okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いた方は
という方ではないでしょうか。
なにも対策をしないと夏ツーリングの暑さは尋常ではありませんよね。真夏に1日のほとんどの時間を日向で過ごすなんて普通ではありません。
そこで重要になってくるのが走行風を利用したヘルメットのベンチレーションです。
この記事では
ということについて解説していきます。ベンチレーション最強のヘルメットを探している方はこの記事を読んで少し楽になって頂ければ嬉しく思います。
ヘルメットのベンチレーションとは
ベンチレーションとは、ヘルメットについている換気システムのことで、ヘルメットに設けられた通風孔から走行風を取り込み、ヘルメット内の空気を換気させることができます。
通風孔は開閉式のものや開閉できないものがあります。多くのフルフェイスヘルメット、システムヘルメット、一部のジェットヘルメットに着いている機能です。
涼しいヘルメットベンチレーションの理想と現実
僕がベンチレーション機能がついたヘルメットを被る前のベンチレーションのイメージと実際に被ってみた感想は上の図の感じです。
ベンチレーション最強のヘルメットを探している方の現在のイメージもだいたい同じではないかと思います。
「風が流れるようだ!」「しっかりベンチレーションが効く!」という口コミを真に受けて被ってみると
下を向いて風を迎えに行かないと風入ってこない・・・おでこから先は風流れないし・・・
という感じです。
僕は今までのバイクライフの中でそれなりの数のヘルメットを被ってきました。
その中で1つ気付いていることが
ベンチレーションが凄く効くヘルメットってなくない??
ということです。
風がものすごく通る涼しいベンチレーションはないと思う最大の理由
僕は世界中の全てのヘルメットを被って高速道路を走行した経験があるわけではないので
この世界に絶対にベンチレーションがガンガンに効くヘルメットは存在しない!
と100%自信を持っていうことはできません。
しかし、
あぁ、これってもう99%だな・・・
と思うことがあります。
それはバイク用品店のヘルメットコーナーに扇風機がないということです。
もしも僕が熱心なバイク用品店の店員であればベンチレーション機能を購買の有無の大きな要素にしているお客さんのために扇風機を置きます。
店長!お客様のことを考えたら扇風機を置いた方がいいですよ!
もしも僕が熱心ではないヘルメットメーカーの営業であっても、自社製品の売り上げを上げるために扇風機代を負担してでもヘルメットコーナーに扇風機を置かせてもらいます。
社長!我が社のベンチレーション機能は世界一ィィィ!なので費用を負担してでも扇風機を置いてもらいましょう!売上半端なく上がりますよ!
しかし、僕はベンチレーション機能を試すために置かれている扇風機を見たことがありません。
これはバイク用品店とヘルメットメーカーが
各メーカー、各モデルの間には購買を左右するほどのベンチレーション機能の性能差はない
いや、ダメ。性能差ほとんどないから。
あ、そうなの?
という事なのだと思います。
それか単純にそんな簡単なことに気付いていないか?
涼しいヘルメットのインプレや口コミは比較対象が少ないのであまりあてにならない
しかし、諦めきれないのが「ベンチレーション機能が効く!」という口コミは存在するということです。
レビューや口コミを参考にするときは
ということが大切かなと思います。
先述した「世界中のヘルメットを被って高速道路を走行したことある」という経験を持った人の口コミであれば大変参考になりますが「ベンチレーション機能付きのヘルメットを初めて被った」「比較対象が自分が被っているヘルメットではない(あるいは関連付けられる他の口コミがない)」という場合はあまり参考にはならないと思います。
涼しいベンチレーション機能がついていれば100点だと思うようにすればヘルメット選びは楽になる
この記事は「ベンチレーション機能を否定する」という内容ではありません。
実際僕もベンチレーション機能がついたヘルメットを使っていますし、今後もベンチレーション機能がついたものを選びます。
この記事で伝えたいことは
ベンチレーション機能がついていればOKとする。現在イメージしている「風が流れるようなもの」にこだわり過ぎない方が良い。
ということです。
ベンチレーション機能は「ヘルメット内の空気を換気する」というものではなく、「ヘルメット内の蒸れを排気する」という認識でいた方がいいです。
実際、ベンチレーション機能がついていないヘルメットは蒸れますし、シールドも曇りやすいです。
ベンチレーション機能の優劣ではなく有無でヘルメット選びをすると苦労は減ると思います。
ヘルメットに入れるエアーヘッドの効果について
ベンチレーション機能に不満がある方はヘルメットの中に入れて、帽体と頭部の間に空間を作る「エアーヘッド」の使用を検討するかとおもいます。
せっかくサイズを測って購入し、頭に馴染んだヘルメットをすべて台無しにしてしまいますし、
などという理由でおすすめはしません。
ただし、短い通勤距離で髪の毛がぺちゃんこになってしまう悩みを解決したい方であれば試す価値はあると思います。
ベンチレーション用としてはおすすめしないよ
ヘルメットシールドが曇るのであればベンチレーション以外の対処方法を
ベンチレーション機能がついているヘルメットを被っているにも関わらず、ヘルメットのシールドが曇ってしまい、それを理由にベンチレーション機能が高いヘルメットを探している方は他の方法で曇りを防止した方が高価は高いと思います。
という内容を別記事で解説しているので下の詳細記事を読んでみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
という記事でした。
バイク観が人それぞれであるようにヘルメットやベンチレーション観もそれぞれだと思います。
この記事の内容はあくまでも「僕はこう思います」という内容です。
というかブログ全体がそうよね・・・当然の話よ・・・
この記事でヘルメット選びに迷いに迷っている方の肩が少しでも軽くなったのであれば嬉しく思います。
ベンチレーション機能を追い求めてしまうのはバイクのヘッドライトカスタムににていると思っています。どちらも「青い鳥」だと僕は思っています。
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