okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いた方は
という方ではないでしょうか。
最初から身も蓋もないことを書きますが、ネオクラシックを明確に定義づけられる人は恐らくいないと思います。
この記事では
ということを解説していきます。
ネオクラシックバイクという言葉の誕生とネオクラシック(という言葉の)ブーム
バイクにおける「ネオクラシック」という言葉はかなり新しく、体感的にはカワサキZ900RSの発売(2017年12月)あたりから使われ始めた言葉です。
その後、「それまではネオクラシックではなかったバイクがネオクラシックとして扱われる事案」「ただのネイキッドがネオクラシックとして扱われる事案」が多発しました。というか現在進行系でしています。
GB350,エストレア、SR、W800、メグロK3はネオクラシックだよ!
性能が低いのでクラシックタイプだと思います。
カタナはネオクラシックだよ!
カウルがついているのでちょっと違和感あります。少なくともクラシック感はないと思います。ただの「新型カタナ」だと思います。
CB1100はネオクラシック!
CBはシリーズとして生産され続けてきたので「CBの進化の到達点の1つ」に過ぎないと思います。
ゼファーはネオクラシックだよ
ただの昔のネイキッドだと思います。
などなど、色々な考え方があります。明確な定義がない以上それも正解なのだとは思います。
その中にあって、
という4車種をネオクラシックと呼ぶことに異論がある方は少ないと思います。
僕もこの4車種に関してはネオクラだと認識しています。
ネオクラシックバイクとは?ネオクラの定義
ネオクラシックは「ネオレトロ」「ネオクラ」とも呼ばれるネイキッドの中の1ジャンルです。
一般的に語られるネオクラシックバイクの定義としては
というのが主流であると思っています。
この定義に照らし合わせればR nineTやZ900RSというのはネオクラシックであるということができます。
しかし、
この2つは一見クラシックタイプに見えなくもありませんが、よくよく見ると丸目1灯のヘッドライト以外「クラシック要素」は皆無です。そして1970年代以降のネイキッドバイクのデザインを模したものでもありません。
「性能の高さ」以外、ネオクラシックバイクの定義に引っかかる部分がありません。
一般的に言われている定義に照らし合わせると「ネオクラシックではない」ということになってしまいます。
もしも、
の4車種からネオクラシックバイクを定義づけようとすると
丸目1灯で性能が高いネイキッドバイク
ということになってしまいます。
それってただのネイキッドじゃない???
最初にネオクラって言ったやつ出てこいマジで。責任取れ。定義しろ。ついでに「アメリカン」って言ったやつも出てこい。直4ネイキッドをジャパニーズって言ってるようなもんだろあれ。
このように言葉としての歴史が浅い「ネオクラシックバイク」を定義付けるのはとても難しいです。ボク個人としては先述の4車種以外はネオクラシックバイクだとは思っていませんが、それでは車種紹介ができないので、このブログでは無理やり・・・
丸目1灯で性能が高いネイキッドバイク
という定義で車種紹介をしていきます。あくまでも「ネオクラの考え方の1つ」という認識でいて頂ければと思います。
「それはネオクラじゃねーだろ」という車種もあると思いますが、それは僕も同じ思いです・・・。
ネオクラっぽいバイクを定義づけせずに
「(クラシックバイクだけど)ネオクラです!」
「(根拠はないけどネオクラっぽいから)ネオクラです!」
と紹介するのは簡単なんだけど、
「(一定の根拠をもって)ネオクラです!」
と紹介するのは超難しいんだよね。
多くのブロガーが根拠もなくネオクラネオクラ言ってるけどね・・・
僕と同じように「一定の根拠を示しつつ」ネオクラを解説している方の記事のリンクを張っておきます。本記事と同じく「ネオクラの考え方の1つ」ですが、そこら辺のバイク関係のライターが書いた記事より全然参考になります。あなたなりのネオクラ像を深めるきっかけにして下さい。
125cc~のネオクラシックバイク
舞子公園到着!#今年初走り#CB125R pic.twitter.com/lhvSPLRsGq
— kuwachan@センダボ修理中&JC79 (@ffsarami) January 3, 2022
125cc原付二種のバイクは費用的には原付き寄り、道路交通法的には中型バイク寄りというというとてもコストパフォーマンスに優れた種類のバイクです。
特に通勤通学、ちょっとした買い物などの街乗りに置いてはどんなバイクよりも、どんな車よりもどんな乗り物よりも優れていると言っても過言ではありません。
スクーターであれば街乗りに特化していなますが、MTバイクであれば趣味要素を強くすることができます。
セカンドバイクとしても楽しめる良い排気量です。
ただし、125ccを超えると話は変わってきます。車種が少ないので250cc未満のものと一緒に紹介しますが、当ブログでは125~250ccのバイクはおすすめしていません。
街乗り最速で、小さいから振り回せる楽しさもあるよ!
250ccのネオクラシックバイク
#バイク記念日
— Honda Bike (ホンダ バイク) (@HondaBike_hmj) March 7, 2021
今日は #CB250R 記念日!
発表から3周年です。
「日常の移動を遊びに変える “SPORTS ROADSTER” 」をコンセプトに開発された、新世代CBです🆕 pic.twitter.com/WclIfDswbL
少なっ!!!
よっしゃ!!禁じ手でクラシックバイク混ぜてしまおう!!
最低だな・・・
「クラシックバイクはネオクラではないですよ」という考え方の1つを広めるきっかけになるかもしれませんしね!HAHAHA!!!
(物は言いようだな。最低だなこいつ・・・)
250ccのバイクはそれ以下の排気量のバイク、それ以下の排気量のバイクと比べてメリットが多いので、「バイク趣味を始めよう」と考えている方にもっともおすすめできるバイクです。
「非力」と言われますが、それは「非常識な運転」をする場合に限ってのことです。常識的な運転であれば必要十分。初心者の方にはバイクの楽しさを教え、ベテランの人には操る楽しさを思い出させてくれる良き排気量です。
また、車検がなので維持費が安くなるということだけでなく、車検を意識したカスタムを心がける必要がなく、「カリカリカスタムバイク」に仕上げられます。
良いか悪いかは1回置いておいて・・・
高速道路も乗れるから、125ccよりもツーリングの範囲が何倍にも広がるよ!
400ccのネオクラシックバイク
久々にゆっくり海を見た気がする#バイク #ducati #scrambler
— ZEN (@Zens44yo) September 15, 2018
# sixty2 pic.twitter.com/NpxPZLZjqq
うーん寂しい!混じぇ混じぇ!!
ネオクラ400の記事を無理やりひり出して書いてるライターと変わらないじゃん・・・
僕はクラシックとネオクラを一緒に考えることを改めてもらうために書くんです!HAHAHA!!!
普通自動二輪免許で乗れる最大の排気量クラスが400ccです。
1つ下の排気量帯の250ccクラスとは150ccの差しかありませんが、「体感できる性能差」としては600ccと1000ccの差よりも大きいと思います。
600ccと1000ccだとどっちも凄すぎるから体感できる性能差は250と400差より少なく感じるよ。
これは僕がバイク下手くそなせいであって、上手な人はダイレクトに感じられるんだと思います。
車検があるので維持費は大型バイクとほとんど変わらないので「中途半端」と言われることがありますが、日本の道路事情(起伏に富んだタイトなワインディングが多い)には最もマッチしている排気量だと思います。
日本の免許制度に合わせた独特な排気量ですが、最近は海外のレースカテゴリのおかげで、海外メーカーの車種も増えています。
逆に国内メーカーは車検がない250ccとハイパワーな大型バイクの間の400ccを「中途半端」と考えているのか、各メーカーあまり力を入れていないというのが現状です。
教習所で大型二輪免許を取れるようになる前は「最も身近な最大排気量」だったから昔は一番力を入れていたんじゃがの。
現代の400ccクラスはこだわりのあるライダーが「このバイクに乗りたい!」と強く思って乗る排気量帯ですね。
大型クラスのネオクラシックバイク
#俺のバイクはかっこいい定期#xsr900#完成度高いデザインのクセにカスタムし放題
— たいそん (@gori_rider_845) January 7, 2022
チープな仕上がりが大好き😂 pic.twitter.com/Q5WI21bChG
1969年から1989年までは「国内で販売するバイクの最大排気量は750CCまで、最大出力は77PSまで」というメーカー側の自主規制が存在しました。2007年に出力に関するすべての自主規制が撤廃されました。
つまり、20年間は国内のバイクの最大排気量は750ccだったということです。これが
このバイクナナハン?
と聞かれる理由です。ナナハンは長く最大排気量だったので一般の方も知っているためです。
大型バイクは「公道では不要」と言われることが多いですが、その頂点の排気量帯です。
「公道では不要」というと125cc以上は不要な感じもしますけどね・・・
趣味性の塊で、楽しく走らせるには高い技術が必要になります。初心者の方が乗っても真の楽しさに気付けないままバイクライフを終えてしまうことになるので注意が必要です。
バイクの「走る曲がる止まる」を身に着けてから乗るようにした方が良いでしょう。
ネオクラシックバイクの車種まとめ
いかがでしたでしょうか。
小さいものから大きいものまで、国内海外関わらず網羅的にネオクラシックバイクの車種を紹介してみました。
スペックなどが気になるネオクラシックバイクがあれば詳細記事で確認してみてください。
他の車種について知りたいときは「バイク車種解説」のカテゴリをチェックしてみてね!
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