okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いた方は
という方ではないでしょうか。
先に結論を言うと、帯が出てから超丁寧に運転しても350km以内にバーストするよ。
タイヤはスリップサインが出ると交換時期で、スリップサインがでたタイヤで車検を通すことはできません。
スリップサインが出た時点でそのタイヤが持つグリップ力などの諸々の性能を発揮することはできないので「スリップサインが出た時点でそのバイクに楽しくのることはできていない」と言うこともできます。
しかし、ツーリングメインのライダーであったり、金欠ライダーの方は
ススススリップサインがでてもまだ走れるもん!!ツーリングには行けるもん!!
と、ズルズルダラダラとタイヤ交換を先延ばしにし、ズルズルダラダラとダラシのないライディングをするものです。
コーナリングがキマらないのはタイヤのせい!
(じゃあタイヤ換えろよ・・・)
この記事ではツーリング先ではツーリング先で
あれ?タイヤに変な帯が出てきてる・・・家まで帰れんのかこれ?
という方のために
ということについて簡単に解説していきます。
バイクタイヤのワイヤー(カーカス)が出る予兆
スリップサインを越えてタイヤを使い続けるとタイヤを一周するようにうっすら「帯」のようなものが入ります。
スリップサインがなくなるほどタイヤを使うと「どれくらいタイヤが減ったのか」という目安がなくなってしまいますが、この帯がスリップサインの次のサインということになります。
スリップどころではない「バーストサイン」とでも言うのかの。
このタイヤの場合、最初にフロントタイヤの進行方向に向かって左側に帯が、その後200km程度の走行でリアタイアのセンターに同じ様な帯が出ました。
指で触ると少しボコボコした感触です。
スリップサインを越えてタイヤを使うと
という症状がでますが、写真くらいまで行くと「真っすぐ走っていてもタイヤを取られる」という症状が一気に出始めます。
まっすぐ走っていてもちょっとした轍や溝をいちいち拾ってフラフラ走ることになります。
コーナリングに関しては最低の感覚ですが、路面がドライであれば「グリップ感は得られないけれど最低限グリップはする」程度です。
ワインディングを気持ちよく走れないけれど流す程度のペースであれば滑ったりすることはありません。
バイクタイヤのワイヤー(カーカス)が出る予兆から実際にカーカスが見えるまで
帯が見え始めてから250km走行した状態です。
帯の一部にワイヤーが見え始めました。
リアタイヤは駆動輪なので帯を確認してからワイヤーが見えるまですぐでした。
バイクを寝かせずに曲がっていたせいか、フロントタイヤは変化なしでした。
カーカスが見えてからバーストするまで
写真を撮った250km走行後タイヤを交換したのでバーストするまでの距離は正確にはわかりません。
このあとも走り続けると、帯全体が白くなってワイヤーが完全に露出します。
そこからはタイヤを減らして走るのではなく、ワイヤーを千切りながら走ることになるのでバーズトまではすぐです。
タイヤの減り具合から見て、あと100kmも走れば帯が完全に白くなり、そこからはいつバーストしてもおかしくない状態になると思います。
つまり、帯を確認してから350km程度でバーストすると思われます。
備考
写真のタイヤは
という条件で運転していました。排気量や気筒数、車重が変われば摩耗する距離に変化があると思います。
バーストの可能性を抱えたまま高速道路は乗らないほうがいいです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
という記事でした。
多くのライダーはこんなタイヤで走ることはないので何の役にも立たない記事になりましたが、ツーリング先で自分のタイヤを見て戦慄している極々一部のだらしないライダーの役に経てたのであれば良かったかなと思います。
繰り返しになりますが、こんなタイヤでツーリングをしても6%程度しかツーリングを楽しむことはできません。せっかく同じ費用と時間をかけて行くのですから、タイヤはスリップサインが出たら交換し、常に100%楽しめるようにしましょう。
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