okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いた方は
という方ではないでしょうか。
ゴールデンウィークは年間を通したツーリングの中でももっとも難易度が高い時期だと思っています。
細かい話を書きますがもしかしたら次のゴールデンウィークツーリングのときに役に立つ内容感もしれないので流し読みしていって頂ければと思います。
この記事では
ということについて解説し、
ゴールデンウィークは気候的にはツーリング向きだが、実際のツーリング快適度は高くない。むしろデメリットが多いので特に宿泊ツーリングはおすすめしない。
という結論に向かって進行していきます。
ゴールデンウィークツーリングは初夏と冬が同居する季節
ゴールデンウィークはTシャツで過ごす人もいれば、山の上ではスキーやスノーボードを楽しむ人もいます。
暖かいところで完結、寒いところで完結する趣味ではないのがツーリング。初夏ゾーンも走り、冬ゾーンも走るのがツーリングなので気温の変化に対応できる服装や持ち物が必要です。
初夏ゾーンは装備を脱いでいけば対応できますが、冬ゾーンは冬装備を持って行かないとどうしようもないので特に注意しましょう。
ゴールデンウィークの服装や持ち物は下の記事を読んでみてね。
ゴールデンウィークツーリングは意図せず雪道を走ることになることがある
冬ゾーンの山に入ると雪が降ってきたり、道路に積雪があったりする場合があります。
バイクは少しでも積雪がある場所に入ると「転倒するかしないかは運次第」くらいの話になります。絶対に雪の上を走らない、バイクを停めないようにしましょう。
基本的に路面に雪が出てきたらUターンです。それ以上進んではいけません。
無理に進んでバイクを倒してしまうと被害が拡大します。自走不能になってツーリングを中止する可能性を選ぶよりもツーリングの計画変更を選んだ方が絶対に良いです。
「この山を越えないと予約した宿に着けない!」なんてこともよくあるわ。
どうしようもなくなったときのために「雪道の通り方」について別記事で解説しています。下の記事を読んでみてください。
ゴールデンウィークツーリングはバイクが汚れやすい
冬の山を走ると、路面凍結防ぐための融雪剤が路面に巻かれています。融雪剤は滑りやすいだけではなく、バイクについたままだと錆びが進行してしまうのでツーリングの後は必ず足回りを水で流すようにしましょう。
また、冬と夏があるということは、その間には「春」があります。
春があるということは「路面に雪解け水がある」ということです。雪解け水で滑らないように注意することはもちろん、汚れのことも考えておきましょう。
雪解け水は土を多く含んでいるのでバイクがとても汚れやすいです。融雪剤と混じった水でバイクを汚してしまうと広い範囲に融雪剤が付着してしまいます。
宿泊ツーリングの場合は最終日を早めに帰宅する段取りにし、ゆっくり洗車するようにした方がいいかと思います。
融雪剤の流し方は別記事で解説します。
と言いつつその記事は鋭意執筆中!!書き終えたらリンク張る感じです。
ゴールデンウィークツーリングは通行止めになる道路が多い
ゴールデンウィークは通行止めになる道路が非常に多いです。
それぞれ解説します。
冬季通行止め
普段ぽかぽか陽気で過ごしているので「山に多少雪があっても道路は走れるくらいだろう」と思ってしまいがちですが、実際は「冬季通行止め」がいたるところで行われています。
通行止めの情報は事前にきっちり調べていかないと「通行止め写真コレクション」がどんどん増えていくことになります。予定していた道路が通行止めになるとツーリングの計画の練り直しになるので時間的にも不利になります。
こちらは事前に調べればある程度回避できる通行止めです。
雪解け水と雨による土砂崩れ
一方で回避が難しいのが土砂崩れによる突発的な通行止めです。
「春ゾーン」で起こりやすい突発的な通行止めです。雪解け水に雨が重なったりすると地盤がゆるんで土砂崩れを起こしやすくなります。
小規模の土砂崩れであれば相互通行で通れますがそれでも渋滞が発生すればツーリングの計画に大きな影響を及ぼします。
道幅の狭い県道で起きることが多いですが、規模が大きければ道幅の広い国道でも起こることがあります。
土砂崩れによる通行止めは事前に知ることが難しく、道路に設置された電光掲示板を見るまで気付かないことも多いです。
ゴールデンウィークツーリングは初心者さんで溢れる
春休み期間中に免許を取得した学生さんがゴールデンウィークにお友達と遠出をするので道には初心者マークが増えます。
初心者の方はこちらの想定外の動きをすることが多いので注意が必要です。
また、仲間と一緒にいるために気が大きくなったり、「(技術なんて持っていないけれど)運転技術を自慢したい」という気持ちから乱暴な運転をする若者も多く現れるのでトラブルにも注意が必要です。
最初はみんな初心者じゃからの。初心者マークを貼った自動車にはなるべく近づかないことがいいのじゃ。お互いにとっての。
ゴールデンウィークツーリングは渋滞が増える
ゴールデンウィークは多くの車やバイクが公道を走るので自然渋滞が発生します。
自然渋滞以外にも初心者の方や運転に慣れていない方が事故を起こしやすいので事故渋滞が起きる可能性も高くなります。
どーすればここで事故れるのっていう事故が多いよ。
ゴールデンウィークツーリングは宿泊費が高くなる
ゴールデンウィークは観光地の繁忙期なので観光地の宿泊代がかなり上がります。施設によっては閑散期の倍以上の金額になることも少なくありません。
宿泊費を少しでも抑えたいのであれば「観光地から少し離れた町に泊まる」という方法がおすすめです。
これでも普段より価格は上がっていますが、観光地ほどではありません。翌日少し早起きすればいいだけです。
軽井沢に泊まらずに佐久にする。諏訪はやめて岡谷にする。という感じ。宿泊地のちょいずらし。
ゴールデンウィークツーリングは宿が取れない可能性がある
当日予約をしようとすると宿が埋まっていて
え?今日どこにも泊まれない・・・
ということになる可能性もあります。実際には泊まることろが全くなくなるということはないと思いますが、
素泊まり一泊4万円の宿しかない・・・男2人なの旅なのに・・・
ということにはなり得ます。
事前に予約をしておきたいところですが、
というデメリットがたくさんあります。
これを回避するには「(天気予報が安定する)前日に予約をする」「かなり余裕をもったプランニングをする」ということしかないと思います。
何日も前に予約をしたのか、大雨の中マスツーリングしている人たちいるよね。
僕はそういう方たちは「10年前から計画してたんだろうな」と思っています。台風なのに海水浴に行く人たちと同じです。
10年前から楽しみにしていたのなら仕方ないわよね!それが全然楽しいツーリングじゃないとしても!
まとめ
この記事で解説した内容を一覧表にしてみます。
初夏と冬を走る | 特に冬の装備を忘れずに持って行く |
雪道 | 即Uターン。バイク大事に。 |
バイクが汚れる | 洗車までの段取りをする |
通行止めが多い | 超余裕を持った計画をする。Yahoo!カーナビを使う |
初心者が多い | 初心者マークには近づかない |
渋滞 | どうしようもない |
宿泊費高騰 | 観光地からちょいずらしの市街地に泊まる |
宿がとれない | 前日に予約をしておく |
結果、ゴールデンウィークにツーリングをすることは僕はあまりおすすめしません。特に
- 宿が少ない、高い
- 渋滞
というのが特につらいので特に宿泊ツーリングはおすすめしません。
日帰りでゴールデンウィーク限定の鯉のぼりでも見に行って、他の日はオコモトを読んで過ごしましょう。
ゴールデンウィークが終わったら宿泊ツーリングへGO!!これがほんとのちょいずらし!!
まとまった休みがGWくらいしかとれないんだよ!
という方以外はちょいずらしましょう!
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