
ガソリンスタンドが近くにあれば押していくのが現実的な方法です。真夏は熱中症のおそれがあるので早めに諦めましょう。
これで気が遠くなったことがあります。
ロードサービスに連絡する
誰にも迷惑をかけず、一人ひっそりとガス欠を解決できる最善の方法はロードサービスです。ご加入の任意保険に付帯してくるロードサービスを利用しましょう。
大勢が参加しているマスツーリングの場合は「ロードサービスを頼むから先に行って!後で追いつくよ!」と明るく仲間に告げて、仲間が再出発したのを見届けたら「ロードサービスが来るまで結構時間かかるっぽいから今日はここで離脱するよ!また次回!」とメッセージを入れましょう。
こういう気遣いができるグループは意外と少ないのじゃ!全員で雁首並べてレッカーを待つグループが多いのじゃ!ツーリングクラブではなくただの仲良しクラブなのじゃ!
ツーリング先でバイクが動かなくなったり事故を起こしたら軽トラを持っている友人に来てもらう?その時友人さんは空いてる?晩酌中ではない?
安心してバイクライフを送るには必須のロードサービスと、盗難保険に特化したサイトを貼っておくので未加入の方はチェックしてみてください。
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ロードサービスは15km以上は優良なものの、現地でのパンク修理、バッテリー上がり、バイクの引き起こしに対応したロードサービスの定番JAFはバイクのトラブルも対応してくれます。
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ガス欠したときの対策よりガス欠しないための対策
ガス欠したときはロードサービスを頼めばOKですので「ガス欠したらどうしよう」ではなく「ガス欠しないためにはどうしよう」という心配をしましょう。
ガス欠をしないための対策は燃費管理をしっかりして、早めに給油をするというとてもシンプルな対策しかありません。
自分のバイクの燃料管理をしっかりして、ガス欠しないように気をつけましょう。
ちなみに高速道路ではだいたい50kmごとにガソリンスタンドがあります。ツーリングのときの給油タイミングの参考にして頂ければと思います。
バイクでガス欠になりそうなときは低燃費走行に切り替える
燃費管理をしっかりしていたにもかかわらず、
ちょっと次のガソリンスタンドまで持たないかも・・・
と、悲しいかなガス欠へのカウントダウンが始まってしまったら通常の楽しい運転から「低燃費運転」に切り替えましょう。
移動手段として乗っている車とは違い、バイクは趣味で乗ることがほとんどですので「バイクの燃費を気にした運転をする」ということは通常ありえないのですが、ガス欠の可能性がでてきた場合は話が違ってきます。
車が趣味の人が燃費を気にしないのと同じじゃ。燃費を気にするライダーはエコカーでも乗っておれ。
この7つのテクニックを使って無事給油できたらまた楽しい趣味の時間の戻りましょう。
燃費を気にするようなやつはツーリングなんて行かずに家にいればいいのじゃ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ガソリン警告ランプやガソリン計を過信せず、きちんとトリップメーターを使ってガソリンや距離を管理していれば滅多に起こらないガス欠ですが、万一起こしてしまったときはこの記事を思い出して秒でロードサービスを読んでください。
「早めの給油を心がけよう!」・・・当たり前過ぎる記事だったわね・・・
ガス欠対策はロードサービスがベストという考えでいればガス欠が怖くなくなります!ホースも携行缶も仲間も不要!!最強!!!
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