okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事は250ccアメリカンを紹介している記事を同じ内容です。既に読んでいる方はこの記事を読む必要はありません。250ccクラスには僕が考える「クルーザーらしいクルーザー」はありませんが、「クルーザー=アメリカン」という世の中の流れに合わせてアメリカンについて書いた記事の「アメリカン」を「クルーザーバイク」に書き換えただけの記事です。
この記事にたどり着いた方は
と言う方ではないでしょうか。
この記事では現在でも入手可能な250ccクルーザーバイクバイクの
という7車種について、
というランキングを作成して解説しています。
すべての250ccバイクの比較が見たい方は下の記事を読んでみて下さい。
- 250ccクルーザーバイクに乗るために必要なバイク免許
- 250ccクルーザーバイク最高速ランキング
- 250ccクルーザーバイク価格が安いランキング
- 250ccクルーザーバイク燃費ランキング
- 250ccクルーザーバイク1回の給油で走れる距離、満タンから無給油で走れる距離
- 250ccクルーザーバイクパワーウエイトレシオランキング
- 250ccクルーザーバイクトルクウエイトレシオランキング
- 250ccクルーザーバイク足つきがいい、シート高が低いランキング
- 250ccクルーザーバイクパワー円レシオランキング
- 250ccクルーザーバイク性能早見表
- 250ccクルーザーバイクバイクとは?
- レブル250 REBEL 250【250クルーザーバイクおすすめ】
- レブル(旧型) REBLE レブル【250クルーザーバイクおすすめ】
- Vツインマグナ V-TWIN MAGUNA【250クルーザーバイクおすすめ】
- ドラッグスター250 DragStar 250【250クルーザーバイクおすすめ】
- ビラーゴ250 Virago 【250クルーザーバイクおすすめ】
- イントルーダー250 INTRUDER【250クルーザーバイクおすすめ】
- エリミネーター250 ELIMINATOR【250クルーザーバイクおすすめ】
- まとめ
250ccクルーザーバイクに乗るために必要なバイク免許
この記事で紹介している250ccクルーザーバイクに乗るためには普通自動二輪免許が必要となり、取得期間や費用はざっくり・・・
免許なしで教習所 | 160,000円 | 最短11日 |
免許ありで教習所 | 100,000円 | 最短11日 |
免許ありで一発試験 | 18,100円 | 最短1日 |
(免許なしで一発) | (22,300円) | (最短1日) |
合宿(免許なし) | 90000円 | 8泊9日 |
という感じです。
詳しく知りたい方は下の記事を読んでみてください。
先にランキングから解説していきます。
250ccクルーザーバイク最高速ランキング
最速はぶっちぎりでエリミネーター250でした。そもそも速度を出すスタイルのバイクではないので重要なランキングではありません。
250ccクルーザーバイク価格が安いランキング
ランキングにすると新型レブルがかなり健闘していることがわかりやすくなりますね。
250ccクルーザーバイク燃費ランキング
唯一の単気筒のレブルがもっとも燃費がいいです。
250ccクルーザーバイク1回の給油で走れる距離、満タンから無給油で走れる距離
燃費も良く、タンクも大きいのでレブルが一位になっています。旧型との違いがこの辺りに如実にでます。
とはいえ全く別もののバイクなので比べてもしかたないですね。
250ccクルーザーバイクパワーウエイトレシオランキング
最高速と同じで、ここでもエリミネーターがぶっちぎっていますね。新型レブルも大健闘ではないでしょうか。単気筒であるにも関わらずトップ3に食い込んでいます。
250ccクルーザーバイクトルクウエイトレシオランキング
クルーザーバイクの性能でもっとも大切といってもいいトルクですが、まさかのダークフォースビラーゴが持って行きました。車重が軽いのが大きかったようです。
250ccクルーザーバイク足つきがいい、シート高が低いランキング
どれもほとんどかわりませんね。レブル(旧型)が単独トップです。そもそも車高は全て低いので重要なランキングではないかもしれません。
250ccクルーザーバイクパワー円レシオランキング
レブル(旧型)がぶっちぎりです。逆にドラッグスター250は最悪の結果になっています。もっともコスパが悪いのはドラッグスターかもしれませんね。
250ccクルーザーバイク性能早見表
価格 | エンジン | 排気量 | 車両重量 | 最大出力 | 最大トルク | 変速機形式 | ホイールベース | キャスター角 | 全長×全幅×全高(mm) | シート高 | 燃料タンク容量 | カタログ燃費 | 実燃費 | 実燃費での航続可能距離 | 最高速 | パワーウエイトレシオ | トルクウエイトレシオ | パワー円レシオ | |
レブル250 | 498000円 | 単気筒 | 249cc | 170kg | 26PS | 2.2kgf・m | 6速リターン | 1490mm | 28° | 2205×820×1090 | 690mm | 11ℓ | 46.5km/ℓ | 33km/ℓ | 363km | 140km/h | 6.53kg/ps | 77.2kg/kgf・m | 19,153円/PS |
レブル(旧型) | 339000円 | 並列2気筒 | 233cc | 147kg | 21PS | 2.0kgf・m | 5速リターン | 1460mm | 不明 | 2125×1080×860 | 660mm | 10ℓ | 43km/ℓ | 25km/ℓ | 250km | 130km/h | 7kg/ps | 73.5kg/kgf・m | 16,142円/PS |
Vツインマグナ | 539000円 | 水冷V型2気筒 | 249cc | 183kg | 27PS | 2.3kgf・m | 5速リターン | 1620mm | 35° | 2315×880×1065 | 690mm | 11ℓ | 36km/ℓ | 28km/ℓ | 308km | 140km/h | 6.7kg/ps | 79.5kg/kgf・m | 19,962円/PS |
ドラッグスター250 | 594000円 | 空冷V型2気筒 | 248cc | 160kg | 20PS | 1.9kgf・m | 5速リターン | 1530mm | 35° | 2320×935×1070 | 670mm | 11ℓ | 51km/ℓ | 31km/ℓ | 341km | 130km/h | 8kg/ps | 84.2kg/kgf・m | 29,700円/PS |
ビラーゴ250 | 389000円 | 空冷V型2気筒 | 248cc | 137kg | 22PS | 2.1kgf・m | 5速リターン | 1490mm | 32°05’ | 2190×815×1140 | 685mm | 9.5ℓ | 不明 | 32km/ℓ | 304km | 128km/h | 6.22kg/ps | 65.2kg/kgf・m | 17,681円/PS |
イントルーダー250 | 不明 | 空冷V型2気筒 | 248cc | 157kg | 24PS | 2.3kgf・m | 5速リターン | 1520mm | 31° | 2240×880×1110 | 685mm | 12ℓ | 48km/ℓ | 26km/ℓ | 312km | 130km/h | 6.54kg/ps | 68.2kg/kgf・m | 不明 |
エリミネーター250 | 不明 | 水冷V型2気筒 | 249cc | 186kg | 35PS | 2.4kgf・m | 6速リターン | 1620mm | 35° | 2355×775×1075 | 690mm | 13ℓ | 33km/ℓ | 22km/ℓ | 286km | 170km/h | 5.31kg/ps | 77.5kg/kgf・m | 不明 |
それえぞれの車種の詳細一覧はご覧の表の通りです。
価格 | 新車価格です。昔の車種もあるので税込み税別はかなりアバウトです |
排気量 | 大きければ大きいほどエンジンが出せるパワーは大きくなります。 |
車両重量 | 乾燥重量ではなくオイル類を入れた状態の車両重量です |
始動方法 | セルはボタンで簡単始動、キックはペダルを踏む手間がかかる始動です。キックがあるとバッテリーが上がっても始動できます。 |
最大出力 | 動いているものをさらに動かす力。主に加速力に関係します。 |
最大トルク | 止まっているものを動かす力。主に走り出しに緩解します。トルクがあった方がエンストはしにくいです。 |
変速機形式 | ギアチェンジの段階です。市販車の多くは1→N(ニュートラル)→2→3→4→5→6です。スポーツモデルではないバイクは5速までもことが多いです。 |
ホイールベース | 前輪の中心と後輪の中心の「車軸間距離」です。長ければ直進安定性が増し、短ければ旋回性が良くなります。ライディングを頼むのであれば短い方がいいかと思います。 |
キャスター角 | 小さいほど旋回性た高く、大きいほど直進安定性が高くなります。ライディングを頼むのであれば小さい方がいいかと思います。 |
全長×全幅×全高(mm) | 全長:多くの場合、フロントタイヤからリアフェンダーやナンバープレートステーの先端です。 全幅:多くの場合、ハンドルの幅です。 全高:ミラー以外で最も高い部分の地面からの高さです。足つきには関係ありません。 |
シート高 | シートの一番低いところから地面までも距離です。足つきに直接関係します。 |
燃料タンク容量 | リザーブタンクも含めたタンク容量です。 |
燃料の種類 | バイクの燃料はガソリンです。レギュラーとハイオクの2種類があります。ハイオクの方が少し高価です。海外ではオクタン価が低い日本のレギュラーガソリン相当のガソリンは流通していないので、メーカーから特にアナウンスがなくても海外メーカーの燃料の種類はハイオクにしています。 |
カタログスペック燃費 | メーカーが発表しているガソリン1ℓで進める距離です。燃費は運転方法によって大きく変わるのでメーター発表の燃費と実際の燃費は大きくことなります。 |
実燃費 | 実際のオーナーさんが発信している燃費の平均値を出したものです。実際の燃費に近い数字です。 |
実燃費での航続可能距離 | 「タンク量量×実燃費」で「1回の給油で走れる現実的な距離」です。 |
最高速 | ネットで調べた最高速です。最高速を気にするのは初心者の方だけですが、ブログにアクセスを集めるために記載します。 |
パワーウエイトレシオ | 車両重量÷出力。1馬力で何kgを動かしているかという数字です。小さければ小さいほど ・加速などの運動性能が良い ・ブレーキ制動距離が短い ・燃費が良い ・タイヤが減りづらい などというメリットがあります。 |
トルクウエイトレシオ | 車両重量÷トルク。パワーウエイトレシオと似ていますが、特に停止状態からのスタートやエンストのしずらさに関係します。 |
パワ円レシオ | 本体価格÷馬力で計算しています。1馬力を出すのに何円かかるバイクかを示します。「メーカーさん開発頑張ってくれたよね」的なノリで記載している数字です。低い方がコスパよく馬力を出せています。このサイトオリジナルの数字なのでバイク用語として使わないようにしてください。 |
250ccクルーザーバイクバイクとは?
クルーザーバイクとは昔から現在まで安定した人気を誇るバイクの種類です。
非バイク乗りが「バイク」と聞いて思いつくのはクルーザーバイクタイプのバイクではないでしょうか?
大きな車体にクラシカルな雰囲気はまさに「バイクの中のバイク」というのにふさわしい風格があります。
「ローアンドロング」と呼ばれる長く低い車体は直進性能が高く、アメリカ大陸の移動に合わせて設計されています。
エンジンにはトルクと鼓動感に優れた「V型二気筒」つまりVツインエンジンを積んでいることが多いのも大きな特徴です。
250ccは車検がないので維持費が安く済みますし、車検の適合を気にすることなく自分好みに思い切ったカスタムをすることができます。
特にクルーザーバイクはカスタムしたい方が選びやすい車種なので最も気軽にカスタムできる楽しい排気量です。
現行のクルーザーバイクで最も人気なのがレブル250です。レブル、「クルーザーバイクらしいVツインの鼓動を楽しみたい」という言うのであればVツインマグナという選択肢もあります。
古い車種も含まれていますが、程度の良い車両をきちんと見極めれば格安でクルーザーバイクが手に入るかも知れません。
というたくさんのメリットがあるのも大きな魅力です。
ではどんな車種があるのかを解説していきます。
レブル250 REBEL 250【250クルーザーバイクおすすめ】
レブル250、納車しましたー!
— Rio_レブル250ライダー (@rebel250_rio) August 20, 2018
わくわく!!
明日からコイツと下道の旅に出ます!#REBEL250 #rebel pic.twitter.com/g2IHAjYktz
価格 | 498000円 |
エンジン | 単気筒 |
排気量 | 249cc |
車両重量 | 170kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 26PS |
最大トルク | 2.2kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1490mm |
キャスター角 | 28° |
全長×全幅×全高(mm) | 2205×820×1090 |
シート高 | 690mm |
燃料タンク容量 | 11ℓ |
燃料の種類 | レギュラー |
カタログスペック燃費 | 46.5km/ℓ |
実燃費 | 33km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 363km |
最高速 | 140km/h |
パワーウエイトレシオ | 6.53kg/ps |
トルクウエイトレシオ | 77.2kg/kgf・m |
パワー円レシオ | 19,153円/PS |
2017年に「反逆」という名前を付けて発売されたバイクです。何に対しての反逆かはその車体を見ればわかって来るような気がします。
通常クルーザーバイクはハーレーのバイクに似せて作られます。良い意味で排気量に見合わない大きな車体、良い意味で本体価格が上がることを厭わない大袈裟なメッキパーツ、良い意味で猫も杓子もVツインエンジン。
しかし、このレブルは比較的車体も小さく、メッキパーツもつけられていません。エンジンもVツインではなく単気筒です。これは「クルーザーバイクとはハーレーを頂点とするものだ」というここ何十年も続いてきた既成観念への反逆であるように思えてきます。
レブル(旧型) REBLE レブル【250クルーザーバイクおすすめ】
昨日、旧型レブルに乗りました✨#Rebel250 #HONDA #MC13 pic.twitter.com/fUBywrFt4n
— レブル乗りの朔太郎@Rebel250 (@Rebel250_Saku) October 27, 2019
価格 | 339000円 |
エンジン | 並列2気筒 |
排気量 | 233cc |
車両重量 | 147kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 21PS |
最大トルク | 2.0kgf・m |
変速機形式 | 5速リターン |
ホイールベース | 1460mm |
キャスター角 | 不明 |
全長×全幅×全高(mm) | 2125×1080×860 |
シート高 | 660mm |
燃料タンク容量 | 10ℓ |
燃料の種類 | レギュラー |
カタログスペック燃費 | 43km/ℓ |
実燃費 | 25km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 250km |
最高速 | 130km/h |
パワーウエイトレシオ | 7kg/ps |
トルクウエイトレシオ | 73.5kg/kgf・m |
パワー円レシオ | 16,142円/PS |
現行のレブルと同じ名前のバイクがあったとこをどれだけの人が知っているでしょうか?まぁ皆さんご存知ですよね・・・。
同じ排気量、同じジャンルのバイクを同じ名前で販売することはかなり稀なことではないでしょうか。
1985年に発売されたこちらのレブルは新型のレブルとは違い「レーサーレプリカブーム」に反逆したバイクではないかと思います。
当時はレーサーレプリカブーム真っ只中でしたのでそのタイミングでその対局にあるバイクを出すことは勇気が必要だったのではないかと思います。
新しいレブルとは違い、並列2気筒のエンジンを積んでいます。
レーサーレプリカブームのあとのネイキッドブームの影でこのレブルをきっかけとした250.400クルーザーバイクブームが90年代半ばまで続きました。
発売からだいぶ時間が経っていますがまだまだ走れる車体があるので紹介しました。ただし、パーツの供給には少し心配が残るので購入の際は注意をしましょう。
Vツインマグナ V-TWIN MAGUNA【250クルーザーバイクおすすめ】
走りやすい時期になった🍁
— 當銘直美 (@naomi15308) September 23, 2021
愛車のまぐちゃん🛵💕#マグナ250 #バイク女子 #バイク好きと繋がりたい #HONDA pic.twitter.com/uuw8H3Flb8
価格 | 539000円 |
エンジン | 水冷V型2気筒 |
排気量 | 249cc |
車両重量 | 183kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 27PS |
最大トルク | 2.3kgf・m |
変速機形式 | 5速リターン |
ホイールベース | 1620mm |
キャスター角 | 35° |
全長×全幅×全高(mm) | 2315×880×1065 |
シート高 | 690mm |
燃料タンク容量 | 11ℓ |
燃料の種類 | レギュラー |
カタログスペック燃費 | 36km/ℓ |
実燃費 | 28km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 308km |
最高速 | 140km/h |
パワーウエイトレシオ | 6.7kg/ps |
トルクウエイトレシオ | 79.5kg/kgf・m |
パワー円レシオ | 19,962円/PS |
発売の翌年の1995年には1万台以上を売り上げ年間トップセールスを記録しています。
バイク選びで最も大切なことは見た目だと思っている僕ですが、このマグナ250が売れたのもディッシュホイールに代表されるような、見た目重視の設計の為です。
- 250CCには見えないローアンドロングな車体
- 悠々と座るための広いシート
- 豪華なメッキパーツ
- 他にはないくらい寝ているフロントサス
- タンク上に配置されたスピードメーター
このようなクルーザーバイクらしいクルーザーバイクに車検不要で乗ることができたのです。
よく比較される車種にドラッグスター250があります。他のバイクと違い、クルーザーバイクの場合「車体は大きいほうが良い」「車重は重いほうがいい」と考える方が多いと思いますのでそれを考慮して比較すると・・・
です。ちなみにタイヤサイズは前後ともマグナの方が太いです。マグナのタイヤはチューブレスタイヤなのでパンクトラブルに強く、タイヤを理由にマグナを選ばれる方も多いようです。
馬力やトルクが高いのは水冷なのでエンジンパワーを取り出しやすいためですが、熱ダレの心配をドラッグスターよりもしなくていいという点でも長距離ツーリングに向いていると思います。
ドラッグスター250 DragStar 250【250クルーザーバイクおすすめ】
今日も仕事…
— ヨシリン🦉ドラッグスター250 (@LqVgt92) March 25, 2022
明日休みだけど天気悪いみたい🌧
もしかして休日バイク乗れない⁉️ pic.twitter.com/kh1qoiTMEK
価格 | 594000円 |
エンジン | 空冷V型2気筒 |
排気量 | 248cc |
車両重量 | 160kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 20PS |
最大トルク | 1.9kgf・m |
変速機形式 | 5速リターン |
ホイールベース | 1530mm |
キャスター角 | 35° |
全長×全幅×全高(mm) | 2320×935×1070 |
シート高 | 670mm |
燃料タンク容量 | 11ℓ |
燃料の種類 | レギュラー |
カタログスペック燃費 | 51km/ℓ |
実燃費 | 31km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 341km |
最高速 | 130km/h |
パワーウエイトレシオ | 8kg/ps |
トルクウエイトレシオ | 84.2kg/kgf・m |
パワー円レシオ | 29,700円/PS |
一つ上の排気量帯400CCクラスでもっとも人気と知名度があるのがドラッグスター400だと思います。400と比べて250は玉数も少なく人気がないように思いますが250クラスだけを見ればマグナと人気を二分する存在です。
後述するビラーゴ250の後継モデルです。ビラーゴよりもキャスター角を寝かせて、よりローアンドロングにしてクルーザーバイク感を増しました。
2008年モデルからはマフラーが2本出しから1本出しに変更されましたが基本的なスタイルは一貫しています。
400とくらべて車格の差はほとんどないといっていいくらいですが、車両重量は大きく違うので取り回しも有利です。しかしパット見の車格は400には劣ります。400の方はエンジン廻りが重厚ですが250はエンジンとフロントタイヤの間隔が広く、スカスカした感じがしてしまいます。とはいえその部分が軽量につながっているので見た目と扱いやすさのバランスを取っているので仕方がない点ではあります。
同じ排気量帯でライバル車種の水冷エンジン有するマグナと比べると空冷のドラッグスターはパワーの面で劣ってしまいますがそれも軽さという点で補えるかなと思います。
街乗りの楽さ、取り回しのしやすさを取るのであればドラッグスター。車格が大きいのがいいのであればマグナという選び方で良いかと思います。
ビラーゴ250 Virago 【250クルーザーバイクおすすめ】
ビラーゴ懐かしいなー。乗り易いかったし、初バイクで思い出いっぱいだなー!#YAMAHAが美しい#ビラーゴ250#アメトーク pic.twitter.com/4IC8pCqcLL
— Nap taker@YZFR25 (@chabudebu) May 31, 2018
価格 | 389000円 |
エンジン | 空冷V型2気筒 |
排気量 | 248cc |
車両重量 | 137kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 22PS |
最大トルク | 2.1kgf・m |
変速機形式 | 5速リターン |
ホイールベース | 1490mm |
キャスター角 | 32°05’ |
全長×全幅×全高(mm) | 2190×815×1140 |
シート高 | 685mm |
燃料タンク容量 | 9.5ℓ |
燃料の種類 | レギュラー |
カタログスペック燃費 | 不明 |
実燃費 | 32km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 304km |
最高速 | 128km/h |
パワーウエイトレシオ | 6.22kg/ps |
トルクウエイトレシオ | 65.2kg/kgf・m |
パワー円レシオ | 17,681円/PS |
おそらく250クラスで初のクルーザーバイクタイプのバイクです。ドラッグスター250の前のモデルです。
狭い角度のVツインエンジン、マフラー形状やメッキパーツなどいかにもハーレーっぽく作られたバイクです。1988年に発売された750、400に続くビラーゴシリーズの末弟です。
ロングストロークの狭角Vツインエンジンを採用しているのでクルーザーバイク特有の「ドコドコ感」は後継のドラッグスター以上かもしれません。頻繁にマイナーチェンジが行われた車種ですが基本的なデザインはハーレーっぽい感じに統一されています。
ドラッグスターよりも古いモデルなので中古価格は低めなのできれいな車体を見つけられればとてもラッキーです。マイナーチェンジされたモデルの中には標準でシーシーバーがついているものもあるので追加で設置する事なくタンデムが快適に楽しめます。
ドラッグスターではありきたりでつまらない、という方は敢えてのビラーゴという手もあると思います。
イントルーダー250 INTRUDER【250クルーザーバイクおすすめ】
バイクも乗ってます😎#イントルーダー250 #バイク女子 #バイク好きと繋がりたい pic.twitter.com/1Fki7vmbZn
— こゆっきー (@8585_koyuki) August 26, 2021
価格 | 不明 |
エンジン | 空冷V型2気筒 |
排気量 | 248cc |
車両重量 | 157kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 24PS |
最大トルク | 2.3kgf・m |
変速機形式 | 5速リターン |
ホイールベース | 1520mm |
キャスター角 | 31° |
全長×全幅×全高(mm) | 2240×880×1110 |
シート高 | 685mm |
燃料タンク容量 | 12ℓ |
燃料の種類 | レギュラー |
カタログスペック燃費 | 48km/ℓ |
実燃費 | 26km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 312km |
最高速 | 130km/h |
パワーウエイトレシオ | 6.54kg/ps |
トルクウエイトレシオ | 68.2kg/kgf・m |
パワー円レシオ | 不明 |
他の250CCのクルーザーバイクと比べて人気がないような感じがするイントルーダー250です。人気がないとはいえその姿はローアンドロングの王道のクルーザーバイクスタイルです。マグナよりもハンドルが手前にきているのでクルーザーバイクらしくドッシリ運転することができます。
クルーザーバイクタイプでは珍しくシート下に収納があるのでちょっとしたものをいれることができます。
他の車種と比べて独自性は収納くらいですが、考え方を変えればクルーザーバイクらしい標準的な機構が多くついていると解釈することができます。タンク容量も燃費もエンジンもシート形状も全て予想の上を行かないバイク。安心して乗ることができるクルーザーバイクバイクと前向きに考えたとき、目の前に安い車体があれば買いかと思います。
レブルだマグナだドラッグスターだと言っている横をさっそうとイントルーダーで駆け抜けるのも一興かと思います。
エリミネーター250 ELIMINATOR【250クルーザーバイクおすすめ】
今日は水温計が点灯!
— T.K Rider koji (@CrI6L5ZqWoBQAbn) December 15, 2021
寒いのに!🥶
明日タンク外して清掃します😭#エリミネーター250 se pic.twitter.com/snp5L63PbF
価格 | 不明 |
エンジン | 水冷V型2気筒 |
排気量 | 249cc |
車両重量 | 186kg |
始動方法 | セル |
最大出力 | 35PS |
最大トルク | 2.4kgf・m |
変速機形式 | 6速リターン |
ホイールベース | 1620mm |
キャスター角 | 35° |
全長×全幅×全高(mm) | 2355×775×1075 |
シート高 | 690mm |
燃料タンク容量 | 13ℓ |
燃料の種類 | レギュラー |
カタログスペック燃費 | 33km/ℓ |
実燃費 | 22km/ℓ |
実燃費での航続可能距離 | 286km |
最高速 | 170km/h |
パワーウエイトレシオ | 5.31kg/ps |
トルクウエイトレシオ | 77.5kg/kgf・m |
パワー円レシオ | 不明 |
発売は1988年と古いですがクルーザーバイクには珍しく比較的スポーティに走れる車種なので紹介します。
SEというモデルはビキニカウルにアンダーカウルまでついている珍しいタイプです。ステップ位置も高くバンク角を稼いでいます。
エンジンはクルーザーバイクらしからぬ並列2気筒で6速まであるのでまだ「クルーザーバイクとはこういうものだ」というものができる前、試行錯誤の時代に作られたバイクのような印象を受けます。
スペック上の数字はクラスの中でも群をぬいています。それもそのはず、エンジンはGPZ250Rのものをセッティングし直したものを使っています。クルーザーバイク手探り期に作られた、ネイキッドとクルーザーバイクの中間のようなバイクです。
1998年にガラッとモデルチェンジしてエリミネーター250Vになってからはネイキッド感は抜けてクルーザーバイクらしいクルーザーバイクになりました。エンジンはVツインになり車体もよりローアンドロング化されました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
250ccのクルーザーバイクタイプのバイクについて網羅的に解説しました。
多くの方の有力候補である、現行のレブルがかなり健闘していることに驚きです。
小排気量のバイクは昔の車種の方がスペック上の数字は優れていることが多いですが、クルーザーバイクに限ってはそんなことはなさそうです。
この記事が誰かのバイク購入の背中を押せたのであれば嬉しく思います。
他の車種について知りたいときは「バイク車種解説」のカテゴリをチェックしてみてね!
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