okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いた方は、
という方ではないでしょうか。この記事では、
ということについて解説していきます。
僕も初心者のころ右手首の痛みに悩んでいました。そのときに試したら改善した方法を載せておきます!
右手首が痛い!の悩みを解決するのに必要なグッズは3つ。
3000円ちょっとで悩みを解決できます。あとはちょっとした知識。
バイクに乗ると右手首が痛い!の原因
- Q左手はクラッチレバーがあるからわかるけど…右手首は納得できません。スロットル操作が原因ですか?
- A
右手首も左手首も「角度」が原因のことがほとんどです。
クラッチレバーを頻繁に操作する左手首の痛みはなんとなく納得できますが、軽い力でスロットル操作とブレーキレバー操作しかしない右手首が痛いのはなんだか納得できませんよね。
意外に思うかもしれませんが、右手首の痛みのほとんどは「角度」によるものです。
でも、ツーリング後半はスロットルをヒネる度に痛く感じるわよ?
スロットル操作をする度に痛みを感じるのは、別の原因で手首が痛くなった結果、スロットル操作で痛みを感じるようになるということ。原因は別の所にあります。
それぞれ解説します。
ブレーキレバーの角度が悪い
グリップに対してブレーキレバーが上の方にあると必然的に手首を曲げてレバーを引くことになります。
初心者の方はレバーに指をかけながら走る癖がついていることが多いのでバイクの減速Gを手首で受けてしまいがち。
「いつでもブレーキできる安心感」が欲しくてレバーに指をかけがちだけど、ブレーキランプピカピカライダーになってしまうからレバーに触れないようにするよ。
腕を突っ張っている
腕を突っ張って肘がまっすぐになっていると衝撃を吸収できませんし、ついつい腕で体重を支えてしまいがちになります。
その結果手首に負担がかかり痛みを感じたり腱鞘炎になったりします。
グリップをまっすぐ握っている
グリップに対して直角に、まっすぐ握ってしまうと肘を曲げづらくなるので手首に負担がかかり、痛くなったり腱鞘炎になったりします。
人差し指と親指の両方がスイッチボックスに触れていたり、スイッチボックスからの間隔が同じなのはNG。
セパハンで起きやすいニーグリップができていないので体を手首で支えている
体重を腕で支えてしまうと手首に負担がかかり、痛くなったり腱鞘炎になったりします。
つまらない高速道路や幹線道路、直線ではズボラに腕で支えることもありますが、手首が痛くなってしまう方はコーナリングのときにも常に腕で支えてしまっていることが多いです。
グローブのサイズが合っていない、グリップの弱いグローブを使っている
大きめの長靴を履いて歩くと足を前に出した瞬間は長靴は前にはでませんよね。長靴の中の足が長靴にぶつかって初めて長靴は前にでます。
足の動きと長靴の動きに一瞬ラグが起きます。
大きめのグローブをつけているとこれと同じことが置きます。スロットルを捻ってもグローブ内で手が空回りするので一瞬のラグが起きます。
これを嫌がると自然とグリップを握ってグローブを押さえつけようとします。その結果ハンドルから力が抜けずに腕で体重を支えるようになってしまいます。
バイクに乗っても右手首が痛くなくなる対策
原因がわかったので対策を解説していきます。
右手首が痛くなる原因のほとんどは乗車姿勢の見直しで改善できます。
クラッチレバーの角度を調整する
ブレーキレバーの角度を調整して、自然に腕をグリップに置いたときに、腕の延長線上にブレーキレバーがくるようにしましょう。手首に変な角度がつかなければOK。
肘を曲げて腕が突っ張らないようにする
腕で体重を支えないように、肘を曲げて柔らかくグリップを握ります。
タンクの上に大きなボールをイメージすると良い感じに握れます。
グリップを外から握る
グリップと腕に角度が着くように、グリップの外側から優しく握ります。
握ったときに人差し指がスイッチボックスに触れ、親指は触れていない状態になるようにしましょう
ニーグリップをしっかりして下半身と腹筋&背筋で体を支える
特に減速時や山道などのワインディングを走るときは腕ではなく、
- 腹筋
- 背筋
- ニーグリップ
特にセパハンのSSは姿勢と速度が見合わないと腕で支えてしまいがち・・・加速しているときはすごくイイんですけどね。
腹筋ローラーは腹筋だけじゃなく上半身全体に刺激が入るからすごくいいよ!
サイズの合ったグローブ・グリップの良いグローブを使う
サイズの合っているグローブをつけるようにしたり、インナーグローブをつけて隙間を埋めてあげるとラグがなくなりグリップから力を抜くことができるようになったりします。
サイズが合っていても単純にグローブが滑りやすいものだと力は入ってしまうのでそんなグローブを使っている場合は買い替えをおすすめします。
手首のサポーターを使う
手首に角度をつけてグリップを握る癖が抜けない方、ここまで解説した対策を試しても改善しない方は手首用のサポーターを使って「手首に角度がつかない状態」を強制的に作る方法がおすすめ。
手首を固定して角度がつかなくするよ!
「手首をサポート」というよりも「バイク用の手首矯正ギプス」的に使用しましょう。
- 2本の添え木付き
- 通気性のよい素材
- バックルに通してマジックテープで固定するだけの簡単取り付け
- 手のひら側の面積が最小限なので操作への影響が少ない
僕も初心者のころ手首の痛み・腱鞘炎に悩んでいました。そのときは痛みを抑えるためにサポーターを使っていましたが、今考えればサポーターのおかげで手首の角度が矯正されたのだと思います。
スロットルアシストを使う
ここまでの内容で改善しなかった場合、相当頑固な「手首曲げ癖」がついていると思われるので、矯正が済むまではスロットルアシストを使用するのがおすすめ。
手首が正しい角度になるようにスロットルアシストをセットして走れば角度をつける癖が改善し、スロットル操作の痛みも減るので一石二鳥。
ただし、スロットルアシストを使用するのは高速道路に限定したほうが安全上良いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
右手首が痛いという方のために、
ということについて解説しました。
この記事が誰かのツーリングの悩みを解決し、バイクライフがもっと楽に楽しく、もっと遠くに行けるお手伝いができたのであれば嬉しく思います。
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